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| MLB EXPRESS REVIEW |
| ★2001.7.29〜8.1★ | [MLB EXPRESS REVIEW] |
| ■2001.8.1(現地7.31) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■注目のペドロ・アスタシオの移籍先がアストロズと決まった。アスタシオは今季6勝13敗の防御率5.49という成績だが、これは本拠地クアーズフィールドの影響があってのものか、ロードゲームでの防御率は4.26である。このアスタシオとの交換相手は、将来のアストロズのエースとまでいわれたスコット・エラートンである。かつてはブルージェイズに在籍していたロジャー・クレメンスの交換相手として名前が挙がりながら、アストロズ側が出し渋ったという選手である。しかし、今季のアストロズはルーキーのロイ・オズワルト、ティム・レディングに加え、2年目のウェイド・ミラーがローテーションで結果を出していることから、アスタシオの放出に踏み切った。また、アストロズはパイレーツから、今季22セーブを記録しているマイク・ウイリアムスも獲得した。このウイリアムスの交換相手はアストロズ期待の24歳の右腕、トニー・マクナイトである。おそらくマクナイトはパイレーツのローテーションで投げることになるのだろう。 ■レッドソックスはデレク・ロウやロッド・ベックという救援陣に不安が残るということから、エクスポズからウーゲット・ウービナを獲得した。ウービナは今季46回2/3を投げ57三振を奪い、15セーブをあげている。6月にはヤンキース入りの噂もあった投手である。レッドソックスは最初はセットアップとしての起用になるそうである。一方、交換でエクスポズ入りするのは大家友和と1Aで活躍する20歳左腕のリッチ・ランドルである。大家の移籍により、エクスポズには3人の日本人投手が揃うことになる。 ■昨年新人王を獲得した若き遊撃手、ラファエル・ファーカルを怪我で欠くブレーブスはロイヤルズからレイ・サンチェスを獲得した。サンチェスはメジャーリーグを代表する守備力を兼ね備えた遊撃手として知られている。代わりにロイヤルズ入りするのは2人。まず、1人目は昨年1A、今年2Aでともに防御率1点台に抑えているブラッド・ボイレスである。ボイレスは24歳の期待のクローザーである。もう1人は19歳の内野手、アレハンドロ・マチャドである。■先発回避が検討されていたロジャー・クレメンスだが、結局は回避することなく先発しそうだ。
●ヘルトン、2本目のHRはサヨナラ弾!フィリーズ、3試合連続・・・! ▼NL【●PHILLIES 6-7 ○ROCKIES】前回のメッツ戦では、2試合連続サヨナラホームランで負けているフィリーズが、この日もトッド・ヘルトンのサヨナラホームランの前に敗れ去った。 8回表が終わった段階で6対2と2点リードしていたフィリーズ。先発のロバート・パーソンは7回まで5安打2失点に抑える好投を見せ、8回裏のマウンドには2番手としてターク・ウェンデルが上がっていた。このウェンデルが2本のヒットと四球でノーアウト満塁のピンチを作って降板。3番手としてリッチー・ボッタリコが登板するが、いきなりテリー・シュンパートに走者一掃の3塁打を打たれ、1点差にまで追いつめられる。さらに代打で登場したラリー・ウォーカーにタイムリー2塁打が飛び出し、この回一挙4点。6対6と同点になった。こうして9回裏のヘルトンのサヨナラホームランにつながった。 フィリーズはパット・バールの先制2ランホームランや、トマス・ペレスの2安打3打点の活躍に加え、先発パーソンの好投で勝利を手にしたと思われたが、移籍で熱くしたはずのブルペン陣が打たれ、4連敗となった。しかも3試合連続サヨナラホームランという負け方は今後どのように影響してくるか。 