一時期の灯火
第3話 永遠なる光 〜〜TO BE CONTINUED〜〜
衝撃的な出来事などはいつも不意に起こるものである。
そう・・・彼等もまた例外ではなかったのだ・・・。
ティファ「きゃ〜〜〜!!!これがクラウド!?かわい〜〜!!」
クラウド「うわあ!?み、見るな!!」
ティファ「え〜!?いいじゃない。もっと見せてよ〜♪」
ザックス「あははは〜〜!!これがあいつ!?間抜けな顔してるな〜〜!!」
エアリス「は!?何言ってるの?あなた一回死んじゃう?」
ザックス「え!?いやいやいやいや!?俺は別に何も・・・。うぎゃああああ!!」
ここはクラウドとエアリスの家。今日は友達のティファとザックスが学校の帰りに家により、よりにもよってクラウドとエアリスのいろんな意味で恥ずかしいアルバムを発見されたのである。
ザックス「ハハハハ・・・。んにしてもこれは傑作だぞ?まるっきり逆だもんな」
そのアルバムの中の写真はクラウドたちが小さい頃の写真も入っていたのだがその中の写真にクラウドはまるっきり女の子の格好。頭にはリボン、ふりふりのスカートをはいて何処から見ても可愛い女の子にしか見えない・・・。それに髪の毛も普通に降りている・・・。いつからあんな強固なツンツン頭になったのか不思議だ。
そしてエアリスの方は体中泥だらけでちょうど野球でホームランを打った瞬間であった。彼女が木バットを持つと妙にしっくりくるのが不思議だ。
クラウド「うるさいな〜。仕方ないだろ。親がなんとなく着せた記念に写真を撮っておいただけなんだから・・・。けどまだ残っていたなんて・・・。はぁ〜・・・」
エアリス「いいじゃない別に〜。似合っているわよ♪クラウドちゃん♪」
クラウド「何!?その言葉聞き捨てならないぞ!!ちょうど俺が女装させられた時に、エアリスが野球の試合なんかに連れ出したものだから・・・。その後俺がどんな思いで過ごした事か!!」
エアリス「何ですって〜!?んなの関係ないわ!!女装されるあんたが悪い!!それに・・・姉さんって呼びなさいっていつも言っているでしょ!!」
といつものように喧嘩を始めるクラウドとエアリス。そんな光景を見慣れたティファとザックスは特にあわてる様子もなくのほほんとしていた。
ザックス「んにしても・・・。お前ら本当に似てないな〜。一応双子なんだろ?」
クラウド「イテテ・・・。え?双子って言っても二卵性だから、まあ似てもらっても困るけどな」
エアリス「冗談じゃないわ!!私だって誰がこんなガキと!!」
クラウド「誰がガキだ!!誰が!!」
エアリス「あんたよ!!あんた以外に誰がいるって言うのよ!!」
ティファ「・・・・いいわね・・姉弟って・・・。楽しそう」
一人っ子のティファにはこの光景が羨ましいものにも見えていた。
ザックス「え?・・・そ、そうか?(汗)」
とザックスはちょっと苦笑いをしながらまた2人でアルバムに目を移していった・・・。とその時。
ティファ「ん?・・・・なんだかおかしいわね・・・」
ザックス「え?何がだよ?」
ティファ「ほら・・・これ見てよ。エアリスの方は赤ちゃんの頃の写真もあるのにクラウドの方は全然無いのよ・・・。いくら偶然だとしても双子なのに一人だけが無いなんて不自然すぎるわよ・・・」
とアルバムをパラパラとめくりながら説明していった。
ザックス「言われてみればそうだな・・・。なあクラウド、お前の小さい頃の写真は無いのか?」
クラウド「ぐはあ!?うげええええ!?(謎叫)はぁはぁはぁはぁ・・・・・え?俺の小さい頃の写真?・・・・そういえば見たことないな・・・」
ティファ「じゃ、エアリスは知らないの?」
エアリス「おほほほほほ〜!!このエアリス様にたてつこうなんて100年早いのよ!!え?クラウドの写真?・・・そういえば・・・見たことないわね」
と当のご本人達に聞いてもこのザマだ。
エアリス「そうね・・・今度お母さん達にでも聞いてみるわ。それにしてもあなた達・・・。時間の方は大丈夫なの?」
あまりにもアルバムに集中するあまり辺りはもう真っ暗になっていた。
ティファ「え!?もうそんな時間!?帰らなくちゃ!!今日は二人ともありがとね!今度また写真見せてね〜♪それじゃ!」
と、玄関に駆け出すティファ。そしてザックスは・・・。
ザックス「うわ〜、もう真っ暗じゃね〜か。・・・・帰るの面倒くさいな・・。今日泊めてくれよ!!な!いいだろ?」
エアリス「冗談じゃないわ!!年頃の娘がいる家にこんな野蛮人を泊まらせるなんて出来るわけ無いじゃないの!!」
ザックス「は?何言ってるの?俺は別にお前の部屋で寝るなんて一言も言ってないぞ?クラウドと寝るんだもんな〜♪それに勘違いするんじゃねぇよ。自意識過剰じゃねぇの?クラウド〜、今夜は何を語り合うか?あははは〜。」
クラウド「え?・・・ええ?」
とクラウドを引き連れてエアリスの部屋を出ようとしたとき。
ムンズ(ザックスの襟をつかむ音)
エアリス「いいから出て行きやがぇえええ!!このハリネズミが!!」
とザックスの襟をつかみ逆背負い投げの感じで窓からザックスを放り投げた。(ここは2階)
ザックス「うぎゃああああ!!!!」
ドシャ〜ン!!バキバキ!!!
