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| MLB EXPRESS REVIEW |
| ★2001.5.7〜5.11★ | [MLB EXPRESS REVIEW] |
| ■2001.5.11(現地5.10) | ||||||
●バーニッツ、本拠地ミラーパークで3発の花火を打ち上げる! ▼NL【●CUBS 1-11 ○BREWERS】ブリュワーズ主砲のジェロミー・バーニッツが1試合3ホームランで6打点を記録。この他にもデボン・ホワイトにも満塁ホームランが飛び出し、11対1でカブスに大勝した。 ブリュワーズ先発のマーク・ライターが1回2/3を投げたところで、肩の痛みを訴え降板。しかし、2番手のアレン・リブロートが好投。サミー・ソーサのソロホームランの1点のみに抑え、メジャー初勝利をあげた。最後の3イニングはマイク・ディージェーンが抑え、今季初セーブをあげた。 今シーズンの1試合3ホームランはバーニッツで5人目である。カルロス・デルガドは4月だけで2回も達成している。その他にもアラミス・ラミレス、トッド・ホランズワース、そして、バーニッツとチームメイトでもあるジェフ・ジェンキンスも達成している。 なお、途中降板したライターは故障者リスト入りすることが決まった。 ●猛打爆発!アスレティックス、6回に一挙7点で逆転! ▼AL【○ATHLETICS 14-8 ●BLUE JAYS】 初回から両チームの打線が爆発し、アスレティックス先発のバリー・ジート、ブルージェイズ先発のスティーブ・パリスが共に3回で降板するという状況。 5対7とブルージェイズのリードで迎えた6回表のアスレティックスの攻撃。不調が続いているジョニ−・デイモンの2ランホームランで同点。さらに四球とヒットで2アウト1塁2塁とチャンスをつかむアスレティックス打線。この場面でミゲル・テハダが3ランホームランを放ち、一気に突き放した。この回に一挙7点をとり勝負は決まった。 両チーム合わせて7本ものホームランが飛び出す乱打戦。アスレティックスはスカイドームでは6連勝と相性のいいところを見せている。 ●リード守れず逆転負け!暗雲立ちこめるブレーブス! ▼NL【●BRAVES 5-6 ○PADRES】ブレーブス先発のトム・グラビンは5回までは、ブッハ・トランメルのソロホームラン含む2安打1失点と好投していた。打線も初回にチッパー・ジョーンズにタイムリーヒット、リコ・ブローニャの2点タイムリーヒットに相手の送球エラーで一挙4点。さらに4回にも1点加え5点の援護があった。 しかし、6回のパドレスの攻撃。リッキー・ヘンダーソンを四球で出した後、マイク・コランジェロのキャリア初のホームランで2点を返す。その後、2塁打を打たれ、四球を与えてしまったグラビンはマイク・レムリンジャーと交代。しかし、このレムリンジャーがウィキィ・ゴンザレスに3ランホームランを打たれ、一挙逆転を許した。 パドレスはここ13試合で10勝と好調をキープしている。 ●延長10回、ヤンキース痛恨のパスボールでツインズに敗れる! ▼AL【○TWINS 5-4 ●YANKEES】 4対4で迎えた延長10回表、マウンドにいたのは前の回の途中から登板したヤンキースの守護神、マリアーノ・リベラ。1アウト後、AJ・ピエジンスキーがこの試合3本目のヒットとなる2塁打を放つ。続くクリスチャン・グーズマンがヒット、さらに盗塁で1アウト2塁3塁とチャンスを広げる。ここで、ヤンキースの捕手、ジョー・オリバーが痛恨のパスボール。3塁からピエジンスキーがホームインし、ツインズが1点を取った。勝ち越したツインズはその裏に守護神、ラトロイ・ホーキンスを投入。見事3人で抑え、今季11セーブ目を記録した。 ツインズはこのヤンキースとの3連戦を2勝1敗と勝ち越し。ヤンキースに対して、ツインズが勝ち越したのはなんと9年ぶりのこと。この試合で飛び出したデレク・ジーターの今季初ホームランもチームの勝利に結びつくことは出来なかった。 ●インディアンズ、連勝ストップ!メドウズが今季初勝利! ▼AL【○ROYALS 8-3 ●INDIANDS】球団タイ記録の11勝連をかけて望んだインディアンズだったが、ここまで防御率が8点台で今季未勝利のブライアン・メドウズがロイヤルズの先発としてインディアンズ打線に立ちはだかった。