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| MLB EXPRESS REVIEW |
| ★2001.6.30〜7.3★ | [MLB EXPRESS REVIEW] |
| ■2001.7.3(現地7.2) | |||||||||||
■オールスターゲームのファン投票の最終結果が発表された。全米1位の投票を記録したのはイチローで、3,373,035票を集めた。なお、注目のアメリカンリーグのサードだが、カル・リプケンが逆転でトップ当選した。メンバーは下の通り。この中での初出場はイチローと、リッチ・オーリリアである。
●イチロー、同点ホームラン!延長戦でマーチンが決勝打! ▼AL【○MARINERS 9-7 ●RANGERS】5対7とリードされたマリナーズは最終回、2アウト3塁のチャンスを迎え、打席にはスタメンをはずれ途中出場のイチロー。この場面でイチローはライトスタンドへ運ぶ今季第4号となる同点ホームランを放つ。土壇場で追いついたマリナーズは延長10回、先頭のジョン・オルルドが2塁打、続くブレット・ブーンがバントヒットでノーアウト1塁3塁。ここで打率.210に落ち込んでいるアル・マーチンがライト前へ運び、勝ち越し点。その後、マーク・マクレモアの犠牲フライで更に1点追加。その裏は佐々木が見事に3人で締めくくり、今季29セーブ目をあげた。 マリナーズはこの日の試合が81試合目でレギュラーシーズンのちょうど折り返し地点。ここでマリナーズは両リーグ一番乗りとなる60勝目をあげた。オールスターゲームがまさに地元シアトルで開催されるこの年に、球団史上初ともいえる素晴らしい勝率で勝ち続けている。 マリナーズ先発のポール・アボットは6回を8安打5四球で4失点と不安定な内容。2番手のライアン・フランクリンも1回1/3を3安打3失点という内容だった。一方のレンジャーズ先発のダグ・デービスは6回を6安打5失点で降板。2番手のパット・マホームズは2回を無安打無失点と好投したが、3番手のジェフ・ジマーマンがイチローから同点ホームランを打たれ、試合は振り出しに戻った。 ●A・ラミレス、HR含む3安打5打点!シュミットが5勝目! ▼NL【○PIRATES 10-5 ●REDS】 ナショナルリーグ中地区の5位チームと6位チームによる対戦。6位のパイレーツがアラミス・ラミレスの2塁打、ホームラン、ヒットによる4打数3安打5打点の大当たりを見せ、勝利を収めた。パイレーツ先発のジェイソン・シュミットは6回を投げ、9奪三振で6安打3失点の好投を見せ、5勝目(3敗)をマークした。 レッズの先発は、6月半ばに初めてのメジャー昇格を果たし、この試合が4試合が4試合目となる24歳のランス・デービスであった。このデービスは、初回になんと50球も費やし、結局5安打1四球で4失点。結局、1回2/3を投げ、8安打7失点でマウンドを降りた。打線もケン・グリフィーが3打数3三振とブレーキになった。 レッズはビジターの球場では、22勝20敗と勝ち越しているのに、ホームでは10勝29敗と大きく負け越している。一方のパイレーツはホームが19勝19敗のタイで、ビジターでは11勝33敗である。この日はビジターに弱いパイレーツが勝ち、ホームに弱いレッズが勝った。 ●ノブロック、16打席ぶりのヒットがHR!ムシーナ、4連勝で9勝目! ▼AL【●DEVIL RAYS 1-7 ○YANKEES】7回裏にヤンキース打線が爆発。1アウト満塁とチャンスをつかんだところで、スコット・ブローシャスの代役としてサードを守ったルイス・ソーホーが2点タイムリーを放つ。続くアルフォンゾ・ソリアーノがタイムリー2塁打(ソリアーノは3回裏にソロホームランを打っている)。さらにここまで16打数ヒットのないスランプに陥っているチャック・ノブロックがだめ押しの3ランホームランを放ち、この回に一挙6点を奪い勝負を決めた。 ヤンキース先発のマイク・ムシーナは7回を投げ、スティーブ・コックスのソロホームラン1本に抑える好投を見せ、4連勝で今季9勝目(7敗)。一方のデビルレイズ先発のアルビー・ロペスは6回1/3を投げ6安打6失点で今季早くも11敗目(3勝)となってしまった。 ●ラミレスはスカイドームがお好き!リーグトップの25号! ▼AL【○RED SOX 16-4 ●BLUE JAYS】 マニー・ラミレスがリーグトップとなる第25号ホームランを初回に放つなど、3回までに11対0と大量リードする展開。ブルージェイズ先発のエステバン・ローアイザはアウト1つを取っただけで4安打5失点という内容でノックアウトされた。この日、ラミレスは3打数2安打4打点に加え、ブライアン・ドーバックもホームラン含む5打数3安打3打点と活躍し、レッドソックスは3連勝。地区首位をしっかりキープしている。 レッドソックス先発の野茂英雄は6回を投げ、4四球を出しながら4安打1失点に抑え、今季7勝目(4敗)をマークした。野茂の奪三振数は5個にとどまっている。ブルージェイズは主砲のカルロス・デルガドが22打数ヒットが出ていない。 ラミレスのこの日のホームランは、スカイドームでは今季5本目。1シーズンで、スカイドームで5本のホームランを打ったのは、1991年のホゼ・カンセコ(当時アスレティックス、現ホワイトソックス)、1996年のブラディ・アンダーソンのみである。 ●アストロズにまた新星現る!レディング、メジャー初勝利! ▼NL【○ASTROS 6-4 ●BREWERS】アストロズ先発はメジャー昇格して間もないティム・レディング。レディングは6回まで散発3安打の無失点に抑える好投。7回にヒットと四球でピンチを迎えたところで、ラウル・カサノバに3ランホームランを打たれ降板。しかし、味方打線のおかげでレディングはメジャー初勝利を手にした。この日がレディングにとっては3試合目の登板で、先発としては2試合目である。 アストロズは開幕から43勝37敗でカブスに次ぎ、地区2位を保っている。これに大きく貢献しているのが若手投手である。24歳のウェイド・ミラーが10勝3敗、ルーキーのロイ・オズワルトが6勝1敗とチームを引っ張る活躍を見せている。この日のレディングは1997年のドラフト20位で入団。最初は外野手としてのスタートだったが、1999年から投手に転向。160キロ近いストレートと鋭いカーブが持ち味の23歳である。 ブリュワーズ先発のジミー・ヘインズは5回を投げ、10安打6失点でノックアウト。キャリア最低の6連敗と泥沼である。怪我人続出のブリュワーズは、今季のアストロズ戦の成績を2勝8敗とされ、大きく差を広げられている。 ●コスキー、キャリア2回目の2発!ツインズ、依然首位キープ! ▼AL【○TWINS 7-5 ●WHITE SOX】 ●延長12回、テハダがサヨナラ打!長谷川、打たれる! ▼AL【●ANGELS 0-1 ○ATHLETICS】 |
| ■2001.7.2(現地7.1) | ||||||
■レンジャーズのケン・カミニティの移籍話が進んでいる。今年で38歳になるカミニティは、今季ここまで打率.232の9本塁打、25打点という成績である。185打数で41三振というのが玉にきずか。現在は6月17日から故障者リスト入りし、明日のゲームから復活予定である。カミニティに興味を持っているのは、ブレーブス、カブス、カージナルス、タイガース、ジャイアンツである。カミニティは1996年にMVPを獲得している。■アスレティックスのジョン・ジャーハが引退を発表した。ジャーハは1984年ドラフト14位でブリュワーズへ入団。1992年にメジャー昇格を果たし、96年には34本塁打118打点を記録。アスレティックスへ移籍した99年には35本塁打111打点をマークしたが、それ以後は怪我に泣かされた。今季はわずか12試合の出場で、打率は1割に満ちていない状況。ジャーハは今年で35歳となっていた。 ■31歳になるピート・ローズ・ジュニアがレッズの2Aと契約した。ジュニアは1997年9月にメジャー昇格し、14打数2安打の9三振という記録を残している。ピート・ローズ・ジュニアとはいうまでもなく、ピート・ローズの息子である。
