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| MLB EXPRESS REVIEW |
| ★2001.6.22〜6.25★ | [MLB EXPRESS REVIEW] |
| ■2001.6.25(現地6.24) | ||||||
マック鈴木がロッキーズへ移籍することが決まった。マックと交換となるのは33歳の捕手、ブレッド・メインである。メインは元々はメジャーでのキャリアをロイヤルズでスタートした選手。昨年は捕手ながら、マウンドに上り勝利投手になり話題になった。今季のマックは15試合に登板(先発9試合)し、2勝5敗の防御率5.30である。移籍を機に更なる飛躍を遂げられるか。マックと共にロッキーズ入りするのは23歳の捕手、ベン・ペトリックである。39歳のベテラン選手、エリック・デービスが今季限りの引退をほのめかした。今季からジャイアンツに移籍したが、1999年から悩まされていた左肩の痛みが尾を引いていたようだ。 開幕からずっと低空飛行を続けているデビルレイズはジェラルド・ウィリアムスをリリースすること発表した。今季は打率.207の4本塁打、17打点とチームの成績を象徴していた。 ヤンキースのマイナーの有望株である、ダンジェロ・ヒメネス遊撃手とパドレスのセットアッパー、ジェイ・ウィタシック投手との間でのトレードがまとまった。ヒメネスは破談になったウーゲット・ウービナとの交換相手としても名前が挙がっていた。 両リーグ交流試合が1997年から開始されたが、主に同地区同士の対決が中心となっていた。ところが来季からは相手リーグの違う地区のチームとの対戦が組まれることになりそうだ。つまり、ドジャースタジアムでデレク・ジーターの勇姿が見られるということ。対戦地区は毎年ローテーションで回すとのことらしい。
●ロッカー、アメリカンリーグ初登板で初セーブ記録! ▼AL【○INDIANS 4-2 ●ROYALS】メジャーリーグに衝撃が走ったジョン・ロッカーのインディアンズへの電撃トレード。4対2とリードした最終回のマウンドに向かうロッカーの姿は、ブレーブス時代とかわらず小走りだった。カンザスシティに集まった25,127人のファンのブーイングの中、三振2つを奪う完全の内容で抑えきり、インディアンズのユニフォームを着ての初セーブをあげた。 これまでインディアンズの抑えとして15セーブをあげたボブ・ウィックマンは8回にマウンドに上がり、ロッカーにつなぐセットアップの役割を果たす形になった。もっともこの扱いにはウィックマンも不満で、シーズン終了後の移籍志願も口にした。 インディアンズ先発のバートロ・コロンは150キロ台の速球を中心に4回まで7奪三振という好投を見せ、6回を4安打2失点で6月7日以来の今季6勝目(6敗)をあげた。一方のロイヤルズ先発のジェフ・スパーンは5回2/3を10安打4失点で降板し、今季7敗目(3勝)となった。 初回に先頭打者として打席に立ったケニー・ロフトンは三振の判定に文句を付け退場となるが、このロフトンの代わりに出場となったホルバート・キャブレラが2塁打含む4打数2安打1打点と活躍した。この他にも、ロベルト・アロマー、ホアン・ゴンザレスがそれぞれ2安打を放ち、勝利に貢献している。 ●ブリュワーズ、3発でカブスをスウィープ!シーツが9勝目! ▼NL【○BREWERS 6-3 ●CUBS】 ブリュワーズ打線は初回にジェロミー・バーニッツの3ランホームランで先制し、その後も、ホゼ・ヘルナンデス、テイラー・ヒューストンにホームランが飛び出すなどして、カブスをスウィープ。ブリュワーズ対戦前まで本拠地リグレーフィールドで13連勝を飾っていたカブスも、よもやの3連敗となった。なお、腕の痛みを訴え、3試合欠場していたジェフ・ジェンキンスもスタメンに復帰し、1安打を打っている。 ブリュワーズ先発のベン・シーツは5回1/3を投げ、5安打3失点で今季9勝目(4敗)。2回裏にはロンデル・ホワイトに10球のファールで粘られるなどで17球も費やし、ようやくレフトフライに打ち取るというシーンもあった。 ●ブーン、マリナーズ二塁手として新記録となる78打点!