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| MLB EXPRESS REVIEW |
| ★2001.8.14〜8.17★ | [MLB EXPRESS REVIEW] |
| ■2001.8.17(現地8.16) | ||||||
■レッドソックスはジミー・ウイリアムス監督を更迭した。ウイリアムスは1997年からレッドソックスの監督を務め、今季が5年目。5割ラインを割ったのはわずかに1997年の1回のみで、1998年、99年と2年連続プレーオフ出場など、輝かしい成績を残した。しかし、今季はノマー・ガルシアパーラやペドロ・マルチネスなどのチームの主軸に怪我人が続出し、地区ではヤンキース、ワイルドカード争いではアスレティックスに水をあけられつつあった。ウイリアムスはレッドソックス監督として、414勝352敗(勝率.540)という記録を残した。後任は投手コーチのジョー・ケリガン。すでに2003年までの2年契約を結んだ。
●ビシェット、逆転3ランHR!新監督ケリガンに初勝利プレゼント! ▼AL【●MARINERS 4-6 ○RED SOX】レッドソックスはジョー・ケリガンを新監督として迎えたこの試合、8回裏にダンテ・ビシェットの3ランホームランで逆転。新監督に初勝利をプレゼントした。ここまで8試合で7敗と元気がなかったレッドソックスも監督交代が発奮材料になるだろうか。 この日のレッドソックス先発はデービット・コーン。コーンが6月以降に先発した試合で自身に勝ちが付かなくとも、チームが負けたことがわずかに1回だけという勝ち運に恵まれている。3回まで無失点に抑えるが、4回表にスタン・ハビエアにタイムリー、5回表にはマーク・マクレモア、6回表にはデービッド・ベルにそれぞれタイムリーを打たれ、結局6回を投げ10安打3失点でマウンドを降りることになった。2番手として7回からマウンドに上がったリッチ・ガーセスはマリナーズ打線を完全に抑え、これが8回裏のビシェットの逆転ホームランを呼び込む。 勝ち越したレッドソックスは最終回のマウンドに、今季24セーブをあげているデレク・ロウではなく、トレードで獲得したばかりのウーゲット・ウービナを送った。ケリガン新監督は、投手コーチ時代からクローザーは一人にするべきとの信念を持っているが、ロウ(4勝8敗)が不安定なため、ウービナとなった。そのウービナはイチローにタイムリーを打たれるなど、3安打1失点と安定感はなかったが、移籍後の初セーブをあげた。 一方のマリナーズ先発はアーロン・シーリー。2回裏にホゼ・オファーマン、3回裏にノマー・ガルシアパーラにそれぞれホームランを打たれ、3回までに3点のリードを許す。しかし、4回裏からの4イニングは完全に抑える内容。8回表の先頭のガルシアパーラに2塁打を打たれ、これがビシェットの逆転ホームランにつながった。8回(完投)を投げ、9安打6失点で今季4敗目(12勝)となった。シーリーは7月20日から勝利に見放されている。 ●ボンズ連発で、依然70本ペース!2本目の53号は決勝3ランHR! ▼NL【●MARLINS 3-5 ○GIANTS】 ハイペースでホームランを打ち続けているバリー・ボンズは4回裏にまず52号となるソロホームラン。さらに8回裏、1対3とリードされたジャイアンツはマービン・ベナードのタイムリーでまず1点を返した。さらにノーアウト1塁2塁となったところでボンズがこの日2本目となる53号の3ランホームランを放ち、ジャイアンツが逆転勝ちした。 これまで1965年にウイリー・メイズがシーズン52本打ったのがジャイアンツとしての球団記録だったが、その記録をボンズが塗り替えた。チームの121試合目での53本というのはメジャー史上最速。シーズン70本打った1998年のマーク・マグワイアもチームの121試合という時点ではまだ47本しか打っていなかった。 ジャイアンツ先発のシェーン・エステスは6回2/3を投げ、6安打3失点。最終回はロブ・ネンは締め、今季35セーブ目をマークした。一方のマーリンズ先発のAJ・バーネットは7回まで2安打1失点に抑えていたが、8回裏にいきなり3連打を浴び降板。今季9敗目(8勝)となった。 ●ジャスティス、3ランHRにオニールもグランドスラムで大勝! ▼AL【●DEVIL RAYS 5-12 ○YANKEES】ヤンキースは初回にデービッド・ジャスティスの3ランホームラン、2回裏にはポール・オニールの満塁ホームランで序盤から突き放す展開。