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| MLB EXPRESS REVIEW |
| ★2001.4.27〜5.1★ | [MLB EXPRESS REVIEW] |
| ■2001.5.1(現地4.30) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●ラドキー5勝0敗!打のヒーローは2打点のミントケイビッチ! ▼AL【TWINS 2-1 YANKEES】ツインズ、ブラッド・ラドキーが今季2度目の完投勝利で無傷の5勝目をマーク。メジャーリーグで一番最初に5勝目をあげた投手となった。ツインズの球団の歴史において、開幕から5勝0敗という成績を残したのは、ツインズが今のミネソタではなくワシントンに本拠をおいていたワシントン・セネタース時代の1913年、ウォルター・ジョンソン以来である。この日のラドキーはティノ・マルチネスの1本のソロホームランのみで、6安打1四球4奪三振に抑える内容。打線も1対1で向かえた7回に、ダグ・ミントケイビッチのホームランが飛び出し、ラドキーに勝利をもたらした。 一方のヤンキース先発はアンディ・ペティット。ペティットもラドキー以上の素晴らしいピッチングを見せた。ラドキー同様、今季2度目の完投。2回にデビッド・オーティスの二塁打、ミントケイビッチのタイムリーヒットで1点を失ったものの、その後はツインズ打線を抑える。特にこの試合、最後の16人の打者のうち、15人を完全に抑える内容。しかし、そのうち打たれた1人というのがミントケイビッチ。今日のペティットはミントケイビッチ1人に負けたようなものだ。ペティットは3安打1四球、今季最多の8奪三振。対ツインズ戦の負けは1998年以来のことである。 ●連敗ストップ!ピアザが勝ち越し3ランホーマー! ▼NL【METS 8-2 ASTROS】 メッツに移籍してきたスティーブ・トラクセルが今季初勝利をあげた。4連敗中のメッツは6回にピアザの3ランホームランを含め5点を取り勝負を決めた。ここまでメッツは24試合を戦い、得点はわずか81点。これはメジャーリーグのチームで最低の記録であり、昨年のリーグチャンピオンらしくない戦い方をしていた。マイク・ピアザのホームラン以外にジェイ・ペイトンのホームランも飛び出している。 ●スウィーニーが6号ホーマー!でもブルージェイズからしか・・・! ▼AL【ROYALS 6-3 BLUE JAYS】本来だったら移動日となるこの日、前回スカイドームの屋根の一部が落下ということで中止になった現地4月12日の試合が、今日に組み込まれた。 4打数3安打のマイク・スウィーニーが2打点でロイヤルズの勝利に貢献。この日、スウィーニーは第6号ホームランを放っているが、この6本というのはすべて対ブルージェイズ戦から放ったもの。打率が.292であるスウィーニーも対ブルージェイズ戦に限っては27打数13安打で.481、しかも8打点をあげている。 ロイヤルズ先発のジェフ・スパーンが7回3分の1を投げ、3失点6奪三振2四球。最後はロベルト・ヘルナンデスの今季6セーブ目で締めた。 ブルージェイズは一旦はトニー・バティースタの2ランホームランで追いつくが及ばなかった。 ●チームを引っ張るロバーツ4勝目! ▼AL【ORIOLES 5-3 DEVIL RAYS】 昨年まではマイナーで投げていたオリオールズのウィリス・ロバーツがチームの勝ち星12勝の3分の1の4勝を稼ぐ大活躍。2週間前に故障者リスト入りしたシドニー・ポンソンの替わりとしてローテーションに入り、この活躍。1999年にタイガースで登板経験があり、昨年はレッズのマイナー組織で投げた。そして、今季はオリオールズと契約を結んだ。この日のロバーツは4安打3失点3四球の5奪三振。 なお、ブラディ・アンダーソンがキャリア44回目の先頭打者ホームランを放っている。アンダーソンのこの記録は、リッキー・ヘンダーソンの先頭打者ホームラン78本に次ぐものである。 ●4月の勝敗表