佐々木、27S! ▼AL【●ANGELS 3-7 ○MARINERS】この日、第20号ホームランを放ち、3打数2安打2打点と大当たりしたブレット・ブーンは、今季の打点数を78とし依然としてリーグトップを守っている。マリナーズの球団として二塁手の最多打点は、現在サードを守るデービッド・ベルが1999年に記録した77打点である。6月に入ってからだけでも10本塁打28打点と素晴らしい成績を残している。 連敗中だったマリナーズはエンゼルス先発のスコット・ショーエンワイスを序盤からとらえ打線が3試合ぶりに爆発。エンゼルスからのスウィープを免れた。4,5月で40勝12敗と高勝率をマークしているマリナーズは、6月もここまで15勝7敗と衰える気配を見せない。 マリナーズ先発のポール・アボットは6回2/3を投げ、4安打3失点に抑え、5連勝となる今季7勝目(2敗)。最終回に1アウト1塁2塁とピンチになったところで、佐々木主浩が登板。佐々木は2者連続三振で締めくくり、今季27セーブ目をあげた。なお、イチローはこの試合出場していない。今季2度目の完全欠場となる。 ●ジョーダンが勝ち越し3ランHR!ブレーブス、メッツをスウィープ! ▼NL【○BRAVES 8-4 ●METS】3対4とリードされた7回表、ブレーブスはBJ・サーホフのタイムリーで追いつき、怖いチッパー・ジョーンズを敬遠後に打席に立ったブライアン・ジョーダンが3ランホームランを放ち、勝負を決めた。この日はラファエル・ファーカルが5打数4安打3得点2盗塁と大暴れし、打率も2割8分台に上げてきた。この他にもハビア・ロペスがホームラン含む5打数3安打と大当たり。ブレーブスはメッツをスウィープし、首位フィリーズの差は2.5。明日からいよいよ直接対決3連戦が始まる。 ブレーブスの先発は新人のジェイソン・マーキス。マーキスは6回を投げ8安打4失点で今季2勝目(1敗)。2番手、3番手としてマウンドに上がったのは移籍してきたばかりのスティーブ・リード、スティーブ・カーセイで、難なくメッツ打線を抑えきった。ちなみにカーセイはニューヨークのシェイスタジアム近くで少年時代を過ごし、特に1980年代半ば、年間約20試合は球場で試合を見ていたという生粋のメッツファンであった。 メッツ先発のスティーブ・トラクセルは、6回1/3を11安打6失点という内容でノックアウト。これでトラクセルは4月30日以降勝ち星から見放されるという今季9敗目(1勝)。メッツはこれで4連敗。通算成績も33勝43敗となり、首位まで10.5ゲームと差が広がる形となってしまった。 ●グーズマン、グランドスラム含む6打点!ツインズ、連敗ストップ! ▼AL【○TWINS 14-5 ●TIGERS】 開幕以来、意外ともいえる好調をキープしていたツインズだが、6月に入ってから8勝13敗といまひとつ調子に乗り切れていない。ここ最近の9試合に限れば、1勝8敗と泥沼である。しかし、この日はクリスチャン・グーズマンが満塁ホームランを放つなど、5打数2安打6打点と大当たりして、長いトンネルに一筋の光明を見せた。グーズマンにとって1試合6打点もキャリア初のことなら、満塁ホームランもキャリア初である。 ツインズ先発のエリック・ミルトンは2回裏にロバート・フィスク、ホアン・エンカーナシオン、シェーン・ハルターに3者連続ホームランを浴びるなどし一挙5点を奪われるが、その後は持ち直し、味方の大量点にも守られ5回1/3を投げ、8安打5失点で今季8勝目(3敗)をあげた。 タイガースの先発はナックルボーラーのスティーブ・スパークス。スパークスは前回のヤンキース戦で3安打1失点で完投勝利をあげるなど絶好調で4連勝中だったが、この日は5回2/3を投げ、9安打7失点で、4月24日以来の3敗目(5勝)となった。 ●イートン、3安打1失点でメジャー初の完投勝利で今季8勝目! ▼NL【○PADRES 6-1 ●DODGERS】パドレス先発のアダム・イートンがドジャース打線を3安打1失点に抑え、メジャー初の完投勝利を成し遂げた。イートンは5月26日の対ダイヤモンドバックス戦でメジャー初の完投を記録したが、この時は相手投手のカート・シリングがあわやパーフェクトという好投を見せたため、勝利を手にすることは出来なかった。これでパドレスはドジャース相手に3連勝でスウィープした。 ドジャース先発のダレン・ドライフォートが5回2/3を4安打5四球に2つのワイルドピッチという不安定な内容で3失点で降板し、今季7敗目(4勝)。