●フィゲロア、メジャー初勝利!フィリーズに現れた救世主! ▼NL【●MARLINS 1-8 ○PHILLIES】フィリーズにとっては非常に大きな1勝となった。先発のネルソン・フィゲロアは昨年、カート・シリングとの交換でやって来た選手。この日が今季3試合目の登板で、先発としてはまだ2試合目。このフィゲロアが7回を6安打1失点に抑え、見事にメジャーリーグ初勝利をマークした。前回のブレーブス戦では、7回1/3を5安打1失点に抑える好投を見せながら、チームは延長戦で敗れるという不運があった。 チャールズ・ジョンソンのソロホームランで1点を先制されたフィリーズだが、4回裏にトラビス・リーのタイムリーで同点。6回裏にスコット・ローレン、パット・バールにタイムリーが飛び出し勝ち越し。その後も着実に得点を重ね、マーリンズ先発のブラッド・ペニーを6回でマウンドから下ろした。 フィリーズはこの4日間、マーリンズと5試合を戦い5連勝。フィリーズの5連戦のシリーズでのスウィープというのは、1982年6月25日から27日の対メッツ戦以来である。メジャーリーグ全体ではパイレーツが、1996年9月12日から15日までの対ジャイアンツ戦で記録して以来である。 ブレーブスに3連敗をくらい、一時は首位の座を譲りながらも踏ん張り、奪い返したフィリーズ。今日ブレーブスが敗れたため、ゲーム差は再び2と広がった。メジャーリーグには「独立記念日(7月4日)に首位にいるチームが優勝する」というジンクスがある。フィリーズは1日おいて、ブレーブスとの3連戦がある。この3連戦の最初の2試合を負けない限り、独立記念日に首位の座を譲ることはない。 ●キャブレラがサヨナラ打!エクスポズ、パイレーツ4発を跳ね返す! ▼AL【●DEVIL RAYS 1-6 ○YANKEES】 ヤンキースの先発は故障者リスト明けのアンディ・ペティット。2週間ぶりのマウンドになったペティットは7回を投げ5安打1失点に抑え、今季8勝目(4敗))をマークした。最終回は移籍してきたばかりのマーク・ウォーラーズが登板。1安打1四球を与えるが、無失点に抑え、無事ヤンキースデビューを飾った。ヤンキースはこれでチーム成績を46勝33敗とし、今季最多の貯金13とした。 ヤンキースはポール・オニールが4打数3安打、デレク・ジーターが2安打2盗塁、ティノ・マルチネスが4試合連続ホームラン、ホルヘ・ポサダが2打点、バーニー・ウイリアムスが35試合連続出塁と嬉しい話題に事欠かない。 開幕から苦しんでいるデビルレイズだが、新人のブレント・アバーナシーがこの日も3打数2安打を放ち、通算26打数10安打の打率.385と大当たりを見せている。昨年のシドニーオリンピックの金メダルメンバーであり、まだメジャーリーグでは7試合しか経験していない将来の注目株である。 ●ミラー、カモのブリュワーズ相手に7回1失点で今季10勝目! ▼NL【○ASTROS 6-1 ●BREWERS】アストロズ先発のウェイド・ミラーが7回を7安打1失点の8奪三振に抑える好投を見せ、今季10勝目(3敗)をマーク。ミラーはこれまでブリュワーズ戦に2試合登板しており、4月5日は7回2/3を6安打2失点の11奪三振、4月11日は3安打1失点の12奪三振と完全にカモにしている。 アストロズ打線は3回表に先頭のブラッド・オースマスが2塁打を打ちチャンスメイク。クレイグ・ビジオの先制タイムリーが飛び出し、なおも攻め続け、2アウト満塁としたところでモイゼス・アルーが満塁の走者一掃の2塁打でこの回一挙4点。ブリュワーズ先発のポール・リグドンは2回2/3を6安打4失点の内容でマウンドを降りることになった。 ブリュワーズは怪我人が相次ぎ、ジェロミー・バーニッツ、ジェフリー・ハモンズ、デボン・ホワイト、ジェフ・ジェンキンスらをスタメンからはずさざるを得ない状況。ここのところ勝ち投手になっているのは新人のベン・シーツのみである。 ●代役先発アローホが6回までノーヒット!レッドソックス、完封リレー! ▼AL【○RED SOX 4-0 ●BLUE JAYS】ペドロ・マルチネスの故障者リスト入りにより、急遽先発が回ってきたローランド・アローホが7回を1安打無失点に抑える好投を見せた。しかも7回裏の先頭打者のアレックス・ゴンザレスにセンター前に運ばれるまで、ブルージェイズ打線をノーヒットに抑えていた。アローホの後も、ロッド・ベック、デレク・ロウが抑えきり、ペドロが離脱したことを感じさせないほどの完封リレーを演じきった。 