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| MLB EXPRESS REVIEW |
| ★2001.6.18〜6.21★ | [MLB EXPRESS REVIEW] |
| ■2001.6.21(現地6.20) | ||||||
独立リーグでプレー中のホゼ・カンセコがホワイトソックスのユニフォームを着ることになりそうだ。カンセコはメジャーリーグで歴代23位となる446本の本塁打を放っている。現役では、マーク・マグワイア、バリー・ボンズに次いで3位の成績である。かつて、1988年のMVPも受賞し、オールスターゲームに6回出場している。今季はエンゼルスと契約しながら、スプリングキャンプでホームランが出ないという理由でリリースされ、独立リーグでプレーしながらメジャー復帰に備えていた。ここまで独立リーグで41試合に出場し、打率.284、7本塁打、27打点をあげている。フランク・トーマスの抜けたホワイトソックス打線にカンセコのようなベテラン選手の加入がどのような影響を与えるだろうか。開幕から調子に乗りきれないブレーブスだが、サードのチッパー・ジョーンズをレフトに回すという話が出ている。もともと守備に不安のあるチッパーをレフト、もしくはファーストにコンバートするという噂はあった。本人は開幕前からその準備は出来ているらしく、シーズン中の移籍などによる補強次第では、レフトを守るチッパーの姿が見られるかもしれない。
●ボンズ、オールスター前の新記録、38号ホームランでチームも勝利! ▼NL【○GIANTS 8-6 ●PADRES】バリー・ボンズの勢いが止まる気配を見せない。8回表、ヒットで出塁したリッチ・オーリリアを1塁において、ボンズがライトスタンドへぶち込む。このホ−ムランが今季38号となり、オールスター前の記録であった37本の記録(1969年のレジー・ジャクソン、1998年のマーク・マグワイア)を塗り替えた。また、1928年にベーブ・ルースが達成している88試合目での38号というのも、ボンズは71試合で38号と大幅に塗り替える。果たして、シーズンが終わる頃にはどれだけの数字を叩き出すのか。 ジャイアンツ先発のマーク・ガードナーは5回まで無失点に抑えるが、6回裏に四球、死球、ヒットで1アウト満塁のピンチを迎え、ここで降板。後続の投手が代打フィル・ネビンに2点タイムリー、ライアン・クレスコにタイムリーを打たれ、この失点はガードナーに付いた。 ボンズだけではなく、ジャイアンツの1番を打つカルビン・マリーも2ランホームランを含む5打数4安打でチームの勝利に貢献。8対3と大幅リードしていたジャイアンツだったが、最終回に2点を取られ、さらに1アウト2塁3塁とピンチを迎えたところで、守護神ロブ・ネンが緊急登板。このピンチをネンが抑えきり21セーブ目をあげた。 ジャイアンツはボンズの打棒もあってか、ここ8試合で7勝をマーク。今季、パドレスとの12試合で9勝をあげている。ボンズは通算本塁打を532本とし、歴代10位のジミー・フォックスの記録まで、あと2本と迫った。 ●ソーサがグランドスラム含む2発!タバレスが7回2失点で5勝目! ▼NL【○CUBS 9-4 ●CARDINALS】 サミー・ソーサが満塁ホームランに2ランホームランを放ち、カブスが大勝。ブッシュスタジアムでの連敗を13でストップした。ソーサは今季満塁に強く、2本の満塁ホームラン含み8打数5安打19打点という結果を残している。 カブス先発のフリアン・タバレスは7回を投げ8安打2失点で今季5勝目(4敗)。キャリアで2本のホームラン含む7打数3安打と苦手としていたマーク・マグワイアを4打数無安打に抑えた。 ●バークスの1発が勝負を決めた!2日間で4発の大当たり! ▼AL【●TWINS 2-4 ○INDIANS】昨日、3本のホームランを放ったエリス・バークスがこの日も勝ち越しとなる2ランホームランを打ち、チームの勝利に貢献した。アメリカンリーグ中地区の首位争いを繰り広げているこの両チームは、今季の対戦をまだ13試合も残している。終盤までもつれることだろう。 