泰明さんの好きな藤をめでて頂きたく、“招く口実として”友雅殿は招待しました。
友雅殿の庭は四季折々の見事な花が年中見られるのでしょうけど、泰明さんの好きな藤を
めでていただきたいので、季節はちょうど、五月雨の時期です。

新たなる御招きを兼ねて、泰明さんに文を差し上げるシーンを書こうとしたのですが、短歌なんて、とんと無縁な私(^^; 短歌考えるだけで、2時間くらい。
なのに出来たものは、ダメダメ。。。何せ季語が二つじゃないの〜? これってどうなのかなぁ…
言いたい事を詰め込みすぎて風情なし〜(>_<) 
だいたい国語もヤバイ(大汗)のに、短歌なんて無理じゃい〜!! なんて考えてそれは塵箱ゆき(^^; 

そこで、フィガロ城では知る人ぞ知る、あの長編大作を連載中の、文学部出身Air先生に、内容の雰囲気をお伝えして、詠んで頂きました。
(^_^; アハハ… とりあえず、恋のうた、っぽいそうで・・。まだ友雅×泰明は始まったばかりなのですけど、
友雅殿は何でも良い方向へ御考えになる方ですので、色濃い恋詠、作ってくださって、気に入りました。

Air様解説によりますと、

「五月雨の頃の藤花の艶(宴)もよいものですが、花の美しさを惹き立てる露の流れ落ちた後(梅雨の終
 わった後)でも、褪せることのない橘も素晴らしいものですよ」

との事。この“橘”は花のことをかけて、自身の事(友雅殿は自身過剰っぽい? イメージですが(笑))も、言っているのです。五月雨と橘とできれば、藤という言葉を入れて欲しいという、たいそう我侭なお題で詠んでくださり、有難う御座いました。

五月雨の 藤花の艶も さりながら
露ゆくのちの あせぬ橘

作:Air様

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