デビルレイズ先発のライアン・ループは3回、4回こそはゼロに抑えるが、5回裏にシェーン・スペンサーにタイムリーを打たれてしまう。6回裏はヒットと四球とエラーで1アウト満塁としてしまい、バーニー・ウイリアムスに走者一掃の2塁打を打たれたところで、ループは降板。5回2/3を投げ、9安打11失点という散々な内容で今季10敗目(5勝)となった。 ヤンキース先発のスターリング・ヒッチコックは、チームが大量得点を奪ったため5回で降板。7安打3失点で今季2勝目(2敗)をつかんだ。 ヤンキースは創立4年目のデビルレイズ相手にこれまで16回のシリーズを戦い、今回で7回目のスウィープ。しかも、本拠地ヤンキースタジアムでの対デビルレイズ戦の8連勝を記録した。ヤンキースは明日から、プレーオフ前哨戦となる(であろう)地区首位同士のマリナーズ戦が始まる。 ●デーモン、3安打3打点!先発リドルも4連勝でスウィープ免れる! ▼AL【●ATHLETICS 0-4 ○BLUE JAYS】ワイルドカードでのプレーオフ進出に懸けるアスレティックだが、11連勝後の2連敗。しかし、この日のアスレティックスは2回と8回を除く全てのイニングで得点を重ね、12安打で8点を奪った。先発のコーリー・リドルは6回2/3を投げ7安打4失点で今季8勝目(5敗)。ここ8試合の登板では7勝1敗と好調をキープしている。 1番を打つジョニー・デーモンが5打数3安打3打点の大当たり。開幕直後は2割前後の打率に苦しんだが、8月だけで打率.381を記録している。なお、ミゲル・テハダが4回表に第24号ホームランを放った。昨年30本のホームランを打ち、アスレティックスの球団史上ショートとしての最多ホームランを記録したテハダだが、24本というのは球団史上2番目の記録である。しかもテハダはこの日の出場で229試合連続出場。これは球団史上2番目となる最長記録である。 ブルージェイズの先発はブランドン・リオン。メジャー3試合目の先発となるが、5回を投げ5安打4失点で2敗目(1勝)となった。打線はブラッド・フルマーのホームランやホゼ・クルーズの2点タイムリー2塁打などで4点を奪ったが、勝ち越すには届かなかった。そんな中、9番を打つホーマー・ブッシュが4打数3安打と1人大当たりした。 ●クアーズフィールドと相性のいいミルウッドが、7回まで無失点の好投! ▼NL【○BRAVES 4-1 ●ROCKIES】 ブレーブス先発のケビン・ミルウッドが7回まで無失点に抑える好投。8回裏にトッド・ヘルトンにタイムリーヒットを打たれ、この試合の初失点を記録してから降板。7回1/3を投げ、10安打1失点で今季3勝目(5敗)をマークした。打者天国といわれるクアーズフィールドだが、ミルウッドとは相性が良く、キャリア通算で4試合に登板し、3勝無敗の防御率1.91と無敵を誇っている。このミルウッドを引き継いだスティーブ・カーセイがその後を締め、6セーブ目を記録した。 ブレーブス打線も2回表にケン・カミニティがタイムリーヒットを打ち、続く3回表にはマーカス・ジャイルズにソロホームラン、ブライアン・ジョーダンのタイムリーなどで追加点。4回表にはハビア・ロペスのホームランを飛び出した。 この日は10安打放ったロッキーズに対して、6安打のブレーブスだったため、少ないチャンスをものにして勝利したように見える。しかし実際は、ロッキーズ先発のショーン・チャコンが乱調で7四球も記録したこともあり、スコアリングポジションにランナーを進めることが多く、本来ならもう少し得点していても不思議はないはずだった。いずれにしろ、これで首位フィリーズに1ゲーム差と迫ったが、プレーオフ進出を目指すブレーブスにとってタイムリー欠乏症という問題は、そのまま投手陣にのしかかるだけに非常に苦しい。 ●エドモンズ、逆転3ランHR!カージナルス、8連勝で首位へ3.5G差! ▼NL【●REDS 3-8 ○CARDINALS】昨年の地区優勝チーム、カージナルスがレッズをスウィープし、破竹の8連勝。オールスター後だけで22勝12敗と勝ち上がり、首位のカブスへ3.5ゲーム差と迫った。 1対2とリードされていた6回裏、2本のヒットでチャンスをつかんだジム・エドモンズが3ランホームランを放ち、逆転勝利を飾った。今季は肩の痛みもあり、思うような活躍の出来てなかったエドモンズだが、ここ6試合で23打数10安打、3ホームラン、10打点と大当たりしている。 カージナルス先発のダスティ・ハーマンソンは、6回を投げ4安打3失点に抑え、11勝目(9敗)をマークした。