メドウズは6回2/3を投げ5安打3失点と今までとは見違えるようなピッチング。ようやく今季初勝利をマークした。 インディアンズ打線はランナーを出すものの4つのダブルプレーでチャンスをつぶした。なお、先発のバートロ・コロンも6回1/3で10安打7失点と散々な内容だった。 ●イチロー16試合連続ヒットに、佐々木は16セーブ目! ▼AL【○MARINERS 5-2 ●RED SOX】 マリナーズの先発は中3日のジョン・ハラマ、レッドソックスの先発は大家友和。4回までは0行進が続いたが、5回表、ヒットで出たアル・マーチンを1塁に置いて、カルロス・ギーエンが深々と右中間を破り、マーチンは一気にホームを狙う。ホームでのクロスプレーの判定はセーフ。しかし、判定に納得のいかない捕手のジェイソン・バリテックはアンパイアに激しく抗議し退場。レッドソックスのジミー・ウイリアムス監督もこの判定を巡って退場の処分を受けた。 正捕手が退場となり困ったのは大家。続くイチローにはショートの頭を越えるタイムリーヒット。6回にはエドガー・マルチネスとブレッド・ブーンにホームランを浴び、大家は降板。 最後は佐々木主浩が登板。いきなり2塁打を浴びるが後続を抑え、今季16セーブ目。イチローもこの試合で16試合連続ヒットを記録した。 ●フランク・トーマス、手術で今季絶望! ![]() 前回の対マリナーズ戦で、ファーストを守っていたフランク・トーマスが、1塁線を破るイチローの打球をダイビングで飛びつき、右腕を負傷し途中退場した。精密検査の結果、右腕の上腕三頭筋の筋断裂が発覚した。これを完治させるためには手術しかないとのこと。もし、手術となれば今季の出場は絶望となるだけに、今ひとつ調子に乗り切れていないホワイトソックスにとっては非常にきつい選択となる。トーマスは1993年、94年と連続MVPに輝いた打者である。 |
| ■2001.5.10(現地5.9) | ||||||
●ハンプトン、古巣相手に7安打完封! ▼NL【●METS 0-6 ○ROCKIES】ロッキーズ先発のマイク・ハンプトンが昨年在籍したメッツ相手に完封勝利。しかも舞台は打者有利のクアーズフィールド。昨年メッツのエースとして、15勝10敗の成績でワールドシリーズ進出に大きく貢献したのは記憶に新しい。シーズン後、フリーエージェントになったハンプトンと再契約しようと、メッツは条件を提示するがそれを振り切り、ロッキーズと8年間の1億2100万ドルの好条件で契約した。 ロッキーズは初回にトッド・ヘルトンの内野ゴロの間に1点。2回にはハンプトン自身の内野安打で更に1点追加。6回にラリー・ウォーカーのソロホームラン。7回にはトッド・ウォーカーの3ランホームランで追加点。本拠地クアーズフィールドで6点を奪った。 ハンプトンは7安打完封。球数は119球だった。1994年から99年までアストロズのユニフォームを着ていたハンプトン。彼はメッツとは非常に相性のいい投手であった。1996年7月14日の対メッツ戦で負けて以来、8試合に登板し3完封を含む5勝0敗。大型契約のため、いろいろと矢面に立たされやすい立場にいるが、今季は防御率2.34で5勝0敗。打者有利と言われるクアーズフィールドでの登板においても防御率2.30で3勝0敗と期待に応えている。 ●インディアンズ10連勝でついに首位ツインズに並んだ! ▼AL【●ROYALS 1-5 ○INDIANDS】 インディアンズの勢いが止まらない。10連勝でついに首位ツインズと並んだ。インディアンズの連勝の球団記録は1942年、51年に記録した11連勝。明日はこの記録に挑む形となる。 この日のインディアンズの先発はルーキーのCC・サバシア。サバシアは5回までロイヤルズ打線を無失点に抑える好投。6回に入って、先頭のカルロス・ベルトランにいきなり2塁打を打たれる。続くレイ・サンチェスの内野ゴロが2塁ランナーのベルトランに当たり、ルールでアウト。ラッキーと思われたが、マイク・スウィーニーにレフト前ヒット、ジャーメイン・ダイに死球を与えてしまい、1アウト満塁。ここで、ジョー・ランダに犠牲フライを打たれ、1点を奪われる。ここで、マウンドを降りたサバシアだが、5回2/3を5安打1失点はルーキーとして合格点。早くも今季は4勝1敗としている。 一方のロイヤルズ先発のダン・リーチャートは、初回に3安打を浴びピンチを迎えるが、なんとか抑えきった。