そのまま彼は自分のバイクにぶつかり血だらけになっていた。
そばを通りかかったおばちゃん達は「まあまあ♪あらあら♪」と薄笑いをするだけで一向に助けようとはしない。ぴくぴくと痙攣をおこすザックス今年で17歳・・・。哀れである。
エアリス「ったく・・・。う〜ん〜、あ、そろそろご飯の時間みたいね。クラウド行くわよ」
と軽く背伸びをして部屋を出ようとすりエアリス。しかしクラウドは何かを考え込んでいるようだ・・・。
クラウド「俺の写真・・・。何故ないんだ?気になる・・・・。それに小さい頃の記憶が思い出せない・・・・。なあ、エアリス。小さい頃。つまり赤ん坊の頃の記憶ってあるか?」
エアリス「赤ん坊の頃の記憶?そんなもの覚えているわけ無いじゃない。それよりも、ほら!!早く!!」
クラウド「あ・・・ああ・・・分かった今すぐ行くよ・・・(確かにそうだよな)」
と言いつつ部屋を出る二人なのでした・・・・。
翌日の朝
エアリス「おはよう〜・・・。ん?クラウドじゃないの、今日は早いのね」
クラウド「あ・・ああ・・・」
と寝ぼけ眼のエアリス。クラウドはちょうど朝食を食べているところだった。
イファルナ「今日はあなた達の誕生日よ♪だから今日は早く帰ってくるのよ♪」
エアリス「え!?今日だったの?すっかり忘れてた〜」
ガスト「ハハハ、自分の誕生日を忘れるなんてもうボケが始まったのか?」
イファルナ「まあ、あなたったら、この年でなるわけ無いじゃありませんか、なるのだったらまずは私達ですよ〜。おほほほほ〜」
ガスト「お、それもそうだったな。あははははー!」
エアリス「・・・・・・・・・・」
クラウド「・・・・・・・・・・」
朝からこのテンションはなんなんだろう。天然と言うよりも逝っちゃってるよ。と思った二人でした。
と、ここで時間は一気に過ぎ放課後に。ちょうど終礼のチャイムがなった頃であった。
クラウド「やはり気になる・・・。家に帰ったら母さんに聞いてみるか・・・」
と早々に家路に着くクラウドでした。
ガチャ
クラウド「ただいま〜。あれ?父さんの靴がある・・・。帰ってきているのか?」
とリビングの戸を開けようとしたときに・・・。イファルナとガストの声がクラウドの耳に入ってきた。
イファルナ「ねえ・・・。あなた。今日はあの子達の誕生日なんだし・・・。もうあの事を言ってもいいと思うのよ・・・」
ガスト「そうだな・・・。いつかは分かってしまうもの・・・。それなら私たちの口から言ったほうがあの子達も納得しやすいだろう・・・。」
クラウド「・・・・?・・・・。一体何の話をしているんだ?」
とドアノブに手を掛けようとしたときに。
イファルナ「まさか本当の兄弟ではないなんて知ったら・・・」
クラウド「!?」
クラウドの動きは止まった。目の先の一点を見つめるだけであった。
ガスト「クラウドには悪い事をしたのかもしれないな・・・。今までずっと嘘をついていた事に・・・」
イファルナ「大丈夫よあなた・・・。私たちは十分あの子を育ててきたわ・・・。あの子はきっと理解してくれる・・・。例え私たちの子でなくても・・・」
クラウド「俺がこの家の子じゃない?・・・。だったら俺は・・・誰、なんだ?」
ガタン!!
クラウドは思わずよろけてしまいそばにあったものに足をぶつけてしまった。
イファルナ「誰?・・・は!?クラウド!!」
ガスト「まさか・・・聞いていたのか?・・・」
思わず取り乱す二人だがその目は決心を付けたかのように真っ直ぐクラウドを見つめていた。
クラウド「う・・・ううう・・・うわーーーーーー!!!!」
その視線に耐え切れなくなったクラウドは思わず外に飛び出そうとした・・・。が!
