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| MLB EXPRESS REVIEW |
| ★2001.9.10〜9.19★ | [MLB EXPRESS REVIEW] |
| ■2001.9.19(現地9.18) | ||||||
■レッドソックスのエース、ペドロ・マルチネスは右肩の状態がおもわしくなく再び故障者リスト入りした。これで事実上、ペドロの2001年シーズンは終わったことになる。今季のペドロは18試合に登板し、7勝3敗の防御率2.39、163奪三振という記録に終わった。
●プホルツ、2安打5打点!カージナルス、WC争い単独トップへ! ▼NL【●BREWERS 4-9 ○CARDINALS】カージナルスは初回にアルバート・プホルツの2点タイムリーと、ジム・エドモンズのタイムリーで3点を先制する。3回裏にはプホルツの3ランホームランが飛び出すなど、序盤で大きくリードを奪ったカージナルスが勝利を飾った。これでカージナルスはワイルドカード争いで、2位のジャイアンツに1ゲーム差をつけ、単独トップに立った。 カージナルス先発のダスティン・ハーマンソンは5回まで投げ、6安打2失点で今季13勝目(12敗)をマーク。一方のブリュワーズの先発、ジェイミー・ライトは3回まで投げ5安打6失点でノックアウトされた。ライトはオールスター後、13試合に先発し、1勝7敗の防御率6.90と落ち込んでいる。 新人ながらホームラン含む2安打5打点と大活躍を見せたプホルツ。初回に打った2塁打は今季41本目の2塁打で、これは1933年にジョー・メドウィックが記録した球団の新人記録を超えた。ホームラン数も35本とし、リーグの新人ホームラン記録へあと3本と迫った。ちなみにリーグ記録は、1956年のフランク・ロビンソン、1930年のウォーリー・ベーガーがそれぞれ記録した38本である。メジャー記録は、チームメイトでもあるマーク・マグワイアがアスレティックス在籍時の1987年に記録した49本である。この日のブッシュスタジアムには、マグワイアの首振り人形が配られるとあって、昨日よりも約10,000人多い、41,653人が駆けつけた。 チームの三振数がメジャー記録を更新するかも、と不名誉な記録が話題に上がっているブリュワーズだが、この日もカージナルスの繰り出す計5人の投手から10個の三振を奪われる。ホゼ・ヘルナンデス、リッチー・セクソンはそれぞれ今季165三振、163三振を喫しており、これはリーグ1位と2位となる記録である。 ●連夜のヒーロー、ローレンがサヨナラ打!先発ダックワースも好投! ▼NL【●BRAVES 3-4 ○PHILLIES】 最終回、2対3とリードされたフィリーズ。マウンドには代わったばかりのジョン・スモルツがいた。ここで代打として登場したフェリペ・クレスポが粘りに粘り、フルカウントからセンター前ヒットで出塁。このクレスポの代走としてブライアン・ハンターが1塁に立つ。この場面でスモルツが牽制悪送球をしてしまい、ハンターに一挙3塁まで走られる。この後、ダグ・グランビルの犠牲フライで同点としたフィリーズは、さらにボブ・アブレウのヒットなどで1アウト1塁3塁のチャンスを作る。ここで昨日のヒーロー、スコット・ローレンがライト前に運び、サヨナラ勝ち。フィリーズは2連勝で首位ブレーブスとのゲーム差を1.5とした。 フィリーズ先発は新人のブランドン・ダックワース。ダックワースは6回まで3安打無失点に抑える好投を見せる。7回表に自らのワイルドピッチも絡み、1点を失いこの回でマウンドを降りた。序盤に2点をプレゼントしてもらっていたため、勝ち投手の権利を持ったままのダックワースだが、後続の投手が打たれたため、その権利を失う。しかし、勢いのあるフィリーズは最終回の逆転勝ちにつなげた。 対するブレーブスの先発、トム・グラビンは初回に四球などでノーヒットで1点を先制される。グラビンは6回まで投げるが、自己最多タイの1試合7四球(そのうち敬遠四球が3つ)という不安定な内容でマウンドを降りた。 ●先発ガルシア、3安打完封で17勝目!防御率2.85はリーグトップ! ▼AL【●ANGELS 0-4 ○MARINERS】マリナーズの先発はフレディ・ガルシア。ガルシアはエンゼルス打線に3塁を踏ませない好投を見せた。3安打4四球に9つの三振を奪い、今季3度目の完封勝利(完投としては4度目)を記録し、17勝目(5敗)をあげた。ガルシアは今季エンゼルス相手に5勝0敗と、完全にカモにしている。しかもエンゼルスには4月19日の試合で得点を奪われた後は、28イニング連続無失点に抑えている完全なカモぶりである。ガルシアの防御率も2.85となり、これはリーグトップであり、リーグで2点台の防御率をキープしているのはこのガルシアのみとなった。これでマリナーズは優勝へのマジックナンバーを1とした。 打撃面では1番を打つイチローが4打数3安打と大当たりし、打率を.350とあげた。安打数も220本とし、これは両リーグでもダントツのトップである。イチローにとってのマルチヒットは69回目で、1試合3安打以上となると20回目である。 対するエンゼルスの先発はラモン・オーティス。オーティスは2回裏に4安打と集中安打を浴び、味方のサード、トロイ・グラウスのチームトップとなる今季17個目のエラー(送球エラー)などで、2点を奪われる。