インディアンズの勝ち投手になったのが、新人のジェイク・ウエストブロックでメジャー初勝利である。先発した故障者リスト明けのチャック・フィンリーが4回2/3を投げた後の1イニングを投げた。抑えのボブ・ウィックマンは14セーブ目をあげた。一方のツインズ先発のジョー・メイズは序盤に四球などでピンチを迎えながら4回まで無失点に抑えていたが、5回裏に4本のヒットと1つのエラーで4点を奪われた。 ●佐々木打たれる!チャベスがサヨナラ3ランホームラン! ▼AL【●MARINERS 4-6 ○ATHLETICS】4対3とリードしたマリナーズは最終回のマウンドに当然のように佐々木主浩を送り込む。しかし、この佐々木がジェイソン・ジオンビー、テレンス・ロングに左中間に運ばれ、1アウト1塁2塁とピンチを迎える。ここでミゲル・テハダは抑えたものの、次打者のエリック・チャベスにレフトへサヨナラ逆転3ランホームランを打たれ、今季3敗目(0勝26セーブ)を喫した。チャベスはこれまで佐々木に対して20打数1安打と苦手にしていた。 マリナーズ先発のフレディ・ガルシアは初回にジオンビーに2ランホームランを打たれるが、2回から5回までは完全に抑える。6回にエラー絡みで1点を奪われ、結局は7回2/3を3安打3失点6奪三振で勝ち投手の権利を残したままマウンドを降りたが、勝利には結びつかなかった。 イチローは5打数2安打で打率を.352とし、1位のマミー・ラミレスまで2厘差である。この他にもブレット・ブーンが2本のホームランを放ち、今季73打点となり、これは依然リーグトップ。この他、エドガー・マルチネスもホームランを打っている。 ●オーティス、レンジャーズをカモ!ロジャースは4敗目! ▼AL【○ANGELS 4-3 ●RANGERS】 エンゼルス先発のラモン・オーティスは7回を9安打2失点に抑え、今季5勝目(5敗)。エンゼルスの対レンジャーズ戦の戦績は4勝4敗。そのうちの3勝はオーティスが記録している。最終回のマウンドに上ったトロイ・パーシバルだが、先頭のマイケル・ヤングを振り逃げで出塁を許し、内野ゴロとパスボールで3塁までランナーを進めてしまい、アレックス・ロドリゲスの内野安打で1点を許してしまう。しかし、その後を抑えきり、パーシバルは17セーブ目をマークした。 レンジャーズの先発はケニー・ロジャース。ロジャースは6回2/3を投げ10安打4失点で今季4敗目(3勝)を喫した。7回表に4点目を奪われ、更に四球などで2アウト満塁となったところでマウンドを降りた。5月22日から約1ヶ月の間、勝ち星から見放されているロジャースである。 ●マダックス好投!7回2失点に抑え、チーム3位転落を防ぐ! ▼NL【●MARLINS 2-7 ○BRAVES】ブレーブス先発、グレッグ・マダックスが7回を3安打2失点に抑え、今季7勝目(5敗)。と同時に地区3位転落の危機を救った。マダックスの2失点はプレストン・ウィルソン、ジョン・メイブリーによるソロホームランである。四球は1つで7奪三振(見逃しが6つ)と、ホームランを打たれた失投以外は素晴らしい内容だった。今季マーリンズ戦に3試合登板しているマダックスは20回を投げ、11安打2失点に抑えている。 マダックスと投げ合ったのが、今季ノーヒッターを達成し、一気に飛躍の年にしたAJ・バーネットである。バーネットは4回裏にチッパー・ジョーンズのタイムリーからエラー絡みで2点を奪われ、5回裏には、BJ・サーホフの犠牲フライ、アンドリュー・ジョーンズのタイムリー2塁打などで、さらに3失点。結局、5回を投げ6安打5失点で降板となった。これまで規定投球回数未満ながら、1点台の防御率をキープしていたバーネットだったが、この日の内容で防御率が2.11にまで跳ね上がった。ただ、現在のリーグ1位はマダックスの2.38である。規定投球回数に達すれば、いきなり首位に立つことも可能である。 8回裏にはリコ・ブローニャがだめ押しの2ランホームランを放ち、理想的な形で勝利を収めた。首位フィリーズに3.5ゲーム差で追うブレーブス、その1ゲーム下にはマーリンズという構成になっている。 ●キャロスがサヨナラの押しだし死球!新人セイベル、メジャー初黒星! ▼NL【●DIAMONDBACKS 3-4 ○DODGERS】 ●フィリーズ打線、爆発!先発ダール、5失点ながら8勝目! ▼NL【○PHILLIES 9-5 ●PIRATES】 ●レッドソックス、8回に一挙6点で勝ち越し!ビシェット、HR含む4打点! ▼AL【○RED SOX 8-2 ●DEVIL RAYS】 ●ミラー、7回2失点で8勝目!本拠地エンロンでは負けなし5連勝! ▼NL【●ROCKIES 2-7 ○ASTROS】 |
