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MLB EXPRESS

MLB EXPRESS REVIEW

★2001.9.2〜9.5★ [MLB EXPRESS REVIEW]

■2001.9.5(現地9.4)
■約1ヶ月も戦線離脱しているケリー・ウッドが9月7日のブレーブス戦から復帰することになりそうだ。すでに150キロ前半の速球に加え、カーブもキレを取り戻しているという。なお、復帰登板の際の相手先発投手はグレッグ・マダックスである。

●試合結果 〔先がビジター、後がホーム〕
▼National League
○ASTROS 7-1 ●REDS
○BRAVES 3-2 ●EXPOS
○METS 5-3 ●PHILLIES
●BREWERS 2-5 ○PIRATES
○CUBS 1-0 ●MARLINS
●DODGERS 2-5 ○ROCKIES
○CARDINALS 6-1 ●PADRES
●DIAMONDBACKS 2-5 ○GIANTS
▼American League
●TIGERS 1-10 ○WHITE SOX (Game1)
●TIGERS 0-4 ○WHITE SOX (Game2)
○INDIANS 8-5 ●RED SOX
●YANKEES 0-14 ○BLUE JAYS
●TWINS 5-6 ○RANGERS
○ROYALS 4-1 ●ANGELS
●ORIOLES 2-5 ○ATHLETICS
○DEVIL RAYS 8-3 ●MARINERS

●ジート、6回を2安打1失点の好投!チャベスの3ランHRで逆転!
初回に3ランホームランを放ったチャベスを迎えるジオンビー兄弟。▼AL【●ORIOLES 2-5 ○ATHLETICS】

アスレティックスの先発は、8月に5勝1敗の防御率1.02と素晴らしい成績を残したバリー・ジート。そのジートは初回に死球で出塁を許した後、ジェフ・コナインにタイムリーを打たれ1点を先制される。しかし、勢いに乗っているアスレティックスはその裏、エリック・チャベスが3ランホームランを放ちあっさり逆転。逆転してもらったジートは、2回以降は快調に飛ばしていき、結局6回を投げ2安打1失点という内容で、今季12勝目(8敗)をマーク。これでアスレティックスは10試合で9勝、6月27日以降でも47勝17敗とその勢いはとどまるところを知らない。

対するオリオールズの先発はジェイソン・ジョンソン。ジョンソンは5回2/3を投げ4安打7死球の4失点で今季11敗目(10勝)となった。オリオールズはここ14試合で実に12敗目。しかも、ここ10試合のチーム打率は.168と落ち込んでいる。そんな中でいいニュースといえば、最終回に飛び出したカル・リプケンの通算600本目となる2塁打ぐらいである。

今季24号となる3ランホームランを打ったチャベスだが、打点も89点とし自己最多記録を更新中。しかも、オリオールズとは相性が良く、ここ3年間ででも対オリオールズ戦では10ホームラン、22打点を記録している。なお、2回裏にジェイソン・ジオンビーが今季22個目の敬遠四球をもらった。これは1991年にハロルド・ベインズが記録した球団記録に並んだことになる。しかし、ジオンビー兄はこの敬遠の四球を合わせて、この試合3四球を記録。結果として、ここまで記録していた10試合連続ヒットの記録もストップした。

●ボンズの59号HRに加え、オーリリアの2発でジャイアンツ快勝!
▼NL【●DIAMONDBACKS 2-5 ○GIANTS】

2対2で迎えた7回裏、リッチ・オーリリアがこの日2本目となる第31号の2ランホームランを放って勝ち越すと、続くバリー・ボンズが今季最速となる59号ホームランを放ち、この回一挙3点を奪い、勝負を決めた。ジャイアンツは地区首位ダイヤモンドバックスとの差を1.5と縮めた。ワイルドカード争いではカブスに0.5ゲーム差でトップに立っている。しかもこの日の勝利は、開場2年目のパシフィックベルパークにおいて、通算100勝目となる区切りの1勝だった。

ジャイアンツ先発のジェイソン・シュミットは7回まで投げ、6安打2失点に抑え、移籍後11勝目(7敗、移籍後は5勝1敗)をマークした。最終回を締めくくったロブ・ネンも今季39セーブ目をあげた。ネンにとっては通算265個目のセーブで、これはロッド・ベックに並び歴代17位タイとなった。

ダイヤモンドバックス先発のボビー・ウィットは5回1/3を投げ、3安打2失点でマウンドを降りた。ウィットにとっては今季2度目の先発だが、勝敗はつかなかった。

●トーミが2発3打点に加え、J・ゴンザレスも3打点!コロン、12勝目!
ジム・トーミ▼AL【○INDIANS 8-5 ●RED SOX】

2回表に先制となるホームランを放ったジム・トーミは、4対4で迎えた6回表にも勝ち越しホームランを放つ。1試合2ホーマーを記録したトーミは、リーグトップとなる45本にまで乗せた。シーズン45本は1998年のマニー・ラミレスに並ぶ球団史上3位タイとなる本数である。ちなみにトップは1995年のアルバート・ベル(50本)、2位は1996年のベル(49本)である。この日はホアン・ゴンザレスも2安打3打点と大当たりした。

インディアンズ先発のバートロ・コロンは、2回裏にダンテ・ビシェットに四球を与えた後、ブライアン・ドーバックのライト前ヒットから、シェイ・ヒレンブランドマイク・ランシングホゼ・オファーマンスコット・ハッテバーグまで5連続ヒットが飛び出し、この回一挙3点奪われる。コロンは、5回2/3を投げ、10安打4失点という不安定な投球内容ながら、打線の援護で今季12勝目(10敗)をマークした。最終回はボブ・ウィックマンが締め、今季29セーブ目をあげた。

一方のレッドソックス先発、野茂英雄は3回までトーミのソロホームランによる1失点に抑えていたが、4回表にいきなり2連続四球を与えてしまう。ここでゴンザレスにタイムリー2塁打を打たれる。この後、トーミ、エリス・バークスに連続で犠牲フライを打たれ、この回3失点。野茂は5回2/3までで4安打3四球の5失点という内容で今季7敗目(11勝)となった。7月26日以降、7試合に登板しているが勝利から遠ざかっている。