6回裏には2本のヒットと四球でノーアウト満塁のピンチを迎え、エドガー・マルチネス、ジョン・オルルドに連続犠牲フライを打たれ、2点を追加される。オーティスは結局最後まで投げて完投するが、10安打4失点で今季9敗目(12勝)となった。 ●最終回、ヘルトン、シリーロがキムからHR連発で、逆転サヨナラ勝ち! ▼NL【●DIAMONDBACKS 9-10 ○ROCKIES】 この日のロッキーズは、先発のジョン・トムソンが初回に5安打浴び、さらに味方の2つのエラーでいきなり6点奪われるスタート。しかし、2回以降はトムソンが立ち直り、打線も少しずつ得点を重ね、5回を終わった段階で6対6の同点に追いつく。トムソンは7回表にレジー・サンダースに3ランホームランを打たれ、降板した。 8対9と1点リードされた状況で9回裏を迎えたロッキーズ。ここでマウンドに上がったのが、今やダイヤモンドバックスの守護神として君臨しているキム・ブンヨン。このキムから9回裏の先頭打者、トッド・ヘルトンがこの日2本目となるホームランを放ち同点。さらに続くジェフ・シリーロも連続ホームランを放ち、ロッキーズはサヨナラ勝ちした。 ダイヤモンドバックスの先発は、今季既に20勝をマークしているカート・シリング。初回に6点をもらい、21勝目を確実にしたものかと思われたが、この日のシリングは投球内容がピリッとせず、3回裏にはホゼ・オーティス、ヘルトンに連続ホームランを浴びるなど、5回まで投げ10安打6失点でマウンドを降りた。しかし、シリングは3回裏に通算2000奪三振を記録した。 ●アスレティックス、逆転勝ち!先発マルダー、4失点ながら19勝目! ▼AL【○ATHLETICS 6-5 ●RANGERS】 オールスター後、43勝14敗と破竹の勢いで勝ち進んでいるアスレティックスは、ワイルドカードでのプレーオフ進出もほぼ確実にしている。そのアスレティックスの先発は左腕のマーク・マルダー。マルダーは初回にフランク・カタラノット、チャド・カーティス、アレックス・ロドリゲスに3連続ヒットを打たれ、ノーアウト満塁のピンチを迎える。ここでラファエル・パルメイロに押し出しの死球を当ててしまう。さらに内野ゴロの間に追加点を奪われ、2点を先制された。さらに6回裏にA・ロドリゲスに2ランホームランを浴び、この回で降板。しかしその後、味方打線が爆発し、マルダーは棚ぼたの19勝目(7敗)をあげた。最終回はジェイソン・イズリングハウゼンが締め、今季29セーブ目をマークした。 一方のレンジャーズの先発はリック・ヘリング。ヘリングはラモン・ヘルナンデスやエリック・チャベスにホームランを浴び、6回を投げ7安打3失点でマウンドを降りたが、後続の投手が打たれ、勝利を手にすることは出来なかった。 45号ホームランを放ったA・ロドリゲスだが、ショートストップとして1959年以降では最もホームランを打った選手となる。1959年にカブスのアーニー・バンクスが記録したシーズン47本にあと2本と迫っている。しかも、今季対アスレティックス戦では8本目となるホームランであり、これは単一球団から放ったホームランの球団記録に並んだ。1974年にトビー・ハーラーが対ツインズ戦、1997年にホアン・ゴンザレス(現インディアンズ)が同じく対アスレティックス戦において、シーズン8本のホームランを記録している。 ●先発ラドキー、6回まで完全!結局、7回2/3を2失点で13勝目! ▼AL【●TIGERS 3-8 ○TWINS】ツインズ先発のブラッド・ラドキーが6回までタイガース打線を完全に抑える好投。7回表、1アウトを取った後にサードのコーリー・コスキーの送球エラーでこの試合初のランナーを出してしまう。さらにラドキー自らのワイルドピッチも飛び出すが、ヒットは打たれず、7回までノーヒッターの内容。しかし、8回表の先頭打者、ショーン・ハルターにホームランを打たれ、ノーヒッターはおろか、完封も逃した。この後、2人の打者を打ち取るが、新人のクリス・ウェイクランドにホームランを打たれ、ラドキーは降板した。ちなみにウェイクランドにとってのメジャー初ホームランである。結局、ラドキーは7回2/3を投げ、2安打2失点で今季13勝目(9敗)をあげた。 対するタイガース先発のジェフ・ウィーバーは、初回に2アウト満塁のピンチを迎え、トリ・ハンターにライト前に運ばれ、エラーも絡み、一挙3点を奪われる。3回表には5安打を集中され、さらに3点追加される。結局、ウィーバーは4回2/3を投げ、13安打7失点で今季15敗目(11勝)となった。 惜しくもノーヒッターを逃したラドキーだが、仮に達成したとすると、ツインズとしては1999年9月11日にエリック・ミルトンが達成して以来である。仮にタイガースがノーヒッターを達成されていたとすると、1990年6月2日にランディ・ジョンソン(当時マリナーズ、現ダイヤモンドバックス)相手に達成されて以来である。 ●最終回、バグウェルが同点3塁打、アルーが決勝打!ネンを打った! ▼NL【○ASTROS 3-2 ●GIANTS】 ●ヘルナンデス、7回2安打無失点で3勝目!ビュール、6失点でKO! ▼AL【○YANKEES 11-3 ●WHITE SOX】 ●好調メッツ、終盤の逆転でチーム成績を5割ラインに戻した! ▼NL【○METS 7-5 ●PIRATES】 ●A・ゴンザレス、先制弾に決勝3ランHRの2発!リプケンの1発もフイ! ▼AL【●ORIOLES 5-8 ○BLUE JAYS】 ●先発ジャービス、8回を4安打1失点で12勝目!ホフマン、38S目! ▼NL【○PADRES 3-2 ●DODGERS】 |