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| ■2001.4.30(現地4.29) |
●パク、6回までノーヒッターも記録は逃す! ▼NL【DODGERS 4-1 PHILLIES】パク・チャンホがあわやノーヒッターという素晴らしいピッチング。初回にスコット・ローレンに与えた四球と、5回にエラーでゲーリー・ベネットを出塁させただけで、6回を終わって無安打に抑え、しかも9奪三振。終盤戦に入り、いよいよと思われたが、7回先頭打者のローレンをサードゴロに抑えた後、続くボブ・アブレウにライトスタンドへホームランを打たれてしまい、記録はとぎれた。その後もパット・バールに1本打たれたものの抑えきり、この回でマウンドを降りた。7回を投げて2安打1失点で10奪三振の1四球。パクにとって2桁奪三振はキャリア10回目のことである。また、この日の球数は119球だった。 打つ方では4回にマーキス・グリッソムがソロホームラン、5回にはパク自らがタイムリー二塁打を放っている。フィリーズはアブレウのホームランだけで終わった。これでドジャースは5連勝、フィリーズは4連敗である。 ●投手戦にケリをつけたフライ、全打点をマーク! ▼AL【BLUE JAYS 2-0 ANGELS】 エンゼルスの先発は期待の若手、スコット・ショーエンワイス、対するブルージェイズの先発はここまで、0勝2敗で防御率10.45と不調のスティーブ・パリス。両投手ともランナーを出し、不安定な投球内容ながら、要所要所を締め、6回まで0行進。この投手戦にケリをつけたのはブルージェイズの9番バッター、ジェフ・フライだった。7回の先頭打者のフライはショーエンワイスからホームランを放ち、この試合の初得点。8回に2つの四球でつかんだチャンスでフライに打順が回り、マウンドには替わったばかりの長谷川滋利。フライは長谷川から右中間に運び、1人ランナーを返した。フライの大活躍でブルージェイズは勝利を収めた。ブルージェイズ先発スティーブ・パリスは7回を7安打無失点に抑え、防御率を6.23にまで下げた。 ●コロン、熱投132球!10奪三振をマーク! ▼AL【INDIANS 9-2 RANGERS】インディアンズの先発は160キロ右腕ことバートロ・コロン。コロンは132球を投げ、8回5安打2失点の10奪三振で今季3勝目。打撃面でも、ホアン・ゴンザレスが4打数3安打で3打点。ここ17試合で20打点と大活躍。また、この試合ホームランを放ったマーティ・コルドバは昨年12月にインディアンズとマイナー契約して、そこからはい上がってきた選手。スプリングキャンプの活躍が認められ、開幕メジャーを果たし、現在打率は.333である。 対するレンジャーズの悩みはイバン・ロドリゲスである。この日も欠場し、2試合連続欠場。復帰はいつになるのか、待たれるところである。 ●ネビン、ここ7試合で打率5割の絶好調! ▼NL【PADRES 6-1 PIRATES】 フィル・ネビンがホームランを含む4打数3安打3打点の活躍で、ここ7試合では30打数15安打と打率5割の大活躍。放出が噂されているリッキー・ヘンダーソンが三塁打を含む2安打を放っている。 最後はトレバー・ホフマンが1回と3分の1を投げ、4月7日のロッキーズ戦以来のセーブ(今季2セーブ目)をあげている。 ●あれから15年・・・この記念日に通算3535奪三振! ▼AL【YANKEES 3-1 ATHLETICS】15年前の1986年4月29日はロジャー・クレメンスが1試合20奪三振を記録した日である。当時はレッドソックスにいたクレメンスはフェンウェイパークでマリナーズ相手に記録を達成した。それから、15年経った今、ヤンキースのユニフォームを着ている。 この日、クレメンスは5三振を奪い、通簒奪三振を3535個とし、ゲイロード・ペリーの記録を抜き、歴代6位に名を連ねた。