ブルージェイズ先発のクリス・カーペンターは、4回表にブライアン・ドーバックに2ランホームラン、8回表にはシェイ・ヒレンブランドにソロホームランを打たれるが、失点はこのホームランのみ。7回2/3を投げ、6安打3失点で今季5敗目(7勝)となった。 ブルージェイズはここ7試合で5敗。本拠地スカイドームでの最近の30試合を9勝21敗と大きく負け越している。主砲のカルロス・デルガドが19打数無安打と足を引っ張っている。 ●ハンプトン、自ら勝ち越しHR放つが、同点打打たれる!延長戦で・・・! ▼NL【●ROCKIES 4-5 ○DIAMNODBACKS】 ロッキーズの先発はマイク・ハンプトン。3対3の同点で迎えた8回表、打席に立ったハンプトンは自らソロホームランを放ち、勝ち越しの1点をもぎ取る。しかしその裏、マウンドに立ったハンプトンは、マーク・グレースにタイムリー2塁打を打たれ、同点とされてしまった。このまま延長戦に突入し、延長13回裏にレジー・サンダースのサヨナラホームランが飛び出し、ダイヤモンドバックスが勝利を収めた。 ダイヤモンドバックス先発のブライアン・アンダーソンは左股関節を痛め、約1ヶ月ぶりのマウンド。7回を投げ、5安打3失点という内容。75球制限というはずだったが、結局94球を投げた。そのうち、ストライクは61球である。 今季はピッチング以上にバッティングに注目が集まっている感のあるハンプトン。この日のホームランが今季第6号。投手で1シーズン6本というのは1971年のファーガソン・ジェンキンス、ソニー・シーベルト、リック・ワイズが達成して以来である。メジャー記録は1931年のウェズ・ファーレルの9本である。ちなみに7本はドン・ニューカム、ドン・ドライスデールが達成している。ハンプトンは今季45打数11安打の打率.311、11打点である。特にここ12打席で4ホームラン放っている。投げる方では、この試合は8回を投げ10安打4失点で、シーズントータルでは9勝4敗である。 ●ガルシア、8安打完封勝利!ブーンが久々、21号ホームラン! ▼AL【○MARINERS 5-0 ●ANGELS】マリナーズ先発のフレディ・ガルシアが8安打を浴びながら、エンゼルス打線を112球で完封。1998年にランディ・ジョンソンとのトレードでアストロズから移籍してきたガルシアは順調に成長を続け、メジャー70試合目の先発でキャリア3回目の完封勝利をあげた。ブルペンが充実しているマリナーズにとって、完投は5月28日のポール・アボットが対ロイヤルズ戦で記録して以来、今季2人目である。 ここ5試合打点のなかったブレット・ブーンが、6回表に2ランホームランを放ち、今季80打点目をあげた。これは、マニー・ラミレスを抜いて再びリーグトップとなった。 エンゼルス先発はルーキー、マット・ワイズ。ワイズは5回1/3を投げ、9奪三振を記録するが、5安打4失点で今季2敗目(1勝)となった。打線もアダム・ケネディが4打数3安打と大当たり下が、得点には結びつかなかった。これでエンゼルスは首位マリナーズに21ゲーム差と開いてしまった。 ●エイピアーが8回を3安打無失点!打ってはメジャー初打点! ▼NL【○METS 2-1 ●BRAVES】 ●コスキーが先制HR!サンタナが今季初勝利!ツインズ、3ゲーム差! ▼AL【●TIGERS 3-8 ○TWINS】 ●ブラウンが6回を3安打無失点で今季7勝目!レイエスと完封リレー! ▼NL【○DODGERS 8-0 ●PADRES】 ●リーバー、6回途中で降板も今季10勝目!レッズ相手に3戦3勝! ▼NL【○CUBS 2-1 ●REDS】 ●ゲレーロがキャリア初のグランドスラム!パイレーツをスウィープ! ▼NL【●PIRATES 3-9 ○EXPOS】 |
| ■2001.7.1(現地6.30) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ヤンキースはレッズからマーク・ウォーラーズ投手を獲得した。31歳のウォーラーズは今季、30試合に登板し3勝1敗の防御率3.94を記録している。特にここ14試合の登板では15回を1失点に抑えている。