ハーマンソンはレッズとは相性が悪く、これまでの成績は0勝8敗の防御率5.64と散々たるものだった。対レッズ戦の先発はキャリア11試合目になるが、ようやく初勝利となった。 レッズの先発はホゼ・アセベド。アセベドは6回を投げ、5安打4失点で今季4敗目(3勝)となった。レッズ打線は初回にアダム・ダーンの2ランホームランで先制し、7回表にはクレイグ・パケットのホームランが飛び出すが、得点はこの3点だけ。主砲のケン・グリフィーが2つの併殺打と大きなブレーキになった。グリフィーはこの4連戦、12打数2安打だった。 ●バーニッツ、決勝HR!フィリーズ、連勝は5でストップ! ▼NL【●PHILLIES 4-5 ○BREWERS】 ●先発バード、7回無失点と好投し、6勝目!リプケン、3安打1打点! ▼AL【○ROYALS 9-2 ●ORIOLES】 ●ダーの今季初HRが逆転の決勝弾!メッツ、泥沼の6連敗! ▼NL【●METS 5-6 ○PADRES】 ●トーミ、2発で今季42号!ツインズ7連敗でゲーム差が4.5と開く! ▼AL【●TWINS 1-6 ○INDIANS】 ●先発ミラー、7回2失点で13勝目!アルー、2安打2打点! ▼NL【●PIRATES 3-4 ○ASTROS】 |
| ■2001.8.16(現地8.15) | ||||||
■今季限りで本拠地ネットワークアソシエイツコロシアムとのリース契約が満期を迎えるアスレティックスだが、その契約を1年延長した。アスレティックス移転の噂はかねてからあるだけに今後どうなるかはわからない。
●リーバー、3安打1失点完投勝利!ジラーディ、HR含む3打点! ▼NL【○CUBS 5-1 ●ASTROS】注目の3連戦の3戦目。1勝1敗で迎えた両チームだが、この日はカブス先発のジョン・リーバーが、アストロズ打線を3安打1失点に抑える素晴らしいピッチングを見せ、カブスがこのシリーズ、2勝1敗と勝ち越しを決めた。初戦を落としてずっと守ってきた地区首位の座を譲ったカブスだったが、連勝でその座を取り戻した。リーバーは2回裏にランス・バークマンに打たれたソロホームラン1本に抑え、今季5回目の完投で16勝目(5敗)をあげた。ここ16試合の登板で13勝2敗の防御率3.19という成績を残している。しかもこの日は無四球で、奪三振は4個。あと7個の三振を奪えば、通算1000奪三振となる。 カブスは初回にサミー・ソーサのタイムリー2塁打で先制。4回表にはジョー・ジラーディのタイムリーなどで2点を追加。9回にジラーディのだめ押しとなる2ランホームランでアストロズを突き放した。初回のタイムリーで、ソーサは今季打点数を両リーグトップの115点とした。 アストロズ先発はペドロ・アスタシオ。ロッキーズから移籍してきて3試合目のマウンド。7回まで投げ、9安打3失点に抑えたが、打線の援護なく今季14敗目(7勝)となった。アスタシオはカブス戦には相性が良く、過去8試合に登板し、6勝無敗という成績を残していた。移籍後のアスタシオは1勝1敗の防御率3.32という成績を残している。 現在ナショナルリーグの首位打者のモイゼス・アルーはこの日も3打数無安打。この3連戦合わせて10打数無安打で打率を.357に落とした。アストロズの唯一の得点となるホームランを打ったバークマンだが、この1発が今季31号ホームランで、打点も100点に乗せた。アストロズの球団史上、1シーズンで30ホームラン100打点を記録した6人目の選手となった(過去5人はジミー・ウイン、グレン・デービス、ジェフ・バグウェル、モイゼス・アルー、リチャード・ヒダルゴ)。打率も.342でリーグ4位をキープしているメジャー実質2年目の25歳である。 ●シリング、自己最多の18勝目を1試合13奪三振で飾る! ▼NL【●PIRATES 2-5 ○DIAMONDBACKS】 ダイヤモンドバックス先発のカート・シリングは、8回を投げ6安打2失点に13奪三振を記録し、今季18勝目をあげた。シリングはフィリーズに在籍していた1997年にマークした17勝がこれまでの最多記録だったが、これを塗り替えた。チームの残り試合から考えて、あと8試合は登板できそうなシリング。勝ち星はどこまで伸びるか。 一方のパイレーツ先発は新人のデーブ・ウイリアムス。ウイリアムスは初回にジュニア・スピーベイにソロホームランを打たれた。さらに4回裏にマーク・グレースに2点タイムリー、続くマット・ウイリアムスに2ランホームランを浴び、この回だけで4失点。結局、7回まで投げ6安打5失点で今季5敗目(1勝)となった。