| ■2001.9.18(現地9.17) | ||||||
■テロ事件により6日間をおいて再開されたメジャーリーグ。この日も開催された各球場で国旗を掲げるなどし、団結を示す一方、被害者への黙祷も捧げられるなど、重々しい空気の中、試合が始まった。地元の各選手には「USA!USA!」「ゴッド・ブレス・アメリカ!」などのかけ声がかけられていた。。■10月以降の公式戦の予定が発表され、10月7日で各チームが162試合の日程を終了することになった。今季限りで引退するカル・リプケンだが、引退試合は地元ボルチモアのNFLチーム、レイバンズの試合が7日に予定されていることから、6日に変更となった。10月6日のレッドソックス戦が、リプケンの現役最後の試合となる。 ■レッドソックスは、ジョー・ケリガン監督と遅刻に関して揉めたカール・エバレットに4試合の出場停止を告げた。エバレットは前監督のジミー・ウイリアムスともトラブルを起こすなど、トラブルメーカーぶりを発揮している。エバレットのトラブルは今に始まったことではない。昨年は打率.300の34ホームラン、108打点を記録したエバレットだが、今季はここまで打率.257、14ホームラン、58打点と低迷している。
●ローレン2発!フィリーズ、首位ブレーブスへ2.5差と詰め寄る! ▼NL【●BRAVES 2-5 ○PHILLIES】開幕から周囲の予想を覆す快進撃を見せてきた若きフィリーズ。残り試合も20試合を切ったところで、地区首位ブレーブスとは3.5ゲーム差の2位に甘んじている。しかし、この日からその首位のブレーブスと4連戦、10月にはさらに3連戦と7つの対戦カードを残しており、逆転優勝も充分に可能な位置にいる。いよいよこのフィリーズの真価が問われる。 フィリーズ打線の前に立ちふさがったのがブレーブス先発のグレッグ・マダックス。しかし、そのマダックスから3打点を記録したのがフィリーズ主砲のスコット・ローレンだった。2回裏にまずソロホームランを打ったローレンは、4回裏にも3塁打を打ったボブ・アブレウをホームへ迎え入れる内野ゴロを放ち、6回裏にはこの日2本目となるソロホームランを放ち、この1点が決勝点となった。ローレンはこの日の3打点で今季の打点数を100点の大台に乗せた。これはローレンにとってはキャリア2度目(1998年に110打点記録)の100打点突破である。 フィリーズ先発はロバート・パーソン。パーソンは初回にチッパー・ジョーンズに先制となるソロホームランを打たれるが、8回を投げ6安打2失点の好投を見せ、自身6連勝となる今季15勝目(6敗)を記録した。しかもパーソンはオールスター後、9勝をマークしており、これはハビア・バスケス(エクスポズ)、マット・モリス(カージナルス)と並ぶリーグ記録である。この試合の最後はホゼ・メサが締め、今季37セーブ目をマークした。フィリーズはブレーブスとの差を2.5と縮めた。 一方のブレーブス先発のマダックスは、7回まで投げ6安打3失点に抑えたものの、打線の援護なく今季9敗目(17勝)となった。マダックスは、8月以降の登板で、3勝4敗の防御率4.88と調子に乗り切れていない。しかし、この日も無四球に抑えたマダックスは今季、フィリーズとの対戦でのべ108人の打者と対戦し、一度も四球を記録していない。 ●ジョンソン、辛抱強く投げて19勝目!フィンリー、4打点マーク! ▼NL【○DIAMONDBACKS 7-3 ●ROCKIES】 ダイヤモンドバックス先発のランディ・ジョンソンは、8回まで投げ9安打3失点に抑え、今季19勝目(6敗)をマークした。この日のジョンソンは毎回のようにランナーを背負う苦しい内容で、中盤まではリードを奪われていたものの、終盤に打線が爆発し、勝利を手にした。ジョンソンにとっては、キャリア4度目のシーズン19勝。過去20勝というのはマリナーズに在籍していた頃の1997年に1度だけ記録している。なお、この日の奪三振数はわずか6個にとどまっている。 対するロッキーズ先発はジョンソンと同じ左腕のデニー・ネイグル。ネイグルは6回まで投げ、1安打4四球の1失点に抑える。しかもジョンソンより多い8三振を奪い、勝ち投手の権利を残してマウンドを降りるが、後続の投手が打たれ、勝ちを逃した。 1対3とリードされていたダイヤモンドバックスは7回表に、内野安打と四球とエラーで、ノーアウト2塁3塁のチャンスをつかみ、スティーブ・フィンリーが犠牲フライ、続くダミアン・ミラーが2ランホームランを放ち、逆転した。8回表にもフィンリーがタイムリーを放ち、差を広げる。この日のフィンリーは4打点をマークする大当たりを記録した。リードを奪ったダイヤモンドバックスは最終回のマウンドにキム・ブンヨンを送り、見事に3人で締めくくった。これでダイヤモンドバックスは、試合のなかった地区2位のジャイアンツとの差を2ゲームと広げた。 ●前回ノーヒッターの新人スミス、7回3安打1失点で今季5勝目! ▼NL【●BREWERS 1-2 ○CARDINALS】カージナルス先発は新人のバド・スミス。前回(9月3日)の登板ではノーヒッターを記録した21歳左腕である。