ロッキーズは5回表の守備で、センターのホアン・ピエールがボブ・アブリューのあわやセンター越えという打球をフェンスの手前でランニングキャッチするなどの好守に加え、5回裏には新人のホゼ・オーティスのメジャー初ホームランが出るなど若い選手の活躍が目立った試合となった。 ●リマ、8回2失点で移籍後3勝目!セデーニョ、2安打1盗塁! ▼AL【●MARINERS 2-4 ○TIGERS】 タイガースの先発は、6月23日にアストロズから移籍してきたばかりのホゼ・リマ。リマは5回までマリナーズ打線を無失点に抑える好投。6回に2本のヒットと四球と犠牲フライで2点を奪われる。しかし、それ以後はピシャリと抑え、結局8回を投げ、6安打2失点に抑え、移籍後3勝目(2敗)をあげた。最終回を締めくくったのは、マット・アンダーソン。アンダーソンは3人で抑えきり、今季13セーブ目をマークした。 一方のマリナーズ先発のアーロン・シーリーは6回1/3を投げ、9安打4失点で今季3敗目(12勝)を喫した。シーリーは4連勝後の2連敗である。初回、先頭打者のロジャー・セデーニョがセンター前ヒットで出塁。今季リーグトップとなる39盗塁を記録後、ボビー・ヒギンソンの3塁打、ロバート・フィックスのヒットがそれぞれタイムリーとなり、いきなり2点を奪われるスタートとなった。 イチローは4打数2安打で、10試合連続ヒットを記録し、打率を.330にまで戻した。盗塁も1つ決め、今季36盗塁でセデーニョに次ぎ、リーグ2位の座をキープしている。 ●延長11回、サヨナラ勝ち!ジャイアンツ、6連勝で首位へ3ゲーム差! ▼NL【●PIRATES 7-8 ○GIANTS】2対2のまま延長戦にもつれ込んだこの試合。延長11回、ジャイアンツの先頭打者、ショーン・ダンストンがレフト前で出塁後、送りバントで1アウト2塁のチャンスをつかむ。次打者は内野ゴロに倒れるが、続くペドロ・フェリスはライト前に運ぶヒット。パイレーツのライトを守るのはついこの間までジャイアンツのライトを守っていたアーマンド・リオス。リオスは移籍後の初試合だったが、このフェリスのライト前ヒットをファンブルしてしまい、一挙に2塁ランナーのダンストンにホームインを許してしまう。ジャイアンツは元チームメイトのちょっとしたミスで6連勝をマークした。 ジャイアンツは7対5とリードして迎えた9回表、マウンドに守護神のロブ・ネンを送るが、アラミス・ラミレスに同点2ランホームランを浴びてしまう。しかし、フィリーズから移籍してきたばかりのウェイン・ゴメスが10回から登板し、2イニングを1安打無失点に抑え、移籍後の初登板初勝利を記録した。 この日はアンドレス・ガララーガが4打点をあげ、フェリスも3打点をあげた。これでジャイアンツはここ16試合で11勝で、首位ドジャースに3ゲーム差と迫った。一方のパイレーツは17試合で11敗と中地区最下位に沈んでいる。 ●シリング、リーグトップの15勝目!フィンリーが決勝2ランHR! ▼NL【●EXPOS 1-3 ○DIAMONDBACKS】 ダイヤモンドバックスの先発は今季絶好調のカート・シリング。シリングは初回にホゼ・ビドロ、ブラディミール・ゲレーロに連続ヒットを打たれた後、リー・スティーブンスに犠牲フライを打たれ、あっさり先制点を奪われる。2回以降も毎回のようにヒットを打たれ、ランナーを背負うものの得点を許すことなく、エクスポズ打線を9回までで8安打1失点の8奪三振という内容に抑え、今季15勝目(5敗)をマークした。完投勝利は今季6回目で、キャリアでは71回目である。またシリングは今季24回目の先発で20試合は7回まで投げており、救援陣の負担を和らげている。 エクスポズ先発はボビー・ムノス。過去2年間はマイナーにおり、今年の7月にメジャー再昇格を果たしたばかりで、今季4試合目の登板となる。ムノスは6回を投げ5安打2失点という内容ながら、黒星を喫した。ムノスの黒星はフィリーズに在籍していた頃の1997年5月12日以来である。 