ガチャ
ティファ「あら?クラウドじゃないの?どうしたの、そんなに慌てて」
ザックス「お〜クラウド〜。今日お前の誕生日だろ?お呼ばれにきたぜ!」
エアリス「ちょっとクラウド!!あんたが先に帰るから誰がこの荷物を持つってのよ!!それに誰もあんたなんて呼んでないっての!!これは私の誕生日でもあるのよ!!」
ザックス「いいじゃね〜か別に!!それにその荷物だって俺が持ってやったんだぜ!!少しは感謝ぐらいしたらどうだ!!」
と騒ぎ出す二人だが。
クラウド「く!!どいてくれ!!」
と3人を押しのけ外へ飛び出してしまった。
ティファ「あ!!クラウド!!何処に行くの!!」
ティファはそう叫んだがもうクラウドの姿は何処にも無かった・・・。
「今日はクラウドの誕生日〜♪ランランラン〜♪何をプレゼントしようかな〜?あ、こうゆう時はちょっと恥ずかしいが「クラウド・・・。これがお前へのプレゼントだ・・・。もちろん受け取ってくれるな?」といいつつ自分にラッピング♪あはは〜♪もうセフィーったら何考えてるんだ!てへ♪」
と壊れに壊れまくっているのがクラウド達が通っている学校の生徒会長。セフィロスその人であった。
セフィロス「とまあ・・・。こんな冗談はやめてクラウドの家は何処に・・・。こんな事なら地図でも持ってくるのだったな。」
・・・道に迷っている学校のアイドルセフィロスであった。(いつからだよ)
セフィロス「ん?あれは・・・・。」
彼の目線の先には目線を地面にいきっぱなしで、オーラがとてもどす黒いクラウドがとぼとぼと歩いていました。
セフィロス「(ラッキー♪クラウドの家に行かなくても会えるなんて・・・。やはりこうでなくては(にやり))ん?クラウドではないか?そこで何をしているんだ?」
といかにも偶然を装った話し方で呼びかけてみる。
クラウド「あ・・・セフィロスさん・・・。いえ、別に何も・・・」
とかなりテンションの低い喋り方のクラウドでした。
セフィロス「・・・何かあったのか?元気がないようだが・・・。」
クラウド「いえ・・・。別に何も無いんです・・・。特に用が無いなら俺はこれで・・・」
と去ろうとするクラウド。
セフィロス「(は!?クラウドがいってしまう!!ここでチャンスを逃したらきっとあの変な3人が邪魔にするに違いない!!)ちょ、ちょっと待ってクラウド!!」
クラウド「え?何でしょうか?」
セフィロス「今日はお前の誕生日だろ?ほら・・・。お前にプレゼントだ。」
と小さい箱に綺麗にラッピングされていたものを渡すセフィロス。
セフィロス「中身は私が調合したハーブだ。作用は主に鎮静作用や、寝れないときに使うといいぞ(ククク・・・まあ、それだけじゃないんだがな(謎笑))」
と謎の笑いを浮かべるセフィロス。しかしクラウドの方は何か浮かないかをしている。
セフィロス「どうやら・・・私のプレゼントは気に入られなかったようだな・・・」
と少し落ち込んでみせるセフィロス。もちろんこれも作戦だ。
クラウド「え!?いえ!!そんな事はありません!!とっても嬉しいですよ!!・・・けど・・・ただ・・・」
とすぐに目線を落としてしまうクラウド。
セフィロス「ただ?・・・・何か悩み事でもあるのか?私でよければ相談に乗るが・・・。」
とすこし腰を落としクラウドと同じ目線になって話しかける。
クラウド「セ、セフィロスさん〜〜!!!」
とクラウドがセフィロスに抱きついてきた!!
セフィロス「お、おいクラウド!?(ええ!?何この展開!?もしかして急展開な予感!?)」
と、とても嬉しそうなセフィロス。興奮するクラウドをなだめながら話を聞いてやることにした。
クラウド「・・・・とそうゆうことだったんです。まさか・・・こんな事だったなんて。」
セフィロス「そうだったのか・・・・・・。まさかお前がそうゆう状況になっていたとはな・・・」
と話を聞き終わったが、クラウドは相変わらず落ち込んだままだった。
セフィロス「・・・・クラウド・・。なんなら今夜一晩だけ私の家に泊まりに来るか?」
クラウド「・・・・・え?」
セフィロス「いや・・・。無理にとは言わないが。こんな状態ではお前も正確な判断は難しいだろう・・。なら一晩じっくり考えて冷静になった方がいいのと思ったのだがな・・・。どうだ?」
とセフィロス的にも一か八かの賭けに出た。いや〜、いろんな邪な思いが飛び交ってますね〜(謎)
クラウド「で、でも・・・」
と考え込むクラウド。
セフィロス「(な〜!!こうなったら最後の手段だ!!)そうか・・・いや、悪かったなこんな話をさせてしまって・・・。私には付け入る隙間はないようだな・・・。」
と立ち去ろうとするセフィロス。
セフィロス「(ああ!!神様!!もし本当にいるのなら私めにお慈悲を!!)」
とクラウドが呼び止めてくれないかと心の中でひやひやしていた。
クラウド「あ・・・・待ってください!!・・・・さっきの話・・・本当にいいのですか?」
「よっしゃーーーーー!!!!神様ありがとう!!(泣)」と心の中でガッツポーズのセフィロス。すぐに振り向き。
セフィロス「当たり前じゃないか、私とお前の仲だろう?さあ、そうと決まったら急いで帰るか。」
クラウド「は、はい!!」
と「いつからそんな仲になったんだよ」と言うのは聞こえなかった事にして、クラウドはまんまとセフィロスの術中にはまってしまったのであった!!(馬鹿)
とこちらはエアリス側。
ティファ「えええ!?クラウドはこの家の子じゃない!?」
ザックス「そうか・・・。だからあいつあんなに・・・・」
エアリス「・・・・・・・・」
とイファルナとガストの話を聞く三人。
イファルナ「私が悪かったのよ・・・。私が!!!」
ガスト「悪いのはお前だけじゃない・・・。私もだ・・・」
と、さめざめのお二人さん。二人がこんなテンションだと逆に怖いよね(おい
ティファ「もしこれが私だったら・・・・どうしていたのかな・・・・。素直に「はいそうですか」なんて言えないかも・・・」
ザックス「ああ・・・俺もそうかもしれないな・・・・」
ガタン!!