この記念すべき日に記録を達成したクレメンスは自ら、運命的なものを感じると言っている。この伝説的な38歳はこの日も7回3分の1を投げ、4安打1失点で今季無傷の3勝目をあげている。 アスレティックス先発の若手左腕、バリー・ジートは6回5安打3失点で7奪三振と好投したが、打線の援護なく今季2敗目(3勝2敗)。 ●延長14回、コナーコがサヨナラヒット! ▼AL【WHITE SOX 2-1 MARINERS】 マリナーズ先発のフレディ・ガルシアが8回3分の1を投げ、4安打1失点と好投すれば、ホワイトソックスの先発の若手左腕マーク・ビュールは8回を2安打1失点と好投。手に汗握る投手戦は2番手以降の投手も踏ん張り、延長14回までもつれ込む。14回裏にマジリオ・オルドニェスがヒットで出塁し、盗塁。そこでポール・コナーコのヒットが飛び出し、ホワイトソックスがサヨナラ勝ち。コナーコは今季出場した23試合全てに出塁を果たし、しかも12試合連続ヒット中である。 イチローはビュールからはヒットを打てなかったものの、2番手のキース・フォークからヒットを打ってそのすぐ後、今季5個目の盗塁も決めている。結局今日は6打数1安打で7試合連続ヒット中である。 ●マーリンズ、ジョンソンの2ホーマー含む球団記録の19安打! ▼NL【MARLINS 11-5 ASTROS】マーリンズに戻ってきたチャールズ・ジョンソンが今季8号、9号となるホームランを連発し、マーリンズを勝利に導いた。ジョンソンは1994年から1998年途中までマーリンズのユニフォームを着ていたが、ドジャース、オリオールズ、ホワイトソックスを経て、今季古巣マーリンズと5年間3500万ドルで契約したばかりである。マーリンズはジョンソンの2発の他にマイク・ローウェル、プレストン・ウィルソンにもそれぞれホームランが飛び出し、球団記録の1試合19安打を記録した。 マーリンズ打線の爆発で、アストロズ先発のシェーン・レイノルズを2回3分の1で10安打7失点でKOした。しかし、マーリンズ先発のマット・クレメントも3回3分の1を5安打6四球3失点でKOされている。 ●その他の試合結果 ▼NL【BREWERS 10-0 EXPOS】 ▼NL【CARDINALS 12-1 METS】 ▼NL【ROCKIES 14-7 REDS】 ▼NL【CUBS 11-2 GIANTS】 ▼NL【DIAMONDBACKS 7-5 BRAVES】 ▼AL【ROYALS 11-8 RED SOX】 ▼AL【TIGERS 6-1 DEVIL RAYS】-------フレッド・マグリフ、メジャー38球場でホームラン! ▼AL【TWINS 4-0 ORIOLES】 ●グリフィー、故障者リスト入りへ! 右足の膝の裏の腱を痛め、今季は代打のみの出場になっているケン・グリフィー・ジュニアが15日間の故障者リスト入りすることが決まった。グリフィーの替わりにマイナーから、ディオン・サンダースを昇格することになりそうだ。サンダースは3Aで.463という高打率をマークしている。 |
| ■2001.4.29(現地4.28) |
●記録ラッシュ!4月20勝に佐々木13セーブ!共に新記録! ▼AL【MARINERS 8-5 WHITE SOX】開幕前はアレックス・ロドリゲスの離脱により長打力不足と心配されたものの、ふたを開けてみればそんなことを感じさせないほどの素晴らしい開幕ダッシュ。この日の試合も、前半にホセ・バレンティン、ポール・コナーコのタイムリーで勝ち越されたものの中盤にはアル・マーチンの二塁打などで追いつき勝ち越し。ここで更にハロルド・ベインズのタイムリーで逆転されたが、最終的にはマーク・マクレモアのホームランやデレク・ベルのタイムリーで再逆転。最後は佐々木主浩で締めるお決まりのパターンで開幕から24試合で20勝4敗。これほどの開幕スタートは1987年のブリュワーズが同じく開幕20勝4敗と乗り切って以来である。開幕24試合で20勝4敗以上ということに限って言えば、メジャー通算では11番目のチームということになった。