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MLB EXPRESS

MLB EXPRESS REVIEW

★2001.8.30〜9.1★ [MLB EXPRESS REVIEW]

■2001.9.1(現地8.31)
■4年連続世界一へ向けて、ヤンキースはレンジャーズからランディー・ベラーディを獲得した。すでに39歳になるベラーディだが、メジャーでのキャリアをスタートさせたのはヤンキースであり、1995年までピンストライブのユニフォームに袖を通していた。今季のベラーディは78試合に出場し、打率.297、9ホームラン、31打点を記録している。
■プレーオフ進出を当たり前にしていたブレーブスは今季は非常に苦しんでいる。このブレーブスはパドレスからルディ・シアネスを獲得した。32歳になるシアネスは1998年から2000年までの3年間、ブレーブスの一員としてプレーオフを経験している。さらに、現在メキシカンリーグでプレーしているフリオ・フランコとも契約した。フランコはメジャー16年間で通算打率.301を記録しており、日本、韓国でもプレー経験がある。今季はメキシカンリーグで、110試合に出場し、打率.437、18ホームラン、90打点を記録している。40歳のフランコはブレーブスの救世主となるか。

●試合結果 〔先がビジター、後がホーム〕
▼National League
●PIRATES 3-11 ○REDS
○EXPOS 5-1 ●PHILLIES
●MARLINS 1-6 ○METS
○CUBS 8-2 ●BRAVES
○ASTROS 3-2 ●BREWERS
○DIAMONDBACKS 4-1 ●PADRES (Game1)
●DIAMONDBACKS 5-6 ○PADRES (Game2)
○CARDINALS 5-1 ●DODGERS
○ROCKIES 5-2 ●GIANTS
▼American League
●MARINERS 0-3 ○ORIOLES
○YANKEES 3-1 ●RED SOX
○TIGERS 4-3 ●BLUE JAYS
○ATHLETICS 9-5 ●DEVIL RAYS
●INDIANS 8-11 ○WHITE SOX
○RANGERS 7-2 ●ROYALS
●ANGELS 1-4 ○TWINS

●クレメンス、7回1失点10奪三振で18勝目!ポサダ、逆転2ランHR!
この勢いはどこまで続くのか、クレメンス。▼AL【○YANKEES 3-1 ●RED SOX】

ヤンキース先発、ロジャー・クレメンスは、7回まで投げ7安打1失点に抑え、無四球に加え、10三振を奪う快投で18勝目(1敗)をマーク。クレメンスは14連勝を記録。その昔、クレメンスが13年間も在籍していたレッドソックスから通算278勝目をマーク。また、通算98回目の2ケタ奪三振で、並んでいたサンディ・コーファックスを追い抜き単独3位に躍り出た。この上にいるのは、ノーラン・ライアン(215回)、ランディ・ジョンソン(168回)である。

試合の最後を締めくくったのはヤンキースのクローザーのマリアーノ・リベラ。リベラは2安打を浴び1アウト1塁2塁のピンチを迎えるが、最後はダブルプレーで締めくくり、今季42セーブ目をマーク。地区首位を走るヤンキースは2位のレッドソックスとの直接対決で勝利を収め、ゲーム差を7と広げた。

レッドソックスは5回裏にトロット・ニクソンクリス・スタインズが連続2塁打を放ち1点を奪い、それを先発のフランク・カスティーヨがヤンキース打線を7回まで2安打無失点に抑える好投で守りきっていた。しかし8回から登板した、2番手のデレク・ロウがホルヘ・ポサダから2ランホームランを浴び逆転される。プレーオフ進出に懸けるレッドソックスは痛い星を落とした。

レッドソックス打線は前回のインディアンズとのシリーズから、スコアリングポジションにランナーを置いて、23打数1安打の貧打に泣いている。これでレッドソックスは6連敗となった。

●9回2死からキャスティーヤが逆転2ランHR!ライト、完投勝利逃す!
▼NL【○ASTROS 3-2 ●BREWERS】

アストロズ打線は、ブリュワーズ先発のジェイミー・ライトの前に8回まで5安打1失点に加え、自己最多の12奪三振を奪われる好投に抑えられていた。1対2と1点リードされて迎えた最終回、先頭のランス・バーグマンがヒットで出塁。その後簡単に2アウトを取られ、ライトの完投勝利目前となったが、ここで打席に入ったビニー・キャスティーヤが2ランホームランを放ち、土壇場での逆転勝ち。ライトはこの後、ブラット・オースマスにヒットを打たれた降板。8回2/3を投げ、8安打3失点で今季9敗目(9勝)を喫した。

アストロズ先発のデーブ・ムリッキーは、5回を5安打2失点で降板。打線は6回まで沈黙するが、7回表に死球で出塁したジェフ・バグウェルがエラー等で3塁まで進塁。ここでキャスティーヤがタイムリーを放ち1点を返し、これが最終回の逆転劇に結びついた。勝ち越したアストロズは、最後にビリー・ワグナーをマウンドに送り、今季32セーブ目をあげた。