●テハダ、久々のHRがなんと1試合3発!ヒルジス、メジャー初勝利! ▼AL【○ATHLETICS 15-4 ●RANGERS】ここまで26試合もホームランが出ていなかったミゲル・テハダが1試合3ホームランを放った。テハダがこれほど長くホームランがなかったというのはキャリア初のことである。まずは初回に満塁ホームラン、2回表に3ランホームラン、9回表にはソロホームランを放ち、実に1試合8打点。テハダは1999年6月11日の対ドジャース戦でも1試合3発を記録しており、今回が2回目。メジャーリーグの歴史上、ショートストップで1試合3発を記録したのは、ミゲル以外に2人おり、アーニー・バンクスが4回、トニー・ラゼーリが2回とそれぞれ達成している。 アスレティックス先発はルーキーのエリック・ヒルジス。これまで、中継ぎとして10試合登板しているが先発は初めて。ヒルジスは、7回を投げ6安打3失点の好投。四球は2個で奪三振数はなんと10個。見事にこのチャンスを生かし、メジャー初勝利をあげた。 一方のレンジャーズの先発はケニー・ロジャース。ロジャースは8失点で1回1/3で降板。ロジャース自身、キャリア2番目の最短降板記録となった。テハダによる満塁ホームランだが、ロジャースはレンジャーズに入って、8本目の満塁ホームランとなり、チャーリー・ハウ、ジェフ・ラッセルに並び球団最多記録となった。これまでチーム打率が.250と低迷していたアスレティックスだが、4回までに12点を奪うなど、この日は18安打で15点を奪った。 テハダは4回表の第3打席に四球を選んだ。実はテハダの四球というのも29試合ぶり。つまり、6月末日のこの日に、今月初のホームランと四球を記録したわけである。 ●キャブレラがサヨナラ打!エクスポズ、パイレーツ4発を跳ね返す! ▼NL【●PIRATES 6-7 ○EXPOS】 6対5と1点リードしたパイレーツは、最終回のマウンドにマイク・ウイリアムスを送った。しかし、このウイリアムスが1アウト2塁3塁のピンチを迎える。ここでブラディミール・ゲレーロを敬遠し、オルランド・キャブレラとの勝負を選択。しかし、この場面でキャブレラがライトオーバーの2塁打を放ち、エクスポズがサヨナラ勝ちを収めた。 パイレーツは、デービッド・ベル、ケビン・ヤング、ブライアン・ジャイルズ、クレイグ・ウイルソンの4人にそれぞれホームランが飛び出したが、勝利に結びつけることは出来なかった。 エクスポズ打線ではホゼ・ビドロが2塁打含む5打数3安打と大当たりした。一方のパイレーツではホームランを打ったジャイルズが、5月は.362(105打数38安打)、6月は.356(104打数37安打)とシーズントータルで.326というハイアベレージを持続している。 ●苦しいチームを救ったコーン!6回2失点で4勝目! ▼AL【○RED SOX 7-5 ●BLUE JAYS】チームが3連敗で、ペドロ・マルチネス、フランク・カスティーヨといったローテーション投手が故障者リスト入りするという苦しいレッドソックスを、ベテランのデービッド・コーンが救った。先発したコーンは6回を8安打2失点と抑え、今季4勝目(1敗)を記録した。 レッドソックス打線は初回にトロット・ニクソンのタイムリーなどで2点、2回表にはマニー・ラミレスの2点タイムリー2塁打などで4点を加点。2回までに6対0とリードを奪った。この他にもスコット・ハッテバーグ、ルー・メローニがそれぞれ4安打を放つ活躍を見せた。 ブルージェイズ先発のジョイ・ハミルトンは1回1/3を投げ6失点で降板する波乱。ハミルトンはこれで3連敗となり、今季6敗目(3勝)。打線ではシャノン・スチュワートが5打数4安打と大当たりしたが、主砲のカルロス・デルガドがここのところ16打数無安打と絶不調に陥っている。昨年はあわや三冠王かという記録を残したが、今年は打率が.254と低空飛行を続けている。 ●マダックス、6月は5勝無敗!ライターに投げ勝った! ▼NL【●METS 2-5 ○BRAVES】ブレーブス先発のグレッグ・マダックスは8回を投げ、8安打2失点に抑え、今季9勝目をあげた。6月に限れば、6試合に登板し5勝0敗で防御率は2.13と抜群の成績。シーズントータルでも防御率を2.38とし、チームメイトのジョン・バーケット(2.35)に次ぐリーグ2位の位置にいる。このマダックスの後を次いだのはスティーブ・カーセイ。