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| MLB EXPRESS REVIEW |
| ★2001.12.8〜12.12★ | [MLB EXPRESS REVIEW] |
| ■2001.12.12(現地12.11) | |||||||||
●8選手にまたがる大型トレード!アロマーがメッツへ!![]() メッツとインディアンズの間で8人の選手にまたがる大型トレードが成立した。この中で一番の大物は新たにメッツ入りすることになったロベルト・アロマーである。過去12回もオールスターに出場している名セカンドであり、アロマーの加入によって、セカンドを守っていたエドガード・アルフォンゾをサードへコンバートさせることになりそうだ。 アロマーの代わりにインディアンズするのは、今季途中にメッツ入りしたマット・ロートン外野手、メッツの将来の鍵を握るとまで言われたアレックス・エスコバル外野手、27歳右腕のジェラド・リガン投手と後から発表される2人を加えて5人であり、メッツ入りするのはアロマーの他にマイク・バクシック投手、ダニー・ピープルズ一塁手である。 エスコバルはまだ23歳と若く、この放出には疑問の声が聞こえ始めている。さらにセカンドを失ったインディアンズは、フェルナンド・ビーニャ、ポーキー・リースらに興味を持っているという。来季、インディアンズの二遊間をオマー・ビスケルと守ることになるのは一体誰だろうか。 ●マリナーズ、24歳の若手捕手デービスを獲得! ![]() マリナーズが若い捕手、ベン・デービスをパドレスから獲得した。その他にも内野全てを守れるユーティリティプレイヤーのアレックス・アリアス、ウォスカー・セラーノ投手を獲得し、交換相手でパドレス入りするのがブレット・トムコ投手、ラモン・バスケス遊撃手、トム・ランプキン捕手の3人である。 デービスは今季、パドレスの正捕手の座を手にしたばかりの24歳である。マリナーズの正捕手ダン・ウイルソンが来季オフにFAとなるため、先手を打った形となる。なお、パドレスはバスケスをショートで使い、今季ショートだったダンジェロ・ヒメネスをセカンド、サードだったフィル・ネビンをファースト、ファーストだったライアン・クレスコをライトに回し、サードには新人のシーン・バローズを起用する予定である。 ●ヤングとエンカーナシオンの外野手同士のトレードが成立! ![]() 放出が噂されていたレッズのドミトリー・ヤング外野手が、ホアン・エンカーナシオン外野手、ルイス・ピネダ投手と1対2のトレードでタイガース入りすることになった。ヤングは4年連続で打率3割をキープしているが、ケン・グリフィー・ジュニアと成長著しいアダム・ダンが外野にいることと、チームの緊縮財政もあり、放出が決まった。エンカーナシオンは潜在能力こそ認められているが、まだそれを発揮していない。 ●ホワイトソックス、クローザーのフォークと契約を2年延長! ![]() ホワイトソックスはクローザーのキース・フォークと2年間の1000万ドルで契約を延長した。2000年は34セーブ、今季は42セーブをあげており、ホワイトソックスの球団史上、2年連続で30セーブ以上あげたのはフォークで3人目である。特にここ2年間は本拠地での57回のセーブ機会に54個のセーブを記録。そのうちには29回セーブ成功ということもあった。 |
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| ■2001.12.11(現地12.10) | |||||||||
| ●チーム削減問題、2003年まで凍結か!? メジャーリーグに降りかかったチーム削減問題。選手会側とオーナー側の話し合いで、削減自体を2003年までに延期しようという話が急浮上してきた。削減予定の2チームの選手に関して、保証の問題などが時間の関係もありまとまらないことなどが原因である。正式決定ではないが、この線で落ち着きそうだ。 ●ジオンビー、ヤンキースと7年1億2000万ドルで契約直前! ![]() ヤンキースとの契約が目前とされるジェイソン・ジオンビーだが、ほぼ両者間で合意が得られていると伝えられた。その契約内容は7年間で1億1700万ドルから、1億2000万ドルの間という。1億2000万ドルとなると1年当たり1714万ドルであり、これは1年当たりではメジャーリーグ史上5番目の高額となる。ジオンビーの上には、アレックス・ロドリゲス(2520万ドル)、マニー・ラミレス(2000万ドル)、デレク・ジーター(1890万ドル)、サミー・ソーサ(1800万ドル)らがいる。ジオンビーの契約がまとまれば、他にFAとなっている外野手、ホアン・ゴンザレス、モイゼス・アルーらにも影響を及ぼしそうだ。 ●カブス、ブルージェイズからA・ゴンザレスを獲得! ![]() カブスはブル−ジェイズからアレックス・ゴンザレスをトレードで獲得した。交換相手は左投手のフェリックス・ヘレディアともう一人は後から発表される。ゴンザレスは、昨年のウインターミーティングで4年間の2000万ドルで契約を交わしている、28歳のショートストップである。カブスはFAとなったリッキー・ギタレスの代わりにショートで起用する予定だ。今季のゴンザレスは、打率.253、17HR、76打点、79得点を記録している。 |
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| ■2001.12.10(現地12.9) | |||||||||
