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MLB EXPRESS

MLB EXPRESS REVIEW

★2001.10.6〜10.8★ [MLB EXPRESS REVIEW]

■2001.10.8(現地10.7)
■2001年メジャーリーグの公式戦が終わった。そして間髪入れずプレーオフが始まります。今年はどんな名勝負を見せてくれるのか。

●試合結果 〔先がビジター、後がホーム〕
▼National League
○MARLINS 4-2 ●BRAVES
○EXPOS 5-0 ●METS
○PHILLIES 4-1 ●REDS
●DIAMONDBACKS 5-15 ○BREWERS
○ASTROS 9-2 ●CARDINALS
○PIRATES 4-3 ●CUBS
●DODGERS 1-2 ○GIANTS
○ROCKIES 14-5 ●PADRES
▼American League
○ROYALS 10-4 ●TIGERS
○INDIANS 3-2 ●BLUE JAYS
○YANKEES 1-0 ●DEVIL RAYS
●WHITE SOX 5-8 ○TWINS
○ATHLETICS 6-2 ●ANGELS
○RANGERS 4-3 ●MARINERS

●グウィン、最後はショートゴロ!ヘンダーソン、通算3000本安打達成!
グウィン、ご苦労様!!やっくり休んで頂戴!!▼NL【○ROCKIES 14-5 ●PADRES】

パドレス一筋にプレーをしてきたトニー・グウィン。そのグウィンのメジャー最後の試合をついに迎えた。この日は、将来の殿堂入り確実な選手の最後を見送るため、60,103人もの観客が集まった。5対14と大量リードして迎えた9回裏、グウィンが代打として登場。大歓声の中、初球を打って、ショートゴロに終わる。これがグウィンのメジャー最後の打席となった。

グウィンは20年間のキャリアの中で、8度の首位打者を獲得し、「安打製造機」の名を欲しいままにした。ストライキがあった1994年には、打率.394をマークし、あわや4割という大活躍も見せた。1999年には3000本安打も達成したグウィンは通算打率.338(19年連続3割)、通算安打3141本(歴代17位)でその輝かしいキャリアの幕を閉じた。晩年は左ヒザを痛め、代打での出場が目立ったが、ゴールドグラブ賞を5回も獲得している守備も売りだった。

41歳のグウィンに負けず劣らず、42歳のリッキー・ヘンダーソンが初回に迎えた第1打席に通算3000本安打となる2塁打を放った。メジャー史上24人目の3000本安打達成である。この後、フィル・ネビンのタイムリーでホームに生還し、通算2248得点を記録した。

通算3000本安打は史上25人目の快挙です。試合はロッキーズ先発のジョン・トムソンは立ち上がりに3点を奪われるが、尻上がりに良くなっていく内容で、結局7回を投げ7安打3失点という内容で今季4勝目(5敗)をマークした。しかも、トムソンにとってはキャリア最多となる12個もの奪三振を記録した。

ロッキーズ打線も3回表にホアン・ピエールが2ランホームランを放つ。続く4回裏にはジャコブ・クルーズの2ランホームランからはじまり、タイムリーヒットで出塁したピエールが2盗、3盗し、これが相手の送球エラーを誘い、ホームイン。最後はホアン・ユーリビの2ランホームランが飛び出し、この回7安打を集中し、一挙8点を奪い勝負を決めた。

グウィンは引退後、息子のアンソニーが外野手としてプレーしているサンディエゴ州立大学の監督を務めることが、既に決まっている。2004年に新球場を開場予定のパドレスは、球場沿いの通りにグウィンの名前を付けることも決めた。。

●マリナーズ、最終戦飾れず!今季116勝はメジャーリーグのタイ記録!
▼AL【○RANGERS 4-3 ●MARINERS】

3対3で迎えた9回表、レンジャーズ打線はマウンド上のジェフ・ネルソンを攻め、ヒットと四球で2アウト満塁のチャンスを作ると、ラファエル・パルメイロがライト前へ運び、勝ち越しの1点を奪い、これが決勝点となった。最終戦を飾ったレンジャーズだが、今年の目玉だったアレックス・ロドリゲスはこの日4打数1安打の打率.318で移籍1年目のシーズンを終えた。チームをプレーオフに導くことは出来なかったが、52本のホームランを放ち、自身初のホームラン王のタイトルを獲得した。

1906年にカブスが記録した116勝というメジャー記録を懸けて、マリナーズが臨んだこの試合だが、敗れてしまい記録更新はならなかった。マリナーズ先発のアーロン・シーリーはパルメイロに2ランホームランを浴びるなど、5回を投げ8安打3失点という内容で降板した。打線もダン・ウイルソンジェイ・ビューナーのホームランが飛び出すが勝利を手にすることはできなかった。

最終戦において4打数1安打のイチローは打率.350でメジャー1年目で首位打者のタイトルを獲得した。新人での首位打者は1964年のトニー・オリバ以来2人目である。最終戦まででも13試合連続ヒットを継続中で、今季積み上げた安打数は242本にものぼる。これは両リーグにおいてダントツトップである。さらに56個目の盗塁を決めたイチローはロジャー・セデーニョを抜き去り、単独盗塁王にも輝いた。

●レイノルズ、通算100勝目!両チームが同率でプレーオフ進出へ!
シェーン・レイノルズ▼NL【○ASTROS 9-2 ●CARDINALS】

アストロズ先発のシェーン・レイノルズは、初回にJD・ドリューに先制ホームランを浴び1点を先制されるが、2回以降はランナーを出しながらも要所要所を抑え、結局、7回1/3を投げ8安打1失点という内容でチームに勝利をもたらした。レイノルズは今季14勝目(11敗)をマークしたが、これはレイノルズ自身通算100勝目という区切りの勝利となった。また、この日の勝利で、アストロズとカージナルスが共に93勝69敗で同率となったが、両チームがプレーオフ進出を決めていることと、直接対決でアストロズが9勝7敗とリードしていることから、アストロズが地区優勝チーム、カージナルスがワイルドカードとしてプレーオフに臨む。