スミスは序盤から快調に飛ばしていき、5回表にはエラーも絡み、ノーヒットで1点を奪われるが、7回を3安打1失点に抑える好投で、今季5勝目(2敗)を記録した。 1点を先制されたカージナルスだが、6回裏にプラシド・ポランコ、JD・ドリューが連続2塁打を放ち、同点。さらにアルバート・プホルツがタイムリーを放ち、勝ち越し。新人のプホルツは、この打点で新人ながら今季の打点を112点とし、球団の新人記録(1953年のレイ・ジャブロスキー)に肩を並べた。 ブリュワーズ先発のルーベン・クエベドは5回まで2安打無失点に抑える好投を見せるが、打線の援護なく、今季3敗目(4勝)となった。クエベドの投球内容は7回を投げ6安打2失点というものだ。5回表にブリュワーズ打線がノーヒットで奪った1点は、なんと23イニングぶりに記録した得点である。 ●26歳の新人ミドルブルーク、6回2安打1失点で初登板初勝利! ▼NL【○PADRES 6-4 ●DODGERS】パドレス先発は、9月4日に3Aからメジャー昇格したばかりの26歳の新人、ジェイソン・ミドルブルークだった。ミドルブルークにとってはメジャーデビューとなったこの試合、5回まで2安打無失点に抑える好投を見せる。しかし、6回裏にショーン・グリーンへの敬遠の四球を含む3つの四球で1アウト満塁のピンチを迎える。このピンチでゲーリー・シェフィールドは抑えるものの、ポール・ロデュカに押し出しの四球を与え、1点を奪われる。この回でマウンドを降りたミドルブルークだが、6回を2安打4四球の1失点に抑え、デビュー戦でメジャー初勝利を手にした。 一方、以前プレーオフ進出の望みが残っているドジャースは、ケビン・ブラウンが先発。ブラウンは6回まで投げ、レイ・ランクフォードのソロホームランの1点のみに抑える好投を見せ、しかも11奪三振を記録した。負けられないドジャースは、2番手として7回からマウンドに送ったのは、パク・チャンホ。パクの救援登板は1997年4月25日以来のことである。しかし、このパクが5人の打者に対し、2安打3四球と1アウトも取れず降板。パクは4失点を記録し、今季11敗目(13勝)となった。 勝ち越したパドレスは8回表にもダンジェロ・ヒメネスがソロホームランを放ち、追加点。最後はトレバー・ホフマンが締め、今季37セーブ目をマークした。なお、この日5回表に2塁打を放ったリッキー・ヘンダーソンは、このヒットが通算2,986安打目となり、3,000本安打の大台まであと14本と迫った。歴代25位のサム・ライス(2,987安打)へもあと1安打である。 ●最終回、オルドニェスが決勝打!ベニテスが今季39セーブ目! ▼NL【○METS 4-1 ●PIRATES】 ●マーリンズ、6回に一挙8点奪って逆転!バスケス、頭に死球! ▼NL【○MARLINS 10-6 ●EXPOS】 |
| ■2001.9.17(現地9.16) |
●明日再開!帽子にヘルメットにユニフォームに星条旗!![]() 再開後の全ての試合、全チームの選手が帽子、ヘルメット、ユニフォームに星条旗をつけて試合に臨む。これはテロに対しての団結や、テロ事件の被害者に対する弔いの意味も含まれる。 明日はナショナルリーグの6試合のみが行われる。注目のブレーブス対フィリーズはグレッグ・マダックス(17勝8敗)とロバート・パーソン(14勝6敗)の両先発で幕を開ける。なお、混戦の西地区はダイヤモンドバックス、ジャイアンツ、ドジャースが3ゲームの中にひしめく展開。ダイヤモンドバックスは初戦のロッキーズ戦にランディ・ジョンソン(18勝6敗)を先発に立て、ドジャースは対パドレス戦にケビン・ブラウン(10勝4敗)を先発に立てる。前回の登板でノーヒッターを達成した新人のバド・スミス(4勝2敗)もカージナルスの先発として、マウンドに立つ。 |
| ■2001.9.16(現地9.15) |
| ●国中が厳戒態勢!戦争ムードの中、再開を2日後に控える! 公式戦再開を2日後に控え、厳戒態勢がひかれるアメリカ。再開後も厳戒態勢は解かれることなく、球場の出入りにも手荷物の検査を厳重に行うとのことだ。最も被害を受けたニューヨークに本拠を構えるヤンキースとメッツの両球団のオーナーは、ともに100万ドルの寄付をすると発表。チームの主力選手たちも救援物資を提供する旨を明らかにしている。 |
| ■2001.9.15(現地9.14) |
| ●試合再開は妥当か!?選手間にも困惑が広がる! 優勝へのマジックナンバーを2としているマリナーズだが、優勝決定後の祝杯を自粛することが決まった。選手間においても今回の同時テロ多発事件に対して大きな傷跡を残しており、試合再開の時期に関しても、早すぎるとの声も多数聞こえている。 |
| ■2001.9.14(現地9.13) |
●メジャーリーグ、試合再開は現地17日からと決定!![]() メジャーリーグが現地17日から再開される事が決まった。中止となった6日間、91試合の日程は10月以降に持ち越しとなった。これにより、プレーオフの日程にもズレが生じ、ワールドシリーズが11月に行われるという可能性もあるという。なお、再開されたメジャーリーグでは全選手が星条旗をつけるということも発表された。 今季限りの引退を発表しているカル・リプケンだが、本来なら9月30日のヤンキースタジアムでのヤンキース戦が現役最後の試合となるところだったが、今回の延期により、本拠地ボルチモアで最後を迎えることとなった。また、引退を発表しているもう一人のトニー・グウィンも同じく9月30日のパシフィックベルパークでのジャイアンツ戦が最後となるところだったが、本拠地サンディエゴで行うことに決まった。 ビル倒壊の傷が生々しく残るニューヨークでは、再開開始の17日から19日までシェイスタジアムでメッツ対パイレーツ戦が行われる予定だったが、このシリーズの場所をピッツバーグに移すことに決めた。その代わり、中止となった11日から13日の試合を10月にシェイスタジアムで行うこととなる。メッツにとってニューヨークでの事件後初試合は21日のブレーブス戦となる。 |