このD・ウイリアムスへの援護は4回表のブライアン・ジャイルズの2ランホームランのみだった。 M・ウイリアムスの打ったホームランは通算358号となる1発で、ヨギ・ベラに並び歴代56位タイである。これでダイヤモンドバックスはパイレーツをスウィープ。今季のパイレーツは借金を25も抱えており、スウィープされたのは今季10回目のことである。 ●クレメンス、12連勝!16勝1敗投手は1900年以降6人目の快挙! ▼AL【●DEVIL RAYS 3-10 ○YANKEES】「ロケット」と呼ばれる39歳、ロジャー・クレメンスが7回を4安打2失点に抑え、今季16勝目(1敗)をあげた。昨年7月に故障者リスト入りしてからというもの、25勝3敗ととてつもない数字を残している。今季は本拠地ヤンキーススタジアムで10勝無敗、ナイトゲームで7勝無敗である。 打線もデレク・ジーターが2塁打2本含む3安打、クレイ・ベリンガーが3ランとソロの2本のホームランでクレメンスを援護。デビルレイズ先発、ポール・ウイルソンは6回2/3で7安打7四球の8失点で今季8敗目(5勝)となった。 16勝1敗のクレメンスだが、この数字はメジャーリーグで32年ぶりの快挙である。過去、16勝1敗の数字を残したのはルーブ・マーカード(1912年)、ガイ・ブッシュ(1929年)、ドン・ニューカム(1955年)、エルロイ・フェイス(1959年)、デーブ・マクナリー(1969年)に続く6人目である。奇しくもマクナリーは今のクレメンスと同じ39歳でこの記録を作っている。 ●ホフマン、通算300セーブ!歴代2位の最速で大記録達成! ▼NL【●METS 1-2 ○PADRES】2対1とリードした9回裏、パドレスはマウンドにトレバー・ホフマンを送る。ホフマンは先頭のマット・ロートンを見逃しの三振、マイク・ピアザ、トッド・ジールをともにライトフライに打ち取り、今季29セーブ目。このセーブがホフマンの通算300セーブ目となった。300セーブはメジャー通算で史上14人目である。ホフマンはここ5年間で4回も40セーブ以上をマークしている。339回のセーブ機会で300セーブを記録し、成功率にすると88.2パーセント。ジョン・ウェッテランドと並び、メジャー史上2番目の早さとなる553試合の救援登板で達成した300セーブ。ちなみにこの日の9回表にメッツの2番手として投げたジョン・フランコは歴代2位の422セーブをマークしている。 5回裏にタイムリー2塁打を打ったリッキー・ヘンダーソン。このヒットは通算2976安打。さらにこの後のマーク・コッツェイのヒットでホームインし、2228得点。タイ・カップのメジャー記録(2245得点)まであと17得点で追いつくことになる。ヘンダーソンのこの1得点が決勝点となった。 パドレス先発のケビン・ジャービスは8回を2安打1失点に抑え、今季10勝目(9敗)をマークした。一方のメッツ先発のアル・ライターは7回を投げ、8安打2失点で10敗目(7勝)を喫した。 ●グリーンが3発!ドジャース、大量13得点奪い、5連敗でストップ! ▼NL【●EXPOS 1-13 ○DODGERS】 ドジャースの主砲、ショーン・グリーンは3本のホームランを放ち、1試合7打点を記録。連敗中だったドジャースを救った。これまで1試合2本というのは14回も達成しているグリーンだが、3本というのは初めてである。この3本で今季のホームラン数を35本としたグリーンだが、ドジャースの左打者としてブルックリンからロサンゼルスへ移転した1958年以降では最もホームランを打ったドジャースの左打者となった。今季の打点数も98点とし、100打点に手の届く距離となった。ドジャースの左打者では、ブルックリンに本拠を置いていた1956年にデューク・スナイダーが101打点を記録して以降、どの左打者も達成していない。 ドジャースの先発、ジオバニー・キャラーラは今季3試合目の先発で、6回を4安打1失点に抑え、今季3勝目(1敗)。先発としての勝利は、レッズに在籍していた1996年8月23日以来というものだ。一方のエクスポズ先発のカール・パバーノは昨年右ヒジの健を痛め、この試合が今季初先発となるカール・パバーノ。パバーノは3回までで12安打8失点で降板し、今季初黒星を喫した。 ドジャース打線は1番のエイドリアン・ベルトレイが6打数4安打、2番のマーク・グラジラネックが4打数4安打と大当たりし、この試合20安打で13点を奪った。 ●40歳のリプケン、1970年代のユニフォームを着てホームラン! ▼AL【●ROYALS 4-5 ○ORIOLES】この日のオリオールズは70年代にタイムスリップして、当時のオレンジのユニフォームを着てプレーした。