対するカージナルス先発はダリル・カイル。カイルは2回表、リチャード・ヒダルゴに2ランホームランを浴び、勝ち越しを許す。6回表にもランス・バークマンにタイムリーヒットを打たれ、続く7回表にはジェフ・バグウェルの2ランホームラン含み一挙4点奪われ、カイルは途中降板した。6回2/3を投げ10安打7失点という内容で今季11敗目(16勝)となった。登板前はリーグ2位の防御率2.90をマークしていたが、この日の7失点でリーグ5位の3.09となった。

昨年は投打が噛み合わず、72勝90敗という散々な成績でリーグ4位に終わったアストロズだが、再び地区首位の座に返り咲いた。ディビジョンシリーズは本拠地エンロンフィールドにブレーブスを迎えて戦う。一方のカージナルスはオールスター後、50勝26敗と驚異の勝率でプレーオフ進出を果たした。本拠地で54勝28敗という成績は球団タイ記録である。この後、アリゾナへ飛び、ダイヤモンドバックスとディビジョンシリーズを戦う。

●ムシーナ、ヘルナンデス、リベラで完封リレー!デビルレイズ100敗!
エルデュケのプレーオフ先発はあるのだろうか。▼AL【○YANKEES 1-0 ●DEVIL RAYS】

ヤンキース先発はディビジョンシリーズ第3戦に先発予定のマイク・ムシーナ。ムシーナは4回まで投げ1安打無失点に抑えたところで降板。公式戦最後の49イニングでわずか7失点のみという素晴らしい内容で、ムシーナはプレーオフを迎える。2番手としてマウンドに上がったのはオルランド・ヘルナンデス。不安の残るヘルナンデスは、4回を投げ1安打2四球の無失点に抑える好投を見せ、今季4勝目(7敗)をマークした。ポストシーズン8勝1敗の好成績を残しているヘルナンデスが通常の調子なら、ディビジョンシリーズ第4戦に先発するところだが、この日のピッチングでどうなるだろうか。

デビルレイズ先発のポール・ウイルソンは7回まで投げ、2安打無失点に抑える好投を見せたが、2番手としてマウンドにあがったデラクルーズ・コロメクレイ・ベリンガーにソロホームランを打たれ、この1点が決勝点となった。デビルレイズは最終戦に敗れ、今季100敗目を喫してしまった。

最後はマリアーノ・リベラが締め、今季50セーブ目をマークした。シーズン50セーブというのはアメリカンリーグ史上3番目の記録である。ヤンキースはディビジョンシリーズにおいて、第1戦にロジャー・クレメンス、第2戦にアンディ・ペティットがそれぞれ先発することを決めている。ヤンキース4連覇に向けての戦いが始まる。

●敗れたブレーブス、本拠地負け越しチームのプレーオフ進出は史上初!
▼NL【○MARLINS 4-2 ●BRAVES】

初回に先制となる2点タイムリーを放ったマイク・ローウェルが、最終回にもタイムリーヒットを放ち、この日3打点をマークし、キャリア初の100打点をマークすると共に、マーリンズが勝利で今季を終えた。マーリンズ先発のAJ・バーネットも7回まで投げ、6安打2失点の8奪三振という内容で今季11勝目(12敗)をあげた。

5回裏にウェズ・ヘルムスのランニングホームラン、6回裏にはアンドリュー・ジョーンズの犠牲フライで一時は同点に追いつくが、プレーオフに備え、主力選手を途中で交代させるということもあり競い負ける形になった。この敗戦でブレーブスは本拠地ターナーフィールドでの成績が40勝41敗と負け越しが決まった。長い歴史において本拠地で負け越してプレーオフに進出するというのは、今季のブレーブスは初めてである。なお、ブレーブスの選手におけるランニングホームランというのは、1997年5月28日のケニー・ロフトン(現インディアンズ)が記録して以来である。

本来先発予定だったグレッグ・マダックスはディビジョンシリーズの第1戦に先発するため、この日の登板を回避し、代わりに新人のダミアン・モスがメジャー初先発。4回まで投げ1安打6四球の2失点という内容でマウンドを降りた。ボビー・コックス監督は、ディビジョンシリーズ第3戦にジョン・バーケットを先発させることを明言した。ブレーブスはヒューストンでディビジョンシリーズを開幕する。

●サバシア、5回1失点でチームトップの17勝目!ロッカー、4セーブ目!
CC・サバシア▼AL【○INDIANS 3-2 ●BLUE JAYS】

インディアンズ先発は新人のCC・サバシア。サバシアにとってはプレーオフの調整登板という意味合いが強いマウンドとなった。2回裏に四球で出塁を許したあと、フェリペ・ロペスに左中間に運ばれ、1点を先制されるが、許したヒットはこの1本のみ。結局、サバシアは5回まで投げ1安打1失点に抑えて、今季チームトップの17勝をマークした。この20歳の左腕はマリナーズとのディビジョンシリーズの第3戦に先発予定である。

ブルージェイズ先発のブランドン・リオンは4回まで無失点に抑えるが、5回表にラッセル・ブラニアンに同点ホームランを打たれる。さらに、続くミルトン・ブラッドレーに2塁打を打たれ、エディ・トーベンシーに逆転タイムリーを浴びる。結局、6回を5安打2失点という内容で今季4敗目(5勝)となった。ブルージェイズは今季の成績が80勝82敗となってしまい、1997年以来の負け越しが決まった。

