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| MLB EXPRESS REVIEW |
| ★2001.7.21〜7.24★ | [MLB EXPRESS REVIEW] |
| ■2001.7.24(現地7.23) | ||||||
| ■列車脱線事故の影響で延期されたオリオールズ対レンジャーズの1戦は、7月30日の月曜日にダブルヘッダーとして、テキサスのアーリントンで行われることが決まった。 ■今年のドラフトで全米1位指名を受けたツインズのジョー・マウアーがルーキーリーグでデビュー。このデビュー戦を4打数2安打で飾った。 ■27歳のキューバ人左腕、ローランド・ビエラはフリーエージェントを求めていたが、メジャーリーグの掟により、ドラフトにかかることに。ドラフトの結果、レッドソックスに7位で指名されたビエラだが、ついに17万5000ドルのボーナスを含むマイナー契約を結んだ。
●クレメンス、通算3643奪三振で、単独歴代4位!シーバーを越えた! ▼AL【●BLUE JAYS 2-7 ○YANKEES】ヤンキース先発のロジャー・クレメンスは6回2/3を投げ、7安打2失点でリーグ一番乗りとなる14勝目(1敗)をマーク。ヤンキース打線もティノ・マルチネス、ポール・オニール、ホルヘ・ポサダ、シェーン・スペンサーにそれぞれホームランが飛び出すなどし、ヤンキースが快勝した。 この試合、8奪三振のクレメンスは通算奪三振を3643個とし、トム・シーバーの3640個を抜き、歴代単独4位となった(シーバーの通算成績についてはこちらで)。1986年にシーズン24勝を記録し、初のサイヤング賞を獲得するなど、メジャーリーガーとして大きな飛躍を果たしたクレメンスは、その年シーバーと同じレッドソックスのユニフォームを着ていた。すでに輝かしい実績を持っていたシーバーはその年限りでユニフォームを脱ぐことになるのだが、エースとしての心得たるものをクレメンスに教え込んだそうである。時は流れて、クレメンスはシーバーに追いついたことになる。通算奪三振のメジャー記録はノーラン・ライアンの5714個である。2位はスティーブ・カールトン(4136個)、3位はバート・ブライルベン(3701個)である。38歳であるが、ここ11試合の登板では負けなしの10勝無敗という力強いピッチングを依然として見せ続けている。 ブルージェイズはそのクレメンスから、アレックス・ロドリゲス、ホゼ・クルーズがともにホームランを打つも、クレメンスを打ち崩すことは出来なかった。 ●パク、5安打1失点に抑え10勝目!ブリューワーズ、ついに10連敗! ▼NL【○DODGERS 3-1 ●BREWERS】 ブリュワーズに対して抜群の相性の良さを誇るパク・チャンホがドジャースの先発。パクは立ち上がりを責められ、初回にリッチー・セクソンの犠牲フライで1点を失うが、2回以降のピッチングは圧巻そのもの。7回裏に2アウト1塁2塁のピンチを迎えて降板。結局、6回2/3を投げ5安打1失点に抑え今季10勝目(6敗)をマークした。 パクはブリュワーズに対して、6勝無敗で防御率は2.21。先週の対ブリュワーズ戦でも2安打完封を演じ、今季の開幕戦(対ブリュワーズ戦)でもパクは7回までを無失点に抑える好投を見せている。これまで61イニングを投げ、失点はわずか15点である。 オールスター明けにホワイトソックスから獲得したマッケイ・クリステンセンがすさまじい勢いで打ち続けている。2日前にドジャースの一員としてデビューしたクリステンセンは、その日に4打数3安打。昨日は5打数4安打、今日は5打数3安打と向かう所、敵なしの活躍を見せている。 一方、元気のないブリュワーズ。この日の負けで10連敗。ここ27試合でも22敗と最悪の状況。1994年5月に記録した14連敗に匹敵するかのようである。この日の先発、アレン・リブロートも6回を7安打3失点に抑えるが、打線の援護なく5敗目(4勝)を喫した。 ●ハンプトン、1ヶ月半ぶりの10勝目を完投で飾る!打っても2安打! ▼NL【●GIANTS 2-8 ○ROCKIES】ロッキーズ先発のマイク・ハンプトンは、ここまでの7試合で5連敗と元気がなかった。6月10日以来、勝ち星に恵まれていないハンプトンだが、この日は7回までに2安打無失点に抑える好投を見せる。