●シリング、両リーグトップとなる19勝目!L・ゴンザレス、51号HR!
カート・シリング▼NL【○DIAMONDBACKS 4-1 ●PADRES (Game1)】
▼NL【●DIAMONDBACKS 5-6 ○PADRES (Game2)】


ダブルヘッダー第1戦はダイヤモンドバックス先発のカート・シリングが、8回まで無失点に抑える好投。完封を目指し最終回のマウンドに上がるが、先頭のライアン・クレスコにソロホームランを浴び、初失点。さらにレイ・ランクフォードに2塁打を打たれて降板。シリングは8回1/3を投げ6安打1失点で11三振を奪い、両リーグで一番乗りとなる19勝目(6敗)をマークした。

打線も4回表にルイス・ゴンザレスの第51号ホームランで先制。この後も、ダニー・ボーティスタの2本のホームランに加え、マーク・グレースのタイムリーなどで4点をシリングにプレゼントした。

第2戦は3対5とリードされたパドレスが、7回裏にクレスコ、フィル・ネビンの連続タイムリーで同点とする。さらに8回裏、先頭のマイク・ダーがヒットで出塁。代打トニー・グウィンが四球を選び、ここでダンジェロ・ヒメネスがレフト前のタイムリーを放ち、勝ち越し。これをトレバー・ホフマンが守りきり、34セーブ目をあげた。

なお、第2戦で2安打2得点を記録したリッキー・ヘンダーソンは、3000本安打へあと20安打とし、さらにあと13得点でタイ・カップの2245得点というメジャー記録に並ぶ。

●アスレティックス、ロードで8連勝!ダイ、移籍後35試合で38打点!
ダイが3ランホームラン。プレーオフ進出へひた走るアスレティックス。▼AL
【○ATHLETICS 9-5 ●DEVIL RAYS】


好調のアスレティックスは、エリック・チャベスの2点タイムリー2塁打で先制し、さらにジャーメイン・ダイの3ランホームランなどで大勝した。これでアスレティックスは8月をメジャー最高の22勝7敗で締めくくった。ロードゲームにおいてアスレティックスは、1988年4月23日から5月3日に記録した9連勝以来となるロード8連勝を記録。

アスレティックス先発のコーリー・リドルは、昨年までデビルレイズに在籍していた投手。古巣相手に6回2/3を投げ、7安打5失点で今季9勝目(6敗)をマークした。3回裏には味方のエラーも絡み、一挙4点を奪われ逆転を許すが、味方の大量得点に守られた。

一方のデビルレイズ先発のブライアン・レカーは6回を投げ、9安打8失点で今季12敗目(1勝)となった。6月13日のフィリーズ戦で勝ち投手になって以降、勝ちがない泥沼状態である。なお、ベン・グリーグは自己最多のシーズン131三振を喫した。あと4つの三振でホゼ・カンセコの持つ球団記録(135個)に並ぶ。

ダイは8月だけで32打点をマーク。7月25日にアスレティックスに移籍後、35試合で38打点をマークしている。

●ラドキー、7回無失点で、12勝目!ピアジンスキー、コスキーにHR!
▼AL【●ANGELS 1-4 ○TWINS】

ツインズの先発はブラッド・ラドキー。ラドキーは7回まで無失点に抑える好投。8回表にティム・サーモンに2塁打を打たれ、ギャレット・アンダーソンにタイムリーを打たれたところで降板。結局、ラドキーは7回2/3を投げ、7安打1失点で今季12勝目(8敗)となった。4.03だった防御率も3.92と再び3点台に落とした。ラドキーはエンゼルスに対して、キャリア通算で11勝4敗の防御率1.66と相性のいいところを見せている。

ラドキーを引き継いだトッド・ジョーンズは移籍後、2セーブ目をあげた。ツインズはここ7試合で5勝をあげ、地区首位インディアンズとの差を5.5とした。

対するエンゼルス先発のイシュメール・バルデスAJ・ピアジンスキーコ−リー・コスキーにホームランを浴びるなどし、6回2/3を投げ7安打4失点で、今季9敗目(8勝)となった。バルデスはここ5試合の登板で4敗を喫した。しかし3回裏には、デビッド・オーティスのフェンス越えの打球を、センターのダリン・アースタッドがフェンス前のジャンプでホームランをもぎ取るという素晴らしいプレーもあった。

●新人クルーズ、6回2失点でメジャー2勝目!ステアーズが2ランHR!
クルーズは新人にしてプレーオフの舞台に立つことが出来るか?▼NL【○CUBS 8-2 ●BRAVES】