今季限りの引退を発表しているトニー・フェルナンデスが8回裏に代打として登場。スタンディングオベーションで迎えられる中、ファーストゴロに倒れ、そのメジャー生活にピリオドを打った。この試合の最後を締めくくったのはインディアンズのジョン・ロッカー。ヒットと四球でスコアリングポジションにまでランナーを進めてしまい、一打同点の場面を迎えるも何とか抑え、移籍後では4セーブ目(今季トータルで23セーブ目)をマークした。

●ハーマンセン、決勝3ランHR!ソーサ、64号HRに160打点マーク!
これまで3度、シーズン60ホームランを記録していながら、その年はいずれもホームラン王に輝いていない。▼NL【○PIRATES 4-3 ●CUBS】

カブス主砲のサミー・ソーサは、2対4とリードされた8回裏に迎えた今季最後の打席で第64号となるソロホームランを放ち、初回のタイムリーヒットと合わせてこの日2打点。ソーサは今季の打点を自己最多となる160点とした。シーズン160打点という記録は、ナショナルリーグ史上3番目となる大記録である。今季の打率も、.328とキャリア最高打率をマークしたが、これはカブスの歴代右打者の中で1976年のビル・マドロック(.339)以来の高打率である。

パイレーツの先発は、今季すでに17敗を喫しているジミー・アンダーソン。アンダーソンは、初回に先頭のエリック・ヤングにライト前に運ばれ、続くデライノ・デシールズにタイムリー3塁打を打たれ、さらにソーサにもタイムリーを打たれるという3連打での立ち上がりだったが、その後は無難に抑えた。結局、6回を投げ7安打2失点でマウンドを降りた。1対2とリードされたまま迎えた8回表にチャド・ハーマンセンの逆転3ランホームランが飛び出し、これが決勝点となった。

一方のカブス先発のホアン・クルーズは、5回まで投げ2安打4四球の1失点に抑え、8つの三振を奪ったところで降板。チームが逆転されたため、勝利を手にすることは出来なかった。カブスの投手陣は1年通じて、1344個もの奪三振を記録した。これはメジャー記録である。

●ボンズ、73号HR!177四球と長打率.863はメジャー新記録!
▼NL【●DODGERS 1-2 ○GIANTS】

●ジート、5回1失点で9連勝となる17勝目!チャベス、32号HR!
▼AL【○ATHLETICS 6-2 ●ANGELS】

●セクソン、球団記録の45号!シーツ、11勝!L・ゴンザレス、57号!
▼NL【●DIAMONDBACKS 5-15 ○BREWERS】

●ラドキー、8回まで2安打1失点で15勝目!ガーダッド、12S目!
▼AL【●WHITE SOX 5-8 ○TWINS】

●フィリーズ、レッズをスウィープして、今季締めくくる!バール、27号!
▼NL【○PHILLIES 4-1 ●REDS】

●ベルトラン、2発で6打点!ステイン、7回2安打2失点で7勝目!
▼AL【○ROYALS 10-4 ●TIGERS】

●久々先発のレアメス、5回2/3を無失点!スミス、先制3ランHR!
▼NL【○EXPOS 5-0 ●METS】

●2001年シーズン、全日程終了!さあ、プレーオフだあ!!
▼National League ▼American League
■EAST Div.
*-Atlanta BRAVES
Philadelphia PHILLIES
New York METS
Florida MARLINS
Montreal EXPOS

88
86
82
76
68

74
76
80
86
94
勝率
.543
.531
.506
.469
.420

-
2
6
12
20
■EAST Div.
*-New York YANKEES
Boston RED SOX
Toronto BLUE JAYS
Baltimore ORIOLES
Tampa Bay DEVIL RAYS

95
82
80
63
62

65
79
82
98
100
勝率
.594
.509
.494
.391
.383

-
13.5
16
32.5
34
■CENTRAL Div.
*-Houston ASTROS
*-St. Louis CARDINALS
Chicago CUBS
Milwaukee BREWERS
Cincinnati REDS
Pittsburgh PIRATES

93
93
88
68
66
62

69
69
74
94
96
100
勝率
.574
.574
.543
.420
.407
.383

-
-
5
25
27
31
■CENTRAL Div.
*-Cleveland INDIANS
Minnesota TWINS
Chicago WHITE SOX
Detroit TIGERS
Kansas City ROYALS

91
85
83
66
65

71
77
79
96
97
勝率
.562
.525
.512
.407
.401

-
6
8
25
26
■WEST Div.
*-Arizona D'BACKS
San Francisco GIANTS
Los Angeles DODGERS
San Diego PADRES
Colorado ROCKIES

92
90
86
79
73

70
72
76
83
89
勝率
.568
.556
.531
.488
.451

-
2
6
13
19
■WEST Div.
*-Seattle MARINERS
*-Oakland ATHLETICS
Anaheim ANGELS
Texas RANGERS

116
102
75
73

46
60
87
89
勝率
.716
.630
.463
.451

-
14
41
43

●ディビジョンシリーズの日程!!
▼National League ▼American League
日本時間
(現地時間)
ASTROS
vs BRAVES
DIANMONDBACKS
vs CARDINALS
MARINERS
vs INDIANS
YANKEES
vs ATHLETICS
10/10
(10/9)
Game.1
@ENRON FIELD
Game.1
@Bank One Ballpark
Game.1
@SAFECO FIELD
10/11
(10/10)
Game.2
@ENRON FIELD
Game.2
@Bank One Ballpark
Game.1
@YANKEE STADIUM
10/12
(10/11)
Game.2
@SAFECO FIELD
Game.2
@YANKEE STADIUM
10/13
(10/12)
Game.3
@TURNER FIELD
Game.3
@BUSCH STADIUM
10/14
(10/13)
Game.4
@TURNER FIELD
Game.4
@BUSCH STADIUM
Game.3
@JACOBS FIELD
Game.3
@Network. Coliseum
10/15
(10/14)
Game.5
@ENRON FIELD
Game.5
@Bank One Ballpark
Game.4
@JACOBS FIELD
Game.4
@Network. Coliseum
10/16
(10/15)
Game.5
@SAFECO FIELD
Game.5
@YANKEE STADIUM