これで立ち直ったかに見えたが、4回に入りいきなりジム・トーミ、エリス・バークスに連続死球を与えてしまい、おかしくなった。ラッセル・ブラニアンに3ランホームランを浴びる。続く5回にも四球で出したオマー・ビスケルをトーミのバットでホームまで帰してしまい、この回でマウンドを降りた。このあと、8回にはバークスのホームランも飛び出している。 ●イチロー15試合連続ヒットに1試合3盗塁! ▼AL【○MARINERS 10-5 ●RED SOX】初回にいきなりイチローのヒットが飛びだし、あっさり今季2度目の15試合連続ヒットを記録。そして、すぐさま盗塁を決めた。この後、2つの四球で満塁のチャンスを作ったマリナーズ打線はブレット・ブーンの2点タイムリーヒットが飛び出し、2点を先制。 マリナーズ先発のアーロン・シーリーは2回にクリス・スタインズの頬骨に死球を当ててしまい、そのままスタインズは退場。その後、マリナーズのは3回にジョン・オルルドが死球を食らい、8回にはブーンも当てられ、不穏な空気が漂う。9回にはマニー・ラミレスの頭周辺にボールがいくという場面もあった。 マリナーズ打線はイチローの1試合3盗塁も飛び出すなど、好調。ここまでスランプに陥っていたデビッド・ベルが5打数3安打と大当たり。9回までに10点を取った。9回からマウンドに上ったホゼ・パニアーガが不調で1アウト満塁とピンチを迎える。ここで、切り札佐々木主浩がマウンドへ。佐々木はわずか1球でダブルプレーにしとめ、今季15セーブ目。 ●クレメンスからリベラへ完封リレー! ▼AL【●TWINS 0-2 ○YANKEES】 ヤンキースの先発はロジャー・クレメンス、ツインズの先発はジョー・メイズ。序盤から両投手の好投が光った。5回までゼロ行進。試合が動いたのは6回裏。ヤンキース打線がヒットと四球でチャンスをつかみ、ここでバーニー・ウイリアムスのタイムリーが飛び出し均衡が破れた。メイズはここでマウンドを降りた。7回裏にはさらにチャック・ノブロックのソロホームランも飛び出した。 クレメンスは8回を投げ、4回無失点で8奪三振。最終回はマリアーノ・リベラが登場し、1アウト2塁というピンチを迎え、打者は好調のダグ・ミントケイビッチ。センター前に抜けるかという打球をショートのデレク・ジーターがファインプレーを見せ、ダブルプレーで試合終了。これで、クレメンスは4勝0敗。リベラは10セーブ目となった。 ●ソーサが先制弾!カブスも首位快走! ▼NL【○CUBS 6-3 ●BREWERS】初回にサミー・ソーサの第11号ソロホームランが飛び出した。このホームランは通算397号で、ジョー・カーターを抜いて歴代35位に浮上した。しかも、ソーサ自身としては35もの異なる球場で打ったホームランとなる。 アスレティックスからカブスへ移籍してきたマット・ステアーズは打率が.238と低迷していたが、この試合で今季1号となるホームランを放った。ステアーズ自身にとっては昨年9月20日以来の1発である。 カブス先発のケビン・タパニは5回を投げ6安打3失点で今季5勝目。3失点はリッチー・セクソンのソロホームラン、テイラー・ヒューストンの2ランホームランだ。 昨年最下位のカブスは今季22勝目でナショナルリーグ中地区の首位を走っている。 ●守備で魅せたシェフィールド!パクは4勝目! ▼NL【●MARLINS 2-3 ○DODGERS】 ドジャース先発のパク・チャンホが7回を3安打無失点の8奪三振と好投。初回の先頭打者のルイス・カスティーヨにヒットを打たれるがその後は5回までヒットを許さない。パクの好投だけではなく、ドジャースの守備も素晴らしいプレーでパクをバックアップ。それは6回、先頭のエリック・ウィルソンにこの試合2本目のヒットとなる2塁打を放たれる。2三振で2つのアウトカウントを重ねた後、チャールズ・ジョンソンのレフト前ヒットが飛びだし、2塁ランナーのウィルソンは当然ホームを狙ったが、レフトのゲーリー・シェフィールドの敵も味方も驚くような好返球でホームタッチアウト。マーリンズのこの試合初のチャンスをつぶした。 ドジャースは7回に飛び出したマーク・グラジラネックの2ランホームランが決勝点になった。マーリンズもクリフ・フロイドの2ランホームランで追い上げるが及ばなかった。 |
| ■2001.5.9(現地5.8) | ||||||