●先発トラクセル、7回まで無失点の好投!フィリーズ、泥沼の3連敗!
4番ライト新庄剛志は満塁のチャンスで2点タイムリーを放つ。▼NL【○METS 5-3 ●PHILLIES】

メッツ先発のスティーブ・トラクセルは7回までフィリーズ打線を5安打無失点に抑える好投を見せる。8回裏に2アウトから3連打を浴び3点を奪われ降板するが、トラクセルは7回2/3を投げ8安打3失点という内容で今季9勝目(11敗)をあげた。前半戦は絶不調で一時はマイナー落ちも経験したトラクセルだが、後半戦は7勝1敗の防御率2.84と見違えるほどの投球内容を見せている。最終回を締めくくったのはメッツのクローザーのアーマンド・ベニテス。ベニテスは今季36セーブ目をマークした。

開幕から若手選手の活躍で地区優勝も夢ではない位置にいたフィリーズ。ブレーブスと同率で地区首位に並んでからの3連敗。これで首位ブレーブスとのゲーム差は3と開いてしまった。来週からブレーブスと10日間で7試合も戦うまさに今季の天王山が待ち受けているため、それまで少しでもゲーム差を縮めておきたいところだ。

フィリーズ先発のオマー・ダールは初回に、先頭打者のジョー・マクユーイングをサードのスコット・ローレンのエラーで出塁を許してしまう。続くエドガー・アルフォンゾにタイムリー2塁打を打たれ、1点を先制される。2回表にはレイ・オルドニェスに2塁打を打たれた後、死球と四球で満塁のピンチを迎え、新庄剛志に2点タイムリーヒットを打たれる。3回表にもジェイ・ペイトンにソロホームランを打たれるなどし、ダールは4回を投げ5安打4失点でノックアウト。今季6敗目(12勝)となった。フィリーズはここ19試合で14敗を喫している。

●デビルレイズ、9回に追いつき、延長10回に6点取って逆転勝ち!
▼AL【○DEVIL RAYS 8-3 ●MARINERS】

デビルレイズは2回表にスティーブ・コックスのソロホームランで1点先制する。この1点を先発のタニヨン・スターズが守り抜く。7回まで投げ8安打無失点と好投を見せる。球数が120球となったため、8回以降はマウンドを譲る。しかし、2番手としてマウンドに上がったビクター・ザンブラノが8回裏、マイク・キャメロンに逆転2ランホームランを浴び、スターズの勝ちを消してしまった。1点リードしたマリナーズは当然、最終回には佐々木主浩をマウンドに送ってくる。しかし、この佐々木からブレント・アバーナシーが同点となるタイムリーヒットを放ち、試合は延長戦へ。延長10回表にデビルレイズ打線は6安打で一挙6点を奪い、勝負を決めた。

シーズンでの勝ち星を99勝とし、100勝へ王手を掛けていたマリナーズだが、勝利することは出来なかった。先発のフレディ・ガルシアも8回まで投げ、3安打1失点と好投するが報われなかった。

延長10回裏にブレット・ブーンが今季33号のソロホームランを放ち、一矢を報いた。二塁手としてのシーズン33ホームランは、1948年にジョー・ゴードンが記録した32本というリーグ記録を半世紀ぶりに塗り替えるものである。なお、メジャー記録は1922年のロジャース・ホーンスビーで42本である。この試合3安打を放ったブーンは今季57回目のマルチヒット。この記録はリーグ2位の記録で、リーグトップはチームメイトであるイチローの66回である。

●注目の21歳右腕、ベケットがメジャーデビュー!6回無失点で初勝利!
ついに大器がベールを脱ぐ!デビュー戦を6回1安打無失点は充分な合格点!▼NL【○CUBS 1-0 ●MARLINS】

1999年マーリンズのドラフト1位(全米2番目)の期待の右腕、ジョシュ・ベケットがメジャーデビューを飾った。2回表にロンデル・ホワイトにセンター前ヒットを打たれるが、ベケットが記録した被安打はこの1本のみ。6回まで投げ1安打3四球の無失点に抑え、5つの三振を奪う投球内容で、最速は155キロをマークし初勝利を飾った。注目されたサミー・ソーサの対決では、三振1個を含む3打数無安打に抑えきった。なお、ベケットは打つ方でも、5回裏の先頭打者として打席に入り、メジャー初安打となる2塁打を放っている。デレク・リーの犠牲フライで初得点も記録した。ベケットは、マイナーで26試合に登板し14勝1敗の防御率1.56を記録しており、今後の飛躍が期待される21歳の若手投手である。

対するカブスの先発はジョン・リーバー。リーバーは初回にプレストン・ウイルソンに3ランホームランを打たれ先制を許し、5回裏にはケビン・ミラーに満塁ホームランを打たれる。結局、リーバーは5回でノックアウト。7安打8失点という内容で今季6敗目(17勝)となった。

満塁ホームランを打ったミラーは、シングルヒットに3塁打を放ち、サイクルヒットへあと1本と迫っていた。

●A・ジョーンズ、決勝HR!ブレーブス、3連勝で地区首位キープ!
▼NL【○BRAVES 3-2 ●EXPOS】

●キャプラー、逆転サヨナラタイムリー!ホーキンス、救援失敗!
▼AL【●TWINS 5-6 ○RANGERS】

●先発モリス、7回を6安打無失点で、シリングに並ぶ今季19勝目!
▼NL【○CARDINALS 6-1 ●PADRES】

●ブルージェイズ、14得点!先発カーペンター、12奪三振の完封勝利!
▼AL【●YANKEES 0-14 ○BLUE JAYS】

●オズワルト、7回無失点に抑え、球団の新人記録となる14勝目!
▼NL【○ASTROS 7-1 ●REDS】

■2001.9.4(現地9.3)
■今季途中からホワイトソックスに合流したホゼ・カンセコは、通算200個目の盗塁を記録。すでに459本打ってるホームラン数と合わせ、「400−200(400ホームラン−200盗塁)」クラブ入りした。この記録達成はカンセコでちょうど9人目で、これまではハンク・アーロンアンドリュー・ドーソンレジー・ジャクソンウイリー・メイズフランク・ロビンソンデーブ・ウインフィールドバリー・ボンズサミー・ソーサらが達成している。