8回表にショーン・ダンストンに2ランホームランを打たれ完封こそ逃すが、ジャイアンツ打線を5安打2失点に抑え今季10勝目(7敗)をあげた。 3回裏にネイフィ・ペレス、トッド・ヘルトンの連続タイムリーで先制したロッキーズは、4回裏にはペレスの3ランホームランが飛び出すなど、ハンプトンに充分すぎるほどの援護を与えた。打撃の良さの目立っているハンプトンも、自ら2安打を放っている。 ジャイアンツ先発のラス・オーティスはここまで3連勝中だったが、7回まで投げ10安打8失点で今季6敗目(11勝)を喫した。 ●新人サバシア、投手戦制し、10勝目!ゴンザレス、先制弾が決勝点! ▼AL【●WHITE SOX 0-2 ○INDIANS】今月の21日に21歳になったばかりのCC・サバシアが先発し、ホワイトソックス打線に対し、6回を投げ2安打無失点に抑えた。これで、サバシアは新人ながら今季10勝目(3敗)をマークしたことになる。一方のホワイトソックス先発のマーク・ビュールも実質メジャー2年目ながら、先発としては1年目の左腕投手。ビュールも2回表にホアン・ゴンザレスに1発を浴びるが、失点はその1点のみで、6回1/3を投げわずか4安打に抑えた。 先制ホームランとなる第26号を放ったゴンザレスだが、本拠地ジェイコブズスタジアムでは今季16本も打っている。ゴンザレスにとっては非常に相性のいい球場で、74試合で28本のホームランを記録している。 生まれ故郷のカリフォルニア州から家族や友人を呼び、先週末に誕生パーティーを開いたサバシア。見事に誕生日を祝う10勝目をマークしたが、彼の母マーギーは、もし息子が今季10勝したら、タバコをやめると約束していたそうである。 ●バスケス、無四球の10奪三振で今季2度目の完封勝利! ▼NL【○EXPOS 3-0 ●PHILLIES】 エクスポズ先発のハビア・バスケスは、7安打無失点に抑え、今季2度目となる完封勝利で今季9勝目(9敗)をマークした。バスケスはここ4試合を4連勝で飾り、この間の防御率は2.98である。今季最速となる154キロの速球で10三振を奪い、しかも無四球。 一方のフィリーズ先発のオマー・ダールは5回まで無失点に抑えるが、6回表にホゼ・ビドロ、ブラディミール・ゲレーロに連続ヒットを打たれるなどでピンチを迎え、ここでオルランド・キャブレラにタイムリーを打たれ、先制点を許してしまう。その後も得点を重ねられ、7回9安打3失点という内容で、3敗目(10勝)を喫した。 エクスポズの1番を打つピーター・バーゲロンが5打数1安打で19試合連続ヒットを記録した。これはエクスポズの球団記録の中ではアンドレ・ドーソン、ウォーレン・クロマティに並ぶ3位タイとなる記録である。ちなみに1位は1999年にゲレーロが記録した31試合連続、2位が1993年にデライノ・デシールズ(現カブス)が記録した21試合連続である。 ●移籍してきたばかりT・ウォーカー、代打で逆転2点タイムリー! ▼NL【○REDS 5-4 ●BRAVES】 ●ハドソン、7回5安打2失点で12勝目!ここ6試合で5勝無敗! ▼AL【○ATHLETICS 7-2 ●ROYALS】 ●注目新人、パターソンが逆転HR!ウッド、10被安打ながら9勝目! ▼NL【○CUBS 6-2 ●ASTROS】 ●マリナーズ、ツインズを4戦スウィープ!ツインズ、地区2位転落! ▼AL【○MARINERS 3-2 ●TWINS】 |
| ■2001.7.23(現地7.22) | ||||||
■メジャーリーグを代表する捕手であるマイク・ピアザを一塁手に転向させるという話がある。ただ、ピアザ自身が捕手として殿堂入りしたいとの希望があることから、否定的にとらえられていた。しかし、メッツのスティーブ・フィリップスGMが今季中、もしくは来季にはコンバートを考えているらしいとのことが報じられた。ピアザには捕手として400本塁打を打ちたいという希望がある。現在、ピアザが打った通算301本の本塁打のうち、287本は捕手として打ったもの。捕手としての通算本塁打記録は、カールトン・フィスクの351本であり、ピアザなら順調にいけば来季終了後には更新出来そうである。■カージナルス監督のトニー・ラルーサは今季が2年契約の2年目。昨年は地区優勝を果たしたカージナルスだが、今季は5割ラインにとどまっており、プレーオフ進出がすでに危ない状況。カージナルス監督としては6年目で、メジャーの監督としても23年目となるラルーサ。最優秀監督賞を3度も受賞している名将には、球団からいまだ契約延長の話が来ていない。
