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| MLB EXPRESS REVIEW |
| ★2001.12.13〜12.18★ | [MLB EXPRESS REVIEW] |
| ■2001.12.18(現地12.17) | |||||||||
●インディアンズ、ロートンと4年契約、ギタレスと3年契約!![]() インディアンズがこれまでのチームから大きく様変わりしようとしている。メッツから獲得したマット・ロートンと4年契約、FAで獲得したリッキー・ギタレスと3年契約とそれぞれ長期の契約となる。 ギタレスはショートが本来のポジションだが、インディアンズにはオマー・ビスケルがいるためにセカンドに回る。セカンドを守るのは、ギタレスがアストロズに在籍していた1997年、27試合だけ守って以来である。これまでは12回のオールスター出場を誇るロベルト・アロマーの後釜となるだけに注目が集まる。 ●ヤンキース、ホワイトと正式契約!2年間で1000万ドル! ![]() ヤンキースはFAになっていたロンデル・ホワイトと2年間の1000万ドルで正式に契約をした。ホワイトは過去9年間のメジャー生活で4年連続打率3割を記録しており、通算打率は.295である。しかしここ2年は足の怪我もあり、100試合以下の試合出場にとどまっている。ずっとナショナルリーグでプレーしてきたホワイトにとって、ヤンキースは初めてのアメリカンリーグのチームである。来季のヤンキースのレフトを守る予定である。 ●カージナルス、スティーブンソンとカイロとそれぞれ1年契約! ![]() カージナルスはギャレット・スティーブンソン投手、ミゲル・カイロ内野手とそれぞれ1年契約を結んだ。スティーブンソンは2000年に16勝(9敗)をマークしたが、今年は肘の手術のために1年を棒に振った。スプリングトレーニングには間に合うとされ、来季に再起をかける。カイロはカブスに解雇され、8月にウェーバーにかかったところで、カージナルスが獲得した選手である。 ●37歳のビューナー、怪我に泣いて引退発表が近いか!? ![]() マリナーズで14年間プレーしたジェイ・ビューナーが、今週中にも引退を発表するかもしれないと報じられた。メジャーリーグ史上10人目となる3年連続の40HR(1995〜97年)を記録するなどのパワーも見せつけた。チームのまとめ役としての役割も果たしており、人気者でもあったが、最近は怪我で十分な働きを見せられないでいたことも引退を決めた理由とされている。現在、ビューナーは37歳である。 ●ベイカー、前立腺ガンの手術成功!春には間に合う! ジャイアンツ監督のダスティ・ベイカーが前立腺ガンの手術を受けた。シーズン終了後にガンが発見されたためである。手術は成功し、転移も見られなかったとのことである。52歳のベイカーはスプリングトレーニングには元気な姿を見せてくれることだろう。今季は90勝72敗の地区2位で、ポストシーズンに出場できなかった。 |
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| ■2001.12.17(現地12.16) | |||||||||
●メッツ、エステスを獲得!交換に新庄とリラフォード!![]() ![]() メッツはジャイアンツから28歳左腕のシェーン・エステスを獲得した。エステスは今季、左膝の怪我で約1ヶ月を棒に振ったが、27試合に先発し、9勝8敗の防御率4.02をマーク。通算記録は64勝50敗の防御率4.25であり、1997年にはシーズン19勝をあげ、オールスターにも選出されている。これにより、メッツの先発はアル・ライター、グレンドン・ラッシュ、ブルース・チェンにエステスと4人のサウスポーが並ぶことになり、この中でラッシュには移籍の噂がある。 交換でジャイアンツするのは新庄剛志外野手とデシー・リラフォード内野手の2人である。両選手も2001年のメッツには欠かせない選手として、要所要所で活躍した。メッツはさらにFAのホアン・ゴンザレスにも目を付けているという噂もある。 ●パク、ドジャースとの調停を拒否!果たしてどうなる!? ![]() 今季オフ、FAの目玉となっているパク・チャンホだが、ドジャースの年俸調停を拒否した。ドジャースのGM、ダン・エバンスはパクとの契約延長を臨んでいるが、先週行われたウインターミーティングでは、エバンスとパクの代理人のスコット・ボラスは会話を交わさなかった。 |
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| ■2001.12.16(現地12.15) | |||||||||