●試合結果 〔先がビジター、後がホーム〕
▼National League
○BRAVES 5-0 ●EXPOS
○METS 10-7 ●PHILLIES
●ASTROS 2-3 ○REDS
○ROCKIES 4-1 ●GIANTS
○CUBS 10-2 ●MARLINS
○BREWERS 12-7 ●PIRATES (Game1)
●BREWERS 2-3 ○PIRATES (Game2)
○CARDINALS 4-0 ●PADRES
▼American League
○YANKEES 7-5 ●BLUE JAYS
○INDIANS 6-3 ●WHITE SOX
●ORIOLES 2-4 ○ATHLETICS
●DEVIL RAYS 2-3 ○MARINERS

●新人スミス、今季3人目のノーヒッター!許した出塁は4つの四球のみ!
まだ弱冠21歳の若者。見事にノーヒッターを達成したスミス。▼NL【○CARDINALS 4-0 ●PADRES】

21歳の新人投手が素晴らしい記録を達成した。昨日のマイク・ムシーナが達成できず、将来の殿堂入りが確実視されているロジャー・クレメンスも、グレッグ・マダックスもいまだ達成できていない記録を新人が記録してしまった。

カージナルス先発はバド・スミス。今季6月半ばにメジャーデビューを果たしたばかりで、この試合が先発としては11試合目(プラス中継ぎで2試合登板)である。前回の登板では3回1/3までで5安打7失点でノックアウトされたばかりのスミスだが、この試合のスミスは違った。ちょうどこの試合には母親や義理の父親を始めとして14人の親族、さらに学生時代の友人10人がスタンドで見守っていた。

スミスは2回裏にレイ・ランクフォードに四球を与え、初めてのランナーを背負う。さらに3回裏と6回裏にはメジャーリーグで最も四球を多く選んでいる男、リッキー・ヘンダーソンに2つの四球を与えてしまう。しかし、7回まで投げたところで、四球で3人の出塁を許してはいるが、被安打はゼロ。ノーヒッターの期待が高まる中、8回裏にかつての安打製造器、トニー・グウィンが代打で登場するが、ショートゴロに打ち取った。

ちょうど最後のアウトを取ったところです。そして迎えた9回裏。先頭のヘンダーソンをショートゴロに打ち取り、1アウト。ここでダンジェロ・ヒメネスにこの試合4個目の四球を与えてしまう。しかし、続くライアン・クレスコをショートゴロ、フィル・ネビンをピッチャーゴロに打ち取り、ノーヒッターを達成。メジャーリーグ史上、新人投手のノーヒッターというのはスミスで16人目の快挙である。なお、カージナルスとしては1999年6月25日にホゼ・ヒメネス(現ロッキーズ)が達成して以来、のべ10人目である。

今季のメジャーリーグでは野茂英雄(レッドソックス)、AJ・バーネット(マーリンズ)に続く3人目のノーヒッターである。なお、ノーヒッターを食らったパドレスは、今季バーネットに記録されて以来、2回目のノーヒッターである。これでパドレスは、1996年にロッキーズが野茂とアル・ライターにそれぞれノーヒッターを達成されて以来、年間2度のノーヒッターを記録された球団となった。

パドレス先発のボビー・ジョーンズは初回、アルバート・プーホーツに2ランホームランを打たれ2点を先制される。その後も味方のエラーも絡み、6回2/3を投げ7安打4失点という内容でマウンドを降りた。これでジョーンズは両リーグで一番乗りとなる17敗目(8勝)となった。1980年のブライアン・キングマン以来の20敗投手になる可能性が出てきた。

●ハドソン、8回3安打2失点で16勝目!イズリングハウゼン、27S目!
▼AL【●ORIOLES 2-4 ○ATHLETICS】

アスレティックス先発、ティム・ハドソンは序盤から快調に飛ばすピッチング。5回表2アウトからメルビン・モーラに打たれたのが、この試合の初被安打。7回表にブライアン・ロバーツクリス・リチャードに連続2塁打を打たれたのをきっかけに2点を失うが、ハドソンは8回まで投げ、3安打2失点に抑え、今季16勝目(7敗)をあげた。最終回はジェイソン・イズリングハウゼンが締めくくり、今季27セーブ目をマークした。これでアスレティックスは、ここ9試合で8勝をあげ依然そのペースはとどまることを知らない。

対するオリオールズ先発は、新人のジョシュ・タワーズ。タワーズは8月29日の試合でもハドソンと投げ合い、負けておりこの試合にリベンジを懸けていた。しかし、4回裏にエリック・チャベスに2ランホームランを打たれ、6回裏にはジェイソン・ジオンビーからジャーメイン・ダイ、チャベス、テレンス・ロングが4連打を放ち、この回さらに2点を加える。結局、タワーズは6回を投げ、7安打4失点で今季9敗目(8勝)となった。オリオールズはここ13試合で11敗目となった。

●グラビン、今季初完封で13勝目!キャリア通算では21回目の完封!
区切りの50試合目の完投を完封で飾ったグラビン。▼NL【○BRAVES 5-0 ●EXPOS】

この日のオリンピックスタジアムにはわずか6,748人の観客しか集まらなかったが、その中にはブレーブス先発のトム・グラビンの両親も含まれていた。両親の前でグラビンは、被安打7、四球が2個の奪三振5個という内容で昨年9月25日以来の完封で13勝目(7敗)をあげた。グラビンにとっての完封は21回目で、完投ということになれば50回目である。