■2001.10.7(現地10.6)
マーク・マグワイア■ついにシーズンホームラン記録を塗り替えたバリー・ボンズに対して、3年前に大記録をうち立てたマーク・マグワイアは打率が2割に満たない低迷ぶり。手術した膝の状態が芳しくなく、打率.188の29ホームラン、64打点の記録にとどまっている。特にマグワイアを悩ませているのは、298打数で118個もの三振を喫していることだ。2.5打数に1度は三振を喫している計算になってしまう。チームドクターは来年こそは万全の状態で臨めるだろうと言っているが、マグワイア本人は今季限りの引退も口にしているそうだ。果たしてどうなるだろうか。
■地区優勝を決めたブレーブスだが、正捕手のハビア・ロペスが痛めた左足首が全治6〜8週間と判断され、プレーオフの進出がほぼ絶望となった。代わりにマスクを被るのはポール・バコだが、この緊急事態にマイナーからスティーブ・トーレアルバを呼び寄せた。昨年、今年と2年連続の故障に泣いたエディー・ペレスもいるが肩の状態が万全ではなく苦しいところだ。

●試合結果 〔先がビジター、後がホーム〕
▼National League
●ASTROS 6-10 ○CARDINALS
○PHILLIES 2-1 ●REDS (Game1)
○PHILLIES 5-1 ●REDS (Game2)
●ROCKIES 4-10 ○PADRES
●PIRATES 2-13 ○CUBS
○DODGERS 6-2 ●GIANTS
●DIAMONDBACKS 4-5 ○BREWERS
●MARLINS 3-7 ○BRAVES
○EXPOS 0-4 ○METS
▼American League
○ROYALS 8-3 ●TIGERS (Game1)
●ROYALS 1-2 ○TIGERS (Game2)
○ATHLETICS 6-3 ●ANGELS
●YANKEES 2-5 ○DEVIL RAYS
○RED SOX 5-1 ●ORIOLES
●WHITE SOX 5-6 ○TWINS
●INDIANS 2-5 ○BLUE JAYS
●RANGERS 0-1 ○MARINERS

●リプケン、メジャー最終試合!この日、一つの時代が終わりを告げた!
ありがとう!!そしてお疲れさま、リプケン!!▼AL【○RED SOX 5-1 ●ORIOLES】

偉大なるメジャーリーガーがユニフォームを脱いだ。かつて2632試合連続出場というメジャー記録をつくったカル・リプケンのプレーを見ることはもうできない。今季途中に引退を発表して以降、さながらリプケン引退ツアーと銘打ってもいいぐらいの盛り上がりをアメリカ中で見せた。リプケンの最後の勇姿を見るために多くのファンが球場に足を運んだが、それもこの日が最後である。

7番サードで先発したリプケンは、2回裏の第1打席が大きなレフトフライ、5回裏の第2打席はショートフライ、8回裏の第3打席がセンターフライに終わり、3打席無安打で最終戦を終えた。特に引退までのカウントダウンが進む中、終盤でキャリア最長の7試合連続無安打というスランプを含め、48打数2安打とバッティングの期待には応えられなかったが、ファンはリプケンがそこにいること、プレーをしているということに大きな拍手を送った。

41歳のリプケンの最終戦には、48,807人もの観客が集まり、その中にはメジャーリーグのコミッショナー、バド・セリグや前大統領のビル・クリントンも含まれている。試合後は盛大なセレモニーでこれまでのリプケンの功績を大いに讃えた。

もちろん、背番号8は永久欠番です。リプケンは21年間のメジャー生活で3001試合に出場し、3184安打を記録し、431本のホームランを放ち、1695打点も記録した。通算打率は.276である。1982年に新人王を獲得し、1983年にはチームの世界一とMVPを獲得もしている。この日、一つの時代が終わりを告げた。

試合はレッドソックス先発のデビッド・コーンが8回まで投げ3安打1失点に抑える好投を見せ、今季9勝目(7敗)をマークした。コーンはここ6試合の先発で、0勝5敗の防御率6.10という不調だったが、今季最後の登板で素晴らしいピッチングを見せた。打線もダンテ・ビシェットホゼ・オファーマンがそれぞれ2ランホームランを放ち、勝負を決めた。これでレッドソックスは今季最後のオリオールズ4連戦でスウィープを記録。シーズン最後に5連勝し、82勝79敗という成績で今季の全日程を終えた。

対するオリオールズ先発の新人、リッチ・バウアーは7回を投げ7安打4失点という内容で今季勝ちなしの5敗目を喫した。3番手としてマウンドにあがったブディー・グルームは今季70試合目のマウンドとなった。グルームはリーグ記録となる6年連続の70試合登板を果たしたことになる。

●逆転に次ぐ逆転!中地区優勝のタイトルは最終戦に持ち越し!
▼NL【●ASTROS 6-10 ○CARDINALS】

プレーオフ進出を決めている両チームの対戦だが、この両チームが争っているのは地区優勝のタイトルである。地区優勝を決めたチームは本拠地でブレーブスを迎えてのディビジョンシリーズ開幕であり、一方のワイルドカードになれば、アリゾナへ飛びダイヤモンドバックスとのディビジョンシリーズになる。より良い条件でプレーオフを迎えるためにも、両チームとも是非とも地区優勝したいところだ。