4回裏にスティーブ・フィンリーが逆転2ランホームランをライトスタンドのプールに打ち、8回裏にはマーク・グレースのタイムリーでさらに1点を加えた。オールスター明けのフィンリーは54打数21安打と打率.389とハイアベレージをマークしている。 ●レンジャーズ、3発でヤンキースの連勝止める!ジマーマン、21S! ▼AL【●TWINS 2-10 ○MARINERS】好調同士の両チームの対戦となったが、レンジャーズがラファエル・パルメイロ、アレックス・ロドリゲス、イバン・ロドリゲスのホームランやマイケル・ヤングの2点タイムリーなどでヤンキースを振り切った。レンジャーズは7月を17勝10敗で終えた。6月15日から数えても25勝16敗という高勝率で勝ち進んだレンジャーズだが、地区首位のマリナーズとの差は依然、28もある。一方のヤンキースは8連勝でストップした。 レンジャーズ先発のダレン・オリバーは7回を投げ、6安打2失点で今季9勝目(6敗)をマークした。最終回に2アウト1塁2塁というピンチで登板したジェフ・ジマーマンは最後のアルフォンゾ・ソリアーノ1人をライトフライに打ち取り、21セーブ目をマークした。ジマーマンはオールスター明けだけで9セーブもあげている。一方のヤンキース先発のテッド・リリーは、6回1/3を投げ8三振を奪いながら、4安打3失点で今季4敗目(3勝)となった。 6回表に四球で出塁を果たしたバーニー・ウイリアムスは、レンジャーズの誇る強肩捕手I・ロドリゲスから盗塁を試みるが、タッチアウト。I・ロドリゲスは32回盗塁を試みられて、18回も刺している。盗塁阻止率にすれば、.563である。 ●デンプスター、3安打1失点で完投勝利!マーリンズ、連敗ストップ! ▼NL【○MARLINS 5-1 ●BREWERS】 ●抜けたロートンの代役、ブキャナンが落球!ローアイザ、7勝目! ▼AL【●TWINS 1-3 ○BLUE JAYS】 ●マグワイア、先制HRが通算572号!レンテリア、4打数4安打! ▼NL【●BRAVES 2-6 ○CARDINALS】 ●グラウス、決勝2ランHR!オーティス9勝目、パーシバル28セーブ目! ▼AL【○ANGELS 4-3 ●RED SOX】 ●移籍トリオのマグリフ、タッカー、ウェザーズが大活躍! ▼NL【○CUBS 7-3 ●PADRES】 ●7月までの勝敗表!熾烈なワイルドカード争いになりそう!
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| ■2001.7.31(現地7.30) | ||||||
■優勝を狙うツインズは、メッツからリック・リードを獲得した。前半戦のツインズを支えたエリック・ミルトン、ジョー・メイズ、ブラット・ラドキーの先発投手陣も後半戦に入ってから今ひとつの出来である。この中にリードが入ることで、地区首位を争うインディアンズに勝るとも劣らない投手陣が揃った。リードの代わりでメッツに行くのがマット・ロートンである。打てる外野手のいないメッツにとってお互いの利害関係が一致したものといえる。■地区首位を狙える位置(首位へ4ゲーム差の3位)のジャイアンツはパイレーツから、ジェイソン・シュミット投手、ジョン・バンダーウォール外野手を獲得。交換として、アーマンド・リオス外野手と3Aのライアン・ボーゲルソング投手がパイレーツへ行くことになった。 ■4年連続世界一を目指すヤンキースは、パドレスからスターリング・ヒッチコック投手を獲得した。ヒッチコックは1992年から95年までヤンキースに在籍しており、その後マリナーズを経てパドレス入り。99年は12勝をあげるが昨年はヒジを痛め、6月に手術。今季は復活を賭けるシーズンで、ここまで3試合に登板し2勝1敗の成績を残している。このヒッチコックとの交換要員は、3Aのブレット・ジョディー投手と2Aのダレン・ブラッケリー外野手である。