| ■2001.6.20(現地6.19) | ||||||
新球場建設ラッシュのメジャーリーグだが、セントルイスにも新球場建設が本格的に決まりそうである。セリグコミッショナーも、決定の際には2006年のオールスターゲームの開催地とすることを、カージナルスと約束しているらしい。
●8回までノーヒッターのウェイクフィールド!最終回で記録途切れる! ▼AL【○RED SOX 5-4 ●DEVIL RAYS】数少ないナックルボーラーであるティム・ウェイクフィールドが8回までデビルレイズ打線をノーヒットに抑える快投。いよいよ大記録達成かと期待の中、先頭のジェイソン・テイナーのセカンドゴロをホゼ・オファーマンが1塁へ高い送球でエラーでの出塁を許してしまい、いきなりランナーをしょってしまったウェイクフィールド。ここで捕手のスコット・ハッテバーグのパスボールで、1塁ランナーのテイナーは2塁へ。ここで迎えたランディ・ウィンにレフト前に運ばれノーヒッターの記録は途切れると同時に、テイナーも2塁からホームインしてしまい完封も逃した。この後、1アウト1塁2塁となったところでウェイクフィールドはマウンドを降りた。 レッドソックスとしては開幕早々に野茂英雄がノーヒッターを達成しており、もし、ウェイクフィールドが達成していればチームとして今季2人目の大記録となるところだった。一つのチームから、1年のうちにのべ2人のノーヒッター投手が出るというのは1973年のエンゼルスで、この時はノーラン・ライアンが1人で2回達成している。異なる投手による2回のノーヒッターということになれば、1972年のカブスでバート・ホートンとミルト・パッパスが達成して以来、達成したチームはなく、アメリカンリーグにおいては1962年のレッドソックスでアール・ウィルソンとビル・モンボクーテが達成して以来、どのチームも記録していない。 5回表にはショートのマイク・ランシング、レフトのトロイ・オレアリーのファインプレーが飛び出しており、ノーヒッターの雰囲気はブンブン匂っていた。結局、8回1/3で1安打8奪三振の内容に終わった。ウェイクフィールドを引き継いでマウンドに上がったデレク・ロウが打たれたためウェイクフィールドは3失点となったが、自責点は0点で防御率は2.08となり、リーグ2位に躍り出た。 トロット・ニクソンが2本のホームランを打ち、ウェイクフィールドを援護した。レッドソックスはデビルレイズに対して今季負けなしの7勝0敗である。しかし、この日のトロピカーナフィールドには観客が12,550人しか入らなかった。 ●スパークス、ヤンキース相手に3安打1失点!完投で4連勝! ▼AL【●YANKEES 1-7 ○TIGERS】 ウェイクフィールド同様、ナックルボーラーとして知られるスティーブ・スパークスがタイガースの先発としてマウンドに上った。スパークスは、ヤンキース打線を3安打1失点に抑え、今季5勝目(2敗)をマーク。ディーン・パーマー、ホアン・エンカーナシオンのホームランなどで3点の援護をもらったスパークスはわずか85球で完投勝利を演じた。スパークスの完投勝利は4月14日の対インディアンズ戦以来今季2度目である。 ヤンキース先発のランディ・ケイスラーは6回を投げ8安打3失点で7三振を奪ったが、援護なく今季2敗目(1勝)。ヤンキース打線は、3回表に先頭のスコット・ブローシャスが3塁打を放ち、続くトッド・グリーンの内野安打で1点を先制したが、その後が続かなかった。 この日、5打数3安打と大当たりしたロジャー・セデーニョは1試合3盗塁を決め、今季の盗塁数を23個にまで伸ばし、リーグトップのイチロー、チャック・ノブロックに並んだ。 ●ミラーが3打点、フロイドがグランドスラム!マーリンズ、地区2位タイ! ▼NL【○MARLINS 12-2 ●BRAVES】マーリンズがクリス・フロイドの満塁ホームラン、ケビン・ミラーの2ランホームランを含む3打点を挙げる活躍で12対2と大勝し、5連勝。ここ13試合で10勝し、一気に追い上げてきた。これでブレーブスとならび地区2位。首位フィリーズへのゲーム差はわずか3。一方のブレーブスはというと、5月15日から6月12日まで18勝7敗という開幕からの不調を吹き飛ばす勝率で勝ち続けたが、それ以降は1勝5敗と落ち込む。 マーリンズ先発のチャック・スミスは5月22日以来の4勝目(2敗)をマーク。7回を投げ、7安打2失点に抑える好投。スミスはブレーブスとは相性がよく、これまで3試合に先発し3勝0敗と抜群の成績を残している。 ブレーブス先発のジェイソン・マーキスは5月12日以来、2度目の先発となったが初回にいきなり3点を取られ、結局5回を6安打6失点で降板した。2番手としてマウンドに上がった新人、ジョー・ネルソンはフロイドに満塁ホームランを浴びるなど、1回を投げ4安打5失点と散々な内容で火に油を注ぐような結果となった。 ●ボンズ37号!しかし、延長15回でパドレスが粘り勝ち! ▼NL【●GIANTS 3-4 ○PADRES】 バリー・ボンズの37号ホームランなどで、8回まで3対0とリードしたジャイアンツが満を持して9回のマウンドに送ったのは守護神のロブ・ネンであった。ネンはあっさり2アウトをとったが、サンチアゴ・ペレスにヒットを打たれてからおかしくなった。デーブ・マガドン、マーク・コツェイにそれぞれタイムリーを打たれ、同点にされてしまう。 試合はそのまま延長15回まで進み、この裏に満塁のチャンスをつかんだパドレス。マイク・コランジェロのショートゴロが、ショートのリッチ・オーリリアの送球エラーを誘いサヨナラ勝ちした。また、この試合で記録した、両チーム合わせて40奪三振というのはメジャーリーグタイ記録である。 ●L・ゴンザレスが2発で30号!ジョンソン、4連勝で9勝目! ▼NL【○DIAMNODBACKS 9-2 ●DODGERS】4月に驚異のホームランを量産したルイス・ゴンザレスが再び、量産ペースに入った。この日2本のホームランを放って、今季6回目のマルチホーマー(1試合2ホームラン)となった。また、ゴンザレスは打率も.361でリーグトップ、打点においても68点で、トッド・ヘルトンに続いてリーグ2位をキープしている。 ダイヤモンドバックス先発のランディ・ジョンソンは7回を投げ6安打2失点の8奪三振で今季9勝目(4敗)をマーク。ジョンソンはここ5試合の防御率が1.59で4勝0敗という抜群の成績を残している。この時点で167三振を奪い、両リーグ合わせてトップの数である。1998年から3年連続で続けている300奪三振を、今年も継続して達成しそうである。 ●直接対決第1戦はツインズが先勝!バークス3発もフイ! ▼AL【○TWINS 10-9 ●INDIANS】アメリカンリーグ中地区の首位争いを続けているツインズ、インディアンズが直接対決。優勝を狙う両チームの対戦だけに、非常に競った試合となった。約5時間の試合は両チーム合わせて、19得点を取り合い、13人の投手を送り込み、420球の投球がホームプレートの上を通っていった。 ツインズ先発のエリック・ミルトンは5回まで無失点に抑える好投を見せ、ツインズ打線も6点を援護。このまま、ツインズが逃げ切るかと思われたが、ミルトンが6回裏にエリス・バークス、7回裏にジム・トーミにそれぞれソロホームランを浴びる。8回裏にバークスにこの日2本目のホームランを打たれ、その後、ホアン・ゴンザレスに2塁打を打たれたところで降板。インディアンズは終盤に猛打を見せ、試合は延長戦へ。 延長12回表にはチャールズ・ナギーがマウンドに上がった。過去283試合の登板で救援登板は3試合目である。そのナギーが、トリ・ハンター、ブライアン・ブキャナンから連続ヒットを打たれ、ノーアウト1塁3塁のピンチを迎える。ここでAJ・ピアジンスキーに2点タイムリー2塁打を打たれ、ツインズに2点のリードを許す。