| ■2001.9.13(現地9.12) |
●今季打ち切りも検討!?困惑のメジャーリーグ!![]() 本来ならこの時期のメジャーリーグはプレーオフ進出を懸けて、各チームがしのぎを削っているはずだった。突然のテロ事件により先行きは不透明。特に今季は多くの記録更新がかかっているため、盛り上がるには充分な要素があるのだが、即開催すべきとの声は聞こえてこない。それだけ、テロ事件というのは大きな影を落とした。 影響はマイナーリーグにも及んだ。5つのマイナーリーグにおいて予定されていたプレーオフの中止が決まり、それに伴い優勝チームも決まった。3Aのインターナショナルリーグでは既にシリーズで1勝をあげているルイスビルの優勝が決まり、一方のパシフィックコーストリーグでは、まだ試合が行われてないためタコマとニューオーリンズが共に優勝ということになった。 その他では1Aのカリフォルニアリーグがレイクエリジノールとサンホゼの同点優勝、同じく1Aのサウスアトランティックリーグではレキシントンが優勝、さらに同じ1Aのニューヨークペンリーグではブルックリンとウイリアムスポートが同点優勝となった。 |
| ■2001.9.12(現地9.11) |
●テロ事件で、全15試合が中止!再開の目処立たず!![]() アメリカがテロ事件に巻き込まれた。この日の午前9時頃、ニューヨークの世界貿易センターのツインタワービルに2機の航空機がそれぞれ突っ込み、2塔とも倒壊。ワシントンの国防総省に3機目が突っ込み、連邦議会ビルでも爆発が起こった。航空機はハイジャックされたと思われる。死者、行方不明者合わせても数千人にのぼるのは確実で、史上最悪の惨劇となった。 これによりメジャーリーグはこの日に予定されていた15試合を全て中止。明日以降の予定も不透明であり、ひょっとするとシーズン打ち切りの可能性もあるという。 惨劇のあったニューヨークで予定されていたヤンキース対ホワイトソックスの1戦は早々に中止が決まった。また、ヤンキースと共にニューヨークを本拠地としているメッツは遠征先のピッツバーグでこの惨劇を知ることとなった。 最近のメジャーリーグでは、ストライキによる中止を除けば、1989年のワールドシリーズがサンフランシスコ大地震で10日間延期されたことや、1992年にロサンゼルスでの暴動事件が元でドジャースタジアムでの4試合が延期されたことがある。 |
| ■2001.9.11(現地9.10) | ||||||
■プレーオフをにらみ、アストロズがロッキーズから7月31日の駆け込みトレードで獲得したペドロ・アスタシオが、右肩を痛め故障者リスト入り。どうやら今季の登板はなさそうだ。アスタシオはアストロズに移籍後、4試合に先発し、2勝1敗の防御率3.14という成績を残している。■この日に予定されていたヤンキース対レッドソックスの試合が雨で中止となった。この日のヤンキースの先発予定はロジャー・クレメンス。今季ここまで19勝1敗というすさまじい勝率で勝ち進んでいるクレメンスにとって、メジャー史上初の20勝1敗投手になれるかが注目である。結局クレメンスは明日のホワイトソックス戦にスライド登板することになった。
●ジート、4安打1失点の完投!アスレティックス、リーグ2位の勝率! ▼AL【●RANGERS 1-7 ○ATHLETICS】アスレティックスの先発はバリー・ジート。ジートは初回から快調に飛ばした。4回表に2本のヒットで2アウト2塁3塁のピンチを迎えるが、ピンチらしいピンチはこれだけ。8回まで無失点に抑え、完封を目指してのぼった最終回のマウンドで新人のマイク・ヤングにソロホームランを打たれるが、失点はこの1点のみ。散発4安打に抑え、10奪三振を記録する完投勝利で今季13勝目(8敗)をマークした。ジートは7月29日以降の成績が7勝1敗の防御率0.83で奪った三振が61個と、まさにチームの快進撃の一端を担っている。 オリオールズ、デビルレイズを連続スウィープして臨んだレンジャーズ戦。この初戦にあっさり勝利を収めたアスレティックスはここ15試合で14勝目。チームの戦績も87勝57敗とし、アメリカンリーグの東地区首位、ヤンキース(86勝57敗)を抜き、リーグ全体でも(メジャーリーグ全体でも)2番目の勝率をマークしている。ちなみに西地区の中では首位マリナーズ(104勝40敗)に17ゲーム差をつけられている。 対するレンジャーズ先発のアーロン・マイエットだが、初回に先頭のジョニー・デーモン、ジェレミー・ジオンビーに連続四球を与えた後、ジェイソン・ジオンビー、ジャーメイン・ダイ、エリック・チャベス、テレンス・ロングに4連続タイムリーを打たれ、1アウトを取る前に一挙4失点を記録。続く2回表にはジオンビー弟に2ランホームランを打たれる。マイエットは結局、1回2/3で6安打6失点という内容でノックアウト。