カーセイは2アウトからランナーを2人出してしまうが、ゼロに抑え、ブレーブス移籍後の初セーブをあげた。 メッツの先発はアル・ライター。ライターは初回、2アウトをとった後、アンドリュー・ジョーンズ、チッパー・ジョーンズに連続ヒットを打たれ、続くブライアン・ジョーダンに2点タイムリー2塁打を打たれ、2点を先制される。結局、ライターは7回を投げ9安打5失点で今季7敗目(4勝)となった。 右足首を痛め欠場しているキルビオ・ベラスの代役、マーク・デローサが4打数2安打2打点。昨年新人王を獲得したものの開幕から2割台前半の打率にとどまっていたラファエル・ファーカルも1安打を放ち、11試合連続ヒットを継続中である。一方のメッツは、主砲のマイク・ピアザを左足の痛みで欠いているため、ランナーをスコアリングポジションに置いて9打数無安打とチャンスを生かせないでいる。 ブレーブスは6月の月間成績を19勝9敗とし、首位フィリーズとはゲーム差1である。このメッツ3連戦後にフィリーズとの直接対決3連戦がある。オールスター前の大きな山場となりそうだ。 ●B・ウイリアムスの2HRで、4点差をひっくり返す逆転勝ち! ▼AL【●DEVIL RAYS 4-5 ○YANKEES】 4回を終わった段階で0対4とリードされていたヤンキースだが、6回裏にバーニー・ウイリアムス、ティノ・マルチネスの連続ホームランで追撃態勢を作る。8回裏に獲得したばかりのジェラルド・ウイリアムスが代打で登場。G・ウイリアムスが四球を選び、次打者のB・ウイリアムスにつなぐ。B・ウイリアムスはこの期待に応え、逆転2ランホームランを放った。このリードをマリアーノ・リベラが2安打を打たれながらも守りきり、26セーブ目をあげた。 デビルレイズ先発のライアン・ループは、5回までヤンキース打線を1安打無失点に抑えたが、6回の2本のホームランでノックアウト。5回1/3を投げ4安打3失点という内容だった。一方のヤンキースの先発、テッド・リリーは3回2/3を投げ、6安打4失点でノックアウトされた。 この日、3打数2安打4打点と大当たりしたB・ウイリアムス。父の死などの災難が開幕から降り掛かり、5月8日時点では打率.208だったものの、それから約2ヶ月で打率.326にまであげてきた。 ●グリフィーが1発!スティネットが2発!アセベドがメジャー初勝利! ▼NL【●CUBS 1-7 ○REDS】1点を先制されたレッズは1回裏にケン・グリフィーのソロホームランであっさり追いつく。2回裏にはケリー・スティネットのソロホームランで勝ち越し、3回裏にはビル・セルビーの満塁の走者一掃の2塁打、スティネットのこの日2本目となる2ランホームランで追加点を加え、カブス先発のフリアン・タバレスを2回2/3の7失点で、ノックアウトした。 レッズ先発は23歳のルーキー、ホゼ・アセベド。アセベドはメジャーリーグに昇格したばかりでこの日の試合が3試合目の先発。このビッグチャンスを7回5安打1失点に抑え、メジャー初勝利を手にした。アセベドは、1990年のレッズ世界一に貢献したホゼ・リホのアドバイスがうまく生きたそうだ。 カブスは初回に1点入れたのみでその後は続かなかった。リッキー・ギタレスが4打数3安打を記録したが、得点には結びつかなかった。なお、注目のコーリー・パターソンは2番センターで先発し、バントヒットを含む3打数1安打だった。 グリフィーのホームランは通算442号となり、デーブ・キングマンに並び歴代24位となった。 ●フィリーズ、4連勝!ダールが9勝目!バーネット、4回途中でKO! ▼NL【●MARLINS 4-6 ○PHILLIES】 ●メジャー初先発、スタークが初勝利!佐々木が28セーブ目! ▼AL【○MARINERS 5-3 ●ANGELS】 ●ホフマンがまさかの4失点!ベルトレイが勝ち越し打! ▼NL【○DODGERS 7-3 ●PADRES】 ●メイズが8回4安打2失点で10勝目!オールスターが見えた!? ▼AL【●TIGERS 2-3 ○TWINS】 ●ボールドウィン3連勝!ペリー、コナーコがそれぞれホームラン! ▼AL【●ORIOLES 1-4 ○WHITE SOX】 ●6月までの勝敗表!両リーグ東地区が混沌!