●まさに鬼神!ジョンソン、勝ち星付かずも、9回までで20奪三振! ▼NL【●REDS 3-4 ○DIAMONDBACKS】ダイヤモンドバックス先発のランディ・ジョンソンがとんでもない記録を達成した。なんと、9回まで投げて20奪三振の好投。いままで9回までで20奪三振を記録したのはロジャー・クレメンス(2回)、ケリー・ウッド(1回)の2人しかいなく、ジョンソンはその3人目の選手となった。しかも前出の2人は共に右投手であるため、左投手では史上初の記録となる。 試合はというと、1対1のまま延長に入り、9回までで124球を投げていたジョンソンはマウンドを降りた。三振以外の内容としては、9回を3安打1失点の無四球である。 延長11回裏にレッズのアレックス・オチョアが左中間に大きな犠牲フライをあげ、一挙2点を取る。しかし、その裏、レッズの抑えのダニー・グレイブズから連続ヒットと犠牲バントで1アウト2塁3塁。ここでマーク・グレースの2点タイムリー2塁打が飛び出し同点。その後2つの四球で満塁とし、代打で出てきたマット・ウイリアムスに押し出しの四球をもらい、サヨナラ勝ち。好投ジョンソンに勝ち星を送ることは出来なかったが、チームの勝利でこれに応えた。 ジョンソンの記録は試合が延長に入ったために、正式な記録としてクレメンス、ウッドと並べることは出来ないが、9回までに20奪三振というのは事実である。延長戦としてみれば、1962年9月12日にワシントン・セネタースのトム・ケニーが対オリオールズ戦で延長16回まで進んだ試合で21奪三振を記録していて、ジョンソンの記録は延長戦では史上2番目の記録である。 ●未来のドル箱カード!ウッド対シーツの初対決! ▼NL【●CUBS 1-4 ○BREWERS】 カブスの先発がケリー・ウッドなら、ブリュワーズの先発はベン・シーツ。2人ともメジャーリーグの将来を背負うであろうと期待されている若手投手である。 ウッドは4回までブリュワーズ打線を無安打に抑える好投を見せるが、5回に先頭のデボン・ホワイトに四球を与えると、ホワイトに盗塁を許し、更にウッド自身のワイルドピッチもあり、3塁まで進めてしまう。ここで、ラウル・カサノバにライト前に運ばれ、この試合初めて打たれたヒットがタイムリーとなった。6回にはジェフリー・ハモンズを三振に奪うが、振り逃げで出塁され、ハモンズはすかさず盗塁。ここで、今度は捕手トッド・ハンドリーの送球ミスで、ハモンズは一挙ホームイン。続くジェロミー・バーニッツに死球を与え、次打者のリッチー・セクソンに2ランホームランを打たれる。ウッドは7回を投げ、2安打で4失点。奪三振は12を数えた。 一方のシーツは7回まで無失点に抑える好投。8回先頭のデーモン・ビュフォードにホームランを浴びたところで降板。7回を投げ5安打1失点で4奪三振。これで、マイナー昇格後3連勝。期待通りの素晴らしいピッチングを披露した。 ウッド対シーツの第1ラウンドはシーツの勝ちと言えそうだ。この2人からはこれからも目が離せない。 ●ミルトン、ヤンキース打線を手玉!散発4安打で無失点! ▼AL【○TWINS 2-0 ●YANKEES】ツインズ先発のエリック・ミルトンは、古巣ヤンキース相手に2年ぶりの完封劇を演じた。この日のミルトンは、7奪三振に2四球で自身3度目の完封勝利。ミルトンの前回の完封とは1999年9月11日、対エンゼルス戦でのノーヒッターである。思えば、ミルトンは1998年に、ヤンキースがチャック・ノブロックを獲得するためにツインズに放出された選手である。 ヤンキース先発のオルランド・ヘルナンデスは決して悪い内容ではなかったが、3回にクリスチャン・グーズマンにホームランを打たれ、5回に押し出しの四球で2点を奪われ、今季0勝4敗。 ツインズは開幕から22勝8敗。この記録は1979年以来の記録である。 ●レッドソックス打線爆発!野茂に4勝目をプレゼント! ▼AL【●MARINERS 4-12 ○RED SOX】 レッドソックス打線は初回に、マリナーズ先発のジェイミー・モイヤーからマニー・ラミレスが2ランホームランを放つ。4回にはシェイ・ヒレンブランド、ホゼ・オファーマンがそれぞれ2ランホームランを放ち、モイヤーをマウンドから引きずり下ろすことに成功する。5回には2番手のブレット・トムコからクリス・スタインズがまたまた2ランホームランを放つなど、レッドソックス打線が大爆発。 