試合は逆転に次ぐ逆転という好ゲームとなった。アストロズが3回表にモイゼス・アルーが2点タイムリー2塁打で先制すれば、その裏にカージナルスが2つのエラーにつけこみ3点奪い逆転。さらに4回表にクレイグ・ビジオに3ランホームランが飛び出し、アストロズが再逆転。しかし、5回裏にマイク・マセニーフェルナンド・ビーニャにそれぞれタイムリー2塁打が飛び出し、カージナルスが再々逆転。8回裏にはジム・エドモンズの2ランホームランでだめ押ししたカージナルスが勝利を手にした。

オールスター後、50勝25敗というリーグ最高勝率で勝ち進んだカージナルスは、残り1試合を残した段階で93勝68敗とし、アストロズ(92勝69敗)に1ゲーム差をつけ地区首位に立った。明日の最終戦の先発は、カージナルスがダリル・カイル(16勝10敗)、アストロズはシェーン・レイノルズ(13勝11敗)が予定されている。カージナルスが勝てば、その瞬間カージナルスの地区優勝が決まるが、アストロズが勝てば、両チーム93勝69敗となり同率となるが、これまでの対戦成績においてアストロズが9勝7敗と勝ち越すため、アストロズの地区優勝が決まる。いずれにしろ明日勝ったチームが地区優勝である。

●タバレス、7回までノーヒッター!ソーサ、今季63号はランニングHR!
フリアン・タバレス▼NL【●PIRATES 2-13 ○CUBS】

カブス先発のフリアン・タバレスは7回までパイレーツ打線を無安打に抑える好投をみせた。無安打に抑えてはいるが、2つの四球、2つの死球、2つのエラーで出塁は許してはいた。8回表に入り、3つの四球で1アウト満塁のピンチを迎えたところで、メンディ・ロペスにレフト前に運ばれ、打たれた初ヒットが2点タイムリーになってしまった。結局、タバレスはここで降板。7回1/3を投げ、1安打5四球2死球の2失点で今季10勝目(9敗)をマークした。あと5つのアウトでカブスとしては29年ぶりのノーヒッター(1972年9月2日のミルト・パッパス)になるところだった。

カブス打線は初回にルーズベルト・ブラウンの3ランホームランで先制し、3回裏にはサミー・ソーサがランニングホームランを放ち、続くフレッド・マグリフはライトスタンドへ運ぶ連続ホームランで突き放す。その後も得点を重ねたカブスは、終わってみれば16安打で13点を奪っていた。先制ホームランに続き、8回裏にもホームランを打ったブラウンは1試合7打点をマーク。ソーサの今季第63号ホームランは1997年5月26日以来のランニングホームランである。ソーサはこの試合3安打3打点3得点を記録し、今季158打点に144得点をマークした。打点と得点を合わせて、300を越えるというのは、1949年のテッド・ウイリアムス以来である。

結局いいところがなく終わったパイレーツはついに今季100敗目を喫した。パイレーツが100敗を記録するのは、57勝104敗に終わった1985年以来である。

●ネビン、先制グランドスラム含む3発!ヘンダーソン、2999安打目!
昨年31本のホームランを打ったネビンだが、この日の3発で今季41本目。▼NL【●ROCKIES 4-10 ○PADRES】

初回にリッキー・ヘンダーソンが通算2999本目となるヒットを2塁打として放つ。続くダンジェロ・ヒメネスライアン・クレスコが連続四球でノーアウト満塁のチャンスをつかんだパドレスは、4番のフィル・ネビンが満塁ホームランを放ち、4点を先制した。(なお、ヘンダーソンはこの後、ヒットが出ず3000本安打は明日の最終戦に持ち越しとなった。)

6回裏にはネビンの2本目のホームランに、ウィキー・ゴンザレスがホームラン、さらに代打のトニー・グウィンのタイムリー2塁打(通算3141本目のヒット)でさらに4点を加え、続く7回裏にはクレスコのホームランの後、ネビンがこの試合3本目のホームランを放つ。ネビンは今季のホームラン数を41本とし、1996年にケン・カミニティ(現ブレーブス)が記録した40本という記録を抜いた。ちなみにこの年、カミニティはMVPを獲得している。ネビンはこの日6打点を記録し、キャリア最高の125打点とした。

パドレス先発はブライアン・トールバーグ。トールバーグは6回まで投げ9安打4失点という内容ながら、打線の援護で今季10勝目(4敗)をマーク。ここ7試合の登板で4勝0敗の好調ぶりを発揮するトールバーグは、今季のパドレス投手陣の中ではケビン・ジャービスに続く2人目の2ケタ勝利投手となった。対するロッキーズ先発のスコット・エラートンは5回を6安打4四球の7失点で、今季10敗目(4勝、移籍後0勝2敗)となった。

また、トッド・ヘルトンは7回表に今季53本目の2塁打を放ち、今季400塁打を達成。昨年に続いての2年連続400塁打はメジャー史上初である。

●ツインズ、地区2位を確定!オーティス、ピアジンスキーにHR!
▼AL【●WHITE SOX 5-6 ○TWINS】

ツインズは2回裏にデビッド・オーティスAJ・ピアジンスキーのホームランで3点を先制した。序盤に重ねた得点で逃げ切ったツインズは、地区優勝こそ果たせなかったが、地区3位になることもなく、地区2位を確定させた。開幕当初、オーティスは3割をゆうに越える好打率でチームの躍進に一役買ったが、その後手首を痛め約2ヶ月の離脱。復帰後はチームと共に低迷したが、大事な場面で先制ホームランを放った。なお、ピアジンスキーはこの試合、3回裏に犠牲フライを放っており、3打点をマークした。