ドジャースの3番手としてマウンドに上がったのは故障者リスト明けのケビン・ブラウン。常に先発投手としてマウンドに上がってきたブラウンに救援登板はキャリア3回目のこと。1回1/3を投げ1安打無失点に抑えた。 パドレス打線ではフィル・ネビンが6回表の先制タイムリーを放ち、9回表にはだめ押しのホームランを放つなど、大活躍した。一方のドジャース打線はゲーリー・シェフィールドの1発による1点のみにとどまった。 ●ブルージェイズ、12年ぶりにレッドソックスをスウィープ! ▼AL【○BLUE JAYS 5-2 ●RED SOX】 ●アブリュー、HR含む3安打3打点!ようやく連敗ストップ! ▼NL【○PHILLIES 9-3 ●MARLINS】 ●復帰のネイグル、12Kのジョンソンに投げ勝ち、6勝目! ▼NL【●DIAMNODBACKS 6-7 ○ROCKIES】 ●エドモンズが2安打4打点!モリスが10勝目! ▼NL【●GIANTS 3-7 ○CARDINALS】 ●デビルレイズ、8回に一挙4点取り逆転!8連敗でストップ! ▼AL【●YANKEES 4-5 ○DEVIL RAYS】 |
| ■2001.6.24(現地6.23) | ||||||
アストロズとタイガースの間でトレードが成立した。2年前には21勝をあげ、その年のオールスターでも投げたホゼ・リマがアストロズからタイガースへ移籍することになった。今季はここまで1勝2敗で防御率7.30である。打者有利と言われるエンロンフィールドから投手有利と言われるコメリカパークでどのような成績をあげるか。もともとリマは1996年オフにタイガースからアストロズへ大型トレードで移籍してきた選手だった。いわゆる里帰りとなる。このリマと交換になったのは、デーブ・ムリッキー。今季は4勝8敗の防御率7.33である。1999年シーズン開幕すぐにドジャースから移籍でやってきて、14勝をあげたが、翌年以後はパッとしない。この両投手に共通するのは2002年のシーズン後、フリーエージェントになるということである。
●ミラーが勝負を決めた満塁ホームラン!フロイド、17試合連続ヒット! ▼NL【●PHILLIES 1-12 ○MARLINS】注目の対決の第2戦は、初回からマーリンズがマイク・ローウェルの2ランホームランなどで3点を先制。3回裏にはケビン・ミラーの満塁ホームランも飛び出し、フィリーズを突き放した。これでゲーム差は2.5に縮まり、ナショナルリーグ東地区はこのゲーム差の中に、フィリーズ、マーリンズ、ブレーブスがひしめくことになった。マーリンズにトニー・ペレスが新監督に就任してから17勝8敗と高勝率をマークしている。 マーリンズ先発のマット・クレメントは6回を投げ5安打5死球と不安定な内容ながら1失点に抑え、今季4勝目(5敗)。マーリンズはこの日も、クリス・フロイドが2本の2塁打含む4打数3安打と大当たりを見せ、連続試合ヒットを17試合にまで伸ばした。 フィリーズの先発はエイモリー・テレマーコ。テレマーコは3回までで6安打8失点でノックアウト。フィリーズはこの2試合のスコアを合わせて2対20と良いところがない。この日も4回表に2連続四球でつかんだチャンスにトラビス・リーのタイムリーによる1点しか取ることが出来なかった。6月1日の時点では、2位に8ゲーム差をつけていたフィリーズだが、それ以後は6勝13敗と低迷している。 ●序盤の猛打でブルージェイズが勝利!ラミレスが特大の2発! ▼AL【○BLUE JAYS 9-6 ●RED SOX】 試合は2回表のブルージェイズの猛攻で決まった。レッドソックス先発のフランク・カスティーヨが先頭のカルロス・デルガドに四球を与えたところから始まった。ホゼ・クルーズ、ブラッド・フルマー、ダリン・フレッチャーの連続ヒットで続き、この回6安打を集中させて一挙7点を取った。 レッドソックスも初回にクリス・スタインズ、マニー・ラミレスがそれぞれホームランを打つなどして、3点を先制したが、終わってみれば逆転された形になってしまった。この試合16安打のレッドソックスは、13安打のブルージェイズに敗れた。 3回裏にラミレスがこの日2本目となる特大ホームランを打った。およそ137メートルは飛んだであろうとされている。