●バグウェルが先制弾!アストロズ、本拠地で初完封勝利! ▼NL【●CUBS 0-3 ○ASTROS】打者有利といわれるエンロンフィールドで、アストロズの投手が初めて完封勝利をマークした。先発シェーン・レイノルズは7回を投げ、3安打無失点に抑える好投。8回はオクタビオ・ドーテル、最終回はビリー・ワグナーがそれぞれ無失点に抑えた。レイノルズは今季9勝目(9敗)、ワグナーは22セーブ目を記録した。アストロズの完封勝利というのは1999年10月2日の前本拠地アストロドームでの最終戦の一つ前の試合以来である。 カブス先発のジェイソン・ブレイは3回までにアストロズ打線から7三振を奪う快投。しかし、4回裏の先頭打者、ジェフ・バグウェルに第28号となるソロホームランを打たれる。さらに味方のエラーで出塁したランナーが、エラーで進塁され内野ゴロの間にホームインされるという不運もあった。しかし、ブレイは7回まで投げ、4安打3失点で12奪三振と好投したが、今季5敗目(7勝)となった。 先制ホームランを打ったバグウェルだが、ここ13試合で9ホームランで、打率.431の26打点と大当たりを見せている。アストロズは本拠地の恩恵にもあずかってか、今季メジャー最多の152本塁打を記録している。 ●ムシーナ、10勝目!両チームの監督が共に退場という異常事態! ▼AL【●BLUE JAYS 3-7 ○YANKEES】 ここまで4連敗と元気のないヤンキースはマイク・ムシーナが先発。ムシーナは初回にアレックス・ゴンザレスに先制ソロホームランを打たれるが、その後は無難に抑えた。7回表にブラッド・フルマーにも1発を浴びるが、失点はホームランのみで7回を投げ、4安打2失点の9奪三振で今季10勝目(8敗)をマークした。 ヤンキースは1点先制されたばかりの1回裏に、バーニー・ウイリアムスが同点ホームランを放ち、4回裏にはティノ・マルチネス、ポール・オニール、5回表にはホルヘ・ポサダがそれぞれホームランを放ち、1発攻勢で連敗をストップさせた。 8回表に、ヤンキースの2番手としてマウンドに上がったジョイ・ウィタシックのホゼ・クルーズへ投げた内角のきわどい球が元で、両チームに警告が告げられる。この判定に怒ったヤンキースのジョー・トーレ監督が猛抗議で退場。さらにその裏、ブルージェイズの2番手、クリス・ミカラックの投げた球が打席のチャック・ノブロックの足に当たり、ミカラックは危険球退場。これに不服を訴えたブルージェイズ、バック・マルチネス監督とテリー・ベビントンコーチが退場。両チームの監督が不在というとんでもない展開になった。 ●アンダーソン、14個もの内野ゴロを築き、8回まで無失点で6勝目! ▼NL【○PIRATES 2-0 ●CARDINALS】パイレーツの先発は、ジミー・アンダーソン。毎回のようにランナーを背負いながら、粘り強く抑えていくアンダーソンは、8回までカージナルス打線を5安打無失点に抑え、奪三振はゼロながら、14個もの内野ゴロでアウトの山を築きあげた。9回裏のマウンドにも立ったが、先頭のアルバート・プーホーツに2塁打を打たれ降板。しかし、抑えのマイク・ウイリアムスがこのピンチをピシャリと締め、完封リレー。アンダーソンは6勝目(9敗)で、ウイリアムスが20セーブ目をあげた。 一方のカージナルス先発は、本拠地ブッシュスタジアムでは6勝3敗の防御率2.21と相性のいいところをみせているダリル・カイル。カイルは8回まで6安打無失点に抑える好投を見せるが、2番手として最終回のマウンドに上がったマイク・ティムリンがつかまった。先頭のジョン・バンダーウォールに2塁打を打たれ、キース・オーシックにセンター前に運ばれ、均衡が破れた。その後もエラー絡みでさらに追加点を重ねられた。 ●好調マダックス、9連勝!スモルツ、DLからリリーフで復活! ▼NL【●EXPOS 2-8 ○BRAVES】ブレーブス先発のグレッグ・マダックスは、8回を9安打2失点に抑え、7奪三振に無四球という内容。これで連続イニング無失点記録は51回にまで伸ばした。マダックスはここ10試合を9勝0敗で、この間の防御率は2.33。