12回裏にはバークスの3本目のソロホームランが飛び出したが、1点及ばなかった。 ●ビーニャが貴重なバントヒットがタイムリー!モリスが9勝目! ▼NL【●CUBS 2-3 ○CARDINALS】 ●グリフィー、今季初HRもレッズは泥沼の8連敗!シーツは8勝目! ▼NL【○BREWERS 10-8 ●REDS】 ●9回にブーンの犠飛で勝ち越し!佐々木、26セーブ目! ▼AL【○MARINERS 8-7 ●ATHLETICS】 ●初登板マテスが7回2安打無得点も、後続が打たれ勝利を逃す! ▼NL【●EXPOS 1-4 ○METS】 |
| ■2001.6.19(現地6.18) | ||||||
カル・リプケンが引退を発表した。2632試合連続出場という前人未踏の大記録を達成したリプケンもすでに40歳になっていた。昨年、メジャーリーグ史上7人目となる3000本安打400本塁打を達成した。ずっとオリオールズ一筋でプレーした、今では数少ないフランチャイズプレイヤーの一人である。今はポジションをサードに移しているが、かつては大型遊撃手として野球界の既成概念を壊したことでも知られる。1983年と91年にMVPを獲得。順当に行けば、2007年の野球殿堂入りは間違いないものと思われる。現役最後の試合は9月30日のヤンキースタジアムでの対ヤンキース戦となるのだろう。現在行われているオールスター投票でもサード部門でトップを走っている。選出されれば、19年連続となる。ご苦労様でした。そして、ありがとう。 ブルペンに不安のあるヤンキースは、エクスポズのウーゲット・ウービナ獲得に動いているらしい。しかも、交換相手はダンジェロ・ヒメネス遊撃手、ブランドン・ナイト投手と具体的なところまで話が進んでいる。4連覇に向けてぬかりはない。
●マグワイア、決勝の3ランホームラン!カイルが11奪三振で8勝目! ▼NL【●CUBS 2-6 ○CARDINALS】マーク・マグワイアが5回裏に3ランホームランを放ち、この得点が決勝点になった。マグワイアにとっては、ここ5試合で4本目のホームランを放ち、今季6号。通算本塁打数も560本とし、レジー・ジャクソンの記録にあと3本と迫った。 本拠地リグレーフィールドでは現在、13連勝を飾っているカブスだが、カージナルスの本拠地ブッシュスタジアムには相性が悪く、ここまで12連敗中である。カブスが一つの球場でこれほどの連敗を重ねるというのは、1979年から1981年にかけてのアストロドームでの12連敗、1994年のリグレーフィールドでの12連敗以来である。 カージナルス先発は3連敗中のダリル・カイルだったが7回を5安打2失点、12三振を奪う内容で今季8勝目(6敗)をマークした。一方のカブスの先発のケビン・タパニは6回を7安打4失点で今季3敗目(8勝)となった。 今年のホームラン争いはバリー・ボンズの独走状態となっているが、約3年前の主役はまぎれもなくマグワイアとサミー・ソーサであった。マグワイアがホームランを打った後の6回表、ソーサも今季21号となるソロホームランを打った。2人における直接対決というのはこれまで61試合あった。マグワイアとソーサの2人の通算本塁打を合わせると967本となるが、直接対決においてはマグワイアは25本塁打47打点、ソーサが13本塁打37打点を記録している。 ●マーリンズ、5点のビハインド跳ね返し逆転勝ち!地区2位が見えた! ▼NL【○MARLINS 7-6 ●BRAVES】 ブレーブスは初回にアンドリュー・ジョーンズのホームランなどで5点を奪うが、先発トム・グラビンがつかまり、あっさり同点にされてしまう。6対6の同点で迎えた最終回のマウンドにはジョン・ロッカーがいたが、1アウト満塁のピンチを迎えてしまう。内野ゴロでホームゲッツーかと思われたが、3塁ランナーのエリック・オーウェンスの激しいスライディングの影響があってか、捕手のハビア・ロペスはホームでのフォースアウト後、ファーストへ悪送球をしてしまい、ボールは無情にもライトへ転がった。マーリンズは決勝の1点をもらい、勝利を収めた。