ちなみにメジャー記録は、1955年、ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス)の開幕22勝2敗である。 この日のマリナーズの先発は手術から復活して、今季初登板となるポール・アボット。アボットは4回3分の1を投げ、5安打4失点。2番手のブレッド・トムコに続いては、ジェフ・ネルソン、アーサー・ローズとマリナーズ自慢のブルペンで逃げ切った。打つ方ではイチローが6打数3安打、ブレッド・ブーンが4打数3安打と大当たり。 一方のホワイトソックスはここ14試合で3勝11敗。昨年地区優勝した意地を見せたいところだ。 ●9回3点で同点!延長11回、アグバヤーニが打って、連敗ストップ! ▼NL【METS 6-5 CARDINALS】 ここまで4連敗中のメッツ。初回にマイク・ピアザの今季7号ホームランで先制。しかし、ジム・エドモンズ、JD・ドリュー、アルバート・プホルス、エドガー・レンテリアにそれぞれホームランが飛び出し、8回までに2対5とカージナルスにリードを許す。しかし9回にジョー・マクユーイングの2ランホームラン、代打エドガード・アルフォンゾのタイムリーで同点とし、延長にもつれ込む。 この試合、メッツの2番手としてマウンドにのぼったターク・ウェンデルがドリューからホームランを打たれた後、続くマイク・マセニーに投げた球が危険球と見なされ、即座に退場を命じられた。その後、延長11回に1アウト3塁とつかんだチャンスでトッド・ジールが死球を受けた。メッツのボビー・バレンタイン監督は死球を与えたマイク・ジェームス投手も危険球で退場するべきではないかと、アンパイアに執拗に抗議するが受け入れらず、逆に退場処分を受けた。そのすぐ後に、ベニー・アグバヤーニのタイムリーが飛び出し勝ち越し。メッツの連敗はストップした。なお、今回はバレンタインはひげをつけなかった模様である。 ●メジャーを代表する左腕同士の対決はグラビンに軍配! ▼NL【BRAVES 3-1 DIAMONDBACKS】サイヤング賞を2回以上受賞している投手同士の投げ合い。ブレーブス先発は2度受賞のトム・グラビン、ダイヤモンドバックス先発は3度受賞のランディ・ジョンソンである。グラビンは7回を5安打1失点に抑える好投。一方のジョンソンは8回を6安打3失点で12奪三振。ジョンソンにとっては3回に打たれたアンドリュー・ジョーンズのホームランが痛かった。なお、7回にはキルビオ・ベラスにもジョンソンはホームランを打たれた。 ホームラン記録更新が期待されるルイス・ゴンザレスは3打数無安打。明日のブレーブス戦が4月の最終戦になるため、記録更新は明日に全てかかってくる。果たして、記録更新なるか! ●トーレ、ヤンキース監督として通算500勝! ▼AL【YANKEES 7-6 ATHLETICS】 この試合に勝って、ジョー・トーレはヤンキース監督として通算500勝を達成。これはミラー・ハギンズ(1067勝)、ジョー・マッカーシー(1460勝)、ケーシー・ステンゲル(1149勝)、ラルフ・ホーク(944勝)、ビリー・マーチン(556勝)に次ぐ史上6人目の快挙である。トーレは過去、ブレーブス、カージナルス、メッツの監督をそれぞれ務めており、監督としては通算1394勝目で歴代23位にランクされている。 トーレの500勝を飾ったのはヤンキース5番手の先発の若手、テッド・リリーである。リリーは5回3分の1を2安打3失点の6奪三振と好投。見事に今季初勝利、しかもこの勝利はリリーにとってはメジャーリーグ初勝利。打つ方では、チャック・ノブロックがホームランを含む5打数4安打3打点。 アスレティックス先発のティム・ハドソンは6回を投げ、12安打7失点と散々な内容に終わった。 ●ジェンキンス3発でシーツにメジャーリーグ初勝利をもたらした! ▼NL【BREWERS 8-4 EXPOS】オリンピック決勝での好投が記憶に新しいベン・シーツがメジャーリーグ初勝利。