とエアリスが急に立ち上がり、扉の方へ走っていった。
ティファ「エ、エアリス!?一体何処に行くのよ!?」
エアリス「決まってるじゃない!!クラウドを捜しに行くのよ!!」
ザックス「・・・・そうだな・・・。まずはあいつに会わないと何も始まらないよな・・・。よし!!俺も行くぜ!!」
ティファ「私も行くわ!!」
と立ち上がる二人。
イファルナ「まって!!私も行くわ!!」
エアリス「お母さん達はここで待ってて!!クラウドが返ってきたとき誰もいないと困るでしょ?」
イファルナ「え・・ええ・・そうね・・。分かったわ。いってらっしゃい・・・。あなた達・・・。でもね・・・私たち本当にクラウドを騙す気はなかったのよ、これだけは信じてちょうだい」
エアリス「・・・・そんなの当たり前じゃない!!分かってるわよ!!じゃいってきます!!」
と家を飛び出す3人であった・・・・。
ここはセフィロス邸・・・。ちょうどクラウド達がついたときのようだ・・・。
クラウド「うわ〜・・・。セフィロスさんの家って大きいんですね〜。どこかの屋敷みたいですよ。」
セフィロス「ハハハ、そうか?普通だと思うのだが・・・。あと「セフィロスさん」って言うのはよしてくれないか?なんか聞きなれなくてね・・。セフィロスでいいよ。」
クラウド「え?そうですか・・・ならセフィロス・・・・ああ!?なんか恥ずかしいですね!!(///▽///)」
とここでノックダウンのセフィロス!!思いっきり脳天ぶちまけれらた様でした。
セフィロス「(ぐはぁ!?(吐血)な、なんて可愛い奴なんだ!!「恥ずかしいですね!!」ぐはあ!?(思い出し更に吐血)お前のためなら例えどんなことでもして見せよう!!)」と心の中で何かに燃えているセフィロス。しかしその様子に気づかないクラウド。ああ・・・一体クラウドはどうなっちまうのか!!(謎
というか実際はさん付けなんて聞き慣れていた。逆に呼び捨てで呼ばれるほうがあんまり聞く事がない方だ。あと呼び捨てよりも「二人だけのときはセフィーとよんでね♪」とか言いたかったけどさすがにそれは止めておいた。
クラウド「・・・今頃みんな心配しているのかな・・・」
と呟くクラウド。これはヤバイとセフィロスは。
セフィロス「お前の家族には私から連絡をしておくから安心しろ・・・。疲れただろう?先に風呂にでも入ったらどうだ?全身泥だらけじゃないか」
クラウド「え?あ・・・本当だ」
クラウドは家を飛び出した後混乱していたためそこら辺を一気に走り抜けていた。だからいつの間にか泥が付いていたのだろう。クラウドはセフィロスの申し出を受け、汚れた体を洗い流す事にした。
とこっちはエアリス側。3人は一生懸命になってクラウドを捜していたのだがなかなか見つからなかった。だってセフィロスの家にいるから見つかるわけ無いじゃん(謎
ティファ「はぁはぁはぁ・・・どう、そっちにいた?」
ザックス「いや・・・。まさかあいつやけになって・・・・」
ティファ「そんなわけないじゃない!!そんなわけ・・・・」
とかなり疲れている様子であった。
エアリス「まったく・・・・あいつったら・・・・」
とその時エアリスのPHSの音がなった。(これ微妙だな〜(謎)
電話に出るエアリス。
エアリス「はい・・・・。え?そうなの!?分かったわ・・・。何とか心当たりあるところを捜してみるわ・・・。うん・・・じゃあね」
といい電話を切った。
ティファ「誰からだったの?もしかしてクラウドから!?」
エアリス「それが・・・。お母さんからなんだけど・・・・。家に電話があったらしいのよ・・・。」
電話の内容「クラウドは私が預かった・・・。なあに心配する事は無い。明日には家に帰らせると約束しよう・・・。彼もまだ心の準備が整っていないようなのでな・・・ではそうゆうことだ。(受話器を下ろす瞬間、向こう側からもれてきた声)あっ!!ちょっと待って!私も一緒に入ろう!!な〜に恥ずかしがる事は無いさ!!あははー」
エアリス「って言う電話が・・・・」
ザックス「おいおい・・・もしかして電話のあいてってもしかして・・・・」
エアリス「ええ!!あいつしかいないわよ!!あの銀髪変態野郎め!!今度こそ海の藻屑よ!!」
ザックス「でもよお・・・。ここからは遠いよな・・・。ここからあそこまでは変な道路になっているから、かなり遠回りしないと・・・・。くそ!!一直線に行ければすぐなんだが・・・。」
と悔しがるザックス・・・。しかし一人だけ妙なオーラを発生させている人がいた・・・。
ティファ「クラウドが・・・・クラウドが・・・・クラウドがあんな奴に!?!!?いや〜〜〜!!!!!!!!」
とティファのパワーが炸裂!!拳からの闘気は数々の家々を吹き飛ばしながら突き進み、目の前の建物は一直線に綺麗になくなってしまった。後に残ったのはセフィロス邸へ続く廃墟だけであった。
ザックス「・・・・よ、よし!!一直線の道が出来たぞ!!(汗)」
エアリス「じゃあ一気に行くわよ!!」
凄い勢いで走り去っていく2人・・・。後に残されたのは放心状態のティファだけであった。