今季限りの引退を発表しているカル・リプケン。これまでの21年間のメジャー生活を振り返るかのように、この日も今季第12号となるホームランを放った。今月24日には41歳になるリプケンだが、ここ最近のチーム44試合のうち40試合に出場し、9本のホームランを放ち、33打点を記録している。 オリオールズ先発はホゼ・メルセデスは、ジョー・ランダに2ランホームランなどを打たれるが、6回を投げ4安打4失点に抑え、今季7勝目(13敗)をマークした。最終回のマウンドは、今月から本格的に先発から抑えに回ったウイリス・ロバーツが締め、4セーブ目をあげた。 ロイヤルズ先発のクリス・ウイルソンはジェフ・コーナイン、クリス・リチャードやリプケンにホームランを打たれ、6回2/3を投げ7安打5失点で今季3敗目(6勝)となった。なお、ここまで自己最多の14試合連続ヒットを記録しているカルロス・ベルトランは4打数無安打だった。また、主砲のマイク・スウィーニーは先日の乱闘騒ぎで手首を痛め4試合連続欠場している。 ●好調ローレンのHRでフィリーズ、5連勝!先発ダール、11勝目! ▼NL【○PHILLIES 8-6 ●BREWERS】 ●E・マルチネス、2試合連続の3ランHR!ガルシア、14勝目! ▼AL【○MARINERS 6-2 ●RED SOX】 ●エドモンズ、HR含む2安打4打点!ウイリアムス、10勝目! ▼NL【●REDS 4-8 ○CARDINALS】 ●インディアンズ、連勝で2位ツインズに3.5ゲーム差! ▼AL【●TWINS 2-8 ○INDIANS】 ●チッパーのグランドスラムで突き放す!先発バーケット、10勝目! ▼NL【○BRAVES 7-2 ●ROCKIES】 |
| ■2001.8.15(現地8.14) | ||||||
■昨年のアメリカンリーグ新人王次点だったテレンス・ロングはアスレティックスと4年契約の1160万ドルで契約更新を交わした。25歳の若いロングは2005年までアスレティックスのユニフォームを着ることが決まった。1999年にケニー・ロジャースとの交換相手としてメッツから獲得した選手だった。■アストロズと激しい首位攻防の始まったカブスだが、若きエースであるケリー・ウッドが右肩の腱を痛め故障者リスト入りする事になった。ウッドは今季ここまで23試合に登板し、10勝6敗、防御率3.50、183奪三振を記録していた。
●クルーズ、サヨナラ3ランHR!アスレティックス、11連勝でストップ! ▼AL【●ATHLETICS 3-6 ○BLUE JAYS】現在11連勝中と絶好調のアスレティックス。3対2と1点リードで迎えた最終回、マウンドにはクローザーのジェイソン・イズリングハウゼンがいた。ヒット2本で2アウト1塁2塁とピンチを迎え、ここでホーマー・ブッシュにタイムリー2塁打を打たれ同点とされる。さらに続くホゼ・クルーズにライトポール際に飛び込む3ランホームランを打たれ、アスレティックスはサヨナラ負け。クルーズは3回裏に次いでこの日2本目のホームランである。イズリングハウゼンの今季8回目の救援失敗で連勝はストップした。 ブルージェイズの先発は6月26日以来、勝利から遠ざかっているクリス・カーペンター。カーペンターは2回表にライトのラウル・モンデシーの送球エラーで先制点を奪われ、その後も毎回のようにランナーを出す不安定な投球内容ながら4つのダブルプレーでなんとか切り抜ける。結局、6回を投げ7安打6四球の2失点でマウンドを降りた。チームがサヨナラ勝ちしたため、最終回の1イニングを投げたビリー・コッチが2勝目(3敗26セーブ)をマークした。 アスレティックス先発のティム・ハドソンは、2回表にカルロス・デルガド、3回表にクルーズにそれぞれホームランを打たれ、6回を6安打2失点で降板した。 連勝がストップしたアスレティックスだが、ここ44試合で32勝を記録しており、ワイルドカード争いでもレッドソックスに2ゲーム差で首位に立っている。なお、7回表に代打で登場し、2ランホームランを打ったオルメド・シアネスだが、今季のアスレティックスでは初の代打ホームランである。 ●ダイヤモンドバックス、ブレーブスを3タテ!マダックス、記録ストップ! ▼AL【●TWINS 7-8 ○INDIANS】 アメリカンリーグ中地区の注目の首位攻防。首位のインディアンズは9回裏に3点差を追いついた。延長11回裏に先頭のケニー・ロフトンが3塁打で出塁し、四球と敬遠四球でノーアウト満塁とチャンスを作り、ホアン・ゴンザレスがサヨナラヒットを打ち、勝負を決めた。