ラミレスの前にグリーンモンスターは関係ない。ラミレスにとって、今季4度目のマルチホーマーである。 ●ライトが8回を5安打無失点!セクソンが先制3ランホームラン! ▼NL【○BREWERS 4-0 ●CUBS】ブリュワーズ先発のジェイミー・ライトが8回まで投げ、5安打無失点に抑える好投を見せた。これで4連勝でとなり、今季の成績を7勝4敗とした。じつに14個の内野ゴロでアウトの山を築くという打たせて取るピッチングで、カブス打線を零封した。 ライトを援護したのが、5番を打つリッチー・セクソン。初回にセクソンの3ランホームランが飛び出した。セクソンはこの日、4打数2安打で8試合連続ヒットを記録し、ここ13試合で5本のホームランに11打点と絶好調である。 この日の始球式を行ったのはカブスの球団史を飾る名選手のライン・サンドバーグ。今から17年前のこの日、対カージナルス戦で2本のホームランを打ち、6打数5安打7打点を記録していた。サンドバーグは始球式のほか、セブンイニングストレッチで「野球場へ連れてって」を歌った。 ●クレメンス、リーグ10勝1番乗りで通算270勝!リベラは23セーブ目! ▼AL【○YANKEES 2-1 ●DEVIL RAYS】ヤンキース先発のロジャー・クレメンスは6回まで投げ、5安打1失点で8三振を奪い、これで6連勝。リーグ1番乗りとなる10勝目(1敗)をマークした。通算勝利数も270勝にまで伸ばし、ボーリン・グリメスに並び、歴代28位に躍り出た。 ヤンキースの全打点を叩き出したのがスコット・ブローシャス。5回表にソロホームランを放ち、7回表にはホルヘ・ポサダのヒット、ティノ・マルチネスが2塁打を放って得たチャンスで、ブローシャスのセカンドゴロの間にポサダがホームインし、この得点が決勝点になった。 先制したのはデビルレイズだった。3回裏に死球で出塁したフェリックス・マルチネスが盗塁し、ここで迎えるのがクレメンスとは14打数7安打と相性のいいランディ・ウィンがセンター前に運び、1点をもぎ取った。 クレメンスはキャリアでデビルレイズ相手に5試合に登板し、3勝1敗と勝ち越している。特に昨年7月に故障者リストから復帰後、34試合に登板し19勝3敗と抜群の成績を残している。徹底したプロ意識を持つクレメンスに、38歳という年齢による衰えは全く感じられない。 ●チャベス、延長10回にサヨナラヒット!4試合で2本目のサヨナラ打! ▼AL【●RANGERS 4-5 ○ATHLETICS】 延長10回裏、ラモン・ヘルナンデスがセーフティバントで出塁すると、代走で出てきたのが、昨日9イニングを投げ5安打2失点に抑えながら負け投手になったティム・ハドソンだった。ハドソンはワイルドピッチで2塁へ進むと、レンジャーズは打席のテレンス・ロングを敬遠。ここで、3日前に佐々木主浩からサヨナラ3ランホームランを打ったエリック・チャベスを打席に迎えた。チャベスは期待に答えてレフトへ運び、2塁からハドソンがホームインして、アスレティックスがサヨナラ勝ちした。 アスレティックス先発のバリー・ジートは7回を投げ5安打3失点。一方のレンジャーズ先発のダレン・オリバーは3回2/3で7安打4失点で降板した。 ●延長11回、ブレーブス一挙6点!リードが移籍後初登板初勝利! ▼NL【○BRAVES 9-3 ●METS】ジョン・ロッカー移籍の余波が残るブレーブスだが、交換でブレーブスにやってきたスティーブ・リードが好投し、早くも移籍後初勝利をあげた。延長10回裏、ダリル・ハミルトンがヒットで出塁後、迎える打者は怖いマイク・ピアザ。ここでリードが登板した。実はリードはピアザとは相性が悪く、4本のホームラン含む12打数7安打という成績だったのだが、あえてボビー・コックス監督はマウンドに上げた。ここでリードはピアザをサードゴロでダブルプレーに打ち取った。 リードが抑えた後の延長11回表、ブレーブス打線がリコ・ブローニャのヒットからチャンスを作り、ラファエル・ファーカル、アンドリュー・ジョーンズ、チッパー・ジョーンズが3連続タイムリーを放つなどして、この回に一挙6点を取り、勝負を決めた。 ブレーブス先発はトム・グラビン。グラビンは初回にピアザのライトへの2ランホームランとなる打球をライトのブライアン・ジョーダンの大ファインプレーで救われるということもあった。