レッドソックス先発の野茂英雄は2回にマイク・キャメロンにホームランを浴び、さらにイチローにもセンター前に運ぶタイムリーヒットを打たれる。結局、7安打3失点の4四球6奪三振の内容で球数が100球ちょうどの5回でマウンドを降りた。大量点に守られた野茂は今季の成績を4勝2敗とした。注目のイチローとの対決は3打数2安打でイチローに軍配が上がった。 ●ロッキーズ打線が序盤に大爆発し、勝負を決めた! ▼NL【●METS 4-12 ○ROCKIES】初回からロッキーズ打線はメッツ先発のケビン・エイピアーに襲いかかり、この回だけでトッド・ヘルトン、グレッグ・ノートン、トッド・ホランズワースにそれぞれ2塁打が飛び出し、早くも4点を奪取。2回にもホアン・ピエールがヒットを打ち、続くネイフィ・ペレスが3塁打を放ったところで、エイピアーは降板。この後、2番手のトム・マーチンにも襲いかかり、ロッキーズは3回までで9点を取る。 ロッキーズ先発のペドロ・アスタシオは6回1/3を投げ、8安打4失点で今季4勝目をマークした。 ジェイ・ペイトンのDL入りで替わりにメジャーに昇格してきたのが、メッツ一番の有望株、アレックス・エスコバル。将来のブラディミール・ゲレーロとも言われる逸材である。早速、ペイトンの抜けたセンターに入り、メジャー初試合となるこの試合、3打席目の内野安打がメジャー初ヒットとなる。4打数1安打で初試合を終えた。一挙にスターダムにのし上がるには運も必要である。ペイトンがいないチャンスを生かせるか。目が離せない選手であることは間違いない。 昨日4打点の新庄剛志はスタメンをはずれ、9回に代打で登場したが、空振りの三振に終わった。 ●ビスケル、決勝ホーマー!バーバが通算100勝目! ▼AL【●ROYALS 4-8 ○INDIANDS】 1回表に、ロイヤルズ打線がインディアンズ先発のデーブ・バーバの立ち上がりを攻め、5安打を集中させ4点を取ると、その裏には、ロイヤルズ先発のマック鈴木からホアン・ゴンザレスが3ランホームランを放つという華々しい幕開け。2回裏に内野手のエラーが絡み、マックは1点を失い同点。その後は両投手が踏ん張り、0に抑える。試合が動いたのはマックがマウンドを降りた7回裏。ロイヤルズ2番手のトニー・コーガンが2アウトランナーなしという場面からオマー・ビスケルが公式戦では昨年の8月27日以来のソロホームラン。これで、ロイヤルズは投手をコーガンからダグ・ヘンリーに交代するが、このヘンリーも連続ヒットを浴びたところで、ジム・トーミに3ランホームランを浴びた。 この日の勝利がバーバにとっては通算100勝目。初回に37球も投げてしまったが、7回を投げ8安打4失点の7奪三振。トータルの球数が110球だった。 ●ヘンダーソンがマダックスから先頭打者3塁打! ▼NL【●BRAVES 1-7 ○PADRES】 開幕から好調を続けるブレーブス先発のグレッグ・マダックスがパドレスの43歳の先頭打者のリッキー・ヘンダーソンに3塁打を浴び、調子が狂った。続くマーク・コッツェイがレフト前ヒット、トニー・グウィンがライト前ヒットとまさかの3連続ヒット。結局、マダックスは6回を投げ12安打で4失点と内容。マダックスの12被安打というのは昨年の6月3日の対ヤンキース戦で13安打打たれて以来のこと。マダックス自身もパドレスには通算9勝10敗と分が悪い。 パドレスの先発、ケビン・ジャービスはマダックスのお株を奪うようなピッチング。7回を4安打1失点に抑え、今季2勝目をマークした。 ヘンダーソンはこの日5打数3安打。通算安打も2934安打とし、歴代で単独29位に浮上した。 |
| ■2001.5.8(現地5.7) | ||||||