カブスの先発は新人のホアン・クルーズ。メジャー3試合目の先発となるクルーズは6回を投げ、4安打2失点に抑え、2勝目(1敗)をマークした。4回裏にハビア・ロペスにタイムリー、6回裏に同じくロペスにソロホームランを打たれたのみだった。これでカブスは3連勝で、地区首位アストロズには4ゲーム差をつけられてはいるが、ワイルドカード争いではトップに立っている。

一方のブレーブス先発のジョン・バーケットは、6回表にマット・ステアーズに2ランホームランを打たれるなどして降板。5回2/3を投げ7回5失点で今季9敗目(11勝)となった。ブレーブスは本拠地ターナーフィールドにおいて、ここ16試合で12敗目。地区首位のブレーブスではあるが、今季本拠地では33勝37敗と負け越している。

今月17本のホームランを放っているサミー・ソーサは、5回表にライトへあわやホームランかという打球を放つが、ライトのブライアン・ジョーダンのファインプレーで1本失った。ちなみに8月に17ホームランというのは、1965年のウイリー・メイズの記録に並ぶリーグ記録である。8月のメジャー記録は1937年のルディー・ヨーク(タイガース)の18本である。しかし、ソーサは1998年6月に月間20本というメジャー記録を持っている。この試合でファインプレーを見せたジョーダンは右肩を痛めたとのことで7回で交代した。

●先発ウイリアムス、4安打1失点に抑え完投勝利!エドモンズにHR!
▼NL【○CARDINALS 5-1 ●DODGERS】

●オリオールズ、シーリーを打ち砕く!豪雨で9回途中でコールド!
▼AL【●MARINERS 0-3 ○ORIOLES】

●ジャイアンツ、ボンズの57号HRで追い上げるも勝利には届かず!
▼NL【○ROCKIES 5-2 ●GIANTS】

●バレンティン、2発5打点!クレイトン、勝ち越し3ランHR!
▼AL【●INDIANS 8-11 ○WHITE SOX】

●メッツ、13試合で10勝!先発ライター、8回5安打1失点で10勝目!
▼NL【●MARLINS 1-6 ○METS】

●サイモン、8回に勝ち越しHR!先発スパークス、完投逃すも10勝目!
▼AL【○TIGERS 4-3 ●BLUE JAYS】

●先発サーマン、6回1/3を3安打1失点で7勝目!フィリーズ、3連敗!
▼NL【○EXPOS 5-1 ●PHILLIES】

●8月までの勝敗表!残り1ヶ月!プレーオフ進出はどのチーム?
▼National League ▼American League
■EAST Div.
Atlanta BRAVES
Philadelphia PHILLIES
New York METS
Florida MARLINS
Montreal EXPOS

72
71
64
62
58

62
63
71
72
76
勝率
.537
.530
.474
.463
.433

-
1
8.5
10
14
■EAST Div.
New York YANKEES
Boston RED SOX
Toronto BLUE JAYS
Baltimore ORIOLES
Tampa Bay DEVIL RAYS

79
71
65
55
48

56
62
70
79
87
勝率
.585
.534
.481
.410
.356

-
7
14
23.5
31
■CENTRAL Div.
Houston ASTROS
Chicago CUBS
St. Louis CARDINALS
Milwaukee BREWERS
Cincinnati REDS
Pittsburgh PIRATES

79
75
73
59
54
49

55
59
61
74
80
84
勝率
.590
.560
.545
.444
.403
.368

-
4
6
19.5
25
29.5
■CENTRAL Div.
Cleveland INDIANS
Minnesota TWINS
Chicago WHITE SOX
Detroit TIGERS
Kansas City ROYALS

76
71
68
55
54

58
64
65
78
81
勝率
.567
.526
.511
.414
.400

-
5.5
7.5
20.5
22.5
■WEST Div.
Arizona DIAMONDBACKS
San Francisco GIANTS
Los Angeles DODGERS
San Diego PADRES
Colorado ROCKIES

78
74
73
67
59

57
61
62
68
74
勝率
.578
.548
.541
.496
.444

-
4
5
11
18
■WEST Div.
Seattle MARINERS
Oakland ATHLETICS
Anaheim ANGELS
Texas RANGERS

96
79
69
61

39
56
66
74
勝率
.711
.585
.511
.452

-
17
27
35

■2001.8.31(現地8.30)
■1999年のマーリンズのドラフト1位(全米2番目)、ジョシュ・ベケットが9月4日のカブス戦でメジャーデビューすることになりそうだ。21歳右腕のベケットは2Aで14勝1敗の防御率1.54の成績を残し、140イニングで203奪三振、34四球を記録している。まさにマーリンズ期待の若手選手で、近い将来マーリンズのみにとどまらず、メジャーリーグを代表する投手になる可能性を秘めている若手である。デビューがカブス戦ということは、サミー・ソーサとの対戦が予想される。デビュー戦ということで球数は85球から90球の間に収まりそうだが、果たしてその中でどのくらいのピッチングを見せるだろうか。