●マリナーズ、3投手との交換で、シリーロ獲得が正式決定!![]() マリナーズとロッキーズの間で正式にトレードがまとまった。このトレードのメインはマリナーズ入りするジェフ・シリーロである。シリーロは今季、打率.312、17HR、83打点を記録しており、デビッド・ベル(打率.260、15HR、64打点)の代わりにマリナーズのサードを守る。 1994年にブリュワーズでメジャーデビューを飾ったシリーロは、通算打率が.311と好打者である。さらにサードの守備にも定評があり、守備率.982を記録いる。現在、ナショナルリーグ記録である85試合連続ノーエラーを継続中である。ちなみにメジャーリーグにおいて、サードの連続試合ノーエラーの記録は、1992年から2000年までにジョン・ウェーナーの記録した99試合連続である。 交換でロッキーズ入りするのは、ホゼ・パニアグア、デニー・スターク、ブライアン・フェンテスの3投手である。なお、ロッキーズはパニアグアとの契約が完了した後、タイガースのシェーン・ハルターと交換するつもりだという。 ●ハーマンソン、1対3の交換トレードでレッドソックス入り! ![]() レッドソックスはカージナルスから、ダスティン・ハーマンソンをトレードで獲得した。28歳のハーマンソンは今季、自己最多タイの14勝(13敗)をあげ、特に後半戦では14試合の先発で8勝をあげる活躍を見せた。今季33試合に先発し、そのうち22試合は6回以上を投げるタフさも魅力であり、レッドソックスが野茂英雄との契約に失敗した場合、ペドロ・マルチネスに次ぐ2番手の先発としての活躍が期待される。 代わりにカージナルス入りするのは、リック・アサドリアン外野手、ルイス・ガルシア一塁手、ダスティン・ブリッソン一塁手と3人のマイナーリーガーである。 |
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| ■2001.12.15(現地12.14) | |||||||||
●1週間で2度目のトレード!ジャスティス、アスレティックスへ!![]() 正ヤンキースからメッツへのトレードが成立したばかりのデビッド・ジャスティスが、今度はアスレティックスへトレードされることが決まった。アスレティックスとの交換相手はマーク・ガスリー投手とマイナーのテイラー・イェイテス投手の2人である。ジャスティスはすでに35歳で、今季は2度の故障者リスト入りもあり、打率.241、18HR、51打点にとどまったが、すでに怪我も完治しているとのことで、FAで流出したジェイソン・ジオンビーの代役が求められる。これにより、メッツは来季の外野をロジャー・セデーニョ、新庄剛志、ジェイ・ペイトン、ベニー・アグバヤーニ、ティモ・ペレスの5人体制で臨むことになりそうだ。 ●FAのシュミット、4年間3100万ドルでジャイアンツ残留決定! ![]() 今季途中、パイレーツからジャイアンツ入りし、オフにFAとなっていたジェイソン・シュミットがジャイアンツと4年間で3100万ドルの契約を結び、残留が決まった。5年目の2006年は球団のオプションである。ジャイアンツへ移籍後は、7勝1敗と大活躍した。来季のジャイアンツは、シュミットとラス・オーティス、リバン・ヘルナンデス、カーク・ルーターの4人がローテーションに入ることが予想される。この4人は2003年までの契約を既に結んでいる。 ●マリナーズ、トレードでシリーロを獲得寸前! ![]() マリナーズは、ロッキーズからジェフ・シリーロをトレードで獲得することをほぼ確実とした。マリナーズではデビッド・ベルに代わるサードとしての活躍が期待される。マリナーズはこれでセカンドのブレット・ブーンとの交渉が待たれるところだ。シリーロは今季、138試合に出場し、打率.312、17HR、83打点を記録している好打者であり、サードの守備にも定評がある。 |
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| ■2001.12.14(現地12.13) | |||||||||
●ジオンビー、ヤンキースと正式契約!7年で1億2000万ドル!![]() 正式契約直前とかねてから報道のあったジェイソン・ジオンビーがついにヤンキースと正式契約を果たした。契約内容は7年間の1億2000万ドルというものである。アスレティックス時代につけていた背番号16番はすでにヤンキースの永久欠番のため、新しい背番号として25番を選んだ。というのも2と5を足すと、尊敬するミッキー・マントルの7番になるということからだ。 2000年にMVPを獲得したジオンビーは、今季も打率.342、38HR、120打点とチームを牽引する大活躍。イチローと激しくMVPを争った。出塁率.477、長打率.660は共にリーグトップである。今季、34HRを記録したティノ・マルチネスの代わりにヤンキースのファーストを守ることになる。 