アレックス・エスコバル、トッド・ジールにホームランを打たれながら、6回を投げ7安打2失点で勝ち投手の権利を残したままマウンドを降りた。エスコバルのホームランはメジャーでの初ホームラン。メッツ期待の若手であるエスコバルは将来、球団の顔になるべき選手。新庄剛志の離脱のチャンスを生かすかどうか。 ●ボンズ39号もサヨナラ負け!決めたのはマセニーの一打! ▼NL【●GIANTS 5-6 ○CARDINALS】 ●エクスタイン、決勝HR!マリナーズ、2試合連続1得点で連敗! ▼AL【○ANGELS 2-1 ●MARINERS】 ●L・ゴンザレスが32号!ダイヤモンドバックス、9試合で8勝! ▼NL【○DIAMNODBACKS 9-5 ●ROCKIES】 ●リッチーが投げては3勝目、打っては1打点!自ら8連敗後3連勝! ▼NL【●EXPOS 4-7 ○PIRATES】 ●ランダが決勝2点タイムリー!ダービンが7回2失点で5勝目! ▼AL【●INDIANS 2-3 ○ROYALS】 ●終盤追い上げるも1点及ばず!ツインズ、ここ9試合で8敗と泥沼! ▼AL【●TWINS 9-10 ○TIGERS】 |
| ■2001.6.23(現地6.22) | ||||||
ブレーブスの抑えの切り札、ジョン・ロッカーをインディアンズに放出することが決まった。ロッカーは1999年オフ、雑誌のインタビューで人種差別発言をしたことが物議を醸し、翌年のシーズンの開幕後の2週間を出場停止、さらに罰金という処分を受けていた。4人によるトレードで、ブレーブスからはロッカーと、1997年ドラフト1位のトロイ・キャメロン三塁手、インディアンズからはブルペンのスティーブ・カーセイ投手とスティーブ・リード投手である。チームメイトに、「チームのガンだ」とまで言われたことのあるロッカーはニューヨークでのメッツの対戦を前に、インディアンズが試合を行うカンザスシティに向かった。ロッカーは、今季、2勝2敗19セーブで防御率3.09を記録している。32回を投げ36三振を奪っている。なお、オールスターゲームでアメリカンリーグの指揮を執るヤンキース監督のジョー・トーレは、引退を発表したリプケンについて、投票結果に関わらず出場させることを明言した。
●デンプスターの好投で、今季フィリーズに初勝利!正念場のフィリーズ! ▼NL【●PHILLIES 1-8 ○MARLINS】マーリンズ先発のライアン・デンプスターが8回を投げ7安打1失点、9奪三振という内容で今季8勝目(7敗)をあげた。マーリンズは開幕のフィリーズとの3連戦で3連敗というまさかの連敗スタート。今季ここまでフィリーズに対して5戦5敗だったが、ようやく初勝利を飾った。 3回裏に四球、ヒット、エラー絡みでノーアウト満塁のチャンスをつかんだマーリンズはルイス・カスティーヨ、アレックス・ゴンザレス、マイク・ローウェルがそれぞれタイムリーを放ち、3点を先制した。 5回裏にはクリス・フロイドが今季20号となるソロホームランを放った。これで16試合連続ヒットとなり、シーズントータルでも打率.335、59打点と素晴らしい成績を残している。また、試合前に右手の痛みを訴えて欠場したチャールズ・ジョンソンに代わり、マスクを被ったマイク・レッドモンドが4打数3安打2打点と大活躍を見せた。 フィリーズはこの試合からが正念場。マーリンズとの3連戦後、ブレーブスと3連戦、続けてマーリンズとダブルヘッダー含む5連戦、さらにブレーブスと3連戦。実にマーリンズ、ブレーブスと14連戦である。この連戦が終わった頃、ナショナルリーグ東地区はどのようになっているだろうか。3チームでダンゴ状態になっているか、脱落するチームが出てくるか、どこかのチームが独走状態に入るか・・・。目が離せない。 ●ゴンザレス、貴重な勝ち越しホームランは通算380号! ▼AL【○INDIANS 6-5 ●ROYALS】 4対4で迎えた7回表、ホアン・ゴンザレスが2ランホームランを放ち、勝ち越し。このホームランはゴンザレスにとって通算380号であり、故郷プエルトリコ出身のオーランド・セペタの記録を抜きさり、プエルトリコ出身のメジャーリーガーでは最もホームランを打った打者となった。 インディアンズ先発のCC・サバシアは6回を投げ5安打4失点で今季7勝目(2敗)。