対するエクスポズの先発は大家友和。大家は2回表にアンドリュー・ジョーンズハビア・ロペスの連続ヒットでピンチを迎え、レイ・サンチェスのサードゴロの間に1点を失う。4回表にはロペスに3ランホームランを浴びるなどし、5回を投げ、6安打4失点で降板した。結局、大家は移籍後3敗目(1勝、トータルでは3勝8敗)となった。2番手として登板した吉井理人も6回からの2イニングを投げ、アンドリューの犠牲フライによる1点のみに抑えた。

ブレーブスはオリンピックスタジアムでは、ここ11試合で10勝をマークする好調ぶり。エクスポズに対しても昨年9月23日から数えて、15勝5敗と相性の良さを見せる。2連勝としたブレーブスは、再び2位フィリーズとの差を2ゲームと広げ、地区首位の座をがっちりキープした。

●ジェニングス、初昇格から3連勝!唯一の失投はボンズ、58号HR!
▼NL【○ROCKIES 4-1 ●GIANTS】

鮮烈なメジャーデビューを飾ったジェイソン・ジェニングスがこの日のロッキーズの先発。メジャーでの3試合目の先発となるジェニングスだが、新人らしからぬピッチングを見せる。4回裏にバリー・ボンズに第58号ソロホームランを浴びるが、6回裏にノーアウト1塁の場面でボンズを打席に迎え、見事に3−6−1のダブルプレーにしとめた。結局、ジェニングスは7回を投げ3安打1失点に抑え、メジャーデビューからいまだ負けなしの3連勝を記録している。

一方のジャイアンツのカーク・リーターは4回表にトッド・ヘルトンホアン・ユーリビにタイムリーを打たれ、2点を先制される。さらに6回表にユーリビに2ランホームランを浴び、この回で降板。リーターは6回を投げ、9安打4失点で今季11敗目(12勝)となった。

ジャイアンツの138試合目にして、58号ホームランを打ったボンズ。これは1999年のサミー・ソーサがチームの136試合目で打った58本という記録に2試合遅れていることになる。

●サバシア、8回6安打3失点で、15勝目!バークス、逆転3ランHR!
21歳ながら新人らしからぬ風格さえ漂うサバシア。▼AL【○INDIANS 6-3 ●WHITE SOX】

インディアンズの先発はCC・サバシア。サバシアは2回裏にジョシュ・ポールに2点タイムリーヒットを打たれ、4回裏にはレイ・デューラムの犠牲フライでさらに追加点を奪われ、計3失点となったがその後は立ち直った。味方打線の援護もあり、サバシアは8回まで投げ、8安打3失点に抑える好投で今季15勝目(4敗)をマークした。インディアンズの新人投手として15勝をあげたのは、1955年にハーブ・スコアが16勝をあげて以来のことで、サバシアはこの記録を更新する可能性は充分に持っている。

インディアンズ打線もホワイトソックスの先発、ゲーリー・グローバーから5回までわずかに1点しか奪えないでいたが、6回表に一気に襲いかかった。先頭のオマー・ビスケルが3塁打を放った後、ロベルト・アロマーの当たりがファーストのポール・コナーコのエラーを誘い、1点を返す。さらにエリス・バークスの3ランホームランで逆転した。グローバーはこの回で降板。6回を7安打5失点という内容で、今季2敗目(4勝)となった。

サバシアは15勝のうち、11勝をロードゲームであげている。またホワイトソックス戦には3試合登板し3勝をマークし、その間の防御率は2.29である。さらに逆転ホームランを打ったバークスはこの4連戦、15打数7安打の5打点と大当たりを見せている。なお、この試合を締めくくったのはインディアンズのクローザー、ボブ・ウィックマンで今季28セーブ目をあげた。

●メッツ、9回に5点奪って大逆転!メサ、2戦連続となる救援失敗!
▼NL【○METS 10-7 ●PHILLIES】

●マリナーズ、延長11回にサヨナラ勝ち!プレーオフ進出は確定!
▼AL【●DEVIL RAYS 2-3 ○MARINERS】

●代打ピッカーリング、勝ち越し打!グレイブス、24セーブ目!
▼NL【●ASTROS 2-3 ○REDS】

●ヤンキース、終盤に逆転勝ち!ソリアーノ、逆転2点タイムリーヒット!
▼AL【○YANKEES 7-5 ●BLUE JAYS】

■2001.9.3(現地9.2)
■カージナルスはマイナー落ちしていたバド・スミスをメジャーへ再昇格させることを決めた。スミスは今季メジャーで12試合に登板(先発は10試合)し、3勝2敗の防御率4.30という数字を残している。
■ここのところ好調のメッツは、タイガースからCJ・ニコウスキーを獲得した。ニコウスキーは左のセットアッパーとして、今季56試合に登板し、0勝3敗の防御率5.56という数字を残している。ニコウスキーは元々はニューヨークの生まれであり、故郷に戻る形となる。

●試合結果 〔先がビジター、後がホーム〕
▼National League
●PIRATES 6-8 ○REDS
●CUBS 4-7 ○BRAVES
○MARLINS 5-1 ●METS
○EXPOS 6-2 ●PHILLIES
○ASTROS 1-0 ●BREWERS
●ROCKIES 1-3 ○GIANTS
●DIAMONDBACKS 0-1 ○PADRES
●CARDINALS 3-7 ○DODGERS
▼American League
●TIGERS 0-11 ○BLUE JAYS
○ATHLETICS 3-1 ●DEVIL RAYS
○MARINERS 1-0 ●ORIOLES
●INDIANS 10-19 ○WHITE SOX
○RANGERS 12-6 ●ROYALS
●ANGELS 4-5 ○TWINS
○YANKEES 1-0 ●RED SOX