●試合結果 〔先がビジター、後がホーム〕
▼National League
●PADRES 3-13 ○CARDINALS
●MARLINS 4-5 ○CUBS
●REDS 1-6 ○ASTROS
●PHILLIES 2-7 ○METS
○EXPOS 4-2 ●BRAVES
○GIANTS 13-5 ●DIAMONDBACKS
●ROCKIES 4-5 ○DODGERS
▼American League
○MARINERS 4-0 ●DEVIL RAYS
●BLUE JAYS 4-5 ○YANKEES
○ATHLETICS 15-0 ●ORIOLES
●RED SOX 1-3 ○INDIANS
●WHITE SOX 1-3 ○TIGERS
●ANGELS 1-2 ○ROYALS
○RANGERS 5-1 ●TWINS

●チャベス、3ランHRにグランドスラムで8打点!先発ジート、11勝目!
昨日に続くホームランで、2試合で3ホームラン記録のチャベス。▼AL【○ATHLETICS 15-0 ●ORIOLES】

若いエリック・チャベスのバットが火を噴いた。初回にいきなり3ランホームランを放ち、5回表には1アウト満塁で内野ゴロを放ち、プラス1打点。8回表にはだめ押しとなる満塁ホームランを放ち、計8打点の大当たり。1試合8打点というのは、レジー・ジャクソンの持つ1試合10打点という球団記録に、あと2点と迫るものだ。これでアスレティックスは5連勝で、ワイルドカード争いでも2位のレッドソックスに6ゲーム差をつけ引き離し、独走態勢を作りつつある。

アスレティックスの先発はバリー・ジート。ジートは6回まで投げ、5安打無失点に抑える好投を見せ、今季11勝目(8敗)をマーク。この若き左腕は8月を、5勝1敗の防御率1.02と好調をキープしている。オリオールズをスウィープしたアスレティックスだが、3連戦3人の先発投手あわせて、20回1/3を投げ3勝0敗、防御率1.33という数字を残している。

オリオールズ先発のジェイソン・ジョンソンは、初回のチャベスに3ランホームランを打たれて以降は立ち直ったかに見えたが、5回表にいきなり2連打を浴び、ジョニー・デイモンの犠牲フライで1点追加され、さらに2連続四球で1アウト満塁となったところでジャーメイン・ダイにタイムリーを打たれ降板した。結局、4回1/3を投げ、6安打6失点でノックアウトとなり、今季10敗目(10勝)となった。

この敗戦でオリオールズは、1991年以来の借金25(54勝79敗)となる苦しい戦い。ここ6試合は投手陣の不振に打撃陣も不振で、ここ6試合の得点結果を合わせると、4対44とひどい成績になっている。

●延長11回、ヤンキースが粘り勝ち!8月のヤンキースは14勝14敗!
▼AL【●BLUE JAYS 4-5 ○YANKEES】

4対4のままで迎えた延長11回裏、先頭のエンリケ・ウイルソンがセンター前ヒットで出塁。続くデレク・ジーターが2塁打、チャック・ノブロックが敬遠の四球でノーアウト満塁のチャンスをつかんだヤンキースは、バーニー・ウイリアムスが犠牲フライを放ち、3塁からウイルソンがサヨナラのホームを踏んだ。ウイルソンは6月13日にパイレーツから獲得した選手。怪我で抜けたスコット・ブローシャスのサードを守り、ここ5試合スタメンで出場している。1対3とリードされていた7回裏に、反撃ののろしとなるソロホームランも放っている。

ヤンキース先発のアンディ・ペティットは初回、死球で出塁を許したジェフ・フライを得意の牽制球で刺した。ペティットが牽制で刺すのは今季7回目で、通算では61回目である。しかし投球内容はピリッとせず、毎回のようにランナーを出す苦しい展開。1点勝ち越してもらった8回表に、ホゼ・クルーズに同点となるソロホームランを打たれた。結局、8回を投げ10安打4失点でマウンドを降りた。ヤンキースは今月、14勝14敗ながら地区首位の座はしっかりとキープしている。

対するブルージェイズの先発、クリス・カーペンターは5回までヤンキース打線を無失点に抑えていたが、6回裏にB・ウイリアムス、ティノ・マルチネスデビッド・ジャスティスに3連打を浴びこの試合の初失点。結局、5回2/3を7安打1失点という内容で、勝ち投手の権利を残してマウンドを降りるが、後続の投手が打たれ勝利を手にすることは出来なかった。

●オズワルト、3安打完投で球団の新人記録タイとなる12勝目ゲット!
ロイ・オズワルト▼NL【●REDS 1-6 ○ASTROS】

アストロズ先発は新人のロイ・オズワルト。オズワルトは2回表に同じ新人のアダム・ダーンにソロホームランを打たれた1失点のみに抑え、今季2度目の完投勝利で12勝目(2敗)をマーク。アストロズの新人投手としては、1986年にジム・デシャイズが12勝5敗という成績を上げて以来の12勝目である。この日がメジャー昇格後、24試合目の登板となるオズワルトだが、新人らしからぬ投球内容を見せ、3安打1失点の9奪三振の無四球完投である。