最後を締めたボブ・ウィックマンが1点を奪われるが、アウトは全て三振でとり、今季15セーブ目を記録した。インディアンズは2位ツインズに1.5ゲーム差をつけた。 一方のロイヤルズは先発のポール・バードがエリス・バークスにホームランを打たれて降板。5回を9安打5失点という内容だった。2番手のブレイク・ステインがラッセル・ブラニアン、ゴンザレスにそれぞれホームランを浴び、ロイヤルズは5連敗。ロイヤルズ投手陣は今季、リーグ最多となる103被本塁打を記録している。 ●デルガドが決勝ホームラン!野茂、12奪三振も報われず! ▼AL【○BLUE JAYS 4-3 ●RED SOX】ここまで4連勝中だったレッドソックスをカルロス・デルガドの一振りが打ち砕いた。3対3と同点で迎えた最終回、この回からマウンドに上がったポール・シューレックの失投をデルガドがとらえた。デルガドはこのホームランが今季21号である。 レッドソックス先発の野茂英雄は、8回まで投げ、12奪三振を記録する好投を見せた。しかし、4回表にドジャース時代のかつての同僚ラウル・モンデシーにホームランを打たれたり(モンデシーにとっては通算200号)、7回表には四球からピンチを迎え、2失点という場面もあった。勝敗はつかず。 ●チッパー、サーホフ、ともに3打点の大当たり!ペレスが5勝目! ▼NL【○BRAVES 10-1 ●METS】メッツには相性のいいチッパー・ジョーンズが初回に先制ホームランを放ち、6回にはホームランを放つなど、4打数2安打3打点の大活躍。通算では294打数105安打で打率にすると.357、本塁打22本、66打点を記録している。こんなチッパーにはメッツファンからかなりのブーイングが浴びせられる。 チッパー同様に活躍したのは、BJ・サーホフである。2塁打にホームランを含め5打数3安打3打点でチームの勝利の大きく貢献。この他にも昨年新人王のラファエル・ファーカルが6試合ぶりにスタメンに復帰した。左肩を痛め欠場していたが、復帰していきなり2安打を放っている。 ブレーブス先発はオダリス・ペレス。ペレスは6回1/3で7安打1失点に抑え、今季5勝目(5敗)をマークした。不調のブレーブスにとってペレスの好投は非常に大きい。これで、ブレーブスはマーリンズと並んで地区2位を保持。首位フィリーズには3.5ゲーム差である。 元気のないメッツは、先発リック・リードが7回を6安打3失点に抑えるが、後続の投手がつかまり、さらに失点を重ねられ大敗した。この試合唯一の得点は初回に飛び出したダリル・ハミルトンの昨年8月9日ぶりのホームランのみである。 ●L・ヘルナンデス、5失点ながら完投勝利!リオスがグランドスラム! ▼NL【○GIANTS 10-5 ●CARDINALS】 2回表に飛び出したアーマンド・リオスの満塁ホームランなどで、2回まででジャイアンツが8対1と大きくリード。この大量点に守られ、ジャイアンツ先発のリバン・ヘルナンデスがホームラン3本含む7安打5失点ながら、粘り強く完投し、今季6勝目(9敗)をマークした。 ホームラン量産が注目されるバリー・ボンズがこの日は敬遠1つを含む3四球で2打数無安打。ボンズが挑もうとしているシーズン70本塁打の記録を3年前に作ったマーク・マグワイアはこの日、ホームランを打って、今季7号。この他にもジム・エドモンズが1試合2本塁打を打っている。 ●エラーから始まった大量失点!シーリー、今季初黒星! ▼AL【○ANGELS 8-1 ●MARINERS】エンゼルス先発のジャロッド・ウォッシュバーンがマリナーズ打線を1失点に抑える好投を見せ、5勝目をあげた。ここまでエンゼルスとマリナーズにおける直接対決で、8試合目にしてようやく2勝目をあげた。地区2位のエンゼルスだが、首位マリナーズには18.5ゲーム差をつけられている。 0対0で迎えた5回表、先頭のティム・サーモンを、ショートのカルロス・ギーエンの送球エラーで出塁を許してしまう。そこから、マリナーズ先発のアーロン・シーリーが崩れた。死球、ヒットでノーアウト満塁のピンチを迎え、ラリー・バーンズにタイムリー、デービッド・エクスタインが犠牲フライ、アダム・ケネディが2点タイムリー2塁打を放つ。その後も打ち続け、この回6安打を集中させ一挙6点を奪った。 