マーリンズはこの1勝で首位フィリーズへのゲーム差を4.5とし、2位ブレーブスへのゲーム差も1と縮めた。 グラビンは6回を投げ9安打6失点。勝敗こそつかなかったが、ここ5試合に限れば1勝3敗で防御率7.33。27回を投げ41安打を打たれ、18四球を与え41失点という内容である。過去2度のサイヤング賞受賞投手もシーズントータルの防御率が5.12と跳ね上がった。 マーリンズ先発のマット・クレメントは序盤こそ崩れたが、5回を投げ8安打6失点。後続の投手が抑え、9回裏にマウンドに上がったアントニオ・アルフォンセカは今季15セーブ目をあげた。また、クリフ・フロイドはこの日も4打数2安打で12試合連続ヒットを打っている。なお、不調のプレストン・ウィルソンは代打で登場するが、三振をとられ、23打数ヒットがない。 ●マリナーズ、約1ヶ月ぶりの連敗!ジートは約2ヶ月ぶりの4勝目! ▼AL【●MARINERS 3-4 ○ATHLETICS】記録的な勝ちっぷりを見せているマリナーズが5月18,19日の対ヤンキース戦以来の連敗を記録した。1点リードしてる場面でマウンドに上がった2番手のノーム・チャールトンがつかまり逆転を許してしまった。 アスレティックスの先発、バリー・ジートは7回を7安打3失点に抑え、4月24日以来の4勝目(6敗)をあげた。最後はジェイソン・イズリングハウゼンが締め、13セーブ目。打撃面では、フランク・メネチーノが先制の2点タイムリー2塁打を放っている。 注目のイチローは4打数無安打で打率を.351に落とした。なお、最終回に代走で登場したマーク・マクレモアは今季21個目の盗塁を決めた。マクレモアは今季まだ盗塁を失敗したことがない。1981年にフリオ・クルーズが28回連続盗塁失敗なしというのがマリナーズの球団記録である。 ●クレメンス、5連勝でリーグ一番乗りとなる9勝目をマーク! ▼AL【○YANKEES 10-1 ●TIGERS】ヤンキース先発のロジャー・クレメンスは7回を7安打1失点に抑え、今季9勝目(1敗)をあげた。通算勝利数も269勝とし、ジム・パーマーを追い抜き、歴代29位に躍り出た。 ヤンキース打線で当たっていたのは、ホームラン含む5打数2安打3打点のバーニー・ウイリアムスである。ウイリアムスはここ30打数で15安打と好調を維持している。そして、新人のアルフォンゾ・ソリアーノも3打数3安打4打点でキャリアハイの3得点をマークした。 タイガース先発はジェフ・ウィーバーは5回を投げ8安打7失点でノックアウト。タイガース打線も初回に先頭打者のロジャー・セデーニョが2塁打を放ち、トニー・クラークの犠牲フライで1点を先制するが、その後が続かなかった。そんな中、ホアン・エンカーナシオンが4打数3安打と一人気を吐いた。 ●ハミルトン、決勝打!吉井、6回2失点の好投ながら4敗目! ▼NL【●EXPOS 1-2 ○METS】 かつてのメッツのチームメイトであった吉井理人がエクスポズの先発。吉井は2回に1点を取られるが要所要所を締めるピッチング内容で6回まで抑えるが、7回にジョー・マクユーイング、ベニー・アグバヤーニ、ダリル・ハミルトンに3連続ヒットを打たれ、1点を奪われ降板した。6回を投げ8安打2失点と好投したが、援護なく4敗目(2勝)となった。 メッツ先発のグレンドン・ラッシュは6回を投げ4安打1失点に抑えたが、勝敗に関係はなかった。2番手に投げたターク・ウェンデルが昨日に引き続き2日連続で白星(3勝目)をマークした。 ●ビュールが5連勝で6勝目!オルドニェスが7試合で6HR! ▼AL【●ROYALS 4-5 ○WHITE SOX】 ●バグウェル、バークマンがともに4打点!新人ピエールが初HR! ▼NL【●ROCKIES 5-13 ○ASTROS】 |
| ■2001.6.18(現地6.17) | ||||||
| サブウェイシリーズのマイク・ピアザのホームラン、トロイ・グラウスのサヨナラ2ランホームラン、オルランド・キャブレラのサヨナラ3ランホームランなど劇的なホームランが目立った一日となった。 マニー・ラミレスが2打数1安打に対し、イチローが5打数3安打。打率もわずか2厘差となった。さすが、7年連続首位打者はだてじゃない!!