ツインズ先発は新人のカイル・ロース。ロースは4回表にカルロス・リーにタイムリー2塁打を打たれ、5回表のマウンドにも立つがヒットと四球を与えたところで降板。結局、4回を投げ、5安打2失点という内容に終わった。3番手としてマウンドに立ったエリック・ミルトンが8回表にハーバード・ペリーに3ランホームランを打たれ、1点差にまで詰め寄られるが、トッド・ジョーンズエディー・ガーダッドのリレーで何とか逃げ切った。

一方のホワイトソックス先発も新人のゲーリー・グローバーだった。昨年のオフにブルージェイズから獲得した選手である。グローバーは2回裏に2本のホームランで3点奪われた後、3回裏のマウンドにも立つが、2つの四球と2塁打によりノーアウト満塁となったところで降板。結局、2回を投げ6安打5失点という内容で今季5敗目(5勝)となった。

●ハリス、メジャー新記録の151本目の代打安打!エイピアー、11勝!
新記録を作ったハリスを讃えるメッツナイン。▼NL【○EXPOS 0-4 ○METS】

6回裏、レイ・オルドニェスの代打として登場したレニー・ハリスがライト前に運ぶヒットを放った。このヒットはハリスが代打として151本目のヒットであり、これはマニー・モタの記録を塗り替え、メジャー新記録となった。ヒットを打って1塁についたハリスに対して、ナインが取り囲んで祝福し、観客もスタンディングオベーションでこの記録を讃えた。ハリスが初めての代打安打を記録したのは1983年のことである。

メッツ先発のケビン・エイピアーは8回まで投げ6安打無失点に抑え、11個の三振を奪う好投で今季11勝目(10敗)をマークした。昨年までずっとアメリカンリーグのチームで投げてきたエイピアーだが、今季から初めてナショナルリーグのチームに籍を置き、その違いに苦しんだが、そのエイピアーも11勝をあげ、今季を終えた。

メッツ打線も、エクスポズ先発のカール・パバーノから3回表にティモ・ペレスエドガード・アルフォンゾが連続ヒットで出塁すると、ここでマイク・ピアザがタイムリーヒットを放ち、先制点を奪取。5回表にもエラーと四球で出塁したランナーをデシー・リラフォードの2点タイムリー2塁打で返し、追加点を奪い、快勝した。

●マリナーズ、95年ぶりの116勝目!ブーンが1発!佐々木、45S目!
▼AL【●RANGERS 0-1 ○MARINERS】

●アスレティックス快進撃の象徴、ダイがHR!32試合で28勝マーク!
▼AL【○ATHLETICS 6-3 ●ANGELS】

●マーキス、8回3失点で、プレーオフに名乗り!ヘルムズ、3ランHR!
▼NL【●MARLINS 3-7 ○BRAVES】

●テスト登板のペティット、5回無失点!後続が打たれて、白星逃す!
▼AL【●YANKEES 2-5 ○DEVIL RAYS】

●フィリーズ、ダブルヘッダーで連勝!地区2位を確定させた!
▼NL【○PHILLIES 2-1 ●REDS (Game1)】
▼NL【○PHILLIES 5-1 ●REDS (Game2)】


■2001.10.6(現地10.5)
■ロイヤルズの新人右腕、マイク・マクドーウェルがダッグアウトにいた際、飛んできたチームメイトのバットにぶつかってしまい、頭蓋骨を骨折した模様である。現在入院中で今後のことは分からない。マクドーウェルは1999年のドラフト1位選手で、将来を嘱望されている選手の一人だ。今季は9月22日にメジャー初登板し、ここまでに3試合に先発して、1勝1敗の防御率4.70という成績を残している。

●試合結果 〔先がビジター、後がホーム〕
▼National League
○PIRATES 3-2 ●CUBS
○EXPOS 8-6 ●METS
●MARLINS 3-20 ○BRAVES
○DIAMONDBACKS 5-0 ●BREWERS
○ASTROS 2-1 ●CARDINALS
○ROCKIES 4-0 ●PADRES
○DODGERS 11-10 ●GIANTS
▼American League
○RED SOX 5-0 ●ORIOLES (Game1)
○RED SOX 7-5 ●ORIOLES (Game2)
●INDIANS 0-5 ○BLUE JAYS (Game1)
●INDIANS 3-4 ○BLUE JAYS (Game2)
●YANKEES 4-8 ○DEVIL RAYS
○WHITE SOX 7-4 ●TWINS
○ATHLETICS 6-2 ●ANGELS
●RANGERS 2-6 ○MARINERS

●ボンズ、71号、72号連発!チームは負けて、プレーオフ進出ならず!
あまりにもあっさり記録更新したボンズ。▼NL【○DODGERS 11-10 ●GIANTS】

偉大な記録が樹立された。バリー・ボンズが新記録となる今季71号、72号を連発した。これは3年前にマーク・マグワイアが作った大記録を塗り替えたことになる。試合は乱打戦の末、ジャイアンツが敗れてしまい、残り2試合という段階で地区優勝でも、ワイルドカードのいずれでもプレーオフ進出の道は断たれたことになる。消化試合となった残り2試合でボンズはどれだけのホームランを上積みするだろうか。

今季のボンズは37歳という年齢を感じさせない素晴らしい記録を次々にうち立てていった。ホームランに絞っても、オールスター前に39本打ったというのもメジャー記録であるし、30本、40本、50本、60本、70本のいずれもメジャー史上最速で記録している。さらに5試合の間に8本のホームランを放つというメジャータイ記録も樹立しているおり、これは1968年にフランク・ハワードも記録している。

ホームラン以外の記録にスポットも当てても、シーズン177四球というのも1923年のベーブ・ルースの170四球を越えるメジャー記録であるし、長打率.860というのも1925年にロジャース・ホーンスビーが記録した長打率.756というリーグ記録を越えるのは確実で、メジャー記録であるルース(1920年)の長打率.847を越える可能性も充分にある。また史上初の4度目のMVP獲得の可能性もあるとまさに記録ずくめなシーズンとなった。