ヤンキースは世界一奪回に対し、ジオンビーに加えてロビン・ベンチュラ三塁手、ジョン・バンダーウォル外野手、スティーブ・カーセイ投手と契約。ロンデル・ホワイト外野手、スターリング・ヒッチコック投手とも契約を交わすなど、地盤を固めつつある。 ●弟ジェレミーはマリファナ所持で逮捕されてしまう! ![]() 兄のジェイソン・ジオンビーがヤンキース入りを正式発表した日、実弟のジェレミー・ジオンビーが自らのバッグの中にマリファナを所持していたことが空港で見つかり、逮捕された。27歳のジェレミーは1998年、ロイヤルズでメジャーデビューを飾る。2000年から兄のいるアスレティックスへ移籍し、今季は124試合に出場し、打率.283、12HR、57打点を記録していた。 ●インディアンズ、FAのギタレスと契約!アロマーの後釜へ! インディアンズは、ロベルト・アロマーの抜けたセカンドの穴を埋めるべく、FAのリッキー・ギタレスと契約することが確実となった。内容は3年間で1100万ドルから1200万ドルの間である。ギタレスはずっとショートを守ってきていたが、インディアンズにはオマー・ビスケルがいるため、必然的にセカンドに回ることになりそうだ。 ●ルール5ドラフト!マグリンチーがデビルレイズから指名される! ルール5ドラフトが行われた。メジャーリーグの40人の選手枠から漏れた選手の中で、プロ経験の少ない選手を除いて行われるのがこのルール5ドラフトである。対象選手を他球団が欲しい場合、その選手を指名し5万ドルを払えば、その選手と契約を結ぶことができる。しかし、このドラフトで指名された選手は翌シーズン常にメジャーにおいておかねばならず、仮にマイナー降格となれば、元の球団が2万5000ドルを支払って取り返すということができるというものである。 メジャーでは12人の選手が指名された。1番目に指名されたのは、ブレーブス傘下に所属するケビン・マグリンチー投手である。ここ2年は怪我に泣いてきたが、そろそろ本調士を発揮したいところだ。 |
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| ■2001.12.13(現地12.12) | |||||||||
●エバレット、レンジャーズへ移籍決定!交換相手はオリバー!![]() レッドソックスのカール・エバレット外野手とレンジャーズのダレン・オリバー投手との交換トレードが決まった。エバレットは監督との不和が原因で前から放出が噂されていた。レッドソックスに移籍してきて1年目の2000年は打率3割、34HR、108打点と好成績を残したが、今年はわずか打率.257、14HR、58打点と成績が下落。膝の怪我のため、9月8日でシーズンを終えていた。一方のオリバーは現在31歳の左腕で、今季は11勝11敗の防御率6.02を記録している。 ●セデーニョ、古巣メッツと4年間1800万ドルで契約! ![]() タイガースからFAになっていたロジャー・セデーニョが古巣のメッツと4年間の1800万ドルで契約した。27歳のスイッチヒッターであるセデーニョは、1999年メッツに在籍。盗塁の通算記録を持っているリッキー・ヘンダーソンと共にプレーし、チーム記録である66盗塁を記録している。その年のオフにマイク・ハンプトンを獲得するためのトレードにより、アストロズに移籍した。2001年はタイガースでプレーし、イチローと盗塁王を争ったが、チーム内の揉め事で試合出場のチャンスを失い、タイトルを手にすることができなかった。 ●アースタッド、ホワイトソックス入りが一転して白紙! ![]() エンゼルスのダリン・アースタッドをホワイトソックスへ放出するというトレードがGM同士では合意に至ったものの球団サイドからストップがかかり、破棄された。アースタッドの代わりにエンゼルスに入る予定だったのは、クリス・シングルトン外野手、ジョン・ギャーランド投手と2人のマイナーリーガーという4人であった。 ●メジャーリーガーの平均年俸が初めて200万ドルを超えた! メジャーリーガー1人当たりの平均年俸が初めて200万ドルを越えた。2001年の平均年棒は213万8896ドルであり、これは昨年の平均189万5630ドルから12.8パーセント増となるものである。今から9年前に100万ドルを超えたばかりで、さらにFAが導入される前の25年前の平均年俸は5万1501ドルだった。 特にヤンキースに至っては平均年俸が400万ドルを超えており、今季ポストシーズンに進出した8チームのうち7チームは、チーム別の平均年俸の12位以内に入っており、ペナントを金で買っていると言っても過言ではない。なお、唯一アスレティックスのみが全球団中23位(131万0084ドル)でポストシーズンに進んでいる。 |
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