マイエットは今季4敗目(3勝)となった。2番手としてマウンドに上がったクリス・ミカラックはその後の4回1/3を無失点に抑えた、ゲームを立て直したが、打線の援護なく敗れた。 ●昇格したばかりのブラウンが3安打4打点!カブスの連敗、止めた! ▼NL【●REDS 2-8 ○CUBS】 ここまで5連敗中に悩むカブス監督のドン・ベイラーは、9月になってメジャーに再昇格してきたばかりのルーズベルト・ブラウンを4番レフトでスタメン起用。この起用が大当たりし、ブラウンは初回と3回裏にタイムリーヒットを放ち、4回裏には2ランホームランを放つ。結局、4打数3安打4打点という大爆発したブラウンは、カブスの連敗をストッパーさせることに大いに貢献した。ブラウンの今季のメジャー昇格は4月の1ヶ月と6月末からの1ヶ月に続き、3度目。このチャンスを生かし、メジャー定着をはかれるだろうか。 カブスの先発はジョン・リーバー。リーバーは2回表にホアン・カストロ、4回表にロビン・ジェニングスにそれぞれソロホームランを打たれるが、7回を投げ4安打2失点の今季18勝目(6敗)をマーク。この勝ち数はランディ・ジョンソンと並んでリーグ3位である(ちなみにリーグトップがカート・シリングの20勝、2位がマーク・マルダーの19勝)。リーバーにとってこの日の試合が、対レッズ戦の4試合目の登板となるが、登板した4試合の全てに勝利を収めており、この4試合の防御率は0.93と、抜群の相性の良さを誇る。 一方のレッズ先発のクリス・レイツマは2回1/3まで投げ、7安打6失点という内容で今季15敗目(7勝)となった。2回表に飛び出したカストロのホームランだが、これはレッズにとって7試合ぶりのホームランであった。 ●マグワイアが先制弾!先発カイル、粘り強く投げて1ヶ月ぶりの白星! ▼NL【○CARDINALS 8-0 ●BREWERS】カージナルス先発のダリル・カイルは8月12日の勝利を最後に、勝利から遠ざかっている。そのカイルはこの日も、毎回ヒットを打たれ、スコアリングポジションにランナーをおいての苦しいピッチングが続いた。毎回のようなピンチをなんとかくぐり抜け、6回まで投げ、9安打無失点という内容で、1ヶ月ぶりとなる今季14勝目(10敗)をマークした。 このカイルを援護したのが、2回表に飛び出したマーク・マグワイアの今季24号となる先制2ランホームランだった。2割に満たない低打率から打順を6番に降格しているマグワイアだが、今季のヒットは48本であり、実にその半分がホームランということになる。さらにカージナルス打線は4回表に5安打を集中させ、一挙6点を奪い、勝負を決めた。これでカージナルスは地区内では、首位のアストロズに5ゲーム差をつけられての2位だが、ワイルドカード争いではトップに立つジャイアンツに0.5ゲーム差と迫っている。 一方のブリュワーズ先発のジェイミー・ライトは3回2/3まで投げ8失点で降板し、今季11敗目(9勝)となった。ライトは7月3日以来、13試合に先発し、1勝6敗の防御率6.09である。 ●先発ガルシア、8回3安打無失点で16勝目!マリナーズ、5連勝! ▼AL【○MARINERS 5-1 ●ANGELS】マリナーズ先発のフレディ・ガルシアが8回まで投げ無失点に抑える好投を見せた。しかも今季最多タイの8つの三振を奪い、許した安打はわずか3本の無四球に抑え、今季16勝目(5敗)をマークした。最終回はアーサー・ローズがマウンドに上がったが、ローズ自らのワイルドピッチもあり、3安打を打たれて1点奪われ、完封リレーはならなかった。しかし、これでマリナーズは今季104勝目をあげ、残り18試合でどれだけの勝ち星を積み上げられるかが注目される。プレーオフ進出は既に決めているが、地区優勝までのマジックナンバーを2とした。 対するエンゼルスの先発はイシュメール・バルデス。バルデスは2回表にデビッド・ベルに2点タイムリーを打たれ、先制を許した。5回表にもマーク・マクレモアにタイムリーを打たれ、結局、バルデスは6回2/3を投げ9安打3失点で今季10敗目(9勝)となった。 首位打者争いが注目されるイチローだが、この日は敬遠の四球含む4打数無安打。ルー・ピネラ監督は明日はこのイチローとジョン・オルルドを休ませると明言した。2人の代わりにジェイ・ビューナーとエド・スプレイグを出場させるそうである。 ●新人ライト、7回1失点の好投で4勝目!トーミ、47号HRもフイ! ▼AL【○WHITE SOX 7-1 ●INDIANS】 ●ツインズ、終盤の粘りで勝ち越し!先発メイズ、8回2失点で15勝目! ▼AL【○TWINS 3-2 ●TIGERS】 |
| ■2001.9.10(現地9.9) | ||||||
■カージナルスのクローザーをつとめるデーブ・ベラスが右足のハムストリングを痛め、7日から10日の間、戦線から離脱することになった。今季のベラスは、クローザーを務めたり、セットアッパーになったりとカージナルスのブルペンを救ってきた。今季は65試合に登板し、セーブの付く場面では18試合に登板し、15セーブ(3勝2敗)をマークしている。■シアトルで行われた今年のオールスターゲームにおいてMVPに輝いたカル・リプケンは、この日の試合がセーフコフィールドでの最後のプレーとなった。この3連戦、10打数無安打とヒットを打つことは出来なかったが、リプケンの偉大さを称えるため、試合前にセレモニーが行われた。リプケンの元にはマリナーズのユニフォームにリプケンの名前と背番号8が縫いつけられており、さらに多くの寄せ書きが書いてあった。