アストロズは4連勝を飾り、ここ13試合で11勝をマーク。地区2位のカブスに4ゲーム差をつけ、地区首位固めを着々と進めている。そのうち、本拠地のエンロンフィールドでは7連勝中であり、1998年8月28日から9月12日までの間に記録した本拠地9連勝の記録に並びそうな勢いである。

一方のレッズ先発はデニス・レイエス。中継ぎから先発に移ったばかりのレイエスだが、味方のエラーにも足を引っ張られ、4回までに3失点という苦しい内容。6回裏にモイゼス・アルーに四球を与えてしまったあと、リチャード・ヒダルゴにタイムリー3塁打を打たれたところで降板。5回1/3を投げ、3安打4四球の4失点で今季5敗目(1勝)を喫した。

●インディアンズ、1996年以来となるレッドソックスをスウィープ!
決勝の2ランホームランを放ったアロマー。▼AL【●RED SOX 1-3 ○INDIANS】

初回にジム・トーミのタイムリーで1点を先制したインディアンズ。3回表にマニー・ラミレスのタイムリー2塁打で同点とされたすぐ後の3回裏、オマー・ビスケルのヒットの後、ロベルト・アロマーが今季16号となる2ランホームランを放ち、勝ち越し。この2点が決勝点となった。ゴールドグラブ賞は幾度も獲得しているアロマーだが、打撃タイトルの受賞はまだない。しかし、今季のアロマーは首位打者の狙える位置におり、この日も3打数2安打で打率を.340とし、イチロー(.351)に次ぎリーグ2位をキープしている。

インディアンズ先発のバートロ・コロンは、毎回のようにランナーを出しながらも、6回を投げ8安打1失点に抑え、7月27日以来の11勝目(10敗)をマーク。先月は4勝無敗と勝ち運に恵まれていたが、今月は0勝3敗と苦しい内容が続いていた。なお、初回にショートのビスケルが送球エラー。ビスケルにとって今季7個目のエラーである。昨年のビスケルは648回の守備機会でわずか3個のエラーしかしていなく、95試合連続エラーなしというリーグタイ記録も持っている名手である。一方、ラッセル・ブラニアンは4打席4三振と絶不調。ブラニアンは今季276打数で115三振を喫しており、これは2.4打席に1三振ということになる。

対するレッドソックスの先発は野茂英雄。野茂は7回を投げ5安打3四球の3失点で今季6敗目(11勝)となった。これで野茂はここ6試合、勝ちから見放されており、今月は0勝2敗という成績に終わった。なお、8奪三振を記録した野茂は、今季の奪三振数を180個とし、ロジャー・クレメンス(176個)を抜き、リーグトップに躍り出た。

●新庄、先制の3ランHR!単打、三塁打であわやサイクルの大活躍!
▼NL【●PHILLIES 2-7 ○METS】

メッツは主砲のマイク・ピアザを欠場させて臨んだこの試合だが、初回に新庄剛志が先制の3ランホームランを放つ。新庄は第2打席でシングルヒット、第3打席で3塁打を放ち、あわやサイクルヒットかという大活躍を見せた。新庄はここ4試合で17打数8安打(打率.471)、2ホームラン5打点と好調をキープしている。メッツはここ12試合で9勝と昨年のリーグ優勝チームとしての意地も見せている。

メッツ先発のスティーブ・トラクセルは7回を投げ4安打2失点の9奪三振と好投し、今季8勝目(11敗)をマーク。トラクセルは前回の登板でも11奪三振を記録しており、2試合合わせて20奪三振を記録した。さらに自らのバットでもタイムリーを放つなど勝利に大きく貢献。ここ9試合の登板で6勝1敗の防御率2.76と好調である。なお、トラクセルは今季、フィリーズに対して3勝0敗の防御率2.05と非常に相性がよい。

一方のフィリーズ先発は新人のデビッド・コギン。コギンは3回を投げ、7安打5失点で今季4敗目(4勝)。ただいま3連敗中である。フィリーズは5回表にパット・バールダグ・グランビルがそれぞれソロホームランを放ったが、得点はこの2点のみに終わった。

●ジャイアンツ、スウィープ免れた!首位ダイヤモンドバックスへ3.5差!
センターのフィンリーがマウンドへ!大学時代以来のマウンド!▼NL
【○GIANTS 13-5 ●DIAMONDBACKS】