今季、初めて開幕メジャーを果たし、5番手の先発枠を手にしたが、期待に応えられず2試合投げてマイナー落ち。マイナーで2試合登板後、今日のメジャー復活。この日は6回3分の1を投げて7安打4失点で5奪三振。 このシーツを見事に援護したのが、ジェフ・ジェンキンス。ジェンキンスは1試合3本のホームランを放ち、6打点。今季、1試合3ホームランを記録したのは、カルロス・デルガド(ブルージェイズ)、アラミス・ラミレス(パイレーツ)、トッド・ホランズワース(ロッキーズ)についで4人目である。とはいってもデルガドは既に2回達成しているから、ジェンキンスはのべ5人目である。 ●エラーに足を引っ張られ、大家今季初黒星! ▼AL【ROYALS 8-2 RED SOX】 レッドソックス先発は大家友和。この日の大家はエラーに足を引っ張られた。5失点ながら自責点は1点というところがそれを物語っている。6回のマウンドでは大家自らの送球ミスも出てしまっている。結局この自らのエラーで1アウトも取れず4安打で2奪三振の3死球である。 ロイヤルズで光っていたのはマーク・クイーンである。クイーンはホームランを含む4打数3安打3打点と大活躍した。 ●その他の試合結果 ▼NL【ASTROS 6-4 MARLINS】 ▼NL【REDS 9-4 ROCKIES】 ▼NL【GIANTS 5-0 CUBS】 ▼NL【PADRES 8-1 PIRATES】 ▼NL【DODGERS 7-6 PHILLIES】 ▼AL【DEVIL RAYS 7-3 TIGERS】 ▼AL【ANGELS 4-1 BLUE JAYS】 ▼AL【INDIANS 7-3 RANGERS】 ▼AL【ORIOLES 5-2 TWINS】 ●テッド・ウイリアムス、快方へ! 「最後の4割打者」テッド・ウイリアムスが、入院しているサンディエゴの病院からフロリダの自宅へ帰れることになりそうだ。すでにウイリアムスは82歳。くれぐれも無理はなさらぬように。 |
| ■2001.4.28(現地4.27) |
●ウッド、手術以来最多の14奪三振!パシフィックベルパーク新記録! ▼NL【CUBS 7-3 GIANTS】若き奪三振マシン、ケリー・ウッドが帰ってきた。1998年、衝撃の1試合20奪三振を達成した右腕に周囲の期待は高まるばかりだった。しかし、1999年に右肘を手術。その後は、決して順調とはいえないメジャー生活を送ってきた。そのウッドが帰ってきた。 この日は14奪三振を奪う好投。ウッド自身にとって、1試合2ケタ奪三振は実に14回目。6回を投げたが、最後の10人に対して8奪三振。1998年8月26日にレッズ相手に16奪三振を奪って以来の最多奪三振となる。また、出来て2年目のパシフィックベルパークにおいても新記録となった。この球場での奪三振記録はランディ・ジョンソンとラス・オーティスの11個だった。 ウッドの好投に応えるかのように、カブス打線は初回から爆発。トッド・ハンドリーのタイムリー、ロンデール・ホワイトの2ランホームランが飛び出し、一挙4点。ウッド自身もJT・スノーにホームランを浴び、ジェフ・ケントに2点タイムリーを打たれるものの、それ以降のピッチングは圧巻だった。 ●マリナーズ、4月19勝はタイ記録!佐々木の4月12Sもタイ記録! ▼AL【MARINERS 8-3 WHITE SOX】 マリナーズの勢いは止まらない。ホワイトソックス先発のジェイムス・ボールドウィンが2回にヒットと2つの四球で1アウト満塁のピンチでイチローがファーストのフランク・トーマスを強襲する2点タイムリー二塁打を放つ。トーマスはイチローの打球を捕ろうと懸命に腕を伸ばしたが、支える右手に全体重をかけて痛めてしまい、それが元で途中途中退場することに。その後、ボールドウィンのワイルドピッチも飛び出し、更に1点追加。続く3回はジョン・オルルドのホームランが飛び出すなど、5回まで7点を奪い、マリナーズ先発のアーロン・シーリーを楽にした。