●パーソン、キャリア最高のピッチング!2安打完封! ▼NL【○PHILLIES 5-0 ●ASTROS】打者有利と言われるエンロンフィールドでフィリーズ先発のロバート・パーソンが2安打完封と素晴らしいピッチングを披露した。これだけの投球内容は、昨年の5月10日にブリュワーズ相手に4安打完封した以来である。アストロズ打線は初回にクレイグ・ビジオの2塁打、7回にブラッド・オースマスのヒットのみだけであった。パーソンは今季最高の8奪三振、四球は4個だった。 フィリーズ打線は、マーロン・アンダーソンのタイムリーヒット、ジミー・ローリンズの犠牲フライで序盤に2点を取り、5回にはスコット・ローレンの2ラン、マイク・リバーサルのソロと連続ホームランが飛び出し、計5点を取った。この日のパーソンにとっては多すぎるほどの援護だった。 ●先発オリバーがあっさり降板、そのままDLへ! ▼AL【○WHITE SOX 7-4 ●RANGERS】 レンジャーズの先発左腕、ダレン・オリバーが初回にホワイトソックスの1番、トニー・グラファニーノの打球を左指に当ててしまい降板。そのまま故障者リスト入りすることになった。このオリバーを引き継いだのが、ルーキーのRA・ディッキーである。1996年のドラフト1位選手である。 ホワイトソックス打線で大当たりだったのはカルロス・リー。リーは初回に替わったばかりのディッキーから2点タイムリー2塁打を放つ。更に5回、ポール・コナーコが2ランを放った後、続けてだめ押しのホームランを放った。この日のリーは4打数3安打の3打点と大活躍した。 突然の登板となったディッキーは4回2/3を投げて、7安打6失点という内容に終わった。 ホワイトソックスの抑えのキース・フォークは8回に1アウト1塁2塁のピンチでマウンドに上がり、いきなりランディ・ベラーディに四球を与え1アウト満塁とピンチを広げるが、続くアレックス・ロドリゲスをダブルプレーに討ち取り、難を逃れた。結局、フォークは最終回も抑えきり、今季6セーブ目をあげた。 ●「宇宙人」新庄、4打点!ゴンザレスがメジャー初勝利! ▼NL【○METS 10-9 ●ROCKIES】新庄剛志が4打数2安打4打点の大活躍。メッツ先発のディッキー・ゴンザレスにメジャー初勝利をプレゼントした。2回に1アウト1塁3塁のチャンスで打席に入った新庄は、ロッキーズ先発のブライアン・ボハノンからしぶとくセンター前にはじき返し、メッツ先制の1点を演出。3回にノーアウト満塁で向かえた第2打席目、新庄はライト線に運ぶ2塁打で満塁の走者を一掃。メッツはこの新庄を始めとして、この回8安打を集中させ、一挙7点を奪取。3回までで9対0と一方的なリードを奪う。 メッツ先発のゴンザレスは5回に3本の2塁打を含む6安打で5点を奪われるが大量点もあって続投。次の6回に2本目のヒットを打たれたところでデニス・クックに交代。クックは見事な火消しを見せる。8回にはジョン・フランコ、9回にはアーマンド・ベニテスとメッツお決まりの勝ちパターンと思いきや、最後のベニテスがトッド・ヘルトンの2ランホームランを含む4失点と大誤算。9回表にメッツの主砲、マイク・ピアザのソロホームランがあったおかげでからくも逃げ切った。 ●モリス、3年ぶりの完封勝利! ▼NL【●PIRATES 0-7 ○CARDINALS】 カージナルス先発のマット・モリスが4安打完封。6奪三振に四球はわずか1つという素晴らしい内容。モリスは1999年に肘手術で1年を棒に振り、復活した昨年は控え投手に専念した。今年から先発に復帰し、この日が7試合目の先発。今季初登板試合では3回を投げ10失点(自責点は6点)でKO。この時の防御率はなんと18.00。しかし、今日の完封で防御率はなんと、2.25まで下がった。現時点ではリーグ6位である。 カージナルス打線は2回にマーク・マグワイアの代役でファーストを守っているルーキーのアルバート・プホルスの先制ホームランが飛び出す。このホームランは今季10号。打率は.365で34打点でカージナルスの4番を任せられるにふさわしい成績を残している。この他にもJD・ドリューとレイ・ランクフォードがホームランを放っている。 ●ブラウンの好投に応えたシェフィールドの1発! ▼NL【●MARLINS 0-1 ○DODGERS】 ドジャース先発のケビン・ブラウンが5回まで許したランナーは初回の先頭打者への四球だけで準完全ともいえるピッチング。6回に2アウトをとってから、ルイス・カスティーヨに内野安打を打たれこの試合の初ヒットを打たれる。 抑えられるマーリンズ打線に習うように、ドジャース打線もわずか2安打と沈黙。マーリンズの今季初登板初先発のAJ・バーネットの好投に抑え込まれた。ドジャースは3回に1本のヒットと2つの四球で2アウト満塁のチャンスを作るが、ここで向かえたエリック・キャロスからバーネットは三振を奪い、ピンチをしのぐ。しかし、6回の先頭打者のゲーリー・シェフィールドにレフトスタンドに運ばれ、バーネットはこの回で降板。