●ボンズ、61号、62号、63号と3発!あっさりとマリス越えを果たした! ▼NL【○GIANTS 9-4 ●ROCKIES】ホームラン量産で注目を一新に浴びるバリー・ボンズ。ボンズは初回、リッチ・オーリリアがホームランを打った後の打席で、今季61号のホームランを放つ。さらに5回表には62号となるソロホームランを放ち、あっさりとロジャー・マリスの記録を抜きさる。その後同点に追いつかれ、迎えた延長11回表、JT・スノーのホームランやオーリリアのタイムリーで得点を重ね、最後を締めくくったのがボンズのこの日3本目となる第63号3ランホームランだった。ボンズは左打者としてのシーズン最多ホームラン記録を更新した。ボンズにとって1試合3ホームランというのは、今季5月19日のブレーブス戦に続き今季2度目である。クアーズフィールドでの3発で、ボンズはロードゲームで32本目のホームランを記録。これはベーブ・ルース(1927年)、マーク・マグワイア(1998年)に並ぶ大記録である。 ジャイアンツの先発は、ジェイソン・シュミット。シュミットはグレッグ・ノートンにタイムリーヒットと2ランホームランを打たれ、さらにホアン・ピエールにもタイムリー3塁打を打たれるなど、6回を投げ6安打4失点で降板。味方のリードを守れなかった。しかし、後続の投手がしっかりと抑え延長戦での勝利につなげた。11回の裏にはロブ・ネンがマウンドに上がり無失点に抑えたが、得点差が開いていたため、セーブは付かなかった。 対するロッキーズの先発はスコット・エラートンだったが、5回まで投げ3本のホームランを浴び、8安打4失点でマウンドを降りた。首位打者争いをしているラリー・ウォーカーだが、第1打席目に見逃しの三振を食らったが、ストライクの判定を審判に食いかかり退場を宣告された。ウォーカーの打率は.342と少し下がったが、2位のモイゼス・アルーが.336のため、依然リーグトップを守っている。 ●モイヤー、7回2安打無失点に抑え、8連勝で今季17勝目! ▼AL【●ORIOLES 0-6 ○MARINERS】 マリナーズ先発のジェイミー・モイヤーは、ジェフ・コーナインに2本のヒットと四球による出塁を許しただけで、その他の打者を完全に抑えた。結局、7回まで投げ、2安打無四球という内容で、1997年に記録した自己最多の勝ち星に並ぶ今季17勝目(5敗)をあげた。モイヤーは7月23日以降、10試合に登板し、8勝負けなしと好調ぶりを発揮している。また、モイヤーはオリオールズに対して抜群の相性を誇り、キャリア通算で12勝1敗という成績を残している。負けた1敗というのは、レンジャーズに在籍していた1989年5月30日までさかのぼらなければならない。(しかし、モイヤーは1993年から95年までオリオールズに在籍) モイヤーの好投に応えるべく、マリナーズ打線もオリオールズ先発のジョシュ・タワーズに襲いかかった。初回にブレット・ブーンの先制2ランホームランが飛び出し、3回裏にはエドガー・マルチネスがソロホームラン。4回裏にはダン・ウイルソンのタイムリーも飛び出し、タワーズを6回8安打5失点でノックアウトした。タワーズは今季10敗目(8勝)となった。 マリナーズはこの日の勝利で今季の戦績を103勝40敗とした。ひょっとすると1906年にカブスが記録したシーズン116試合という記録の更新も見えてきた。また、先制となる35号ホームランを打ったブーンだが、打点数も128点とし、アメリカンリーグの二塁手として、チャーリー・ゲリンジャー(1934年)が記録した127打点という記録を抜いた。 ●新人オズワルト、12奪三振を記録するキャリア初完封で14勝目! ▼NL【●BREWERS 0-8 ○ASTROS】アストロズの先発はこの日がメジャーで18試合目の先発となる24歳の新人、ロイ・オズワルト。オズワルトは中盤以降は毎回のようにヒットを打たれ、ランナーを背負いながらも要所要所を締めるピッチングで、メジャー初の完封勝利を記録した。今までも1失点の完投勝利は2度記録しているが、完封勝利は初めてである。投球内容は7安打1四球の自己最多となる12奪三振をマークした。これでオズワルトは今季14勝目(2敗)で、勝率もリーグトップの.875と新人らしからぬピッチングを見せている。 一方のブリュワーズ先発はジェフ・ダミーコ。ダミーコは右ヒジを痛め、4月末から故障者リストに入っていた。復帰となった前回は3回2/3を投げ、7安打5失点となったダミーコだが、この日は3回までアストロズ打線を完全に抑える。しかし、4回裏にジェフ・バグウェルとモイゼス・アルーにそれぞれ2ランホームランを浴び、この回で降板。4回を5安打4失点という内容で、今季2敗目(1勝)となった。 ブリュワーズ打線はオズワルトの前に12個もの三振の山が築かれたが、この3連戦で奪われた三振の数はなんと38個。現在チームトータルで1,223個もの三振を喫しているブリュワーズは、あと45個の三振で1996年のタイガースが記録したメジャー記録に並ぶことになる。 ●延長13回、シアネスがサヨナラHR!WC争い、2位に11ゲーム差! ▼AL【●DEVIL RAYS 3-4 ○ATHLETICS】 プレーオフ進出へ猛烈な勢いを見せるアスレティックス。