ティファ「・・・・え・・・・ええ!?なにこれ!?あ!!待ってよ二人とも〜〜!!」(・・・・・こんなキャラだっけ?(謎汗))んでこっちはセフィロス邸。ちょうどクラウドとセフィロスがお風呂に入っていた。
セフィロス「ん〜、良い湯だな〜。なあクラウド?」
クラウド「ええ〜そうですね〜」
セフィロス邸の浴場は広かった・・・。いや、マジで(謎)
セフィロス「(んにしても・・・クラウドのあの髪型はどうなっているのだ?形変わっていないじゃないか・・・よ〜し!!)なあクラウド!!髪洗ってやろうか!!」
クラウド「ええ!?い、いいですよ〜。別に。」
セフィロス「まあ、そういうな・・・。」
と言いつつ無理やりクラウドを浴槽から出しクラウドの頭を洗い始めた。
セフィロス「(こ、これは!?お湯を付けたときはちょっとだけしか変わらなかったのに、シャンプー&リンスを付けたとたん「ふにゃ」ってなったぞ!!「ふにゃ」って!!(爆))
あまりの真実の衝撃に動きの止まっていたセフィロスだったが
クラウド「あ、あの・・・セフィロス?」
と言われて慌てて我に戻りクラウドの髪を洗い始めた
セフィロス「お前の髪は面白いな〜♪そりゃ!!こうしてやる!!」
クラウド「うわ!?やめてくださいよ〜セフィロス!!」
と楽しい時を過ごしていた。
セフィロス「(な〜んだ・・・別に体を入れ替えなくても普通でも十分じゃないか・・・・。クックック・・・今夜が楽しみだ)」
とまたもや邪な思いをめぐらすセフィロス!!ああ!?クラウドマジでやばいさ!!(誰だよ。こっちはエアリス側。ティファの暴走のお陰で何とかセフィロス邸にはついたのだが、なぜか中へ入れさせてもらえずに困っていた。
エアリス「きっとあいつが私たちを入れさせないように言いつけているんだわ!!」
ザックス「くそ!!こうも警備が頑丈じゃなかなか中に入るのは難しいぞ!!」
ティファ「ク、クラウドが・・・・・」
と意気消沈でありました。しかしエアリスが何かを思いついたようにザックスにこそこそと話をしていました。
ザックス「ま、まじかよ(汗)でもそんなにうまくいくかね〜」
エアリス「だってこれしかないでしょ!!さあ!!決まったら即実行よ!!」
そしてそさくさとセフィロス邸の裏の方まで移動しました。そして壁に3人は近づき。
エアリス「あ〜クラウド大丈夫かしら〜。なんてったってあの銀髪変態野郎だからね〜。この前みたいに体入れ替わったりしてクラウドの体で、最初はまずあんなことしてこんなことしてあまつさえこんなことしちゃって最後にはあ〜んなことしているんでしょうね〜・・・。」
と次々に放送禁止用語を連発するエアリス。ザックスは素で引いていた。
ティファ「ク、クラウドがそんな・・・そんな・・・・!!!!!」
とティファがエネルギーを放出しようとしたときに!!
エアリス「さあ!!こいつをセフィロスだと思って思いっきりやっちゃってもいいわよ!!」
とザックスをティファの前に突き出すエアリス。
ザックス「えええ!?おい!!俺はそんな事聞いてないぞ!!ちょ、ちょっとまて!!ティファ!!俺がセフィロスに見えるか!?見えないだろ!!そうだよな!だって俺は黒髪であいつは銀髪で・・・・ほら!!身長だって違うだろ!?ああ・・・なんだよ、その眼つき・・・。おい・・おい・・・おいおいおいおいおいおいうぎゃああああああ!?!?!」
ドカーーーーーーーーーン!!!!
哀れザックス・・・・。ティファの怒りの直撃を喰らい、もはや生命が持っているオーラそのものを失ったという感じだ。しかしその衝撃のお陰でセフィロス邸の壁にひびができて何とか中へ侵入することが出来た。尊い犠牲のお陰で。
そしてこちらはセフィロス側。一風呂浴びてすっきりしたクラウドたちは就寝する事にした。セフィロスの部屋で。
クラウド「うわ〜部屋の方も広いんですね〜。」
と部屋を見渡すクラウド、ベランダの方も見てみる。
クラウド「庭も広いですね〜。迷いそうです(苦笑)あれ・・・・何あのアンパンマン。」
セフィロス「(あ!?消すの忘れてた!?(汗))えっとあれは・・・。ちょうどここでパーティがあってな!!来ていた子供たちを喜ばれるために書いたんだ」
クラウド「へ〜セフィロスが?子供のためだなんて・・・・優しいんですね」
セフィロス「そ、そうかな?(汗)」
と勘違いしまくりのクラウド。まさかこれが魔性の魔方陣とは思いもよらないだろう。
クラウド「そういえば・・・この部屋ってベットは一つしかないのですか?」
セフィロス「ん?ああ。この部屋にはひとつしかないが・・・。それがなにか?」
クラウド「い、いえ!!俺は布団さえもらえればソファーにでも寝ときますから!!」
と慌てるクラウド・・・。その時セフィロスはクラウドをベットに押し倒す。
クラウド「セ、セフィロス・・・・?」
セフィロス「クラウド・・・。今日は色々あってなかなか寝付けないだろう?・・・だから良く眠れるようにしてやるのさ・・・」
ぐあああ!?一体どうなっちゃうのクラウド!!書いているこっちが恥ずかしいよ!!(だから誰さ?