●A-ROD、決勝2点タイムリー!レンジャーズ、オリオールズに7連勝! ▼AL【○RANGERS 6-4 ●ORIOLES】7月19日に行われる予定だった試合が列車事故の影響で、本来移動日となるべきこの日に試合が行われた。昨日までテキサスで試合を行っていたレンジャーズは、明日からのニューヨークでの対ヤンキース戦の前にボルチモアに寄って、試合を行ったというのが実のところである。 4対4と延長戦にもつれ込んだ試合は、11回表にレンジャーズの先頭打者、クレイグ・モンロエが四球で出塁すると、送りバントと内野ゴロで2アウト3塁とチャンスをひろげる。オリオールズは、ここでこの日2安打と当たっているフランク・カタラノットを敬遠するが、続くランディ・ベラーディにも四球を与えてしまい、2アウト満塁でアレックス・ロドリゲスを打席に迎える。この場面で、A・ロドリゲスがレフト前に運び、2人がホームインし、勝負を決めた。 レンジャーズはここ8試合で7勝し、対オリオールズ戦においては7連勝と調子がいい。一方のオリオールズは最近25試合で20敗目を喫する。オリオールズ先発のシドニー・ポンソンも7回を投げ9安打4失点という内容。ここ5試合を0勝1敗という成績で、ついに7月は白星を手にすることが出来なかった。 また、4回裏に2塁打を放ったラファエル・パルメイロは通算で941本目の長打(2塁打478本、3塁打36本、本塁打427本)となり、ドワイト・エバンスと並んで歴代33位に躍り出た。 |
| ■2001.7.30(現地7.29) | ||||||
■タイ・カップの持つ歴代1位の2246得点まであと22と迫っているリッキー・ヘンダーソンが対ブリュワーズ戦の7回表、タイムリーを放ち、12対5と大量リード。ここで、ヘンダーソンが2塁へ走るがブリュワーズの内野手は2塁へ入らず盗塁は記録されなかった。このことに対して、ヘンダーソンが怒っているらしい。ちなみにブリュワーズ監督のデイビー・ロペスは1982年から84年までアスレティックスで同じユニフォームを着てプレーしていた。
●ガルシアパーラ、復活を同点HRと勝ち越し2点タイムリーで飾る! ▼AL【●WHITE SOX 3-4 ○RED SOX】ついにノマー・ガルシアパーラがレッドソックスに戻ってきた。ガルシアパーラにとってはこの試合は今季の開幕戦となる。1対2と1点ビハインドで迎えた6回裏の先頭打者として打席に立ったガルシアパーラはセンターへホームランを放ち、復活を華々しくアピール。7回表にも2アウト満塁の場面で打席に立ち、2点タイムリーヒット。ガルシアパーラは”開幕戦”を4打数2安打3打点で飾った。 この日のレッドソックス先発はベテランのデービッド・コーン。コーンは6回を投げ3安打2失点で7奪三振を奪う好投。勝敗はつかなかったが、この日は7奪三振を記録し、通算2600奪三振を達成した。一方のホワイトソックス先発のショーン・ロウも6回を3安打2失点と好投したが、こちらも勝敗はつかなかった。 レッドソックスは復活したガルシアパーラを3番に固定し、後ろにはマニー・ラミレス、ダンテ・ビシェット、カール・エバレットが続くという恐ろしい打線。ペドロ・マルチネスの復活が待たれるところだが、ブレット・セイバーヘイゲンが復活したばかりと徐々に戦力が整い始めただけに目が離せない。首位ヤンキースとのゲーム差は3.5である。 ●バーケット、11奪三振で8勝目!しかし、ジョーダンが怪我で離脱! ▼NL【○BRAVES 8-1 ●EXPOS】 ブレーブス先発のジョン・バーケットは、7回1/3を投げ4安打1失点、今季最多タイの11奪三振で今季8勝目(8敗)をあげた。防御率も2.47と下げ、再びチームメイトのグレッグ・マダックス(2.49)を抜き、リーグトップに立った。ブレーブスも5月15日から数えて43勝24敗、ロードゲームに限れば、ここ27試合を22勝という高勝率で勝ち上がり、2位フィリーズに3ゲーム差をつけた。 しかし、そんなブレーブスにまた怪我人が出てしまった。初回に打席に立ったブライアン・ジョーダンはショートゴロを打ち、1塁へ駆け込む際に左足のひざと足首を痛め、途中退場。