今季トータルでは13勝目(5敗)で、防御率はリーグ2位の2.43である。 そのマダックスを救援したのは、故障者リスト明けのジョン・スモルツだった。これまでのメジャー公式戦での361試合の登板は全て先発としてのもの。スモルツは3人の打者を、最高球速155キロの速球を織り交ぜ、わずか9球で完全に抑えた。1996年にサイヤング賞を獲得したメジャーを代表する先発投手が、救援投手として再スタートを切った瞬間であった。 ブレーブス打線も初回にブライアン・ジョーダンが3ランホームランを放つなど、6回裏にもケン・カミニティ、マーク・デローサのタイムリーが飛び出し、効果的に得点を重ねた。これでブレーブスは今季初の貯金14(56勝42敗)でがっちりと地区首位の座を固めつつある。 一方のエクスポズはブラディミール・ゲレーロが初回にホームランを放ち先制。しかし、毎回のように出すランナーも、マダックスの巧みなピッチングでなかなかホームに迎え入れることが出来なかった。先発のトロイ・マテスは5回1/3を投げ、10安打7失点で今季2敗目(3勝)となった。 ●アボット、完封逃すも7連勝で、9勝目ゲット!マクレモア、4打点! ▼AL【○MARINERS 6-3 ●TWINS】 この日がメジャー69試合目の先発となるポール・アボットだが、今まで一度も完封したことがない。そのアボットは8回までツインズ打線を2安打無失点に抑える好投を見せた。完封勝利を目指して最終回のマウンドに上がったものの、先頭のダグ・ミケインビッチ、続くコーリー・コスキー、デービッド・オーティスに3連続ヒットを打たれ、メジャー初完封の夢は破れた。この後、ジェフ・ネルソンのリリーフを仰ぎ、マリナーズが逃げ切った。アボットは5月28日から11試合に登板し、負けなしの7連勝で今季9勝目(2敗)をマークした。 ツインズの先発は新人のカイル・ロース。ロースは3回表に、イチローにタイムリー3塁打、マーク・マクレモアにタイムリーを打たれ2点を先制される。5回表には四球で出塁したイチローを1塁に置いて、マクレモアがタイムリー3塁打、さらにブレット・ブーンのタイムリーが飛び出し、この回の途中でロースは降板。4回1/3を投げ、10安打4失点で今季2敗目(3勝)となった。 開幕から好調を続けていた両チームだが、ツインズはここにきて11試合を8敗とふるわない。一方のマリナーズはアボットが9勝をあげたので、先発陣の中に9勝以上あげている投手が4人いるという他チームがうらやむ状況となった(アーロンシーリーとフレディ・ガルシアが11勝、ジェイミー・モイヤーが9勝)。 ●後半戦のコロンは絶好調!トーミが3ランHR!アロマー、2打点! ▼AL【●TIGERS 3-6 ○INDIANS】インディアンズの先発は前回の登板で危険球で途中降板となったバートロ・コロン。コロンは5回を投げ、7安打2失点に抑え今季9勝目(7敗)をマークした。後半戦に入ってから3試合で3勝無敗で防御率1.06と絶好調である。リードを守って8回のマウンドに上がったのはクローザーの座を奪われたジョン・ロッカー。ロッカーは見事に3人で抑え、最終回はボブ・ウィックマンが2本のヒットで1点奪われたがリードを守りきった。 1対1の同点で迎えた3回裏、ジム・トーミが3ランホームランを放った。トーミにとってはリーグトップの今季31号となる1発である。この他にもロベルト・アロマーが2打点をあげるなどし、インディアンズが快勝した。これで、地区首位のツインズとのゲーム差を再び1と縮めた。 タイガース先発のジェフ・ウィーバーは6回を投げ8安打6失点で今季9敗目(9勝)となった。この日のタイガース打線はチーム全体では9安打だったが、7番のランドール・サイモンが3安打、8番のデイビー・クルーズ、9番のホゼ・マシアスがそれぞれ2安打を打つなど、下位打線だけで7安打を記録した。 ●8回にアブリューが決勝HR!フィリーズ、メッツを振り切る! ▼NL【●METS 2-3 ○PHILLIES】 ●ホワイトソックス、4回除く毎回得点!コナーコ、3試合連続HR! ▼AL【●RED SOX 8-13 ○WHITE SOX】 ●先発ジョーンズ、7回無失点で完封リレー!ブリュワーズ、9連敗! ▼NL【●BREWERS 0-4 ○PADRES】 ●ボーン、勝利呼び込む逆転のグランドスラム!スターズ、5勝目! ▼AL【●RANGERS 4-7 ○DEVIL RAYS】 ●競り勝ったドジャース!ロッキーズはここ30試合で25敗目とどん底! ▼NL【○DODGERS 9-8 ●ROCKIES】 |