インディアンズは今月5日の対マリナーズ戦でメジャー史上76年ぶりとなる12点差をひっくり返したばかり。これでインディアンズは2位ツインズとの差を2.5と広げた。 マーティ・コルドバの2本のホームランなどで3対2とリードしていたインディアンズだったが、9回表から登板したジョン・ロッカーがアウト1つしか取れず、1アウト1塁2塁としたところでボブ・ウィックマンと交代。このウィックマンがトリ・ハンターを内野ゴロに抑えるがその間にホームインを許し同点とされ、その後、敬遠の四球と内野安打で2アウト満塁となったところで、AJ・ピアジンスキーに満塁の走者一掃の3塁打を打たれ3点リードを許した。これがその後の9回裏からインディアンズの同点劇、延長でのサヨナラ勝ちへとつながる。 この日2本のホームランを打ったコルドバだが、これで今季のホームラン数を16本とした。これはかつて在籍していた対戦相手のツインズ時代の1996年に記録した本数に並ぶものである。なお、自己最多は新人王を獲得した1995年の24本である。 ●フィリーズ、4〜6番の中軸で合わせて9打点!コギン、4勝目! ▼NL【○PHILLIES 10-4 ●BREWERS】初回からフィリーズ打線が爆発した。2本のヒットと四球でノーアウト満塁のチャンスを作り、ボブ・アブリューが犠牲フライ、パット・バールがタイムリー2塁打、トラビス・リーが犠牲フライを打ち、一挙3点を奪った。この回の2つの犠牲フライで、フィリーズとして今季52個目の犠牲フライとなり、これはリーグトップである。この日は4番のアブリューが3打点、バールが2打点、リーが4打点を記録し、中軸だけで9打点を叩き出した。これで4連勝としたフィリーズは、2位ブレーブスとの差を2と開き着々と首位固めをしつつある。昨年65勝しかあげられなかったチームが、すでに今季66勝目をあげたことになる。 フィリーズの先発はデービッド・コギン。コギンは6回1/3を投げ、5安打2失点に抑え、今季4勝目(1敗)をマークした。「変化球が特によい」とブリュワーズ監督のデービー・ロープスもお手上げだった。 ブリュワーズはオールスター後、7勝23敗と絶不調である。前半戦を支えた新人のベン・シーツが故障者リスト入りするなど投手陣が非常に苦しい。なお、最終回にリッチー・セクソンが記録した三振が、チーム全体として今季通算1000個目となるもの。これは両リーグ合わせてもトップである。ちなみにセクソンは現在、メジャートップの136三振を喫している。 ●ロッキーズ、新人二遊間コンビ大活躍!ブレーブス、5年ぶりの6連敗! ▼NL【●BRAVES 4-5 ○ROCKIES】ブッシュ大統領がクアーズフィールドに観戦にやって来たこの試合。リードされていたロッキーズが9回裏にアスレティックスから三角トレードでやって来た新人のホゼ・オーティスが同点打、延長10回裏には同じく新人のホアン・ユーリビがサヨナラ打を放ち、ロッキーズがサヨナラ勝ちした。セカンドを守るオーティスとショートを守るユーリビの二遊間コンビで勝利を手にした。 ロッキーズ先発のジョン・トムソンは5回までランナーを出しながらも粘り強く無失点に抑えていたが、6回表に先頭のマーカス・ジャイルズに四球を与えてから、続くBJ・サーホフから2ランホームランを浴びる。さらにチッパージョーンズ、ブライアン・ジョーダンの連続ヒットの後、ケン・カミニティの犠牲フライ、アンドリュー・ジョーンズにタイムリーを打たれ、計4点を取られたところでトムソンは降板した。 一方のブレーブス先発のトム・グラビンは、6回1/3を投げ、8安打3失点で勝ち投手の権利を残したままマウンドを降りたが、9回からマウンドに上がったスティーブ・カーセイが打たれ、勝利を逃した。グラビンはここ12試合の登板で5勝無敗の防御率2.42を記録している。 ブレーブスはこれで1996年9月以来となる6連敗。地区首位の座もフィリーズに奪われ、苦しくなってきた。しかし、怪我でスタメンからはずれていたレイ・サンチェス、サーホフも戻ってきた。3回表に3連打で1アウト満塁のチャンスを作りながら、サーホフのレフトフライでタッチアップを試みた3塁ランナーのサンチェスがホームで刺されるということもあった。 ●T・マルチネス、逆転3ランHR!ペティット、5連勝で14勝目! ▼AL【●DEVIL RAYS 3-5 ○YANKEES】 アスレティックスにスウィープされたばかりのヤンキースだが、2対3とリードされた6回裏にポール・オニール、バーニー・ウイリアムスが2連打し、続くティノ・マルチネスが逆転の3ランホームランを放ち、勝負を決めた。