歩くことも出来ないジョーダンに、ボビー・コックス監督もダッグアウトから駆けつけ、一時は騒然とした場面になった。ひざと足首の腫れが引くまでは復帰の目処はたてにくい状態。ジョーダンはここまで、打率.286、16HR、66打点という成績で、ライトの守備でも再三のピンチを救ってきただけにこの離脱は非常に痛い。しかし、ジョーダン本人は腫れが引けばすぐにアトランタに戻ってくると力強い一言を残した。 ブレーブスは4回表、投手のバーケットの内野安打がタイムリーとなり先制。さらに、マーカス・ジャイルズがタイムリー。ジャイルズは8回表にも3ランホームランを放ち、この日は3打数2安打4打点と大当たりした。エクスポズ先発のトニー・アーマスは6回を投げ、4安打2失点で今季10敗目(8勝)となった。 ●メッツ、昨日のベンチュラに続き、ピアザがサヨナラホーマー! ▼NL【●PHILLIES 5-6 ○METS】メッツの主砲、マイク・ピアザが決めた。9回表にメッツの守護神、アーマンド・ベニテスが崩れて同点とされてしまうが、その裏に打席の回ってきたピアザは左中間に飛び込む特大ホームランを打ち、これがサヨナラホームランとなった。メッツはこれで3連勝とし、救援に失敗したベニテスは5勝目(3敗24セーブ)をあげた。 メッツの先発はアル・ライター。ライターは7回を投げ、ボブ・アブリューの2ランホームランによる2失点のみに抑えた。一方のフィリーズの先発はネルソン・フィゲロア。フィゲロアは1995年にメッツにドラフト指名された選手で、この日が初めて古巣相手に投げたことになる。とはいっても昨年メジャーの昇格したばかりで、メジャーでメッツのユニフォームを着たことはないのだが、そのフィゲロアは初回、ピアザ、ロビン・ベンチュラに連続タイムリーを打たれ2点を奪われ、その後も毎回のようにランナーを出すが粘り強く抑えきり、結局6回を投げ8安打2失点という内容だった。 その後は両チームが点を取り合う展開。8回表にスコット・ローレンが逆転となる2ランホームランを打てば、その裏には新庄剛志が逆転2ランホームランを打つ。9回表にはブライアン・ハンターの犠牲フライで同点となり、9回裏を迎えるという激しい終盤の攻防だった。 ●マグリフ、カブスデビュー!プレーオフへ向けて着々と準備が・・・! ▼NL【●CARDINALS 5-7 ○CUBS】紆余曲折を経て、カブス入りが決まったフレッド・マグリフ。マグリフはリグレーフィールドの熱いカブスファンにスタンディングオベーションで迎えられた。2回裏の先頭打者として打席に立ったマグリフは四球を選ぶ。この四球がきっかけで、ロン・クーマーが2塁打、続くマット・ステアーズがライト前に運び、エラーも絡みカブスが2点を先制。さらに、マグリフに背番号29を譲ったロベルト・マチャドが2ランホームランを打ち、この回一挙4点を奪取。ちなみにマチャドは新しく背番号72をつけてこの試合に臨んだ。 カブス先発のフリアン・タバレスは6回まで4安打1失点に抑えるが、7回表にジム・エドモンズ、クレイグ・パケットの連続ヒットの後、エドガー・レンテリアに3ランホームランを打たれ降板。味方の大量点に守られ、8勝目(6敗)をマークした。一方のカージナルス先発のマット・モリスは4回を投げ7安打6失点で7敗目(12勝)となった。 このところホームラン量産体制に入りつつあったマーク・マグワイアはこの日は4打席連続4三振。しかし、フェルナンド・ビーニャは今季のカブスとの13試合全てにヒットを打ち、打率にすれば.393とカモにしている。一方、カブスはマグリフの加入により、新人のコーリー・パターソンを3Aに降格させた。 ●ヤンキース、8連勝で首位がっちりキープ!ペティットが11勝目! ▼AL【○YANKEES 9-3 ●BLUE JAYS】 ヤンキースの勢いが止まらない。この日も4回表にアルフォンゾ・ソリアーノがホームラン。5回表にはティノ・マルチネス、ホルヘ・ポサダが連続ホームランを放つなど、大量点を奪い、これで8連勝。2位レッドソックスに3.5ゲーム差をつけ、首位の座をがっちりキープした。