シーリーは昨年8月30日以来の黒星を喫した。シーリーは4,5月に10試合に先発し、71回1/3を投げ、8勝0敗の防御率2.65を記録していたが、6月は4試合の先発で、21回2/3を投げ、0勝1敗の防御率6.65と成績が落ち込んでいる。 1試合6.3得点を記録しているマリナーズもウォッシュバーンの好投の前に抑えられ、8回裏にジョン・オルルドのタイムリーによる1点を取るだけにとどまった。マリナーズはここ6試合で4敗である。 ●アーマス、6連勝!ゲレーロが17号3ランホームラン! ▼NL【○EXPOS 11-5 ●PIRATES】 ●ムシーナが7勝目!リベラは22セーブ目!デビルレイズ、7連敗! ▼AL【○YANKEES 6-3 ●DEVIL RAYS】 ●カブス、本拠地リグレーでの連勝が13でストップ! ▼NL【○BREWERS 2-1 ●CUBS】 ●延長10回、ワグナーを打ち砕いたレッズ!初回にグリフィーがHR! ▼NL【○REDS 7-5 ●ASTROS】 ●ツインズ、逆転負けで3連敗!フィスクが決勝ホームラン! ▼AL【●TWINS 4-5 ○TIGERS】 |
| ■2001.6.22(現地6.21) | ||||||
今季に復帰を掛けていた伊良部秀輝が右ヒジの腱を部分断列の恐れがあるということがわかった。再検査を行い、最悪の場合は手術に踏み切る可能性があるという。今季は5月31日に復帰を果たし、ここまで3試合に登板し、0勝2敗で防御率4.86という成績を残している。
●マリナーズ、乱打戦制した!イチローが3安打で打率トップへ! ▼AL【○MARINERS 12-10 ●ATHLETICS】 マリナーズ先発はジョン・ハラマ。初回に7安打1四球で6失点。アスレティックス打線の打者11人を送る猛攻で、6点のビハインドを背負ったマリナーズ。しかし、それでも負けないのが今年のマリナーズ。アル・マーチン、マイク・キャメロン、デービッド・ベル、ブレット・ブーンのホームランで追い上げ、8回表に飛び出したエドガー・マルチネスの2点タイムリー2塁打で勝ち越し。結局、12対10というスコアでマリナーズが勝利を収めた。 ハラマは2回1/3を投げ、8安打7失点で降板。2番手としてマウンドに上がったライアン・フランクリンもジェイソン・ジオンビー、ジェレミー・ジオンビーのジオンビー兄弟、昨日サヨナラホームランを打ったエリック・チャベスにそれぞれホームランを打たれるが、全てがソロだったの不幸中の幸い。一方、初回に6点をもらったアスレティックス先発のコーリー・リドルは4回1/3で10安打8失点でマウンドを降りた。 注目のイチローは5打数3安打2得点で打率を.356とし、マニー・ラミレスを抜きついにリーグ打率トップに躍り出た。また、2つの盗塁を決め、今季の盗塁数を25個にまで伸ばし、こちらもリーグ単独トップに。イチローと盗塁を争うマーク・マクレモアは今季23個目の盗塁を決めた。マクレモアは今季1度も盗塁失敗を記録していない。また、これまで打率が.188と低迷していたアル・マーチンが3打数3安打で打率を2割台に戻した。 ●L・ゴンザレスが31号となるグランドスラム!ハンプトン、火だるま! ▼NL【○DIAMNODBACKS 14-5 ●ROCKIES】 ロッキーズ先発のマイク・ハンプトンが今季最悪の出来で、3回までで8安打5四球の8失点の内容でマウンドを降り、今季3敗目(9勝)。本拠地クアーズフィールドでは5勝負けなしと相性が良かったが、これが初黒星。クアーズフィールドでの防御率も3.10だったが、4.33にまで跳ね上がった。 このハンプトンと投げ合ったのがダイヤモンドバックス先発の新人、ニック・バーブロット。22歳左腕のバーブロットは前回の登板でメジャー初勝利をあげたばかりである。メジャー3試合目の登板となるこの試合、強打ロッキーズ打線を相手に7回を6安打3失点に抑え2勝目をマークした。 7回表にはルイス・ゴンザレスの今季31号ホームランとなる満塁ホームランが飛び出し、だめ押し。16安打を放って14点を奪いダイヤモンドバックスが大勝した。 ●インディアンズ、地区首位へ返り咲き!ゴンザレス、5打点! ▼AL【●TWINS 6-9 ○INDIANS】試合開始の序盤に一度、雨で41分の中断をしていたが、7回に入って雨が強くなり、7回表が終わった段階で61分の中断後、降雨コールドゲームが告げられた。 