そしてそんな時エアリス側は・・。
ザックス「全く・・・。なんて広いんだこの屋敷は!!」
ティファ「早くしないとクラウドが!!」
といつの間にかいるザックスと、さっき思いっきりエアリスに怯えさせられパニくっているティファは、セフィロス邸の中で迷っていた。
エアリス「う〜ん、前に来たときはどうだったかしらね〜・・・。この部屋かしら?」
と部屋に入ってみるがやはり違うようだった。そしてその部屋から出ようとした時誰かの声が聞こえた。
ティファ「この声は・・・クラウドだわ!!どこ!!何処にいるのクラウド!!」
と叫ぶティファ。
ザックス「シッ!!・・・・・・・。隣の部屋みたいだぜ」
と耳を済ませたザックスが壁を指差す。その方向の壁に耳をつけると確かにクラウドの声が聞こえた・・・。しかし・・・。何かが違うようだった。
クラウド「えっと・・・・・・こ、こうですか?」
セフィロス「ククク・・・。そうだ、なかなかうまくなったようだな・・・」
クラウド「え!?そうですか!?こんな事ぐらいなら・・・・いつだっていいですよ・・・」
と妙に意味ありげな会話。一斉に顔を見合わせる3人。そしてすぐに聞き耳を立てる。
セフィロス「では今度はクラウドの番だな・・・。さあ、楽にしろ・・・」
クラウド「は、はい・・・。う・・・・あ・・・・はうあ・・・・。セ、セフィロスゥ・・・」
とクラウドの切ない声が!!ここまで来るとこれを書いている作者の頭を疑いたくなってくる(謎)
ティファ「ううう・・・・。クラウドが・・・クラウドが・・・」
ザックス「まさか・・・こんな事だったとはな・・・」
エアリス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
とティファは泣き、ザックスは意気消沈していた・・・・。エアリスはまだ聞き耳を立てている。とその時。
セフィロス「ならこれはどうだ?」
クラウド「え?・・・・・ぐがあああ!?セフィロス!!痛いよ!! やめて!!」
とクラウドの叫び声が!!もう聞く気のなかった2人も我に返ったように向こう側の声を聞き始めた。
セフィロス「ククク・・・ここが痛いのか?」
クラウド「くぅああああ!!い、痛い・・・。こ、こんな事って・・・まさかこんな事だったなんて!!」
セフィロス「クククク・・・もう抵抗するのはよせ。体が与える感覚に素直になるのだ・・・。現実を受け止めろ、その証拠に・・・ほら、ここをこうすると?」
クラウド「うああああ!?痛い!?もうやめてよセフィロス!!」
次々に聞こえるクラウドの悲鳴!!もはや聞く方も耐えられないほどだった。
ザックス「くそ!!奴の部屋はこの隣だよな!!俺は行くぞ!!」
ティファ「私もいくわ!!クラウドを・・・クラウドをよくも!!」
と立ち上がる二人、しかしエアリスは無反応であった。
エアリス「・・・・・・・・・・・・」
ティファ「エアリス!?エアリスどうしちゃったの!?早く行かないとエアリスが!!」
エアリス「・・・・・・・・・・・・」
ザックス「・・・・・・ティファ行くぞ!!」
ティファ「え?・・・でもエアリスが」
ザックス「いいんだよ!!それよりも早く行かないとクラウドが!!」
ティファ「そ、そうね・・・。それじゃ行くわよ!!」
と勢いよく部屋を出る2人。ただ一人エアリスを置いて・・・。
2人はセフィロスの部屋の前に立っていた。中からは今でもクラウドの痛いほどの悲鳴が聞こえてくる。
ザックス「クラウド・・・・今助けてやるからな!!」
ティファ「セフィロス・・・・絶対許さない!!」
バン!!
思いっきり扉を勢いよく開ける2人。そして一気に部屋の中央まで飛び出し身構える!!
ザックス「セフィロス!!よくもクラウドをぉおおおお・・お・・・・・お?」
ティファ「クラウド!!大丈夫!!・・・・・ってクラウド!?」
2人の目の前には・・・。
「セフィロスに足ツボマッサージを受けて涙目になり、かなり痛いけど結構気持ちよかったりしているクラウドの姿があったぁあああああ!!!(謎叫)」
クラウド「くぅううう〜、痛いけど気持ち良いかも♪あれ?なんでこんなとこにいるんだよ?ティファ、ザックス」
ティファ「えっと・・・・。これは一体?(謎汗)」
セフィロス「ん?見て分からんのか?足ツボマッサージだ。つぼを押す場所での反応で身体のどの臓器が悪いか分かる奴だ。クラウドはどうやら胃の調子が悪いみたいだな・・・。きっとストレスのせいだろう。というかこれ知らないのか?」
ザックス「んなもん誰でも知っとるわ!!って言うか何だ、最初のあの、クラウドが「は、はい・・・。う・・・・あ・・・・はうあ・・・・。セ、セフィロスゥ・・・」っていう切ない声は!!あれは何なんだよ!!」
クラウド「え?俺そんな声出てた?あれは普通のマッサージ受けてたんだよ、セフィロスってうまいんだぞ〜。思わず鳥肌立っちゃうよ。あ、俺ちょっと教えてもらったんだ!!それになんかスジがいいみたい。こんどお前にもしてやろうか?」
と能天気なクラちゃん。そりゃあんな声だしたら勘違いするっての(謎声)思わずザックスも
ザックス「お、おう・・・。今度頼むよ(本当に気持ちよさそう)」
なんて思っている(はず)だ。
ティファ「よかった〜。クラウドが居なくなった時はどうなっちゃう事かと思ったわよ・・・」
と、気が抜けてへたり込んでしまうティファ。
クラウド「え?そうだったの?・・・・ごめんな・・・。でもそんなに俺の事が心配だった?俺って信用無いんだな〜」
ティファ「だって、てっきりクラウドは「あ〜クラウド大丈夫かしら〜。なんてったってあの銀髪変態野郎だからね〜。この前みたいに体入れ替わったりしてクラウドの体で、最初はまずあんなことしてこんなことしてあまつさえこんなことしちゃって最後にはあ〜んなことしているんでしょうね〜・・・。」って思っちゃったから・・・。そんな事あるはず無いのにね・・てへ♪」
と自分の頭にこつんのティファちゃん。さっきのエアリスの言葉をそのまま口にしちまいやがった。一気にその場の空気が凍りつく。
クラウド「ティ、ティファ・・・。もしかして今までずっとそんな目で俺を・・・・?」
思いっきり悲しい目で見つめるクラウド。
ティファ「え!?ち、ちがうわよ!!これはね・・エアリ・・・・」v
とティファが真実を話そうとしたその時!!