プレーオフ進出へ向けて負けられないジャイアンツは、序盤にリッチ・オーリリアジョン・バンダーウォール、先発投手のジェイソン・シュミットのホームランで得点を重ね、さらに8回裏には一挙6点を奪う猛攻を見せ、地区首位ダイヤモンドバックスによるスウィープを免れた。ジャイアンツは出塁したのべ25人の打者のうち、ヒットでの出塁が17人で、残りは8個の四死球(7個の四球、1個の死球)である。

ジャイアンツ先発のシュミットは、6回2/3を投げ5安打5四球の2失点に抑え、今季10勝目(7敗、移籍後4勝1敗)をマークした。シュミットのホームランは今季2号である。なお、ここ9試合で打率.194と低迷していたジェフ・ケントだが、この日は2塁打含む5打数3安打とスランプ脱出をアピールした。

一方のダイヤモンドバックス先発のミゲル・バティースタは4回までで6安打2四球の5失点で今季8敗目(9勝)を喫した。8回が終わった段階で3対13とリードされていたダイヤモンドバックスは、マウンドにセンターのスティーブ・フィンリーを送る。フィンリーは四球と死球で2人の出塁を許すが、最後はダブルプレーで締め、4人の打者と対し無安打無失点に抑えた。

●先発モリス、6回2失点に抑え、今季リーグ3人目の18勝目!
▼NL【●PADRES 3-13 ○CARDINALS】

●ガルシア、15勝目!マリナーズ、ロードシリーズ、未だ負け越しなし!
▼AL【○MARINERS 4-0 ●DEVIL RAYS】

●ドジャース、3発!先発パクは4失点ながら13勝目!ショウは38S目!
▼NL【●ROCKIES 4-5 ○DODGERS】

●新人の23歳右腕マイエット、7回3安打1失点で3勝目!
▼AL【○RANGERS 5-1 ●TWINS】

●エクスポズ、逆転勝ち!地区首位ブレーブス、15試合で11敗!
▼NL【○EXPOS 4-2 ●BRAVES】

■2001.8.30(現地8.29)
リック・アンキール■昨年はカージナルスの期待の新人投手として、11勝7敗の防御率3.50、194奪三振を記録したリック・アンキール。今季は開幕をメジャーで迎えるが、25回を投げ24四球というノーコンぶりを見せ、1勝2敗の防御率7.13で5月11日を最後にマイナー降格。その後は昇格の噂はあっても、結局上がらずじまい。ルーキーリーグで87回2/3を投げ、158奪三振を奪い、5勝3敗の防御率1.33という記録を残している。カージナルスサイドとしても、8月いっぱいはマイナーで過ごし、9月からメジャー復帰とのことらしい。しかし、活躍の場が確実に与えられると決まったわけではない。アンキールの試練の道は続く。
■レッドソックスの若きチームリーダー、ノマー・ガルシアパーラが再び手首を痛め、15日間の故障者リストに入ることが決まった。

●試合結果 〔先がビジター、後がホーム〕
▼National League
●EXPOS 3-5 ○BRAVES
●MARLINS 1-5 ○CUBS
●PHILLIES 5-7 ○METS
●PIRATES 8-9 ○BREWERS
●REDS 2-6 ○ASTROS
●PADRES 14-16 ○CARDINALS
●GIANTS 0-2 ○DIAMONDBACKS
○ROCKIES 5-3 ●DODGERS
▼American League
○ATHLETICS 4-1 ●ORIOLES
●RED SOX 1-2 ○INDIANS
○WHITE SOX 8-3 ●TIGERS
○BLUE JAYS 3-2 ●YANKEES
○MARINERS 5-2 ●DEVIL RAYS
●ANGELS 3-6 ○ROYALS
●RANGERS 8-10 ○TWINS

●21歳の新人左腕サバシア、自己最多タイの11奪三振で14勝目!
新人ながらチームの勝ち頭となる14勝目をゲットしたサバシア。▼AL【●RED SOX 1-2 ○INDIANS】

インディアンズの先発は新人のCC・サバシア。サバシアは7回まで投げ、4回表に打たれたマニー・ラミレスのソロホームラン1本に抑え、5安打1失点という内容に加え、自己最多タイの11三振を奪い、今季14勝目(4敗)をあげた。左腕から繰り出される152キロの速球は、サバシアが新人であることを忘れさせてくれる。インディアンズの新人投手としては、1972年にディック・ティドロウが記録して以来の14勝である。

オールスター後のサバシアは7勝1敗の好成績で、しかもサバシアが先発したここ12試合、チームも11勝1敗と勝ち運もついている。このサバシアの好投を受けて、8回はデイネス・ベイエスが抑え、9回はボブ・ウイックマンが2アウト満塁のピンチを迎えるがなんとか締めくくった。ウイックマンは今季25セーブ目をマークした。

対するレッドソックスの先発は、同じく新人のケーシー・フォーシューム。先発としては3試合目となるフォーシュームは、5回まで強打インディアンズ打線を2安打無失点に抑えるが、6回裏に2アウトを取った後、ホアン・ゴンザレスエリス・バークスに連続ホームランを打たれ逆転を許す。2連発の後、ジム・トーミにライト前ヒットを打たれたところで、降板。5回2/3を5安打2失点に抑えるが、メジャー初黒星となった。