シーリーは4回にホセ・バレンティン、マジリオ・オルドニャスの2本のホームランを含む4連打を浴び、3点を奪われるが、それ以外に危ないところはなく、7回を投げ8安打3失点で今季4勝目をマーク。2番手のライアン・フランクリンが8回は抑えたものの、9回1アウトをとってから、エラーとヒットと死球で満塁のピンチ。ここで登場は佐々木主浩。まるで佐々木の舞台をわざわざ作ったかのようだ。佐々木は期待通りピシャリと抑え、今季12セーブ目。4月での12セーブというのは1994年のリー・スミスの記録に並んだことになる。 マリナーズは4月、23試合で19勝4敗。4月の19勝は1997年のブレーブスに並ぶ記録である。 ●乱打戦制したレンジャーズ!しかし、不安なことが・・・! ▼AL【RANGERS 11-9 INDIANS】ともに打撃を売りにする両チーム。初回にアレックス・ロドリゲスが2ランホームラン、3回にラスティ・グリアーがソロホームラン、4回にゲーブ・キャプラーの満塁ホームランが飛び出し、4回表で9対1とレンジャーズが大きくリード。しかし、この回の裏にインディアンズ打線が5安打を集中させ5点を奪取。その後も両チーム点を取り合い、結果的にレンジャーズが11対9で勝った。 しかし、レンジャーズにとって不安なのは、チームの柱である捕手のイバン・ロドリゲスがこの試合の最終打席、かかとを痛めたということで負傷退場。本人は軽症だと言っているもの不安は拭えない。 ●レッズ、8回に一挙6点で逆転! ▼NL【REDS 12-9 ROCKIES】 1回表にレッズが6安打で5点を奪ったレッズ。その裏、同じく6安打を集中させ4点を奪ったロッキーズ。とんでもないスタートを切ったこの試合。4回裏に集中打でまた4点を奪ったロッキーズが逆転。ロッキーズ先発のペドロ・アスタシオは立ち上がりこそは崩れたものの7回まで投げて10安打8奪三振で6失点と徐々に良くなっていった。レッズ打線はアスタシオがマウンドを降りた8回から爆発した。この回8安打で6点で一挙逆転。なお途中で、ケン・グリフィー・ジュニアが久しぶりに代打で登場したが三振に終わっている。 ●バーケット、3安打でシャットアウト! ▼NL【BRAVES 9-0 DIAMONDBACKS】この日の主役はブレーブス先発のジョン・バーケットだった。この36歳の右腕はかつてジャイアンツ時代にシーズン22勝も達成したこともあるベテランである。今季は開幕から0勝3敗といまひとつ調子に乗り切れてない。しかし、この日は見事にダイヤモンドバックス打線を3安打完封。しかも6回にダニー・ボーティスタにヒットを打たれるまではノーヒッターだった。バーケット自身、完封ということになればレンジャーズ時代、1996年の8月11日の対ブルージェイズ戦以来のことであり、完投ということも1997年7月2日の同じくレンジャーズ時代の対ロッキーズ戦以来である。 開幕以来、当たりの止まっていたブレーブス打線もここに来て大爆発。チッパー・ジョーンズのホームランを含む5打数5安打。チッパーにとって5打数5安打はキャリア初のことである。他にもアンドリュー・ジョーンズ、BJ・サーホフ、キルビオ・ベラスにもホームランが飛び出している。 ●若手マシアスが5打数4安打の大活躍! ▼AL【TIGERS 4-2 DEVIL RAYS】 タイガースの1番サードに入っているホセ・マシアスがホームランを含む5打数4安打に3得点。打率は.389と好打率をキープしている。 元気のないのがデビルレイズ。この日も2つのエラーを記録し、4月だけで27個目。去年の4月は13個だけだったことを考えると非常に厳しい。 フレッド・マグリフが、球場が出来て2年目のデトロイト・コメリカパークでホームランを打てば、メジャーリーグ38球場目のホームランとなったがそれはならなかった。現時点で37球場でホームランを打っているのが、マグリフとマーク・マグワイアの2人だ。 ●その他の試合結果 ▼NL【EXPOS 6-1 BREWERS】 ▼NL【MARLINS 9-8 ASTROS】 ▼NL【CARDINALS 9-0 METS】 ▼NL【PIRATES 3-0 PADRES】 ▼NL【DODGERS 4-3 PHILLIES】 ▼AL【RED SOX 9-2 ROYALS】 ▼AL【YANKEES 3-2 ATHLETICS】 ▼AL【BLUE JAYS 12-4 ANGELS】 ▼AL【TWINS 6-3 ORIOLES】 ●デビルレイズ、監督解任の次は身売り話浮上! デビルレイズのオーナーであるビンセント・ナイモリ氏は球団売却を示唆する発言をした。デビルレイズはアメリカンリーグ東地区の最下位の7勝15敗。先日もラリー・ロスチャイルド監督をを解任し、ハル・マクレーを新監督に据えたばかり。今後のチームの動向が注目である。 |
| ■2001.4.27(現地4.26) |
●L・ゴンザレス、12号、13号連発で4月月間本塁打記録タイ! ▼NL【DIAMONDBACKS 13-6 BRAVES】シーズン開幕から驚異的なホームラン量産をしているルイス・ゴンザレス。この日はメジャーリーグを代表する大投手、グレッグ・マダックスに襲いかかった。 ダイヤモンドバックスの先発はロバート・エリス。10年間をマイナーリーグで過ごした苦労人である。先発ローテーションのブライアン・アンダーソンの怪我のためその代役が巡ってきた。2試合に先発登板し、2勝あげている、いわゆる乗ってる選手である。一方のブレーブス先発は言わずとしれたグレッグ・マダックス。今シーズンはいまだ四球を与えてないというとんでもない記録を継続中である。 試合はエリスの立ち上がりが悪く、四球、ヒット、四球でいきなりノーアウト満塁。そこで、4番のBJ・サーホフにも四球を与え押し出し。初回に3点を取り、ブレーブスペースかと思われたが、その裏、絶好調のルイス・ゴンザレスが今季12号ホームランをライトスタンドへぶち込む。続く2回裏にも、4安打を集中させマダックスからさらに3点を奪取。一気に逆転した。 その後ブレーブスが逆転したものの、6回裏にダイヤモンドバックス打線が再びマダックスを捕まえる。1点を取られた後、代打のデビッド・デルーシに今季初の四球を与え、1アウト1塁2塁というピンチでマダックスがマウンドを降りる。しかし、替わったマイク・レムリンジャーがスティーブ・フィンリーから3ランホームランを浴び、ダイヤモンドバックスが逆転。8回裏にはL・ゴンザレスの13号ホームランを含む5点を追加。勝負を決めた。 L・ゴンザレスの4月における13本のホームランは1997年のケン・グリフィー・ジュニア(当時マリナーズ)の記録に並ぶメジャーリーグタイ記録である。ホームランバッターではない彼がなぜ?本人も不思議がっている。 ●マック鈴木、8回を6安打無失点で今季2勝目! ▼AL【ROYALS 6-0 DEVIL RAYS】 マック鈴木にとってこの日の相手、デビルレイズは過去7度の登板で0勝3敗、防御率6.65と分の悪い相手。しかし、この日のマックはそれを感じさせないナイスピッチング。8回を投げて6安打無失点。奪三振は4個で四球はわずか1個。若いディー・ブラウンがメジャーリーグ初ホームランを放ち、マックのピッチングに花を添えた。この他にもマイク・スウィーニーが4打数3安打と大当たりしている。 ●あわや今季2度目のノーヒッター!野茂が好投! ▼AL【RED SOX 2-0 TWINS】レッドソックス先発野茂英雄が初回、マット・ロートン、ジェイソン・マックスウェルに連続四球。不安定な立ち上がりを見せたがなんとか抑えた。野茂は3回に1個、6回に2個の四球を与えるが、6回までいまだノーヒット。今季2度目のノーヒッターなるかと期待がかかったが、7回先頭のトリ・ハンターがライトへ運ぶ。そのハンターの打球をレッドソックスのライト、ダレン・ルイスのグラブをはじく。エラーかと思われたが、記録はヒット。野茂のこの試合の初安打となり、今季2度目のノーヒッターはならなかった。