ドガーーーーン!!バキバキ!!ドシャ!!パラパラパラ・・・・。
隣の壁が崩れた・・・。というよりも風化した。そして壁の代わりにそこには変なオーラを身にまとったエアリスがいた。
エアリス「クラウド・・・・セフィロス・・・・・殺す!!(キュピーン)」
クラウド「エアリス!?な、何でここに!?ってか俺殺されるの!?(滝汗)」
ああ〜きっとエアリスの思考はさっきの「は、はい・・・。う・・・・あ・・・・はうあ・・・・。セ、セフィロスゥ・・・」で止まっていたのだ!!(ってこればっかり出してるな・汗)
セフィロス「ん?こいつは・・・・」
ティファ「まってエアリス!!これは違ったのよ!!ねえ聞いてる!?」
ザックス「そうなんだよ!!これは俺たちの勘違いだったみたいだったんだ!!だから落ち着けって・・・お願いだから落ち着いてくれって!!(泣)」
そんな彼らの空しい叫びも今のエアリスには聞こえない。そしてエアリスは呪文を唱え始める。
エアリス「汚れ無き天空の光よ・・・・血にまみれし不浄を照らし出せ!!! ホーーーーリーーーーー!!!っていうか消滅しろこのホ○野郎人ども!!」
エアリスは最強の白魔法ホーリーを唱えた!!
クラウド「えええ!?○モ野郎ってなんだよ!?っていうか俺も攻撃対象!?」
ザックス「うげげ!?なんで学園物なのに魔法使えてるんだよ!?」
と言う突っ込みはもはや前作でとっくの昔に崩れちゃってるけどね(謎
ここでセフィロスが負けるはずが無い!!
セフィロス「フフフ・・・この私に歯向かおうというのか!!ならば星を巡る流れとなるがいい!!時は来た!!許されざる者達の頭上に星砕け降り注げぇえ!!!メテオ!!!というかお前放送禁止用語発声しすぎだ!!(謎)
ティファ「いやああ!?何この展開!?アホらしいわ!!」
とこっちもこっちで凄い魔法を!!約○の地じゃないと発動できないとかそんなのも無しね(謎・あとFF○ってのもね(大謎
ドカーン!!ドカドカガキーーーーーンン!!グシャ!!ベチョ!!ネチョ!!(謎
2つの最強魔法が衝突する衝撃はすさまじいものがあった!!一気にセフィロスの部屋どころか屋敷の半分くらいは吹っ飛んでいた。
クラウド「う・・・うん?・・・・ここは?ってあちち!?」
クラウドは気がついたらエアリスによって引きづられてた・・・髪の毛を持たれて。
クラウド「痛たたた!!ちょっと痛いよ!それに引きづられるから摩擦で微妙に熱いし!!っていい加減に離せってば!!」
パ!