●ミラクルメッツ!8回裏に大逆転!全てはジーターのエラーから! ▼IL【●YANKEES 7-8 ○METS】8回表が終わった段階で7対2とヤンキースがリード。誰もがヤンキースの勝利を疑わなかったが、8回裏のメッツの先頭打者、ロビン・ベンチュラのショートゴロをデレク・ジーターがエラーをしてしまってから流れが変わった。 6回途中からマウンドに上がっていたランディ・コートは続くジョー・マクユーイングに死球。この後ヒットと死球で1点を奪われ、1アウト満塁となったところで、コートは降板。普通ならここでマリアーノ・リベラ、マイク・スタントン、もしくはラミロ・メンドーサがマウンドに立つところだが、リベラは昨日まで3試合連続で投げており、スタントン、メンドーサともに疲れがあったため、マウンドに上がったのはカルロス・アルマンザーだった。 アルマンザーはいきなりベニー・アグバヤーニに2点タイムリーヒットを打たれ、続く新庄剛志のセカンドゴロの間に1人ホームインし、メッツはとうとう1点差までに詰め寄った。ここで、メッツの主砲、マイク・ピアザが逆転の2ランホームランを放つ。メッツはこの回一挙6点を奪ったことになる。勝ち越したメッツは9回表のマウンドにアーマンド・ベニテスを送り込み、3人で抑え、締めくくった。 ヤンキース先発のテッド・リリーは8四球に加え、3つのワイルドピッチと安定しないピッチングだったものの、7奪三振の被安打1本で2失点に抑えた。バーニー・ウイリアムスが初回にホームランを放ち、5打数3安打2打点と大当たりしたが、ミラクルメッツの前に敗れた。 ニューヨークに本拠を置く両チームのサブウェイシリーズはヤンキースの2勝1敗に終わった。昨年の同じ時期の3連戦の観客動員は合わせて、162,583人だったが、今年は昨年より多い162,704人となった。 ●初先発スミスが初勝利!しかし、ドリューが右手首骨折でDL入り! ▼IL【●WHITE SOX 3-8 ○CARDINALS】 カージナルス先発は21歳左腕のバド・スミス。メジャーリーグでの登板が3試合目でこの試合が初先発となる試合だった。スミスは5回まで無失点に抑えたが、6回にマジリオ・オルドニェスの2ランホームランに加え、ジョー・クレイドにタイムリー3塁打を打たれ降板した。結局、5回1/3を投げ7安打3失点の内容で、メジャー初勝利を手にした。 スミスという新星が誕生したカージナルスだが、ここまで好調カージナルスを支えてきたJD・ドリューが2打席目に右手首に死球を受け、次打席に代打を送られ試合から退いた。検査の結果、右手首の骨折で約4週間からの6週間の離脱になる模様。ここまで打率.330で21本塁打、49打点でチームを引っ張っていただけに非常に痛い。 ホワイトソックス先発のデービッド・ウェルズは初回にいきなり4失点というドッと疲れるスタートだったが、その後は持ち直し、6回を8安打5失点の7奪三振でマウンドを降りた。今季6敗目(5勝)である。 ●リッチー、4安打完封!A・ラミレスがサヨナラタイムリー2塁打! ▼IL【●INDIANS 0-1 ○PIRATES】ナショナルリーグ最低勝率に甘んじているパイレーツが今季初の3連勝を飾った。今年のメジャーリーグでこれまで3連勝を記録したことがなかったのはパイレーツだけだった。 パイレーツの先発、トッド・リッチーは4安打完封で今季2勝目(8敗)をマークした。8回までずっと、リッチーの好投に報いることが出来なかったパイレーツ打線だが、9回裏2アウトからブライアン・ジャイルズがセンター前ヒットを打ち、続くアラミス・ラミレスが2塁打を放ち、ジャイルズが1塁から一気にホームまで帰ってきてサヨナラ勝ち。リッチーの完封勝利は昨年6月27日ぶりである。 しかし、リッチー以上に素晴らしいピッチングを見せたのが、インディアンズ先発の新人、CC・サバシアである。2年前に高校を卒業したばかりの20歳の左腕は7回まで投げ、1安打無失点の8奪三振という内容。