6回を投げ、3安打1失点の7奪三振は決してブラウンに引けを取るものではない。5四球というのまだ若さの感じられるところか。まだ24歳、今後も注目の右腕である。 今日のブラウンはシェフィールドの1発による1点で十分だった。8回まで投げ2安打無失点。奪三振は10個。今季初の2ケタ奪三振で、彼自身のキャリアでは22回目である。ブラウンを次いだ抑えのジェフ・シャウは3人で抑え、今季10セーブ目をマークした。 ●リマに5試合出場停止処分! 今月2日(現地)の対メッツ戦の6回裏、前の打席でホームランを打たれたジェイ・ペイトンに死球を当ててしまったホゼ・リマに対する処分が決まった。5試合の出場停止である。リマは明日の試合での先発が予定されているため、処分は一時保留となる見込みである。また、死球を当てられマウンドに歩み寄ったペイトンには罰金の処分が下った。 ●ダミーコの復活は6月になる模様! ブリュワーズのエースで現在故障者リスト入りしているジェフ・ダミーコの復活が6月にずれ込むことになりそうだ。ブリュワーズとしては1日でも早い復活を望んでいる。 ●ミルウッド、故障者リストへ! 昨日の登板でわずか2回でマウンドを降りたケビン・ミルウッドが故障者リスト入りすることになった。ジョン・スモルツが待たれるブレーブスだが、先日も不調のケリー・ライテンバーグをマイナーに落としたばかり。90年代最強チームと言われたブレーブスにも大きな岐路に差し掛かっているのかもしれない。 |
| ■2001.5.7(現地5.6) | ||||||
●ムシーナがボルティモアに帰ってきて、古巣相手に好投! ▼AL【○YANKEES 2-1 ●ORIOLES】10年間もオリオールズの一員としてプレーをしてきたマイク・ムシーナは昨オフ、フリーエージェントでヤンキースへ移籍。この日、ヤンキースの一員として、古巣ボルティモアのカムデンヤーズへ帰ってきた。 先発したムシーナは3回に2連打を浴び、1点を奪われるが、その後は抑え、7回を6安打1失点と好投。ヤンキース打線は7回にホルヘ・ポサダの犠牲フライで同点とし、8回にはスコット・ブローシャスのソロホームランで勝ち越し。ムシーナに勝ち星をプレゼントした。これでヤンキースはオリオールズを4連戦4連勝とスウィープ。4連勝のヤンキースに対してオリオールズは5連敗と調子に乗りきれない。 カル・リプケン・ジュニアはオリオールズの一員として、2897試合目の出場であり、これはブルックス・ロビンソンの記録を記録を抜いたことになる。リプケンは2897試合目で初めて、ムシーナと対戦するわけで違和感を感じたらしい。 また、この日はヤンキースのジョー・トーレ監督にとって、通算1400勝目。多くの歴史が交差する分岐点となる試合となった。 ●クレスコ4打点で、ボウチー監督に通算500勝目をプレゼント! ▼NL【○PADRES 8-2 ●REDS】 初回にいきなりリッキー・ヘンダーソンの歴代29位タイの2931安打となる2塁打で幕開けたこの試合。ライアン・クレスコがヘンダーソンを帰塁させるタイムリーを放ち、パドレスが先制。初回に2点を先制したパドレスは2回にも、4安打を集中させ、さらに5点を追加。レッズ先発のオスバルト・ヘルナンデスを1回2/3でマウンドから引きずり下ろした。 パドレス先発のブライアン・トールバーグは5回2/3を投げ、2安打1失点と好投したが、ショーン・ケーシーの折れたバットが手に当たり、大事をとり、降板した。なお、トールバーグは次の登板は回避することはない模様である。 この日の勝利はパドレスのブルース・ボウチー監督にとって、通算500勝目。1995年から監督就任し、今季で7年目。1998年にはワールドシリーズに駒を進めている。 ●バグウェルのグランドスラムに、ヒダルゴがだめ押し3ラン! ▼NL【○ASTROS 13-7 ●EXPOS】3対3の同点で向かえた6回表、ジェフ・バグウェルの満塁ホームランを含む5安打を放ち、一挙6点。その後、追いかけるエクスポズに対し、8回にはリチャード・ヒダルゴの3ランホームランが飛び出し、だめ押しとなった。アストロズはこれで4連勝。地区2位に躍り出た。 18安打で13点を奪ったアストロズ。フリオ・ルーゴは5打数で2塁打2本を含む5安打で3得点、満塁ホームランのバグウェルは5打数4安打5打点、ランス・バークマンが4打数3安打1打点と大当たりした。 