ヤンキース先発のアンディ・ペティットは7回1/3を投げ、6安打3失点に抑え、5連勝を飾り今季14勝目(6敗)をマークした。最終回は守護神、マリアーノ・リベラが締めくくり、38セーブ目をあげた。 ツインズをスウィープしたばかりのデビルレイズは、3回表にブレント・アバーナシーの2点タイムリー、5回表にベン・グリーグのタイムリーでリードを奪うが、そのリードを守れなかった。デビルレイズの先発は新人のジョー・ケネディだったが、6回を投げ8安打5失点で今季8敗目(3勝)となった。 この日のヤンキースのレフトはチャック・ノブロックではなく、ショーン・スペンサーが守った。最近の27打数で3安打しか打てす、打率も.249に下がったノブロックの代わりに、ここ16打数で2安打しか打ってないスペンサーをスタメン起用したわけだが、この日は3打数2安打と期待に応えた。ちなみに今季のノブロックは三振数(65個)が、四球数(45個)より上回っている。 ●ホームに強い先発モリス、4安打1失点の8奪三振で15勝目! ▼NL【●REDS 1-7 ○CARDINALS】カージナルス先発のマット・モリスが好投。初回の1アウト後にアダム・ダーンに内野安打を打たれた後、22人の打者を連続で抑え、8回2アウトから打たれたジェイソン・ラルーのヒットが、この日打たれた2本目のヒットだった。最終回に2本のヒットと四球で2アウト満塁のピンチを迎え、アーロン・ブーンに押し出しの死球を当ててしまい、完封を逃した。しかし、モリスは4安打1失点に抑え、8三振を奪い今季15勝目(7敗)をマークした。防御率も3.47から3.34に下がり、本拠地のブッシュスタジアムでは1.84と抑えている。 一方のレッズ先発は、デニス・レイエス。先発は1998年7月28日以来である。レイエスは3回まで完全に抑えるが、2巡目を迎えた4回裏にマイク・マセーニーの3ランホームラン含む7安打で5点を奪われた。結局、5回を投げ6安打5失点で3敗目(1勝)となった。 アルバート・プーホーツは15試合連続ヒットを記録し、この期間55打数23安打(打率.418)を記録している。ジム・エドモンズも最近15打数で7安打を打っている。対するレッズのショーン・ケーシーは連続試合ヒットが10試合でストップした。 ●ボンズ、51号でチームも快勝!ここ10試合で6HRのハイペース! ▼NL【●MARLINS 7-13 ○GIANTS】 ●延長11回、E・マルチネスの決勝3ランHR!イチロー、4安打! ▼AL【○MARINERS 6-3 ●RED SOX】 ●カブス、再び首位奪還!1日天下のアストロズ!ソーサが43号! ▼NL【○CUBS 3-1 ●ASTROS】 ●先発ビュ−ル、7回4失点ながら11勝目!ベラーディの2発もフイ! ▼AL【●RANGERS 4-7 ○WHITE SOX】 ●最終回に逆転!キャブレラが満塁の走者一掃のタイムリー2塁打! ▼NL【○EXPOS 4-1 ●DODGERS】 |
| ■2001.8.14(現地8.13) | ||||||
■先発投手陣に怪我人が続出し、ホワイトソックスからジェームス・ボールドウィンを獲得したばかりのドジャース。しかし、今度は獲得したばかりのボールドウィンが胸の筋肉を痛め2週間ばかりマウンドから遠のきそうだ。
●ついに首位の座を奪ったアストロズ!レイノルズ、今季11勝目! ▼NL【●CUBS 5-9 ○ASTROS】ゲーム差がわずか半ゲームという地区首位のカブスと2位のアストロズの対戦だが、クレイグ・ビジオの先頭打者ホームランに始まり、ビニー・キャスティーヤ、ダリル・ウォードにもホームランが飛び出すなどし、アストロズが快勝。ついにカブスから首位の座を奪った。アストロズは5月19日に1日だけ首位タイに並んだ事はあったが、単独首位に立つのは4月14日以来の事である。カブスは5月29日からずっと守っていた首位の座を奪われた。 カブスは1回表にサミー・ソーサの第42号2ランホームランで先制したが、その裏にビジオがカブス先発のジェイソン・ブレイの初球を叩いてホームラン。ビジオにとって今季7度目の先頭打者ホームランで、通算では28回目。先頭打者ホームランのリーグ記録はボビー・ボンズ(バリー・ボンズの父)の30回である。ちなみにソーサのホームランは通算428号でラファエル・パルメイロ(レンジャーズ)と並んで歴代28位タイである。 