| ■2001.7.22(現地7.21) | ||||||
| ■マイナー降格中のリック・アンキールがルーキーリーグで、7回を投げ17奪三振という好投を見せた。この22歳の若き左腕は42回を投げ、79奪三振に加え、被安打はわずか19本の4失点、四球は8つしか出していない。 ■怪我で昨年1年を棒に振ったブレット・セイバーヘイゲンが3Aで復帰登板を果たした。かつてのサイヤング賞受賞投手である37歳の右腕は、6回を投げ3安打2失点に抑えた。奪三振が4つで、四球と死球がそれぞれ1つずつである。
●シリング、12奪三振で14勝目一番乗り!デルーシがグランドスラム! ▼NL【○DIAMONDBACKS 9-2 ●GIANTS】 わずか3日前に2イニングだけ投げて、照明塔の故障からサスペンデッドゲームとなり、翌日はランディ・ジョンソンにマウンドを譲ったカート・シリングがダイヤモンドバックス先発としてマウンドに上がった。シリングは6回まで無安打に抑え、7回裏にアーマンド・リオスに初安打を打たれてしまい、この回でマウンドを降りるが、ここまでで12三振を奪った。これでシリングはメジャーリーグ一番乗りの14勝目(4敗)をあげた。 ダイヤモンドバックスは3回表にジェイ・ベルのソロホームランで先制するが、なかなか追加点をあげることが出来ない。ジャイアンツ先発のライアン・ジェンセンはルーキーの投手でこの試合がまだメジャー3試合目の登板。ジェンセンは毎回のようにランナーを出すが粘り強く投げ続け、ベルのホームランによる1失点のみに抑えきった。 ジェンセンがマウンドを降りた後の7回表、後続の投手が捕まり、2アウト2塁3塁となったところで、ジャイアンツはマーク・グレースを敬遠し、次打者のデービッド・デルーシとの勝負を選択したが、これが裏目に出た。デルーシの打球はライトスタンドに飛び込む満塁ホームランとなった。続く、8回表にルイス・ゴンザレス、マット・ウイリアムスが連続ホームランを放つ。ゴンザレスはこれで今季38号となり、ダイヤモンドバックスの球団記録(1999年にベルが記録)、シーズン38ホームランに早くも並んだ。 ●カムデンヤーズで野球再開!グラウスが2発!長谷川が3勝目! ▼AL【○ANGELS 6-5 ●ORIOLES】 列車事故の影響で煙が立ちこめ、2日間も試合が行われなかったボルチモアのカムデヤーズで試合が行われた。列車事故の片付けに力を注いだ方々に選手たちが労をねぎらうというシーンもあった。 エンゼルスはトロイ・グラウスの2本のホームランなどで5対2とリードして、最終回のマウンドにここまで25セーブを上げているトロイ・パーシバルを送るが、このパーシバルがヒットと死球でピンチを迎え、ここでさらにブライアン・ロバーツ、メルビン・モーラに連続タイムリーを打たれ同点にされてしまう。 同点のまま延長戦にもつれたが、10回表の2アウトランナーなしから、スコット・スピージオが3塁打を放つ。この後のベンジー・モリーナが内野安打を放ち、この間にスピージオがホームインし、決勝点をあげる。10回裏には長谷川滋利がマウンドに上がり、3人でピシャリと締め、今季3勝目(4敗)をマークした。 ●コナーコのグランドスラムで一気に逆転!大家、火だるま! ▼AL【●RED SOX 3-10 ○WHITE SOX】ホワイトソックスの先発はジェームス・ボールドウィン。移籍候補にあげられているボールドウィンはここ5試合の登板で4勝をマークしている。初回に3安打2死球で2点を奪われるが、その後は立ち直り、味方の大量得点にも守られ、6回1/3を投げ6安打3失点という内容で今季7勝目(5敗)をマークした。 一方のレッドソックス先発の大家友和は3回裏に捕まった。ヒット2本と四球で1アウト満塁のピンチを作ってしまった大家はジェフ・リーファーに押し出しの四球を与えてしまう。さらに次打者のポール・コナーコに満塁ホームランを打たれてしまう。その後も打たれ、アーロン・ロワンドに2点タイムリーを打たれたところで降板。結局、2回2/3で6安打7失点という散々な結果で今季5敗目(2勝)となってしまった。 