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| ■2001.6.30(現地6.29) | ||||||
■エンゼルスの長谷川滋利が故障者リストから復活する。この他ではインディアンズのチャック・フィンリーが再び、故障者リストへ。また、デビルレイズを解雇されたばかりのジェラルド・ウィリアムスとヤンキースが契約した。
●ローレンが先制3ランHR!フィリーズ、完封リレーで再び首位へ! ▼NL【●MARLINS 0-5 ○PHILLIES】スコット・ローレンの3ランホームランで先制したフィリーズは、先発ブルース・チェンが6回を4安打無失点。その後もホゼ・サンチアゴ、ウェイン・ゴメスらも無失点に抑え、完封リレー。ジミー・ローリンズが犠牲フライ、ダグ・グランビルがソロホームランを放ち、効果的に得点を重ね、マーリンズ相手に3連勝した。この日はブレーブスが敗れたため、再び首位の座に返り咲いた。 チェンはマーリンズには相性が良く、今季4試合に先発し、2勝1敗で防御率1.57をマークしている。好調なチームの中で今ひとつ乗り切れてなかったチェンだが、2連勝で今季4勝目(4敗)をあげた。フィリーズとしては、抑えのリッキー・ボッタリコが故障者リストに入るという不運があったが、その穴をしっかりと埋めた。 マーリンズ先発のチャック・スミスは6回を投げ、7安打4失点で今季4敗目(4勝)。主砲のプレストン・ウィルソンがここ81打数で10安打と絶不調に陥っている。せっかく縮んだゲーム差も4.5と開いてしまった。 ●モンデシー、2ランHRとグランドスラム!レッドソックス、8試合で6敗! ▼AL【●RED SOX 4-8 ○BLUE JAYS】 ブルージェイズは初回、シャノン・スチュワートの3塁打で幕開け。アレックス・ゴンザレスがライト前に運び、先制点。その後、ラウル・モンデシーが2ランホームランを放ち、一挙3点を奪う。また、4対4と同点になった8回裏、モンデシーは満塁ホームランを放ち、この日2本目となるホームランでこのキャリアハイの6打点をあげた。 ブルージェイズ先発のスティーブ・パリスは5回1/3を投げ、2失点ながら5安打7四球でマウンドを降りた。パリスは5月21日から勝ち星に見放されている。一方のレッドソックス先発のティム・ウェイクフィールドは6回を8安打4失点でマウンドを降りた。 レッドソックスもブライアン・ドーバック、マニー・ラミレスにそれぞれ2ランホームランが飛び出すが、モンデシーの2発に沈んだ。これでレッドソックスは8試合で6敗。2位ヤンキースの差が0.5となった。 ●新人シーツが6連勝でチームの連敗も止めた!セクソンが3打点! ▼NL【●ASTROS 1-6 ○BREWERS】ブリュワーズ先発のベン・シーツは7回を投げ4安打1失点の好投を見せ、チームの連敗を4でストップさせた。シーツは5回までピッチャーのシェーン・レイノルズに打たれた1安打のみに抑えた。1失点は7回表のランス・バークマンのソロホームランによるもの。新人でありながらチームの柱のような活躍を見せるシーツは5月29日から7試合に登板し、6勝0敗という記録を残し、オールスターゲーム出場も見えてきた。 打線も初回にジェロミー・バーニッツがタイムリー3塁打、リッチー・セクソンがタイムリーヒット。6回裏にもセクソンが中押しのホームラン。7回裏には満塁からテイラー・ヒューストンがタイムリーでだめ押しとシーツを援護した。 アストロズの先頭打者のクレイグ・ビジオはいきなり死球を受けた。この死球は通算183個であり、現役選手としてはトップである。 ●マグワイア、ボンズ、ともに不発!マイナーが勝ち越し打! ▼NL【●CARDINALS 2-3 ○GIANTS】この試合の注目はマーク・マグワイアとバリー・ボンズのバットの方にどうしても注目が集まる。マグワイアは4打数無安打といいところなし、ボンズは3四球で1打数無安打。