●ムシーナ、あと1球で大記録(完全試合)逃す!13奪三振で14勝目!
大記録は逃したが、あっぱれ、ムシーナ!▼AL【○YANKEES 1-0 ●RED SOX】

メジャーリーグ最古を誇る89年の歴史を持つフェンウェイパーク。この球場で未だ達成されていない大記録に挑んだ投手が現れた。ヤンキースの先発、マイク・ムシーナである。昨年オフ、オリオールズからFA宣言し、ヤンキースと6年間の8850万ドルで契約し、伝統のピンストライブに袖を通した投手だ。そのムシーナが、8回まで1人もランナーを出さない完全な内容。フェンウェイでの初の完全試合を目指し、最終回のマウンドに上がるムシーナを、33,734人の観客は沈黙で見守った。

まずは代打のトロイ・オレアリーをファーストゴロに打ち取る。続くルー・メローニからこの試合13個目となる三振を奪い取り、2アウト。ここでレッドソックスはカール・エバレットを代打に送る。エバレットは本来ならレギュラーの選手だが、ここ最近は32打数2安打と極度なスランプなため、スタメンからはずれていた選手だ。また、ムシーナとも相性が悪く、キャリア通算でも9打数1安打で、そのうち7三振を喫している。

ムシーナにとってカモにしているエバレット。そのエバレットから簡単に2ストライクを取り、いよいよ完全試合へあと1球と迫る。しかし、ここでムシーナの投げた高めの速球をエバレットが左中間に運び、大記録への夢はここで潰えた。ムシーナはメジャーリーグ史上15人目となる完全試合達成者になることは出来なかった。初安打を打たれたばかりのムシーナは続くトロット・ニクソンをセカンドゴロに打ち取り、完封で今季14勝目(11敗)をマークした。

一方のレッドソックス先発のデビッド・コーンは2年前にヤンキースの一員として、ヤンキースタジアムで完全試合を達成してる投手。このコーンも8回までヤンキース打線を4安打無失点に抑える好投を見せる。9回表にティノ・マルチネスにヒットを打たれ、その後に味方のエラーで3塁まで進まれる。ここでエンリケ・ウイルソンにタイムリー2塁打を打たれ、虎の子の1点を献上してしまう。この1点が決勝点となった。これでレッドソックスはヤンキースにスウィープされ、8連敗。地区首位ヤンキースとの差も9ゲームと開き、プレーオフ進出に赤信号が灯った。

ムシーナは以前にも2回完全ペースで抑えながら、終盤で打たれ大記録を逃したことがある。1回目は1997年5月30日、インディアンズ戦で9回1アウトまで完全に抑えながら、サンディ・アロマー(現ホワイトソックス)に打たれたとき、2回目は1998年8月4日、対タイガース戦で8回2アウトからフランク・カタラノット(現レンジャーズ)に2塁打を打たれたとき、そして、今回が3回目である。ノーヒッターということであれば、1997年6月25日、対ブリュワーズ戦で8回先頭打者のホゼ・バレンティンに初ヒットを打たれたということもあった。

フェンウェイパークでのノーヒッターということであれば、1965年9月16日、デーブ・モアヘッドがインディアンズ戦で達成して以来、誰も達成していない。ちなみに1917年6月23日、アーニー・ショーレが一人もランナーを出すこともなく27個のアウトを奪ったことがあった。しかしこれは完全試合としては記録されていない。なぜなら、先発したベーブ・ルースが初回の先頭打者に四球を与えた後、退場になっており、ショーレの記録は参考記録に留まっているからだ。

●両ジョーンズがアベックHR!ミルウッド、7回3失点で5勝目をマーク!
▼NL【●CUBS 4-7 ○BRAVES】

フィリーズと並び地区首位タイのブレーブスは、先発のケビン・ミルウッドが7回3安打3失点に抑え、6三振を奪い今季5勝目(6敗)をマーク。また、8回から登板したジョン・スモルツが2イニングを投げ、トッド・ハンドリーのこの日2本目となるソロホームラン1本に抑え、4セーブ目を記録した。

打線も3回裏にミルウッドのヒットをきっかけに、チームに合流したばかりのフリオ・フランコが、メジャーリーグでは1997年ぶりとなるヒットを放ち、これがタイムリーとなる。さらにこの回、チッパー・ジョーンズアンドリュー・ジョーンズの2人のホームランが飛び出し、一挙5点を奪う猛攻を見せる。8回裏にもマーク・デローサがだめ押しとなるホームランを放った。これでブレーブスは、8月8日から数えて、本拠地ターナーフィールドでの18試合目でようやく5勝目をあげた。再びブレーブスは、単独で地区首位の座に立った。

カブス先発のケビン・タパニは、6回を投げ10安打6失点で今季11敗目(9勝)。もし、カブスがこの試合に勝っていれば、1985年8月以来の敵地アトランタでのスウィープとなるところだった。なお、この試合には45,165人もの観客が集まり、今季10回目の満員御礼となった。

●先発マルダー、4安打1失点に抑え、わずか86球の完投勝利!
マーク・マルダー▼AL【○ATHLETICS 3-1 ●DEVIL RAYS】

アスレティックス先発のマーク・マルダーは、デビルレイズ打線をわずか4安打1失点に抑え、今季17勝目(7敗)をマークした。マルダーは5回裏の2アウトから、ジョン・フラハティにこの試合初被安打となる2塁打を打たれた後、ベン・グリーブがレフト前に運ぶタイムリーヒットを打ち、1点を失う。その後のマルダーはほぼ完全に抑え、リーグトップとなる今季6回目の完投勝利(完封は4度)を飾った。ちなみにナショナルリーグではカート・シリングが6度完投している。8奪三振を記録したこの日のマルダーだが、特筆すべきは球数がわずか86球だったこと。86球のうち、ストライクは69球。ボールカウントが3つまでいったのは、最後の打者となったランディ・ウインに対してのみである(結果はライトフライ)。

アスレティックスは後半戦、36勝14敗とメジャートップの成績。ワイルドカード争いでも2位のレッドソックスに7ゲーム差をつけ、プレーオフ進出への道を快走している。ここ3試合では、スコアリングポジションにランナーを置いて、29打数13安打とチャンスに強い打撃を見せている。