記録を作って息子を抱く姿。3年前のマグワイアもそうだったけ・・・。さて、試合はいきなりドジャース打線がジャイアンツ先発のショーン・エステスに襲いかかった。いきなり3連打でノーアウト満塁のチャンスを作ると、4番のゲーリー・シェフィールドが2点タイムリーヒットを放ち、ポール・ロデュカも犠牲フライを放ち、畳み掛ける。エステスは2つのアウトを奪っただけでマウンドを降りたが、後続の投手もドジャース先発のパク・チャンホに2点タイムリーヒットを打たれ、この回だけで5点を奪った。

負けられないジャイアンツもその裏にボンズの71号ホームランで追撃姿勢を見せる。3回表にマーカス・グリッソムが2ランホームランを打てば、3回裏にボンズが72号ホームランを打つ。4回表にショーン・グリーンが今季49号ホームランを放てば、その裏に2アウト満塁のチャンスからジェフ・ケントが走者一掃の2塁打を放つ。4回が終わった段階で全てのイニングで両チームが得点を奪うという展開。

ドジャースが9対8でリードして迎えた6回の攻防。表にシェフィールドのソロホームランで得点を重ねれば、裏にはリッチ・オーリリアが2ランホームランを放ち、ついに10対10の同点に追いつく。結局、7回表に1アウト1塁3塁のチャンスをつかんだドジャースがグリッソムの内野ゴロの間に1点を奪い、これが決勝点となった。

乱打戦を締めくくったのがドジャースのクローザー、ジェフ・ショウだった。8回途中から登板し、無安打に抑えて今季42セーブ目を記録した。ショウはドジャースのユニフォームを着てから数えて、通算128個目のセーブとなり、これはトッド・ウォーレル(1993〜97年)の127セーブという球団記録を塗り替えたことになる。1900年からのニューヨーク時代からのライバル同士である両チームだが、ドジャースがあと2勝すれば、対ジャイアンツ戦の1000勝目をあげることになる。一方のジャイアンツはドジャース相手にすでに1015勝を記録している。

●地区2位のアスレティックスが100勝到達!ハドソン、18勝目マーク!
▼AL【○ATHLETICS 6-2 ●ANGELS】

アスレティックス先発のティム・ハドソンは6回まで投げ、7安打1失点に抑えれば、打線も2回表にラモン・ヘルナンデスが先制ソロホームランを放ち、5回表には2アウト1塁3塁のチャンスから、ジャーメイン・ダイが2点タイムリー2塁打を放ち、続くエリック・チャベスもライト前に運び、この回一気に3点奪って勝負を決めた。ハドソンは今季18勝目(9敗)をマークした。一方のエンゼルス先発のラモン・オーティスは6回まで投げ、7安打4四球の4失点で今季11敗目(13勝)となった。

アスレティックスはついにこの日、今季100勝目をマークした。一時は借金10というところまで落ち込んでいたチームが100勝を記録するというのはメジャー史上初のことである。地区2位でありながら、100勝を記録するというのは今季のアスレティックスで9番目である。球団史上においても通算では9回目であり、1968年にカンザスシティからオークランドに移転してからとしては4回目となる。

開幕当初は8勝18敗と完全に周囲の期待を裏切ったものの、オールスター後は56勝17敗という破竹の勢いで勝ち進み、この日に至った。なお、103勝59敗でシーズンを終えた1990年は、ワールドシリーズでレッズにあっさり4連敗した。

●初回にC・ジョーンズのグランドスラムなどで10点!地区優勝決めた!
チッパー・ジョーンズ▼NL【●MARLINS 3-20 ○BRAVES】

開幕から散々な貧打に泣いていたブレーブスだが、マジック1として臨んだこの試合、マーリンズ投手陣の乱れにつけ込み、14安打ながら20点を奪う猛攻で、あっさり10季連続の地区優勝を決めた。プロスポーツの世界で10連覇というのは史上初のことで、これまではNBAのボストン・セルティックス(1957〜65年)、ロサンゼルス・レイカーズ(1982〜90年)が記録している9連覇が最多記録だった。

ブレーブス打線は初回、3つの四球で1アウト満塁のチャンスをつかむと、BJ・サーホフが犠牲フライを打つ。さらに四球で満塁となり、ここでレイ・サンチェスが2点タイムリーヒットを放つ。マーリンズ先発のライアン・デンプスターは制球に苦しみ、続くポール・バコとブレーブス先発のケビン・ミルウッドに連続四球で押しだし。ここでデンプスターはノックアウト。この後もブレーブスの勢いは止まらずフリオ・フランコのタイムリーが飛び出したあと、チッパー・ジョーンズが満塁ホームランを放ち、この回一挙に10点を奪った。13人の打者を送ったブレーブスだが、ここまでのチームの貢献者であるブライアン・ジョーダンがこの1イニングだけで2三振を喫している。

ブレーブス先発のミルウッドは、初回にプレストン・ウイルソンに先制となる3ランホームランを打たれるが、その後は見事に抑え、結局6回まで投げ4安打3失点で今季7敗目(7勝)をマークした。ミルウッドは、プレーオフにおいてグレッグ・マダックストム・グラビンジョン・バーケットに続く4番手の先発投手の座を手にすることが出来るか。一方のマーリンズ先発のデンプスターはわずかに2つのアウトを取っただけで、1安打6四球の7失点という内容で今季12敗目(15勝)となった。

この日5打点をマークしたチッパーは、今季38本のホームランに加え、102打点をマーク。メジャーリーグの歴史上では、サードで6年連続100打点を記録したのはこのチッパーが史上初である。