1回裏にホアン・ゴンザレスの3ランホームランが飛び出し、インディアンズが先制するが、2回表にトリ・ハンターが2ランホームラン、AJ・ピアジンスキーが3ランホームランを放ち、ツインズが逆転。しかし、2回裏にマーティ・コルドバの2ランホームランを皮切りに一挙4点を奪い再逆転という忙しい試合となった。 ゴンザレスは初回の3ランホームランに加え、エラーを誘う内野ゴロでさらに1打点。4回裏には犠牲フライで追加点となる1打点をあげ、この日5打点。ゴンザレスのホームランは今季17号となり通算本塁打数では379本。これは彼の故郷プエルトリコの英雄、殿堂入りも果たしているオーランド・セペタの記録に並んだことになる。 アメリカンリーグ中地区の1位と2位のチームとの3連戦。インディアンズが2勝1敗と勝ち越し、ツインズから首位の座を奪った。この両チームの次の直接対決は8月までない。その時にはどのようになっているのだろうか。 ●最終回、リーが逆転2ランホームラン!また、同率地区2位! ▼NL【○MARLINS 3-2 ●BRAVES】 2対1とブレーブスがリードして迎えた9回、マウンドには当然ジョン・ロッカーが上がる。しかし、このロッカーが2アウト1塁という場面で代打で登場したデレク・リーに2ランホームランを打たれ、逆転負けを喫する。これでマーリンズとブレーブスは再び同率2位となった。 ブレーブスの先発は、ジョン・バーケット。バーケットは6回1/3を投げ5安打1失点に抑える好投を見せ、防御率2.45となり、リーグ2位に浮上。1位はチームメイトのグレッグ・マダックスで2.38である。防御率の1位と2位の選手がいるチームでも思うように勝つことが出来ず、苦しいシーズンになっている。 マーリンズ先発のブラッド・ペニーは6回を4安打2失点に抑えた。マーリンズ主砲のクリス・フロイドはこの日もヒットを打ち、キャリアハイの15試合連続ヒットを続けている。昨年はブレーブスに15.5ゲーム差をつけられてリーグ3位に終わっている。9年連続地区優勝を飾っているブレーブスを止めようと、フィリーズと共に奮起している。 ●K・ウェルズ、8回無失点の好投!復活カンセコは2塁打を放つ! ▼AL【○WHITE SOX 6-0 ●ORIOLES】ホワイトソックスの5番指名打者として、ホゼ・カンセコの16年目のメジャーリーグが始まった。来月には37歳になるベテラン選手だが、これまで446本ものホームランを打ってきたカンセコにかけるチームの期待は大きい。5回表に回ってきた第3打席目に今季のメジャー初安打となる2塁打を打ち、オリオールズ先発のジェイソン・ジョンソンをマウンドから引きずり下ろした。この日のカンセコは5打数1安打だった。 ホワイトソックス先発のキップ・ウェルズは8回を投げ3安打無失点に抑える好投。特に4回から7回までは完全に抑え、8回1アウトからカル・リプケンにヒットを打たれるまでは16人の打者を連続で凡退に打ち取っていた。この試合がメジャー33試合目という若いK・ウェルズだが、7回以上を無失点に抑えるのは初めて。最終回は同じく若いゲーリー・グローバーが投げ、抑えきった。 昨日に引き続き2試合連続ホームランを放ったカルロス・リーに加え、ポール・コナーコ、ジェフ・リーファー、ロイス・クレイトンにもそれぞれホームランが飛び出した。これでホワイトソックスは34勝35敗となり、5割ラインへあと1勝となった。 ●リーバー、7回2失点で8勝目!カブス、首位をがっちりキープ! ▼NL【○CUBS 5-2 ●CARDINALS】 ●パイレーツに守備の乱れ!フィリーズ、連勝! ▼NL【○PHILLIES 6-3 ●PIRATES】 ●シエラが2発!A・ロドリゲス、21号!ヘリング、6回2失点で5勝目! ▼AL【●ANGELS 3-4 ○RANGERS】 ●ホームラン9発の乱れ打ち!延長11回、レッズが競い勝ち! ▼NL【○REDS 8-7 ●ASTROS】 ●ラミレス、逆転となる走者一掃の2塁打!ペドロは5回1失点で降板! ▼AL【○RED SOX 7-4 ●DEVIL RAYS】 |
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