この8連勝の間に20本ものホームランを記録している。 ヤンキース先発のアンディ・ペティットは7回にカルロス・デルガドにタイムリー2塁打を打たれるなど突如崩れ降板するが、6回を投げ7安打3失点で11勝目(6敗)をあげた。ペティットは故障者リスト明けから数えて6試合目の登板となるが、これまでの成績は4勝2敗である。 一方のブルージェイズ先発はジョイ・ハミルトン。ハミルトンは5回を投げ10安打8失点という内容で8敗目(5勝)を喫した。ブルージェイズはこれで4連敗となり、チーム成績も48勝58敗と1997年9月以来の借金10を記録してしまった。 ●強いマリナーズ、ツインズをスウィープ!スウィープは今季12度目! ▼AL【●TWINS 2-10 ○MARINERS】マリナーズ快進撃の立役者の一人であるブレット・ブーンのバットがこの日も火を噴いた。5打数4安打3打点をあげ、今季の打点を99点にまで伸ばし、打点ランキング単独トップに立った(2位はマニー・ラミレスの96打点)。ブーンはここ6試合で24打数11安打の8打点を記録している。この日はブーンの他に、指名打者でスタメン出場したエド・スプレイグが4打数3安打4打点と大当たりした。 マリナーズの先発はフレディ・ガルシア。2連敗中のガルシアはツインズ打線を5安打2失点に抑え、今季3度目の完投勝利で12勝目(3敗)をあげた。ここ14試合の登板で7回まででマウンドを降りたのはわずか1回と、ブルペンの投手を助けている。しかも、ここ7試合で被本塁打1本というのも特筆すべき事である。 一方のツインズ先発のエリック・ミルトンは5回2/3を投げ、9安打6失点でノックアウトされた。ここ12試合を4勝無敗と負けのなかったミルトンは、5月18日以来の今季4敗目(9勝)を喫した。ミルトンはマリナーズとの相性が悪く、キャリアで0勝5敗の防御率11.25である。 ●リッチー、8回6安打1失点で7勝目!ホームでは6試合で5勝無敗! ▼NL【●ASTROS 1-4 ○PIRATES】 ●ヘリング、4安打無失点で今季初完封!ようやく8勝8敗のタイ! ▼AL【●DEVIL RAYS 0-2 ○RANGERS】 ●代打ベナードが決勝弾!ジャイアンツ、4連勝で首位へ4ゲーム差! ▼NL【○GIANTS 4-3 ●DIAMONDBACKS】 ●先発メルセデス、7回途中まで無失点で完封リレー! ▼AL【○ORIOLES 1-0 ●ANGELS】 ●移籍のボールドウィン、8回2失点ながら援護なく初陣飾れず! ▼NL【○ROCKIES 3-2 ●DODGERS】 |
| ■2001.7.29(現地7.28) | ||||||
■首位ヤンキースに3.5ゲーム差をつけられてしまったレッドソックスに、ノマー・ガルシアパーラが帰ってくる。痛めた手首の方は問題がなく、レッドソックスにとっては絶好のタイミングでの復活となる。昨年、一昨年と2年連続で首位打者に輝いているガルシアパーラ。昨年は打率.372、21本塁打、96打点という成績を残した。今年で6年目の若き遊撃手は生涯打率が.333ととんでもない数字を残している。■優勝を狙うツインズはタイガースからトッド・ジョーンズを獲得した。ジョーンズは昨年42セーブをあげ、最多セーブ王の名誉を手にしている。今季のジョーンズはクローザーの座を若いマット・アンダーソンに奪われていた。代わりにツインズからタイガースに行くのはセットアップのマーク・レッドマンである。