●ロペス、3安打完封!チーム創立4年目で2度目のプレーオフ進出!
移籍前と移籍後を合わせて、今季20敗になるのを防いだロペス。▼NL【○DIAMONDBACKS 5-0 ●BREWERS】

ダイヤモンドバックス先発のアルビー・ロペスは、ブリュワーズ打線を3安打2四球の奪三振8という内容で移籍後4勝目(7敗、トータルで9勝19敗)をマークした。この日の勝利で2位ジャイアンツの差が3ゲームと広がり、ついに地区優勝を決めた。チーム創立2年目の1999年にはプレーオフ進出を果たしており、今年はチーム創立4年目にして2度目である。

打線もトニー・ウォーマックが自身1年半ぶりとなる先頭打者ホームランを放ち先制する。5回表にはスティーブ・フィンリーのホームランを始めとし、レジー・サンダースのタイムリー3塁打も飛び出し、得点を重ねた。

ブリュワーズ先発のアラン・リブローが2本のホームランを浴びるなどして、5回2/3を9安打5失点という内容で、今季10敗目(6勝)となった。リブローは今季27本目の被本塁打で、これは1999年に野茂英雄(当時ブリュワーズ、現レッドソックス)が記録した最多被安打27本に並ぶものである。この日2三振を食らったホゼ・ヘルナンデスは、今季の通算三振が185となり、1970年にボビー・ボンズ(バリーの父)が記録したメジャー記録にあと4つとなった。

●マリナーズ、リーグ新記録の115勝!モイヤーもキャリア初の20勝!
▼AL【●RANGERS 2-6 ○MARINERS】

序盤にジョン・オルルドブレット・ブーンのホームランや、マーク・マクレモアのタイムリー3塁打などで得点を奪い、勝負を決めた。マリナーズ先発のジェイミー・モイヤーは7回まで投げ、4安打2失点に抑える好投で今季20勝目(6敗)をマークした。38歳のモイヤーにとって、シーズン20勝は史上初のこと。球団史上においてもランディ・ジョンソン(現ダイヤモンドバックス)に次ぐ2人目の20勝投手である。なお、モイヤーはインディアンズとのディビジョンシリーズ第2戦に先発予定である。

マリナーズは残り2試合を残した段階で、今季115勝(45敗)という成績は1998年のヤンキースが記録した104勝(48敗)を越えるものである。なお、メジャー記録は1906年のシーズン116勝で、マリナーズはこの記録も塗り替える可能性がある。さらにMVP候補として名前が挙がっているブーンはこの日3打点を記録しており、今季の打点数を140点とし、リーグトップのホアン・ゴンザレスに並んだ。もう一人のMVP候補のイチローは4打数1安打で、今季の安打数を241本とし、メジャーの現役選手の中では最多安打となった。

対するレンジャーズの先発はリック・ヘリング。2本のホームランを浴びたヘリングは、今季の被本塁打が38本となり、これは今季のメジャー最高記録である。打線は2回表に3連打を放ち、2点を奪ったのみで、あとはモイヤーのピッチングの前に見事に抑えられた。

●バークマン、同点ホームランに続き、決勝タイムリー!再び同率首位!
まだ25歳と若いバークマンがチームの地区優勝へ大きく貢献の一打。▼NL【○ASTROS 2-1 ●CARDINALS】

地区優勝の座を懸けてもう負けられないアストロズは0対1とリードされた8回表、ランス・バークマンのソロホームランで同点に追いつく。最終回には2アウト3塁のチャンスで再び打席が回ってきたバークマンが勝ち越しとなるタイムリー2塁打を放ち、この1点が決勝点となった。決勝点を奪ったバークマンの2塁打は今季55本目であり、これは1999年にクレイグ・ビジオが記録した球団記録にあと1本と迫るものである。最後はビリー・ワグナーがマウンドに上がり、逃げ切りを図ったアストロズだが、四球、死球、ヒットで1アウト満塁のピンチを迎えてしまう。ここで5回裏に先制タイムリーを放ったプラシド・ポランコを4−6−3のダブルプレーで試合を締めくくった。ワグナーは今季39セーブである。

これで両チームが92勝68敗という成績で並んだ。すでにプレーオフ進出を決めている両チームだが、ディビジョンシリーズの組み合わせが変わってくるので、残り2試合の結果如何では163試合目のプレーオフも考えられる。ちなみに中地区を制したチームが東地区優勝のブレーブスと戦い、ワイルドカードのチームが西地区優勝のダイヤモンドバックスと戦うことになる。

ようやく地区首位の座を奪い返したばかりのカージナルスの先発はウッディ・ウイリアムス。ウイリアムスは7回まで投げ、6安打4四球の無失点に抑え、勝ち投手の権利を残してマウンドを降りるが、バークマン1人にやられた形となった。6番を打つマーク・マグワイアも4打席4三振と大きなブレーキにもなった。

●リプケン、通算3000試合出場!レインズ息子、初HRは同点弾!
▼AL【○RED SOX 5-0 ●ORIOLES (Game1)】
▼AL【○RED SOX 7-5 ●ORIOLES (Game2)】


●ヤング、決勝HRで100敗を免れる!ハラデイ、2安打完封勝利!
▼NL【○PIRATES 3-2 ●CUBS】

●クレメンス、5回5失点で3敗目!デビルレイズから今季2敗を喫する!
▼AL【●YANKEES 4-8 ○DEVIL RAYS】

●新人ジェニングス、6回無失点の好投!ソーサの62号HRはフイ!
▼NL【○ROCKIES 4-0 ●PADRES】

●ハラディ、2安打完封!ブルージェイズ、インディアンズをスウィープ!
▼AL【●INDIANS 0-5 ○BLUE JAYS (Game1)】
▼AL【●INDIANS 3-4 ○BLUE JAYS (Game2)】


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