デビルレイズの先発はジョー・ケネディ。ケネディは初回、先頭打者のジョニー・デーモンにヒットを打たれる。続くフランク・メネチーノにもライト前に運ばれたが、好送球にも恵まれ、メネチーノは2塁でアウト。しかし、この1アウト3塁という場面で、ケネディが痛恨のワイルドピッチで1点を先制される。ケネディは6回を6安打1失点に抑えるが、勝利を手にすることはできなかった。後続の投手がジェレミー・ジオンビー(弟)に、7回表と9回表にそれぞれタイムリーヒットを打たれ、ケネディの好投を生かせなかった。

●先発ミラー、8回無失点で15勝目!バグウェルが決勝タイムリー!
2年目のミラー、15勝はチームの勝ち頭。▼NL【○ASTROS 1-0 ●BREWERS】

地区首位を走るアストロズの先発はウェイド・ミラー。ミラーは、8回まで投げ6安打無失点に抑え、10三振を奪う好投で今季15勝目(7敗)をマークした。今季ブリュワーズ戦での登板は4試合目となるミラーだが、4勝0敗の防御率1.14と徹底的に抑え込んでいる。キャリア通算でも6勝0敗と、ブリュワーズに対しては無類の強さを誇る。最終回はビリー・ワグナーが完全に締め、今季33セーブ目をあげた。

一方のブリュワーズ先発、マック鈴木もミラーに負けず劣らずの素晴らしいピッチングを披露した。3回表にホゼ・ビスカイーノに2塁打を打たれた後、ジェフ・バグウェルにタイムリーを打たれ、1点を奪われる。しかしその後は危なげなく抑え、今季最多タイとなる7三振を奪う。7回まで投げ6安打1失点という内容だったが、味方の援護なく10敗目(5勝、ブリュワーズに移籍後は3勝3敗、ロッキーズでは2敗)を喫した。

ナショナルリーグのリーディングヒッターであるモイゼス・アルーは、この3連戦が始まってから9打数連続ノーヒットの不調に陥っていたが、この試合の最後で2安打を放ち、打率を.348と上げ、リーグトップを保った。リーグ2位につけているのは、ラリー・ウォーカー(.346)である。

●マリナーズ、外野からの2つの好送球で勝利!ブーンが決勝HR!
▼AL【○MARINERS 1-0 ●ORIOLES】

マリナーズの先発は新人のジョエル・ピネイロ。ピネイロは自身の粘り強いピッチングに加え、味方の好守にも助けられた。4回裏に先頭のジェフ・コナインにヒットを打たれる。この後、ピネイロのワイルドピッチでランナーを2塁に進めてしまう。ここでブラディ・アンダーソンにライト前に運ばれるが、ライトのイチローの好返球で、ランナーのコナインをホームでタッチアウト。結局、ピネイロは7回まで投げ4安打無失点に抑え、今季4勝目(1敗)をマークした。

両チームゼロ行進で進んだ試合の均衡が破れたのは7回表、ブレッド・ブーンの今季32号のソロホームランである。この1点を守るべく最終回のマウンドには、マリナーズのクローザー、佐々木主浩があがる。この佐々木が先頭のメルビン・モーラにヒットを打たれ、さらにワイルドピッチで2塁にまで進塁を許す。ここでカル・リプケンにレフト前に運ばれるが、レフトのマーク・マクレモアの好返球で、ホームでランナーを刺した。マクレモアはショートとしてスタメン出場したが、途中からレフトへ代わったが、マリナーズとしてはこれが幸いした。佐々木は今季41セーブ目を記録した。

対するオリオールズ先発は新人のリック・バウワー。怪我のシドニー・ポンソンの代わりでメジャー昇格を果たし、この試合がメジャーデビュー。デビュー戦で6回まで無失点に抑える好投を見せた。結局、ブーンにホームランを打たれ負け投手にはなったが、6回1/3を投げ、3安打1失点という素晴らしい内容を見せた。

●エクスポズ、9回に勝ち越し!メサ、約3ヶ月ぶりとなる救援失敗!
決勝タイムリーを放つなど3安打を記録したキャブレラ。▼NL【○EXPOS 6-2 ●PHILLIES】

エクスポズの先発は、8月に5勝1敗の防御率0.55を記録したハビア・バスケス。9月に入ってもバスケスは好調を維持し、8回まで投げ5安打2失点に抑える好投を見せ、今季15勝目(11敗)を記録した。バスケスは現在5連勝中である。

対するフィリーズ先発のブランドン・ダックワースは立ち上がりを攻められた。初回の先頭打者のティム・レインズに3塁打を打たれた後、ホゼ・ビドロにタイムリー2塁打を打たれ、さらにジェフ・ブラムに犠牲フライを打たれ、初回に2点を先制された。しかし、その後は無失点に抑え、6回1/3を投げ8安打2失点という内容でマウンドを降りた。

2点を追うフィリーズは5回裏に2塁打で出塁したスコット・ローレンが、3盗を試み、これが捕手の悪送球を誘い、ホームを陥れる。7回にはマーロン・アンダーソンのソロホームランが飛び出し、同点とした。

同点で迎えた9回表、フィリーズはここまで21試合救援失敗なしのホゼ・メサをマウンドに送るが、いきなりレインズに2塁打を浴びる。このあとオルランド・キャブレラのタイムリーや、味方のエラーなどで一挙4点を奪われる。メサにとっては5月28日以来の救援失敗となった。