先発の大家が6四球を与えるなど、この試合のレッドソックス投手陣はホワイトソックス打線に今季最多の11四球を記録。しかし、これだけの四球とシーズン最多の14安打を打ったホワイトソックスも、残塁が15を数えるなど次に課題の残る試合となった。 ●ソーサ、連発で33号!キャリア50試合目のマルチホーマー! ▼NL【○CUBS 5-4 ●ASTROS】対アストロズ戦において昨年8月23日以来、7連敗と勝ちのなかったカブスはサミー・ソーサの2本のホームランなどにより、その連敗をストップさせた。地区首位のカブスは2位アストロズとの差を再び3と広げた。 カブス先発のケビン・タパニは5回までランス・バークマンのソロホームランによる1失点に抑えていたが、6回裏にジェフ・バグウェルの同点となる2ランホームランが飛び出し、この回で降板。結局、タパニは6回を投げ5安打3失点で、9三振を奪ったが勝ちはつかなかった。 3対3の同点で迎えた8回表、ヒット2本で1アウト2塁3塁のチャンスをつかんだカブスはエリック・ヤングの内野ゴロの間に1人ホームイン。さらに、今月頭にオリオールズをリリースされ、カブスと契約したばかりのデライノ・デシールズがレフト前に運び、更に1点追加し、勝負を決めた。 ソーサのマルチホーマーは彼自身のキャリアで50試合目。これはメジャーリーグの歴史において8人目となる大記録である。また、レッズからやってきたマイケル・タッカーは5打数2安打で、カブスでのデビュー戦を飾った。 ●ナギー、7回3失点で4勝目!キャブレラが5打数3安打と大当たり! ▼AL【●TIGERS 4-8 ○INDIANS】 インディアンズの先発はチャールズ・ナギー。ナギーは7回を投げ5安打3失点に抑え、4勝目(3敗)をマークした。ナギーにとっては相手のタイガースはカモにしているチームでキャリアで26試合に先発し、18勝5敗と抜群の勝率を残している。しかも、試合前に発表されたインディアンズにおけるトップ100選手の一人としても、ナギーは選出された。 タイガース先発のアダム・ペティージョンはメジャー昇格後、2試合目の登板となる新人投手である。ペティージョンは3回裏にロベルト・アロマーに2点タイムリーヒットを打たれ、6回裏には死球とヒットでピンチを迎えたところで降板。後続の投手が打たれたこともあり、5回1/3を投げ6安打4失点で2敗目となった。 この日、インディアンズの1番センターに入ったホルバート・キャブレラが5打数3安打3打点と大当たり。今季の対タイガース戦に限れば、52打数19安打の打率.452と打ちまくっている。 ●延長10回、デローサがメジャー初HR!これがなんとサヨナラアーチ! ▼NL【●EXPOS 1-2 ○BRAVES】1対1のまま延長戦となったこの試合、勝負を決めたのはこれまでメジャーで1本もホームランを打ったことのないマーク・デローサの1発だった。デローサが初めてメジャー昇格を果たしたのは1998年のことだったが、なかなかメジャー定着を果たせないでいた。しかし、今季はラファエル・ファーカルが肩の故障などでデローサにはチャンスが巡ってきた。6月1日にメジャー再昇格を果たし、現在の打率も.345と存在感をアピールしている。ファーカル以外にもキルビオ・ベラス、キース・ロックハートなど二遊間を守る選手に怪我人が多いブレーブスにとって、26歳のデローサにかかる期待は大きい。試合後のクラブハウスでのデローサは顔を、ぶつけられたパイでいっぱいにしていた。 ブレーブス先発のオダリス・ペレスは5回表にオルランド・キャブレラのピッチャーゴロを左手に当て降板。結局、4回1/3を投げ3安打1失点に抑えていたペレスだが、ひょっとすると故障者リスト入りする可能性も出てきた。 一方のエクスポズ先発のボビー・ヌノスは6回まで無失点に抑えるが、7回裏の先頭打者、ブライアン・ジョーダンに同点となるソロホームランを浴び、ここでマウンドを降りた。 ●トラクセル、7回3失点で4勝目!オルドニェスが2年ぶりのHR! ▼NL【○METS 6-3 ●PHILLIES】 ●ハラマが2番手で登板し好投で、7勝目!マーチンが先制3ランHR! ▼AL【○MARINERS 6-3 ●TWINS】 ●ドジャース、58年ぶりの大量点!シェフィールド連発で、通算301号! ▼NL【○DODGERS 22-7 ●ROCKIES】 ●5回までパーフェクトのオリバー、アバーナシーの1発で負け投手! ▼AL【●RANGERS 1-2 ○DEVIL RAYS】 ●リベラが打たれた!ヤンキース、後半戦11試合で7敗! ▼AL【○BLUE JAYS 5-3 ●YANKEES】 |