| ●ウインターミーティング開幕!初日は大きな動きなし! チーム削減問題に困惑のメジャーリーグだが、ウインターミーティングが始まった。今季はバリー・ボンズ、ジェイソン・ジオンビー、パク・チャンホ、ホアン・ゴンザレスら大物FA選手の行き先が未だ決まらないでいる。今年のFA選手以外にも移籍候補として名前が挙がっているのが、ゲーリー・シェフィールド、ジャーメイン・ダイ、スコット・ローレン、オマー・ビスケル、ジェフ・シリーロ、クリフ・フロイド、ラウル・モンデシーらであり、目が離せない。 昨年のウインターミーティングでは、初日にマイク・ハンプトンがロッキーズと8年間で1億2100万ドルという大型契約を結んだことが契機となり、アレックス・ロドリゲスがレンジャーズと10年間で2億5200万ドル、マニー・ラミレスがレッドソックスと8年間で1億6000万ドルという大型契約が相次いだ。しかし、今年の初日は何事もなく静かに終わった。嵐の前触れというところか。 |
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| ■2001.12.9(現地12.8) | |||||||||
●ブレーブス、キャスティーヤを獲得!チッパーをレフトへコンバート!![]() ブレーブスはFAになっていたビニー・キャスティーヤを2年間800万ドルで契約した。現在34歳のキャスティーヤだが、1990年にブレーブスと契約し、プロ生活を始めたという因縁の球団である。結局、1992年の拡張ドラフトでロッキーズに指名され、その後は強打ロッキーズ打線の一役を担った。2000年にデビルレイズに移籍に、シーズン途中にアストロズへ移籍していた。 キャスティーヤのポジションはサードであるため、これまでサードとして5度のオールスター出場を果たしているチッパー・ジョーンズをレフトへコンバートすることになりそうだ。このため、レフトのBJ・サーホフはファーストにコンバートするか、移籍ということになる。 |
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| ■2001.12.8(現地12.7) | |||||||||
●ニューヨーク同士のトレード成立!ジャスティスとベンチュラ!![]() ![]() ニューヨークに本拠を構えるヤンキースとメッツの間でトレードがまとまった。デビッド・ジャスティス外野手とロビン・ベンチュラ三塁手の交換で、両チームの思惑が一致したトレードとなった。この両チーム間のトレードというのは、1992年以来というもので、メッツが創立された1962年から数えれば、6度目ということになる。 35歳のジャスティスは、過去ブレーブス、インディアンズ、ヤンキースで計10回もプレーオフを経験しており、マイク・ピアザを生かす左の大砲として期待されている。2000年にはインディアンズとヤンキースの両チームで合わせて、キャリア最高の41本のホームランを放った。今季は右足の股関節を痛め、2度も故障者リストに入るなどし、打率.241、18HR、51打点に終わっている。一方のベンチュラはスコット・ブローシャスの抜けたサードに入ることになりそうだ。両選手とも来季オフにはFAとなる。 ジェイソン・ジオンビー獲得まで秒読み段階とされているヤンキースは、スティーブ・カーセイと4年間の2225万ドルで契約をまとめた。なお、5年目はオプションとなる。 ●アスレティックス、若きクローザー、コッチを獲得! ![]() クローザーを失うことが確実となったアスレティックスは、2人のマイナーリーガーと交換でブルージェイズからビリー・コッチを獲得した。コッチは今季44試合に登板し、2勝5敗の36セーブをマークし、メジャーデビューしてからここまでの3年間で、11勝13敗の100セーブという通算成績を26歳の若さで達成している。 代わりにブルージェイズに行くことになったマイナーリーガーとは、エリック・ヒンスキー三塁手とジャスティン・ミラー投手の2人である。今季3Aで打率.282、25HR、79打点を記録しているヒンスキーだが、アスレティックスのサードにはエリック・チャベスがいるため出番がない。一方のミラーは、同じく3Aで7勝10敗の防御率4.75を記録している。共に24歳の期待の有望株である。 ●イズリングハウゼン、カージナルス入りがほぼ確実へ! ![]() アスレティックスからFAになっているジェイソン・イズリングハウゼンが、移籍先にカージナルスを選ぶことがほぼ確実となった。4年間で2700万ドルという契約内容であり、カージナルスでは当然クローザーをつとめることになる。イズリングハウゼンは、1999年途中にメッツからアスレティックスに移籍してきた。ここ2年間で、合わせて67セーブを記録している。 ●FAのロペス、結局ブレーブスへ残留の方向へ! ![]() ブレーブスは正捕手のハビア・ロペスと600万ドルで1年間、契約を延長した。なお、2003年は選手サイドに選択権のあるオプションとなる。ロペスは今季は打率.267とメジャーで初めてフルタイム出場した1995年以来、最低の成績に終わった。あくまでも本人はプロ生活をスタートさせたブレーブスに愛着を持っており、残留という希望が叶えられた形となった。 |
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