エアリスは素直に手を離した。しかいクラウドにとっては不意なので、ゴツンという音はしたが。
クラウド「いて!!そんな急に離すこと無いだろ!」
エアリス「ごちゃごちゃ言ってないで帰るわよ!!」
クラウド「え?帰るって・・・どこに?」
エアリス「あんたそんな事も忘れちゃったの?今日は私たちに誕生日なのよ。みんな家であんたの帰りを待ってるわよ・・・」
と少し顔に影を出すエアリス。
クラウド「でも・・・俺はあの家の子じゃ・・・」
エアリス「馬鹿なこと言ってるんじゃないわよ!!あんたがどう思おうとあんたは私のたった一人の弟なのよ!!それが血が繋がっていようとか繋がっていまいとか関係ないわ!!今まで楽しいことがあったじゃない!!それが私たち家族の絆なのよ!!あんたそんな事まで忘れちゃったの!!クラウドの馬鹿!!クラウドの・・・・」
エアリスは腰が抜けたように座り込んでしまった、そして泣いている。そんな様子にあっけに取られたようなクラウドだったが。
クラウド「そうだ・・・そうだったね。俺は今まで何やってたんだろう・・・。確かに血の繋がりはない・・・。確かに赤の他人かもしれないけど、俺にとってはみんな大切な家族なんだ!!ごめんよエアリス!!俺すっかり忘れちゃってたみたいだよ・・・。本当にゴメン」
と泣きじゃくるエアリスの頭にコツンと自分の頭をぶつける・・・。(ほらよくあるじゃないですか、ドラマとかでおでことおでこをコツンとか・・・。まあ、クラウドの髪型だったらきっと1本か2本ぐらい何かが刺さるでしょうけどそこら辺は何とかなるのがファンファジー☆(謎パクリ)
エアリス「ひっくひっく・・・。はい、クラウドに誕生日プレゼントよ」
クラウド「お、俺に?・・・・(ガサガサ)・・・こ、これはチョコボのキーホルダー!?しかもトウホウフハイ限定モデルじゃないか!?こ、これは?・・・(彼はチョコボマニア。だから髪型もチョコボカット(嘘)
エアリス「ティファとザックスと一緒に見つけたのよ・・・。探すの大変だったんだから」
クラウド「エアリス・・・・」
クラウドは嬉しさと悲しさで胸がいっぱいだった。一つは自分のためにまさかあのエアリスがここまでしてくれるとは思いもよらず、もう一つはセフィロス邸があまりにも居心地よかったので「う〜ん、もし本当にあの家の子じゃなかったらセフィロスに頼んで居候でもやろうかな〜」なんて思っちゃってたからだ。
エアリス「・・・・・・・・・・・・・・・・」
エアリスは何か言いたげな様子でクラウドを見ていた。それに気づいたクラウドは。
クラウド「ん?どうしたのエアリス?」
エアリス「私の誕生日プレゼントは?」
クラウド「え?」
エアリス「クラウドは用意していないの?私へのプレゼントは」
クラウド「えええ!?(謎汗)」
エアリス「まさか・・・・用意していないなんて言うんじゃないわよね?」
クラウド「え〜と・・・それがね」
エアリス「な〜にクラウド?(にこり)」
クラウド「実は用意していないんだ(大汗)」
エアリス「はい?」
クラウド「だから用意していないの」
エアリス「はい!?」
クラウド「だからね・・・」
エアリス「え!?なんて!?!?」
クラウド「エアリスへのプレゼントの用意してないの!!」
エアリス「え?」
その場の空気が凍りついた・・・というか砕け散る。その代わりに熱い・・・確かに熱いけど寒気を覚えるオーラが立ち込めていった・・・。
エアリス「あはははははー、そうなんだーー♪」
クラウド「うん〜♪実はそうだったんだよ♪」
エアリス「クラウドぉおおおおおおおおお!!!!!」
クラウド「ひぃいいいいい!!!」
彼は頭の中で考えていた・・・。今回はどんな仕打ちを受けるのだろうか・・・。朝は大抵ロッドでしょ・・・。背負い投げの方は昨日ザックスが喰らってたし・・・。もしかして・・・「蹴り」!?この場で撲殺決定?うそ?まじで?(汗)なんて考えていた(謎)
エアリス「あんたなんて(むんず)ささっと(ぐい)どこかに(ぐいぐいと)・・・・・逝っちまえぇええええええ!!!!!!」
クラウド「うぁああああああああああ!?」
背負い投げ炸裂!!そう背負い投げです!!あらら・・・・クラウド君はもうお空のかなたですよ。まるでバイキンマンみたいですね、ウフフフフ(謎)
エアリス「まったく・・・・。まあ、いっか♪さ〜て、あの二人起こして帰ろうかな〜」
と元セフィロスの部屋の方に向かうエアリスでした。
ティファ「ねえ・・・ザックス」
ザックス「ん?なんだ?・・・」
ティファ「私達って原作でこんな扱いだったかしら・・・」
ザックス「う・・・・。それを言うなよ(泣)」
ティファ「ううう・・・そうよね(泣)」
ザックス「少なくともあいつは違うよな・・・」
ティファ「そうね・・・あの人だけは違うわよね・・・。少なくともあんなこと言っちゃいけないわ、ヒロインなのにね」
二人は泣いていた・・・。がれきの上で。そしてセフィロスはというと・・・。
セフィロス「ククク・・・・真のヒロインは私だ・・・・」
一生言っとれ。
その後クラウドは運良く(?)自分の家に激突して両親に感動のご対面!!
イファルナ「ごめんなさいクラウド・・・。私たちがいけなかったのね・・・」
クラウド「いいんだよ母さん・・・。誰が何といおうとみんなは俺の家族だよ。」
イファルナ「クラウド!!」
クラウド「母さん!!」
感動です!!感動ですよね!!ええ!!最高ですか!!(最高ですー!!・謎)とそんな感涙物の場面のときに
ガスト「それにしても・・・クラウドが一回女装をしてみたいとはな〜」
クラウド「え?」
イファルナ「隠さなくても言いのよクラウド・・・。私たちがいけなかったのよね、あなたがいくら自分の子じゃなくてちょっと「姉妹ってなんかいい感じだわね♪」なんて思っちゃったから・・・・。実は小さい頃の思い出が忘れられないんでしょ?・・・・ねえ!そうなんでしょ!!?」
とものすごい形相で詰め寄るイファルナ。ここらへんが親子だと確信したクラウド。
クラウド「え!ええええ!?ちょっと待ってよ!!うわああああああ〜〜!!」
クラウドの哀れな姿はちょうど帰宅してきたエアリス達に見つかり写真にばっちり撮られてしまった。エアリス曰く。
エアリス「あの手の方で高く売れそうね〜♪」
なんて冗談なんだろうけど冗談に聞こえない台詞を言っていた。かわいそうな彼はこの写真のせいで前よりも彼女に服従しなければならない運命になってしまったとさ♪