しかし、エクスポズも負けてなく、16安打で7得点。打ち負けた形となった。 ●ラドキー、6勝目!勢いはまだ止まらない! ▼AL【○TWINS 4-2 ●ROYALS】 ツインズ先発のブラッド・ラドキーは本調子とはいえないながら、8回1/3を7安打2失点で今季6勝目をあげた。ラドキーはリーグ2位の防御率を2.22に加え、今季206人の打者に対し、わずか四球が4個という内容。抑えのラトライ・ホーキンスも10セーブ目を記録。ツインズは開幕から21勝8敗という好成績。これは1979年の成績に並ぶものである。 初回にダグ・ミントケイビッチの犠牲フライで先制したツインズは、6回にルイス・リバスのホームランが飛び出した。リバスは8回にもタイムリーを放つなど、4打数3安打の活躍をみせた。 ●C・ジョーンズ、通算200本塁打! ▼NL【●CARDINALS 5-7 ○BRAVES】チッパー・ジョーンズが2本塁打を含む、5打数4安打の大当たりで貧打になくブレーブス打線をよみがえらせた。しかも、チッパーは通算200本塁打を記録。チッパーの他にもウェズ・ヘルムズが4打数3安打、ハビア・ロペスが4打数2安打でチーム全体とすると12安打にもなる。 不安なのはブレーブス先発のケビン・ミルウッド。2回を投げてから右肩に違和感を訴え、降板。その後、5人の投手でつなぎ、この試合の勝利をもぎ取った。2番手としてマウンドに上ったルーキーのダミアン・モスは3回を無失点に抑えたが、6回にファーストカバーへ入る際、右ヒザをひねり交代。検査は明日に行うとのこと。スモルツの復帰が待たれるブレーブス投手陣に暗雲が立ちこめている。 カージナルスのルーキー、アルバート・プホルスは初回に今季9号となる2ランホームランを放つなど、依然好調をキープしている。 ●シリング、通算1800奪三振!ゴンザレス15号! ▼NL【○DIAMONDBACKS 8-2 ●METS】 この日、7回を投げ9奪三振のカート・シリングは通算1800奪三振を達成。開幕から凄い勢いでホームランを打っているルイス・ゴンザレスも15号ホームランを放った。ダイヤモンドバックス打線は、この日欠場したマーク・グレース、レジー・サンダースの穴を感じさせないだけの打棒を発揮した。 メッツ先発のスティーブ・トラクセルはゴンザレスのホームランに加え、デービッド・デゥルーシにもホームランを打たれるなど、6回を投げ8安打4失点。今シーズン5敗目を喫し、通算で1勝5敗。打線では、手の怪我で欠場していたマイク・ピアザがスタメン復帰も、3三振とさえない結果。新庄剛志は2塁打を含む4打数2安打。しかも2安打はともにシリングからのもの。8回には2番手の韓国人投手、キム・ブンヨンとの初の日韓対決もあった。ちなみに結果はセンターフライ。また、ロビン・ベンチュラにはソロホームランが飛び出している。 ●インディアンズ打線爆発で、8連勝! ▼AL【○INDIANDS 10-3 ●DEVIL RAYS】 終盤に打線が爆発したインディアンズはなんと8連勝。これでチーム成績を20勝9敗とし、首位ツインズに1ゲーム差と迫った。5月からのロイヤルズ、デビルレイズとのビジターでの6戦でチーム打率.335、57得点と大当たり。インディアンズのビジターでの2都市で続けてのスウィープはなんと1979年以来のことである。 この日の主役は1対1で向かえた8回に2点タイムリー2塁打を放ったマーティ・コルドバ。9回にも再びタイムリーを放つなど今日は3打点と大暴れした。 ●ペドロが好投も、リリーフが打たれ・・・! ▼AL【○RED SOX 5-4 ●ATHLETICS】レッドソックス先発のペドロ・マルチネスが7回を投げ、4安打1失点といつも通りの素晴らしいピッチング。ホゼ・オファーマンの3ラン、トロイ・オレアリーの2ランと5点の援護をもらい、マウンドを降りるがペドロを引き継いだリリーフ陣が捕まり、1点差まで追い上げられる。最後はロッド・ベックが締め、ペドロは何とか、今季4勝目をマークした。 ノマー・ガルシアパーラがいないレッドソックスだが、今季のメジャーリーグでショートがエラーをしていないチームはレッドソックスのみである。 |
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