●延長13回にクレスコ、サヨナラHR!ジョンソン、14奪三振もフイ!
▼NL【●DIAMONDBACKS 0-1 ○PADRES】

●インディアンズ、マニュエル監督復帰も、6点を守りきれず逆転負け!
▼AL【●INDIANS 10-19 ○WHITE SOX】

●先発ブラウン、5回6安打3失点!約1ヶ月半ぶりとなる9勝目!
▼NL【●CARDINALS 3-7 ○DODGERS】

●先発リード、完投も勝利も逃す!しかし、ホッキングがサヨナラHR!
▼AL【●ANGELS 4-5 ○TWINS】

●L・ヘルナンデス、7回7安打1失点で12勝目!ネンが38セーブ目!
▼NL【●ROCKIES 1-3 ○GIANTS】

■2001.9.2(現地9.1)
■オールスターでMVPを取るなど、自らのメジャー人生を華々しく締めくくろうとしているカル・リプケン。チームに残された29試合のうち、27試合に出場すれば、メジャー史上7人目となる3000試合出場を果たす。過去、3000試合出場を果たしているのは、ピート・ローズ(3562試合)、カール・ヤストレムスキー(3308試合)、ハンク・アーロン(3298試合)、タイ・カップ(3035試合)、エディー・マレー(3026試合)、スタン・ミュージアル(3026試合)の6人のみである。
■今季限りで引退するトニー・グウィンがシーズン後、右ヒザの手術に踏み切りそうだ。現在は代打出場しか出来ない状況。グウィンは来月には、サンディエゴ州立大学の野球のコーチになる予定である。

●試合結果 〔先がビジター、後がホーム〕
▼National League
○CUBS 5-3 ●BRAVES
●ROCKIES 1-2 ○GIANTS
●ASTROS 3-4 ○BREWERS
○PIRATES 7-0 ●REDS
●EXPOS 1-4 ○PHILLIES
●MARLINS 2-3 ○METS
●DIAMONDBACKS 5-7 ○PADRES
●CARDINALS 1-3 ○DODGERS
▼American League
○YANKEES 2-1 ●RED SOX
○MARINERS 6-4 ●ORIOLES
●TIGERS 1-3 ○BLUE JAYS
●ATHLETICS 6-8 ○DEVIL RAYS
○INDIANS 4-3 ●WHITE SOX
○ANGELS 11-9 ●TWINS
●RANGERS 7-8 ○ROYALS

●O・ヘルナンデス、約1年ぶりの勝利!B・ウイリアムス、決勝HR!
プレーオフに強いエルデュケ、復活の勝利を飾る。▼AL【○YANKEES 2-1 ●RED SOX】

ヤンキースの先発はオルランド・ヘルナンデス。ヘルナンデスは初回にトロット・ニクソンに先頭打者ホームランを浴びる。しかし、2回以降は得点を許すことなく8回まで投げ、4安打1失点という内容で、今季初勝利(6敗)をマークした。ヘルナンデスの公式戦における勝利は昨年の9月16日以来。それ以降は勝つことが出来ず、実に8連敗中だった。最後はマリアーノ・リベラが締め、今季43セーブ目をマークした。

一方のレッドソックス先発はペドロ・マルチネス。ペドロは故障者リスト明け2試合目の先発となるが、この日は6回まで2安打無失点に抑える好投を見せた。6奪三振を記録し、この日の球数は87球である。しかし、3番手として8回からマウンドに上ったウーゲット・ウービナが打たれ、ペドロの勝ちは消えた。

ウービナは8回表、先頭のアルフォンゾ・ソリアーノにいきなり2塁打を打たれ、チャック・ノブロックのタイムリーで同点とされる。さらに9回表、バーニー・ウイリアムスに決勝のソロホームランを打たれ、ヤンキースに勝ち越しを許してしまった。これでレッドソックスは、1997年8月29日から9月5日に経験して以来の7連敗となった。

久々の勝利を得たヘルナンデス。ヤンキースの誇る先発投手、ロジャー・クレメンスマイク・ムシーナアンディ・ペティットの3人は共に今季13勝以上をあげており、防御率もリーグ13位以内に収まっている。プレーオフに向けてヘルナンデスの復活は喜ばしいこととなるだろう。一方のレッドソックスは地区首位ヤンキースに8ゲーム差、ワイルドカード争いでもトップのアスレティックスに7ゲーム差をつけられ、プレーオフ進出へは苦しい状況となった。

●ソーサ、特大の53号HR!先発タバレス、約1ヶ月ぶりの9勝目!
▼NL【○CUBS 5-3 ●BRAVES】

初回、サミー・ソーサがブレーブス先発のグレッグ・マダックスから特大の第53号2ランホームランを放ち、カブスが先制した。ソーサはその後、2つの敬遠四球で今季、32個目の敬遠となった。これは1989年のケビン・ミッチェルの記録に並ぶものである。ちなみにメジャー記録は1969年のウイリー・マコビーのシーズン45敬遠四球である。

5回表にもリッキー・ギタレスの2点タイムリー2塁打が飛び出し、カブスが快勝した。カブス先発のフリアン・タバレスは5回を投げ、8安打3失点で今季9勝目(9敗)。タバレスの勝利は7月29日以来である。なお、最終回はトム・フラッシュ・ゴードンが締め、今季27セーブ目をマークした。

マダックスは7回まで投げ、9安打5失点で今季8敗目(17勝)となった。マダックスは6月5日から7月27日までは10勝0敗の防御率2.45を記録していたが、それ以後の7試合の登板では3勝3敗の防御率4.44と少し落ち込んでいる。しかし、この試合で、6奪三振を記録したマダックスは、通算2510奪三振となり、クリスティー・マシューソンを越え、歴代単独22位に躍り出た。

ブレーブスは本拠地での成績が33勝37敗と落ち込み、再びフィリーズと並び地区首位タイとなった。なお、ブレーブスに加入したばかりの40歳、フリオ・フランコは2番ファーストで先発するが、4打数無安打に終わった。もう一人のルディ・シアネスはマダックスを継いで8回からマウンドに上がり、1イニングを完全に抑えた。

●先発パーソン、連敗ストップの好投!ゲレーロ、球団初の「30−30」!
ロバート・パーソン▼NL【●EXPOS 1-4 ○PHILLIES】

フィリーズ先発、ロバート・パーソンは投げては8回を3安打1失点の、自己最多となる11三振を奪う好投を見せ、打っては今季第2号となるホームランを放ち、チームの連敗を3でストップさせた。パーソンは今季13勝目(6敗)をマーク。しかも6月5日以降は9勝1敗という好成績を残している。最終回はホゼ・メサが締め、21試合連続失敗なしの今季35セーブ目をあげた。