アストロズ先発のショーン・レイノルズは7回1/3を投げ、6安打4失点に抑え、今季11勝目(10敗)。レイノルズは1998年の8月4日から数えて、カブス戦には8試合先発しているが、7勝0敗の防御率2.03と完全なカモにしている。一方のカブス先発、ブレイは4回2/3を投げ、9安打9失点で今季6敗目(8勝)となった。 アストロズはここ13試合で10勝目。カブスはここ12試合で8敗目。今月頭には4.5あったゲーム差も一気に縮まった。 ●強いものいじめの最下位デビルレイズ、ツインズをスウィープ! ▼AL【●TWINS 1-5 ○DEVIL RAYS】 プレーオフ進出を狙うツインズは、デビルレイズ先発のニック・バーブロットに7回まで2安打無失点に抑えられる。最終回に2つのフォアボールとワイルドピッチでかろうじて1点は返すもののそれまで。結局、オールスター明け28戦21敗と散々な成績でインディアンズに首位を奪われ、ゲーム差は1.5に開いた。そして明日からクリーブランドへ向かい、首位攻防の3連戦が始まる。ツインズにとっては正念場だ。 そのツインズをスウィープし、今季初の4連勝を飾ったデビルレイズ。メジャー最低の42勝77敗で低勝率ながら、7月21日からは22戦12勝とチーム状態も上向き。先発のバーブロットはアルビー・ロペスとの交換でダイヤモンドバックスからやってきた左腕投手だが、移籍後4試合目の登板で初勝利を飾った。 デビルレイズは、3回裏にフューチャーゲームで活躍した期待の新人、トビー・ホールのタイムリーで先制。5回裏には、ベン・グリーブのホームラン、ランディ・ウインのタイムリー3塁打で追加点し、勝負を決めた。 ツインズ先発のカイル・ロースは、5回1/3を投げ、9安打4失点で降板。今季5敗目(3勝)となった。ツインズ打線はこの4連戦、スコアリングポジションにランナーをおいて、31打数1安打という低打率でチャンスをものにできなかった。。 ●ジョンソン、5安打完封で16勝目!L・ゴンザレス、44号HR! ▼NL【●PIRATES 0-3 ○DIAMONDBACKS】 ダイヤモンドバックス先発のランディ・ジョンソンが今季2度目となる完封劇を演じ、今季16勝目(5敗)をマークした。ジョンソンはパイレーツ打線を散発の5安打、無四球で10三振を奪う剛腕ぶり。ジョンソンにとって今季18回目の2ケタ奪三振で、キャリアでは166回目となる。 パイレーツ先発のジミー・アンダーソンは初回にルイス・ゴンザレスに第44号となるソロホームランを浴び、6回裏にはマット・ウイリアムスに右中間のスイミングプールに飛び込む2ランホームランを浴びたが、失点はこのホームランのみ。6回2/3を投げ、5安打3失点で今季13敗目(6勝)となってしまった。 ダイヤモンドバックスに移籍して3年目のジョンソンだが、この3年間で988個もの奪三振を記録している。通算では3317奪三振となり、歴代9位のフィル・ニークロ(通算3342奪三振)へあと25個の三振で追いつくことになりそうだ。しかもこの日の相手のパイレーツはカモにしており、通算でも7勝2敗、ここ最近の6試合の登板では6連勝中を記録している。 ●終盤に逆転!マグワイアが犠牲フライ、レンテリアが2点タイムリー! ▼NL【●REDS 2-3 ○CARDINALS】 2点差でリードされていたカージナルスは8回裏、先頭のフェルナンド・ビーニャ、プラシド・ポランコの連続ヒットでノーアウト1塁3塁となったところで、マーク・マグワイアの犠牲フライで1点を返し、さらに2つの四球で満塁とし、エドガー・レンテリアの2点タイムリーヒットで逆転した。先月までは極度のスランプ状態で移籍候補として名前の挙がっていたレンテリアだが、今月に入ってから48打数20安打(打率.417)に2ホームランと大当たりを見せている。 カージナルス先発の新人、バド・スミスは、7回を投げ、8安打2失点の6奪三振と好投したが、勝敗はつかなかった。一方のレッズ先発のエルマー・デセンスは、7回まで無失点に抑えるものの、8回に崩れ今季9敗目(8勝)。しかし、デセンスはバットの方で2安打を記録し、チームの得点に絡んだ。 先制したのは5回表のレッズ。ケン・グリフィーの10試合連続となるセンター前ヒットがタイムリーとなり、2点を先制した。なお、ショーン・ケーシーも10試合連続となる2安打を放った。ケーシーはここ10試合42打数18安打(打率.429)と好調をキープしている。 |
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