決勝ホームランを打ったバークスだが、7月14日以来の82打席ぶりの23号ホームランである。というのも7月後半を右手の親指を痛め欠場していたからだ。

●両チーム合わせて30点の乱打戦!クレスコ、2発含む5安打5打点!
▼NL【●PADRES 14-16 ○CARDINALS】

3連敗中のカージナルスだが、打線が大爆発し打ち勝った。2回裏の1アウト後、ジム・エドモンズクレイグ・パケットエドガー・レンテリアエリ・マレーロが4連打。さらにこの回、JD・ドリュー、エドモンズにもホームランが飛び出し、今季最多の1イニング9点を奪って突き放す。しかし、相手のパドレス打線も一時は1点差まで追いつめるが、エドモンズの3安打4打点の活躍などで効果的に追加点を加えていく。8回裏に飛び出したアルバート・プーホーツの今季31号となる3ランホームランがだめ押しとなった。

打ち合いとなったこの試合、先制したのはパドレスだった。初回にフィル・ネビンの当たりがカージナルス内野陣のエラーを誘い、先制点。2回表にはライアン・クレスコの特大2ランホームランも飛び出した。逆転された後のパドレスも4回表にクレスコの2点タイムリー2塁打、ネビンの2ランホームランで8対9と1点差まで追い上げる。最終回にも代打のシーザー・クレスポに2ランホームラン、さらにネビンにもこの日2本目のホームランが飛び出すが、追いつけなかった。チームは負けたが、クレスコは2本のホームランと2本の2塁打含む6打数5安打の5打点と大当たりした。

カージナルス先発のバド・スミスは、3回1/3を投げ5安打7失点でノックアウト。対するパドレスの先発B・ジョーンズは1回2/3で7安打9失点と散々な内容でノックアウト。ジョーンズは今季16敗目(8勝)となった。両チーム合わせて、30安打の30得点という激しい乱打戦だった。

●先発チェン、古巣相手に好投で移籍後3勝目!ベニテス、34セーブ目!
ブルース・チェン▼NL【●PIRATES 8-9 ○BREWERS】

メッツの先発はブルース・チェン。チェンは開幕をフィリーズのユニフォームを着て迎えたが、7月27日のトレードでメッツへ。古巣のフィリーズ相手に投げるのはこの日が初めてである。チェンは5回まで無失点に抑えるが、6回表にスコット・ローレンに2ランホームランを打たれ、7回表にはトッド・プラットに3ランホームランを打たれ降板。6回まで投げ、6安打5失点ながら、今季7勝目(6敗、移籍後3勝1敗)をマークした。最後を締めくくったアーマンド・ベニテスは今季34セーブ目をあげた。ベニテスは今月だけで10セーブを記録している。

対するフィリーズ先発のオマー・ダールは、3回裏に捕まった。先頭のジェイ・ペイトンにヒットで出塁を許した後、ベニー・アグバヤーニトッド・ジール新庄剛志のタイムリーなどで一挙4点を奪われる。結局、5回2/3を投げ、10安打7失点で今季5敗目(12勝)となった。ダールはここ4試合の登板で、21回1/3を投げ、18失点を喫している。

地区首位タイに並んだばかりのフィリーズは、再び単独2位に転落した。しかし、フィリーズはリーグ最小の70個のエラーしか記録していない。なお、この試合でホームランを放ったプラットは、7月23日にメッツからフィリーズに移籍したばかりの選手である。

●ヘルムス、反撃ののろしの1発含む3打点!ブレーブス、単独首位!
カミニティに代わる大活躍を見せたヘルムズ。▼NL【●EXPOS 3-5 ○BRAVES】

3点リードされたブレーブスは5回裏、先頭のハビア・ロペスがエラーで出塁。ここでウェズ・ヘルムスが2ランホームランを放つ。この回さらに、レイ・サンチェスがヒットで出塁後、マーカス・ジャイルズのタイムリーで同点とする。ブレーブスにとってこの回の得点が実に17イニングぶりの得点である。続く6回表には、ブライアン・ジョーダンが四球で出塁後、ロペス、ヘルムスの連続タイムリー2塁打で勝ち越した。

開幕から幾度となく貧打に泣いてきたブレーブスが、下位打線の爆発で再び単独の地区首位となった。この日3打点のヘルムスはここまで89打数14安打(打率.157)と落ち込んでいたが、スランプ脱出を華やかにアピールした。守備面の乱れも目立ったケン・カミニティの代わりにファーストを守り、4試合目のことだった。