●9回2死から、6点差を大逆転!ジャイルズがサヨナラグランドスラム! ▼NL【●ASTROS 8-9 ○PIRATES (Game1)】 【○ASTROS 12-3 ●PIRATES (Game2)】 ダブルヘッダーの第1戦。ビニー・カスティーヤがホームラン3発を打ち、一人で5打点をあげる大活躍を見せ、9回表まで8対2とアストロズが大量リード。誰もが、カスティーヤデーかと思われたが、ドラマは9回裏に待っていた。 前の回からマウンドにのぼっていたマイク・ジャクソンが簡単に2アウトを取る。しかし、ここでケビン・ヤングに2塁打を打たれてからおかしくなる。パット・ミアーズが2ランホームランを放ち、得点差は4点に縮まる。代打のアダム・ヒズーがレフト前ヒットを打ち、チーク・レッドマンが四球を選ぶ。続くエンリケ・ウィルソンがレフト前に運び、1人がホームインし得点差はついに3点。アストロズはここで抑えの切り札、ビリー・ワグナーをマウンドに送るが時はすでに遅かった。いきなり、ジェイソン・ケンドールに死球で2アウト満塁。ここでこの試合、ここまで2安打を打ってるブライアン・ジャイルズがライトスタンドへぶち込み、サヨナラとなる満塁ホームラン。最終回2アウトランナーなしから6点差を跳ね返した。カスティーヤの1試合3発はどこか遠くへ飛んでいってしまった。 第2戦は第1戦同様、アストロズが序盤からチャンスを生かし得点を重ねた。3回表にはジェフ・バグウェルがタイムリー2塁打を放つなど4安打を集め、パイレーツ側の2つのエラーなどで一挙4点を奪い、続く4回表にもフリオ・ルーゴ、バグウェル、ランス・バークマンにそれぞれ2塁打が飛び出し、5安打でさらに3点を加える。8回までで8対3と大量リードしていたアストロズだが、9回表にさらに7安打を集中し、4点を追加する。 第2戦のパイレーツは毎回のようにランナーを出すものの得点に結びつけることが出来ず、第1戦の勢いをそのまま持ち込めなかった。 ●マリナーズ、ツインズ相手に7連勝!イチロー、3安打2打点1盗塁! ▼AL【●TWINS 1-5 ○MARINERS】 試合前に先着2万人にイチローの首振り人形(バブルヘッド)が配られるということで徹夜組まで出たこの試合、まさに主役となるべきイチローが、4回裏に1アウト満塁のチャンスで2点タイムリーヒットを放つなど、4打数3安打2打点1盗塁の大活躍を見せた。さらに、ブレット・ブーンも2点タイムリー2塁打を放ち、リーグトップとなる96打点を記録した。 マリナーズ先発のジェイミー・モイヤーは6回まで2安打無失点に抑える好投。7回にダグ・ミケインビッチ、コーリー・コスキーに連続ヒットを打たれた後、トリ・ハンターにタイムリー2塁打を打たれて降板。その後のピンチを2番手のアーサー・ローズが2者連続三振でピンチ脱出。結局、モイヤーは6回1/3を投げ5安打1失点で今季11勝目(5敗)をあげた。 一方のツインズ先発のブラッド・ラドキーは6回を投げ、10安打5失点で今季8敗目(10勝)となった。ツインズ打線は3,4,5番のクリーンナップトリオが合わせて12打数6安打を打ったのに対して、他の打者が19打数O安打と足を引っ張った。 ●クレメンス、途中降板も11連勝で今季、15勝一番乗り! ▼AL【○YANKEES 12-1 ●BLUE JAYS】ヤンキース先発のロジャー・クレメンスは6回のマウンドで、股関節に痛みを訴え突如降板。昨年も同じ所を痛め故障者リスト入りしたことがあるが、今回はそれほどのものではないらしい。結局、クレメンスは5回2/3を投げ1安打無失点で8三振を奪い、メジャーリーグで一番乗りとなる15勝目(1敗)をあげた。これでクレメンスは、ヤンキースの投手としては1994年にジミー・キーが記録して以来の11連勝となる。 4回表にシェーン・スペンサーの犠牲フライで1点を先制したヤンキースは、ティノ・マルチネス、バーニー・ウイリアムスがそれぞれ2ランホームランを放つなど、大量15安打で12点を奪い、大勝した。 ブルージェイズ先発のケルビン・エスコバルは今季初先発だったが、4回2/3を投げ、5安打2失点でマウンドを降り今季5敗目(2勝)。打線もカルロス・デルガドの1発による1点だけで2安打に抑えられた。ブルージェイズはここ7試合で6敗。チームの中での話題といえば、シャノン・スチュワート、もしくはホゼ・クルーズのトレード話である。 ●オーリリアが2発で快勝!