なお、ボンズはこの試合の後、X線での精密検査を行う。そのため明日の試合にスタメン出場は出来ないが、代打での出場は大丈夫とのことである。 ジャイアンツ先発のカーク・リーターは7回を4安打2失点に抑える好投を見せ、打つ方でも1打点を記録している。一方のカージナルス先発のダリル・カイルは7回を7安打2失点に抑えたが、8回裏、先頭のボンズにこの日3個目の四球を与えて降板した。 勝負を決めたのはマイナーから昇格をして今季5試合目のデーモン・マイナー。8回裏、2アウト1塁2塁でライト前に運び決勝点。マイナーは昨年メジャーに昇格し、10試合で3本塁打を記録していた。この1点をロブ・ネンが守りきり、23個目のセーブをあげた。 マグワイアとボンズという500本塁打を記録している2人が同じ試合で顔を合わせるのは、1976年8月のブリュワーズのハンク・アーロン、インディアンズのフランク・ロビンソン以来である。 ●新人タワーズが7回零封で6勝目!リプケンが通算5060塁打! ▼AL【○ORIOLES 4-0 ●WHITE SOX】 オリオールズ先発は新人のジョシュ・タワーズ。タワーズは4月末にメジャー昇格し、5月末からチームのローテーションに入り、この日の試合が7試合目の先発。このタワーズは7回まで投げ、6安打無失点に抑えた。四球が2つと奪三振は0だったが、今季6勝目(2敗)をあげ、ジェイソン・ジョンソン、ウィリス・ロバーツと並んでチームの勝ち頭になった。 このタワーズと投げ合ったのが、ここまで5連勝中の若いマーク・ビュール。ビュールは7回を7安打3失点で今季4敗目(6勝)となった。ビュールに負けが付くのは4月24日以来である。 引退を発表したカル・リプケンにとっては、シカゴで試合をするのはこの3連戦のみ。この日の試合では4回にヒットを放ったリプケンだが、このヒットが通算5060塁打となり、ルー・ゲーリックと並んで歴代12位となった。 ●アレンが決勝HR!グーズマンは今季10本目の3塁打! ▼AL【●TIGERS 2-3 ○TWINS】ツインズは2対2と同点で迎えた8回裏、怪我で欠場したブライアン・ブキャナンの代わりでメジャーへ再昇格を果たしたチャド・アレンが決勝ホームランを放った。この1点をラトロイ・ホーキンスが守り、ホーキンス自身の19セーブ目と共にツインズは首位をキープした。アレンはこの日、4打数3安打の大当たりで期待に応えた。 タイガースは5回表に、ホゼ・マシアス、ボビー・ヒギンソン、トニー・クラークがそれぞれ2塁打を打ち、2点を先制。タイガース先発のスティーブ・スパークスもランナーを出しながら、5回までは無失点に抑える内容。しかし、6回裏にマット・ロートンの2塁打から内野ゴロで1点、7回裏にはクリスチャン・グーズマンのタイムリー3塁打で同点とされる。スパークスは7回を10安打2失点で降板。なお、グーズマンの3塁打は早くも今季10本目でリーグトップである。 ツインズ先発のエリック・ミルトンは7回を7安打2失点で勝敗は付かなかった。ツインズは今季タイガースと10試合戦い、8勝2敗と大きく勝ち越している。 ●ブレーブス、ロッカーがいなくなって初黒星!首位の座を譲る! ▼NL【○METS 3-1 ●BRAVES】 ●クレメンス、7連勝で11勝目!リベラは25セーブ目! ▼AL【●DEVIL RAYS 5-7 ○YANKEES】 ●ブレイ、完封逃すも1995年ぶりの完投勝利!ソーサが26号HR! ▼NL【○CUBS 7-1 ●REDS】 ●マリナーズ、初回に一挙6点!今季未だ3連敗なし!イチロー2安打! ▼AL【○MARINERS 9-5 ●ANGELS】 ●ジョンソン、10奪三振で10勝目!今季すでに189奪三振! ▼NL【●ROCKIES 3-5 ○DIAMNODBACKS】 |
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