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東山 (370m) 神河町 25000図=「長谷」 大師堂をいただく地元の山 map 神河町南小田に東山がある。集落の東にあるから東山。昔、疫病が流行したとき、それを鎮めるために頂上に「おだいっさん(お大師様)」を祀ったという。子どもたちは、この山で遊び、遠足で登った。南小田の人たちは、今でも年2回、おだいっさんにお参りして清掃活動をしている。
山は防獣ネットで囲まれているので、どこからでも入れない。しばらく登山口を探したが見つからない。もう一度聞きに行こうかと車に戻ると、そこにゲートがあった。
ゲートから、スギ・ヒノキの暗い林に入った。そこには、うっすらと踏み跡があった。山の裾を回り込むように進む。谷に下ると、目の前に山の斜面が急角度で立ちはだかっていた。
倒木をくぐると、右へ踏み跡があった。そこを過ぎると、浅い谷に出た。もう踏み跡はなくなった。
谷を登り切るとコルに出た。コルの向こう側には、自然林が広がっていた。ここから尾根を登ると山頂に達した。
山頂には、午後の日差しが射し込み、木の幹が長い影をつくっていた。まだ緑色の実をつけたコナラの葉が落ちていた。
山頂をあとにしてコルまで下ると、そこからいい山道が斜めに下っていた。やはり登山道はあった。登山道は倒木地点まで続き、さらにそこから行きには通らなかった道が続いていた。
山行日:2023年8月26日
行き(マップ赤):スタート地点~倒木地点~コル~東山山頂帰り(マップ青):東山山頂~コル~倒木地点~炭焼き窯跡~墓の登山口 map |
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| 墓の右脇から登山道が山頂までついている。ゆっくり歩いても30分程度で登ることができる。 |
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| 山頂の岩石 白亜紀後期 大河内層 溶結火山礫凝灰岩 |
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風化が進み、白い粘土鉱物が生じてもろい。石英の結晶片が少量残っているが、他の鉱物は変質している。溶結レンズは風化によって強調され明瞭である。 コルの手前までは、超丹波帯山崎層の砂岩や頁岩が分布している。若干のホルンフェルス化が見られ、また頁岩には黄鉄鉱が生じている。 |
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