| ■2001.7.21(現地7.20) | ||||||
| ■アメリカンリーグトップの32セーブをあげているヤンキースの守護神、マリアーノ・リベラが足首に痛みを訴えた。この怪我が元でオールスターを欠場したものの、精密検査の結果は全く問題のない状況。様子を見ながらということになりそうだが、ヤンキースとしてリベラの存在は必要であり、様子を見ながらの登板になりそうだ。 ■フレッド・マグリフ獲得に動いていたカブスは、レッズのマイケル・タッカーを獲得した。タッカーはケン・グリフィーの怪我もあり、今季は出番が多く回ってきていたが、86試合に出場し、打率.242、7本塁打30打点で12盗塁の成績。今季はマルチヒットを15試合も記録しているが、ここのところ16打数連続ヒットがない状態だ。
●シーリー、7回無失点で12勝目!サイヤング賞が見えた!? ▼AL【○MARINERS 4-0 ●TWINS】マリナーズ先発のアーロン・シーリーが7回を4安打無失点に抑え、今季12勝目(1敗)をマークした。前回の登板では2安打完封勝利をあげているシーリーはこれで、17イニング連続無失点。7月に入って4試合に登板し、4勝無敗の絶好調をキープしている。シーリーがマウンドを降りた後もジェフ・ネルソン、アーサー・ローズが無失点に抑えた。マリナーズの救援陣はオールスター後、27イニングを連続無失点に抑えている。 ツインズの先発はジョー・メイズ。1994年にマリナーズに指名され、この世界に足を踏み入れたメイズだが、1997年オフにツインズ傘下のチームへ移籍。移籍翌年からメジャー定着を果たし、今年はオールスターに出場するなど、大きく飛躍を果たした。しかし、この日のメイズは2回表にマイク・キャメロンに2ランホームラン、4回表には先頭のアル・マーチンからデービッド・ベル、ダン・ウイルソン、カルロス・ギーエンに4連続ヒットを打たれ、さらに2点を奪われた。結局7回を投げ9安打4失点で今季7敗目(11勝)となった。 この試合の勝利でルー・ピネラ監督は、マリナーズ監督として700勝を記録した。現役監督で1球団で700勝を記録しているのは、ツインズのトム・ケリー、ブレーブスのボビー・コックス、ジャイアンツのダスティ・ベイカーの3人だけで、ピネラは4人目となる。 ●代打メルセド、グランドスラム!リーバー、6連勝でストップ! ▼NL【●CUBS 2-5 ○ASTROS】 0対2とリードされた5回裏、ノーアウト満塁のチャンスで、オルランド・メルセドが代打として登場。メルセドはこの場面で、期待に応え満塁ホームランを放った。メルセドにとってはキャリア3本目の満塁ホームランである。この後もクレイグ・ビジオが2塁打を放ち、内野ゴロの間に3塁へ。ここでカブスの捕手、ジョー・ジラーディがパスボールでビジオがホームインし、この回、アストロズは一挙5点を奪った。 アストロズの先発はティム・レディング。レディングはロン・クーマーにソロホームラン、サミー・ソーサにタイムリー2塁打を打たれただけの2失点に抑え、今季無傷の3勝目をマークした。一方のカブス先発のジョン・リーバーは、ここまで6連勝中だったが、5回を投げ8安打5失点で5敗目(12勝)を喫した。 ●初回にいきなり3発で決めた!マーリンズ、後半戦を7勝2敗! ▼NL【●REDS 3-5 ○MARLINS】後半戦に入って勢いを取り戻しつつあるマーリンズ。初回にクリフ・フロイド、マイク・ローウェル、デレク・リーのそれぞれホームランが飛び出し、4点を先制。マーリンズ先発のマット・クレメントもランナーを出しながらも粘り強く抑えるピッチングで、6回を9安打2失点で今季6勝目(6敗)をマーク。後半戦に入ってからマーリンズは7勝2敗である。 一方のレッズはというと、ここ17試合を3勝14敗。先発のホゼ・アセベドが3回を5安打4失点でマウンドを降り、今季2敗目(2勝)である。そんなレッズの中でも、ロッキーズから移籍してきたばかりのトッド・ウォーカーが4打数3安打2得点と大当たりした。