そのアスレティックスは、6回裏にミゲル・テハダのタイムリー2塁打が飛び出し、3対3の同点に追いつく。しかし、7回1アウトの場面でフランク・メネチーノが死球で出塁した後は、デビルレイズの繰り出す投手に完全に抑えられ、試合は延長13回までもつれ込む。13回裏1アウトから打席に入ったのはここまで14打数無安打のオルメド・シアネス。このシアネスがレフトスタンドへサヨナラホームランを放った。シアネスのホームランで勝利を手にしたアスレティックスは、ワイルドカード争いでも2位のツインズに11ゲーム差をつけ、独走状態である。 アスレティックス先発はティム・ハドソン。ハドソンは4回表に新人のトビー・ホールに2ランホームランを打たれるなどしたが、8回を投げ8安打3失点の8奪三振と好投した。2番手としてマウンドに上がったのはクローザーのジェイソン・イズリングハウゼン。イズリングハウゼンは救援として自己最多となる3イニングも投げ、1安打無失点に抑えた。一方のデビルレイズ先発のジョー・ケネディは6回を投げ、7安打3失点でマウンドを降りた。 アスレティックスはこの日もジェイソン・ジオンビーとジョニー・デーモンをスタメンから欠く苦しい布陣ながら勝利を収めた。6回表のテハダの2塁打は、アスレティックスにとって今季295本目の2塁打。これは1998年のチーム記録に並ぶものである。 ●フィリーズ、10安打13四死球で12点奪い、エクスポズに大勝! ▼NL【○PHILLIES 12-4 ●EXPOS】 プレーオフ進出に向けてもう負けられないフィリーズは、1対4とリードされた5回表、先頭のダグ・グランビルがヒットで出塁後、盗塁でノーアウト2塁のチャンスを作る。ここでジョニー・エストラーダがタイムリー2塁打を放ち、1点を返す。この後、四球と死球で満塁のチャンスを作ったフィリーズは、打席にボブ・アブリューを迎える。アブリューの打球はセカンドゴロとなるが、セカンドのホゼ・ビドロがまさかのエラーで2人のランナーをがホームを踏み、同点とする。さらにスコット・ローレンの逆転タイムリーが飛び出した。フィリーズはこの回、3安打4四球1四球1エラーで一挙6点を奪った。フィリーズはこの試合、10安打11四球2死球で12点を奪い、大勝した。 フィリーズの先発はオマー・ダールだったが、4回までで6安打4失点という内容でマウンドを降りた。2番手のクリフ・ポライトが続く5回からの2イニング1/3を1安打無失点に抑え、今季2勝目(2敗)をマークした。対するエクスポズの先発のトニー・アーマスは、3回まで1安打1四球の1失点に抑えていたが、腰の筋肉を痛め途中降板となった。 フィリーズは現在、地区2位の位置におり、首位ブレーブスとの差が3.5ゲームである。1日おいて明後日から戦う10試合のうち、ブレーブスの対戦が7試合も組まれている。開幕から若い選手を中心にナショナルリーグ東地区を沸かせてきた今季のフィリーズの真価が、ここで問われる。 ●ペティット、約1ヶ月ぶりの15勝目!N・ジョンソン、メジャー初HR! ▼AL【●RED SOX 2-7 ○YANKEES】ヤンキースの先発はアンディ・ペティット。ペティットはここまでの4試合の登板で、24イニングを投げ、43安打で24失点の0勝3敗と最悪の内容だった。しかし、この日は4回までレッドソックス打線を完全に抑える内容。5回表にマニー・ラミレスに初安打を許した後、1点を奪われるが、7回2/3を投げ4安打1失点に抑えきり、今季15勝目(9敗)をマークした。これでヤンキースは4連勝。ロジャー・クレメンス、オルランド・ヘルナンデス、マイク・ムシーナに続きペティットの4人による4連勝は今季初の事である。 対するレッドソックスの先発は野茂英雄。野茂は2回裏、新人のニック・ジョンソンにメジャー初となる2ランホームランを浴び、2点を先制される。5回裏にもバーニー・ウイリアムスにタイムリーを打たれ、野茂は5回1/3を投げ7安打3失点という内容でマウンドを降りた。これで今季8敗目(11勝)となった。これで野茂は7月26日以降の8試合の登板で0勝4敗と勝ちに恵まれていない。 オールスター前まではヤンキースと激しく地区首位を掛けて戦うと思われていたレッドソックスがここ14試合で13敗となり、優勝戦線から脱落してしまい、いまでは勝率5割すら危ない状況となってきた。この日の敗戦でヤンキースとの直接対決で7連敗となった。8月16日にジョー・ケリガンが新監督となってから、7勝16敗と成績が落ち込み、監督交代がチームの起爆剤となるべく役割を果たすことは出来なかった。 ●サーホフ、HR含む4打点でブレーブス快勝!ソーサ、54号HRもフイ! ▼NL【○BRAVES 9-5 ●CUBS】 ●8回にフライマンが同点打!9回にビスケルがサヨナラHR! ▼AL【●WHITE SOX 8-9 ○INDIANS】 ●フロイド、3安打2打点!マーリンズ、メッツの連勝を止める! ▼NL【●METS 2-4 ○MARLINS】 ●延長12回、パルメイロのこの日2本目のHRが第41号サヨナラHR! ▼AL【●ROYALS 3-4 ○RANGERS】 ●エドモンズがグランドスラム!3番手マシューズが4回1/3を完全! ▼NL【●DODGERS 1-8 ○CARDINALS】 |
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