一方のエクスポズ先発はカール・パバーノ。昨年8月の肘の手術から復活後、3試合目の先発となるが、4回を8安打4失点でノックアウトされた。これで今季勝ちなしの3敗目となった。そんなエクスポズの中で、ブラディミール・ゲレーロが素晴らしい記録を作った。6回表にゲレーロが四球で出塁後、今季30個目の盗塁を記録し、ホームラン数(32本)と合わせ、球団初の「30−30」クラブ入りを果たした。

フィリーズはここ16試合で5勝11敗と落ち込んではいたが、この日の勝利でフィリーズは再び、地区首位タイに浮上した。主砲のスコット・ローレンもホームラン含む3打点をマーク。また。パット・バールもリーグトップの17個目の捕殺を記録した。

●デビルレイズ、8回に逆転!アスレティックスのロードでの連勝ストップ!
勝ち越し打を放ったタイナーと勝利に沸くデビルレイズナイン。▼AL
【●ATHLETICS 6-8 ○DEVIL RAYS】


後半戦絶好調のアスレティックスを、両リーグ最低勝率のデビルレイズが終盤の猛打で逆転勝ちを収めた。5対6とリードされて迎えた8回裏、デビルレイズは先頭のべン・グリーブがヒットで出塁。ジョン・フラハティが犠牲バントで送った後、ジャレッド・サンドバーグが同点となるタイムリー2塁打を放つ。さらにジェイソン・タイナーがタイムリー2塁打を放ち、逆転。ダミアン・ロールズもタイムリーを放ち、一挙3点を奪った。このリードをデビルレイズのクローザー、エステバン・ヤンが守りきり、今季17セーブ目をあげた。

デビルレイズ先発のニック・バーブロットは、5回まで3安打1失点に抑える。しかし、6回表にジェイソン・ジオンビーにヒットを打たれた後、オルメド・シアネスにタイムリーを打たれたところで降板。後続の投手も打たれ、この回一挙5点を奪われる。

アスレティックス先発はエリック・ヒルハス。ヒルハスは初回にスティーブ・コックスに2ランホームランを浴びるなど、5回を投げ5安打3失点で降板した。6回から登板した2番手のギル・ヘレディアは6回裏にフラハティ、7回裏にブレント・アバーナシーにそれぞれソロホームランを浴び、8回裏に逆転劇に結びつく。

●イチロー、逆転2点タイムリー含む3安打!先発アボット、14勝目!
▼AL【○MARINERS 6-4 ●ORIOLES】

マリナーズ先発のポール・アボットは2回にブラディ・アンダーソンに3ランホームランを浴びる。結局、5回を投げ7安打4失点ながら、味方打線に助けられ今季14勝目(3敗)をマークした。開幕に出遅れたアボットだが、ここ17試合で12勝1敗と素晴らしい勝率で勝ち進んでいる。最後は佐々木主浩が締めくくり、今季40セーブ目をマークした。なお、復活したジェイ・ビューナーが6回表に代打で登場。結果は四球に終わった。

1対4とリードされていたマリナーズは、6回表の2アウト後に打線が爆発。ブレット・ブーンが内野安打で出塁後、マイク・キャメロンスタン・ハビアーが連続タイムリー2塁打で2点を返す。ここから2つの四球で2アウト満塁とチャンスをつかんみ、打席には首位打者のイチロー。イチローは投手強襲の2点タイムリーヒットを放ち、この回一挙4点を奪い、逆転した。なお、イチローはこの試合3安打を放ち、今季65度目のマルチヒットを記録。1996年にアレックス・ロドリゲスが記録した球団記録に並んだ。

オリオールズ先発のホゼ・メルセデスは、5回まではキャメロンのソロホームランの1点のみに抑えていたが、6回の猛打で途中降板。5回2/3を投げ、7安打5失点で今季16敗目(7勝)となった。

●セクソン、終盤に2発!同点2ランHRに、サヨナラアーチ!
チームの主砲たる働きを見せたセクソン。▼NL【●ASTROS 3-4 ○BREWERS】

1対3とリードされた6回裏、ブリュワーズの主砲リッチー・セクソンが同点となる2ランホームランを放つ。さらに最終回、セクソンは代わったばかりのマイク・ジャクソンからレフトスタンドへサヨナラホームランを放った。この日の2発で今季のホームラン数を35本としたセクソンだが、打点もチームトップの96打点とした。

ブリュワーズ先発、ロッキー・コッピンガーは初回にジェフ・バグウェルに2ランホームランを浴びるなどし、5回を投げ5安打3失点でマウンドを降りた。コッピンガーは昨年肘の手術をし、復活して2試合目の先発だが、勝利で飾れなかった。

ここまで14試合で2回しか負けていないアストロズは、先発にシェーン・レイノルズを立てる。レイノルズは6回まで投げて5安打3失点に抑え、降板。圧巻だったのは2番手として7回からマウンドに上がったオクタビオ・ドーテルだった。ドーテルは2イニングで対戦した6人の打者から5つの三振を奪った。しかし、勝利を手にすることが出来なかった。

●パドレス、8回にランクフォードのグランドスラム含む6点奪って逆転!
▼NL【●DIAMONDBACKS 5-7 ○PADRES】

●初回に先制2ランHRのグラウス、9回に決勝タイムリーを放つ!
▼AL【○ANGELS 11-9 ●TWINS】

●ガララーガのサヨナラホームラン!WC争いトップのカブスへ1.5差!
▼NL【●ROCKIES 1-2 ○GIANTS】

●新人の22歳右腕リオン、7回1失点で3連勝!4回に4連打で逆転!
▼AL【●TIGERS 1-3 ○BLUE JAYS】

●先発アダムス、8回3安打1失点で11勝目!シャウが39セーブ目!
▼NL【●CARDINALS 1-3 ○DODGERS】

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