また、レッズ期待の新人、アダム・ダーンが6番レフトでメジャーデビュー。注目のデビュー戦は3打数1安打に終わった。 レッズ浮上の鍵を握るケン・グリフィーが3打数無安打で、ここ16打数ホームランがない。若くしてホームランを量産しているグリフィーだが、マーリンズの本拠地、プロプレイヤースタジアムでは未だホームランを打っていない。 ●スランプ脱出のラミレス、29号、30号連発!野茂は10勝目! ▼AL【●ATHLETICS 10-12 ○TWINS】後半戦に入ってから、31打数4安打とスランプに陥っていたマニー・ラミレスが2本のホームランを放つなど、4打数3安打4打点と大活躍。この他にもホゼ・オファーマンが3ランホームランを打ち、ヤンキースと同率で地区首位の座に返り咲いた。 レッドソックス先発の野茂英雄は6回を投げ、ロイス・クレイトン、ポール・コナーコの2本のソロホームランによる2失点のみに抑え、今季チームトップとなる10勝目(4敗)をあげた。野茂は6月16日から負けなしの4連勝である。 レッドソックスは離脱中のペドロ・マルチネス、ノマー・ガルシアパーラが本格的に練習を開始し、カール・エバレット、ブレット・セイバーヘイゲンもリハビリ開始。打球を受けて降板したローランド・アローホも次の先発は大丈夫だとのこと。戦力が整いつつあるレッドソックスは、ヤンキース帝国の牙城を崩すことが出来るか。 ●最下位エクスポズが4連勝!復活ミルウッド、5回4失点! ▼NL【○EXPOS 6-3 ●BRAVES】 最下位エクスポズは、ホゼ・ビドロ、オルランド・キャブレラがともに3安打を放ち、先発のマイク・サーモンは7回6安打3失点に抑え、エクスポズが勝利。これでエクスポズは今季最長タイの4連勝を飾った。5月31日に解任されたフェリッペ・アルーを引き継いで監督の座についたジェフ・トールバーグは、ここまでで22勝22敗という成績である。 ブレーブスの先発は故障者リストから復活したばかりのケビン・ミルウッド。5月7日以来のマウンドとなったミルウッドだが、5回を投げ7安打4失点で今季4敗目(1勝)となった。ブレーブス打線の中でハビア・ロペスが2回裏に2ランホームラン、4回裏にタイムリーヒットとチーム全得点となる3打点を叩き出した。 ●リバン、7回無失点の好投!ネンが通算255セーブ目! ▼NL【●DIAMONDBACKS 0-1 ○GIANTS】ジャイアンツの先発はかつてのワールドシリーズMVPのリバン・ヘルナンデス。ヘルナンデスはダイヤモンドバックス打線に3塁を踏ませない好投を見せ、今季8勝目。7回を投げ、2安打無失点という内容である。3回裏のラモン・マルチネスのソロホームランによる1点を守りきり、昨年地区優勝チームとしての意地を見せた。最終回にマウンドに上がったロブ・ネンはマット・ウイリアムスに2塁打を打たれるがなんとか無失点に抑え、今季29セーブ目。ネンにとっては通算255セーブ目となり、トッド・ウォーレルを抜いて歴代17位となった。 一方のダイヤモンドバックス先発、ミゲル・バティースタも5回を投げ、3安打1失点に抑えたものの味方の援護なく6敗目(5勝)となった。 現在地区首位に立つダイヤモンドバックスは後半戦が始まってから4勝5敗で、2位ドジャースに1.5ゲーム差、3位ジャイアンツに3.5ゲーム差と迫られつつある。間たこの試合、開幕からホームランに関する話題を独占しつつあるバリー・ボンズ(42号)、ルイス・ゴンザレス(37号)は共に無安打に終わった。 ●先発パーソン、初HR打って完投勝利!バールが5打点! ▼NL【●METS 1-10 ○PHILLIES】 ●チャベス、2発で5打点!アスレティックス、12試合を10勝! ▼AL【○ATHLETICS 14-3 ●ROYALS】 ●ヒッチコック、7回2失点で2勝目!シーツ、4回途中9失点でKO! ▼NL【●BREWERS 2-11 ○PADRES】 ●ホルト、約1ヶ月ぶりの7勝目!タイガース、11試合で8勝! ▼AL【○TIGERS 7-3 ●INDIANS】 ●I・ロドリゲス、シエラが連続HR!デビルレイズ、借金37! ▼AL【○RANGERS 4-1 ●DEVIL RAYS】 |
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