この野茂への援護は捕手ジェイソン・バリテックのタイムリーによる1点のみだった。7回でマウンドを下りた野茂は1安打8奪三振5四球という内容。球数は102球だった。8回からはデレク・ロウがリリーフ。2回をピシャリと抑えた。 一方、ツインズの先発、エリック・ミルトンは野茂に負けず劣らない内容。7回を7安打1失点に抑える。2番手のヘクター・キャラスコが1点を奪われるものの、レッドソックス打線をトータルで2点に抑えた。 シーズン2度のノーヒッターというのは過去4人いる。その中にはあのノーラン・ライアンも含まれるが、1938年のジョニー・バンダーミーア(レッズ)は2試合連続のノーヒッターを記録している。 ●延長15回、最後は押し出しで決め、吉井が初勝利! ▼NL【EXPOS 4-3 CARDINALS】 エクスポズの先発はトニー・アーマス、カージナルスの先発はリック・アンキールと若手同士の投げ合いとなった。アンキールはホゼ・ビドロ、フェルナンド・タティースに連続ホームランを浴びるなど4回3分の1を6安打4四球の3失点でKO。一方のアーマスは5回までに8奪三振を奪いながら、2失点で降板した。 その後は追いつ追われつの好ゲームとなり、延長戦に突入。リリーフ陣の好投で延長15回までいく。15回表に2つの四球と二塁打でエクスポズは満塁のチャンスを作る。ここで、ミルトン・ブラッドリーが四球を選び押し出し。この1点を守り、エクスポズが勝利を収めた。なお、エクスポズの勝利投手は13回から3イニングを抑えた吉井理人。今季初勝利である。 ●強いマリナーズ、ヤンキースを4年ぶりにスウィープ! ▼AL【MARINERS 7-3 YANKEES】好調マリナーズの餌食になったのは、ヤンキース先発のマイク・ムシーナだった。2対2で向かえた7回表、代打トム・ランプキンがヒットで出ると、続くイチローがバントしたが、うまく送れずランプキンがアウトになるが、1塁に残ったイチローが盗塁。マイク・キャメロンが四球を選んだ後、エドガー・マルチネスの2塁打が飛び出し、ムシーナをKO。続く、マイク・スタントン、ラミロ・メンドーサにも襲いかかり、この回3点を奪取。 ヤンキースは9回にジェフ・ネルソンから2アウト満塁のチャンスを奪うが、押し出しによる1点しか奪えず、ネルソンから替わったアーサー・ローズに抑えられ、追いつくことは出来なかった。 マリナーズによるヤンキースのスウィープは1997年の7月25日から27日の間以来の4年ぶりのことである。 ●好投、K・ブラウン!牽制で2人を刺す! ▼NL【DODGERS 6-3 PIRATES】 6回裏、ドジャース打線はパイレーツ先発、トッド・リッチーに襲いかかった。トム・グッドウィンが四球で出てから盗塁。ジェフ・リボールト、ショーン・グリーンが連続ヒット。1人おいて、ヒラム・ボカチカ、マーキス・グリッソム、チャド・クルーター、アレックス・コーラの4連打。この6安打を集中し、5点を奪取。リッチーにとっては悪夢の6回となったろう。 ドジャースの先発はケビン・ブラウン。ブラウンは7回を4安打1失点で7奪三振。防御率はいまだ1.03と抜群の安定感を誇る。2人のランナーを牽制球で刺したりもした。 ●その他の試合結果 ▼NL【BREWERS 12-8 METS】 ▼NL【CUBS 7-2 ROCKIES】 ▼NL【REDS 7-5 GIANTS】 ▼NL【PADRES 11-0 PHILLIES】 ▼AL【TIGERS 8-2 ORIOLES】 ▼AL【INDIANS 6-5 ANGELS】 ▼AL【ATHLETICS 16-6 WHITE SOX】 ●ライターがDL入り! メッツのエース、アル・ライターが左肘の痛みから故障者リスト入り。今季は4試合に先発し、0勝3敗。内容的にはさほど悪くないものの結果としては出ていない。不調のメッツとしては非常に苦しい。 |
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