ブレーブス先発のトム・グラビンは、立ち上がりを責められ初回に3点を奪われるが、2回以降はピシャリと抑え、7回まで投げ6安打3失点で今季12勝目(7敗)をマークした。8回のスティーブ・カーセイから、最終回はジョン・スモルツが締めくくった。スモルツは3セーブ目である。一方のエクスポズ先発のトニー・アーマスは、6回を6安打5失点という内容で、今季12敗目(9勝)である。アーマスはホームのオリンピックスタジアムでは5勝4敗の防御率2.62ながら、ビジターでは4勝8敗の防御率5.14と内弁慶な状態が続いている。

ブレーブスはここ12試合で3点以上の得点を記録したのは、この試合で4試合目。しかも、この日のターナーフィールドには雨が降るということから、過去5年間で最低の22,327人のお客しか集まらなかった。

●先発ハドソン、4試合ぶりの15勝目!アスレティックス、4連勝!
▼AL【○ATHLETICS 4-1 ●ORIOLES】

ここ3試合の防御率7.31の0勝1敗と勝ち星から遠ざかっているティム・ハドソンが、アスレティックスの先発。ハドソンは初回から四球を連発する不安定な内容ながら5回まで無失点に抑える。6回裏にジェフ・コナインにタイムリーを打たれ、初失点を記録。結局、6回1/3を投げ、自己最多タイの6四球ながら散発2安打の1失点に抑え、今季15勝(7敗)をマークした。ハドソンは対オリオールズ戦において、キャリア通算で4勝無敗と相性の良さを見せている。

アスレティックスはこれで4連勝。後半戦で33勝13敗と破竹の勢いで勝ち進んでおり、8月は20勝7敗である。ワイルドカード争いでも2位レッドソックスに5ゲーム差をつけている。

オリオールズの先発は新人のジョシュ・タワーズ。タワーズはエリック・チャベスラモン・ヘルナンデスにそれぞれホームランを浴び、7回を9安打4失点という内容で今季8敗目(8勝)となった。オリオールズはオールスター後、14勝30敗と低迷しており、ここ5試合でのチーム打率は.151で、得点はわずか4点のみである。その4得点のうち、3打点を叩き出したのがコナイン。コナインはここ20試合で打率.385の4ホームラン、24打点と大当たりを見せている。

●イチローの足で先制点!ブーン、リーグ史上3人目の二塁手の30HR!
今月は6試合に先発し、負けなしの5勝と絶好調のモイヤー。▼AL【○MARINERS 5-2 ●DEVIL RAYS】

マリナーズの球団史上、アレックス・ロドリゲスに続く2人目のシーズン200本安打を達成したばかりのイチローが初回、ヒットで出塁すると二盗、三盗し、デビルレイズの捕手、トビー・ホールの悪送球もあり、あっさり先制点を奪った。さらに6回表にブレット・ブーン、8回表にはエドガー・マルチネスがホームランを放ち、快勝した。また、ブーンは今季30号となる1発で、アメリカンリーグにおいて史上3人目となる二塁手としての30本である。これまでにアメリカンリーグで30本打った二塁手はボビー・グリッチ(1979年)、ジョー・ゴードン(1940,47,48年)の2人しかいない。

マリナーズ先発のジェイミー・モイヤーは、7回まで投げ3安打1失点に抑え、今季16勝目(5敗)をマークした。モイヤーはこれで7連勝である。最終回、4点差でセーブの付かない場面だが、佐々木主浩が登板。2安打で1点奪われるが、何とか抑えた。

2連敗中だったマリナーズだが、この日も勝利し、今季未だ3連敗を記録していない。もしこのままマリナーズが3連敗を記録しないままシーズンを終えることになれば、1902年のパイレーツが記録して以来の、実に99年ぶりの快挙となる。すでに95勝38敗で地区優勝へのマジックナンバーを12としているマリナーズだが、ロードゲームでも50勝18敗と圧倒的に勝ち越している。ロードであと5勝すれば、1971年にアスレティックスが記録したリーグ記録に並ぶことになる。

デビルレイズの先発、タニヨン・スターズは8回を投げ10安打5失点で今季11敗目(8勝)となった。チームも両リーグ最低の48勝85敗と開幕からずっと低空飛行を続けている。

●L・ゴンザレス、史上19人目の50号HR!4投手で完封リレー!
▼NL【●GIANTS 0-2 ○DIAMONDBACKS】

●ハラディ、7回2失点の好投!デルガド、37号HRにコッチ、30S目!
▼AL【○BLUE JAYS 3-2 ●YANKEES】

●先発ブレイ、3安打1失点の完投勝利!8回に4点奪って勝ち越し!
▼NL【●MARLINS 1-5 ○CUBS】

●先発ミルトン、7回3失点で自己最多タイの13勝目!救援陣は不安!
▼AL【●RANGERS 8-10 ○TWINS】

●鮮烈デビューの新人ジェニングス、6回2失点に抑え2連勝!
▼NL【○ROCKIES 5-3 ●DODGERS】

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