移籍してきたばかりのロペス、初陣飾れず! ▼NL【●WHITE SOX 5-9 ○RED SOX】オールスターゲームにも先発出場したリッチ・オーリリアが2本のホームランを含む6打数3安打5打点の大活躍でジャイアンツが勝利した。オーリリアはこの日の2発で今季20号となり、ジャイアンツのショートストップとしては史上初の3年連続の20本となった。これまではアルビン・ダークが1953年(23本)、54年(20本)の2年が最高だった。 ジャイアンツ先発のラス・オーティスは毎回のようにヒットで出塁を許す苦しい内容。6回裏にデービッド・デルーシに3ランホームランを打たれ、この回限りで降板。味方打線にも守られ、12勝目(6敗)をマークした。ここ5試合の登板で4勝と勝ち運に恵まれている。 一方のダイヤモンドバックス先発は、デビルレイズから移籍してきたばかりのアルビー・ロペス。ダイヤモンドバックスでの初登板となったロペスだが、5回1/3を投げ、10安打7失点という散々な内容でマウンドを降りた。昨日、62日間も守り続けていた地区首位の座を奪われたダイヤモンドバックスだが、3連敗で首位ドジャースの差が1.5と広がった。 ●志願の続投!ダービン、メジャー初の完投勝利!ベルトランが3安打! ▼AL【○ROYALS 9-3 ●ATHLETICS】 ロイヤルズ先発のチャド・ダービンは序盤に2点取られるが、その後は無難に抑える。最終回の先頭打者、ジェイソン・ジオンビーにソロホームランを打たれるが、トニー・ミューサー監督に続投を志願。見事に後続の打者をピシャリと抑え、メジャー初の完投勝利をあげた。6安打3失点の6奪三振という内容だった。ダービンは3連敗中で、6月28日以来、勝ち星に恵まれてなかったが、1ヶ月ぶりとなる7勝目(9敗)をあげた。 カルロス・ベルトランが5打数3安打2打点と大当たりし、チームに勝利を呼び込んだ。7回表には6安打で6点を奪い取る猛攻を見せ、アスレティックス先発のティム・ハドソンをノックアウトした。ハドソンは6回1/3を投げ、8安打7失点で今季6敗目(12勝)となった。 ●ベンチュラ、かつての同僚、変人ウェンデルからサヨナラホームラン! ▼NL【●PHILLIES 3-4 ○METS】3対3と同点で迎えた最終回、打席に立ったロビン・ベンチュラと対するのは、昨日まで同じメッツのユニフォームを着ていたターク・ウェンデル。フィリーズのユニフォームを着たウェンデルは8回から登板し、その回は3者凡退に抑えて迎えた最終回。ウェンデルの2球目をとらえたベンチュラの打球はライトスタンドに飛び込むサヨナラホームランとなった。 初回にジェイ・ペイトン、ベニー・アグバヤーニの連続タイムリーで2点を先制したメッツは、4回裏にはアグバヤーニのソロホームランが飛び出し、3対0とリード。3点を追うフィリーズは6回表にトマス・ペレスのソロホームラン、ダグ・グランビルのタイムリー2塁打、さらに7回表には1アウト3塁の場面でパット・バールのセンターフライをセンターの新庄剛志がまさかの落球。これで同点となった。 メッツ先発のアル・ライターは6回を投げ、10安打2失点。9回表を抑えたアーマンド・ベニテスが4勝目(3敗24セーブ)をあげた。フィリーズ先発のオマー・ダールは5回を投げ7安打3失点という内容だった。 ●カミニティ、2発!これで3試合で4発!グラビン、4連勝で10勝目! ▼NL【○BRAVES 10-5 ●EXPOS】 ●リー、同点打に勝ち越し打!先発ビュール、7回1失点で8勝目! ▼AL【○WHITE SOX 3-1 ●RED SOX】 ●パク、11勝目ゲット!ハンプトン、3回途中9失点でKO! ▼NL【●ROCKIES 6-10 ○DODGERS】 ●スピージオ、2発で快勝も、リプケン不出場でファンが帰る!? ▼AL【●ORIOLES 4-6 ○ANGELS】 ●ネビン、キャリア3度目のグランドスラム含む2発で快勝! ▼NL【○PADRES 6-2 ●BREWERS】 |
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