この日は勝敗こそつかなかったが、13試合目の先発で6勝2敗という成績は新人としては十分に合格点をつけられる内容である。 ●エンゼルス、見事な逆転劇!グラウスがサヨナラ2ランホームラン! ▼IL【●DODGERS 4-6 ○ANGELS】 昨年のアメリカンリーグの本塁打王、トロイ・グラウスが最後に決めた。グラウスはここまでドジャース相手に17打数無安打と完全に当たりを失っていた。2対4とリードされた9回裏、マウンドにはドジャースの守護神、ジェフ・シャウ。シャウから、デービッド・エクスタインが四球を選び、アダム・ケネディがヒットを打ち、1アウト1塁2塁とチャンスをつかむ。ここでダリン・アースタッドが同点となる2点タイムリー2塁打を放つ。続くグラウスがドジャースコンプレックスを振り払うサヨナラホームランを右中間スタンドに運んだ。 ドジャース先発のルーク・プロコペックは5回を投げ4安打1失点と好投し、打線もポール・ロデュカの3ランホームランなどで序盤に4点の援護を受けたが、後続の投手が守りきれず、勝利を手にすることが出来なかった。 ●ウォーマック、グランドスラム!シリング、12奪三振で11勝1番乗り! ▼IL【●TIGERS 3-8 ○DIAMONDBACKS】開幕時は好調をキープしていたトニー・ウォーマックだが、4月22日に最愛の父を亡くすというアクシデントで調子を落とし、今では打率も2割台前半に落ち込んでいた。そのウォーマックはこの日、満塁ホームランを含む4打数3安打4打点と大活躍でチームの勝利に貢献した。 ダイヤモンドバックス先発のカート・シリングはウォーマックの活躍に加え、ルイス・ゴンザレスの28号ホームランなどで8点を援護をもらい、8回を投げ9安打3失点、12三振を奪う好投で今季11勝目(2敗)をあげた。11勝は今季メジャーリーグで一番乗りである。 ●ウッド、6連勝!ソーサ、20号HR!カブス、ツインズをスウィープ! ▼IL【●TWINS 4-5 ○CUBS】カブスは先発ケリー・ウッドが6回を3安打2失点の6奪三振を奪い、6連勝(7勝4敗)を記録すれば、サミー・ソーサが今季20号ホームランを打ち、通算1000打点を記録し、3連勝でツインズをスウィープ。本拠地リグレーフィールドに限れば13連勝中である。カブスはこの日の勝利で41勝25敗で16個の貯金。2位カージナルスに6ゲーム差をつけている。 ツインズ先発のブラッド・ラドキーは6回を投げ7安打4失点で今季3敗目(8勝)。ツインズ打線もダグ・ミケインビッチのタイムリー、トリ・ハンターのソロホームランで追い上げるが逆転は出来なかった。ツインズはこれで4連敗となったが、地区2位のインディアンズも同じく4連敗で、かろうじて半ゲーム差で首位を守っている。 1998年にワイルドカードでプレーオフに進出したカブスだが、この年のメンバーで今も残っているのは、ソーサとウッドと、ケビン・タパニとフェリックス・ヘレディアのみとなった。なお、6連勝中のウッドだが、この間40回を投げ、打たれたヒットはわずか21本で防御率は2.03に抑え込んでいる。 ●序盤のリード守ったレッドソックス!カスティーヨが7勝目! ▼IL【○RED SOX 4-3 ●BRAVES】 ●ジャイアンツ、6連勝!先発リーターからネンまで4人で完封リレー! ▼IL【●ATHLETICS 0-3 ○GIANTS】 ●トランメルの2発に加え、ネビンが4安打3打点で乱打戦制す! ▼IL【●MARINERS 9-11 ○PADRES】 ●ステインが6回途中まで11奪三振も4失点でノックアウト! ▼IL【●ROYALS 2-5 ○BREWERS】 ●キャブレラが、ゲレーロ敬遠後にサヨナラ3ランホームラン! ▼IL【●BLUE JAYS 1-4 ○EXPOS】 |
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