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| MLB EXPRESS REVIEW |
| ★2001.4.21〜4.26★ | [MLB EXPRESS REVIEW] |
| ■2001.4.26(現地4.25) |
●強いフィリーズ、6連勝で首位独走!そんな中でメジャー新記録が! ▼NL【PHILLIES 5-3 PADRES】パドレスの1番レフトとして先発したのはリッキー・ヘンダーソン。9回の先頭打者として打席に立った第5打席目。替わったばかりのホセ・メサから四球を選び、これが通算2063個目の四球。ついにベーブ・ルースの記録を追い抜いた。この日は4打数1安打のヘンダーソン。この記念すべき試合で、7回にフィリーズのマーロン・アンダーソンのレフトへの飛球を落球と精彩の欠く面もみせている。しかし、記録を達成したヘンダーソンには大きな拍手が送られていた。現在地区最下位に沈んでいるパドレスを42歳の彼が引っ張れるかどうか。ちなみにいまだ打率は.136である。 試合の方はというと、フィリーズのヤングパワーが炸裂した。トラビス・リーが2ランホームランに3四球。前出のアンダーソンも2点タイムリー、パット・バールも4打数2安打でチームの得点に絡んでいる。投げては、オマー・ダールが7回を9安打2失点に抑え、今季2勝目。ダールは昨年途中にカート・シリングとのトレードでフィリーズに移ってきた選手。昨年成績は、4勝19敗と苦戦した投手である。 パドレスはフィリーズ2番手のリッキー・ボッタリコからソロホームランで追いかけるも勝利には結びつけられなかった。パドレスは3連敗で、ここ10試合においては1勝9敗のどん底。一方のフィリーズは6連勝中である。 ●ペドロ対ラドキー!延長戦でツインズ勝利! ▼AL【TWINS 6-4 RED SOX】 好調同士のこのゲーム。レッドソックスの先発がペドロ・マルチネスに、ツインズの先発は今季絶好調のブラッド・ラドキーという注目のゲームである。ラドキーは立ち上がりを攻められ、いきなりホゼ・オファマンに2ランホームランを浴びつつも、7回を投げ、8安打7失点の内容。ペドロはAJ・ピアジンスキー、ルイス・リバスにタイムリーを打たれ、結局7回を投げ、6安打2失点の10奪三振と勝ち投手の権利を残してマウンドを降りた。しかし、9回にピアジンスキーのタイムリーが飛び出し同点で延長へ。 勢いの止まらないツインズは10回裏2アウト満塁でトリ・ハンターが3点タイムリー二塁打。その裏のレッドソックスは1点返すので精一杯だった。 ●シリング、12奪三振!チームメイトと奪三振レース! ▼NL【DIAMONDBACKS 10-7 MARLINS】ダイヤモンドバックスの右のエースのカート・シリングはこの日、12奪三振を選び、今季すでに50奪三振。チームメイトの左のエース、ランディ・ジョンソンは48奪三振と2人で奪三振レースをしている。この2人の奪三振レースがチームの勝利に結びつけばいうことはない。しかし、シリングは奪三振こそ稼いだものの13安打で7失点。ダイヤモンドバックス打線が爆発して10点を取ったため、シリングは今季無傷の3勝目をマークした。 ●ミルウッド今季初勝利!両ジョーンズにもホームラン! ▼NL【BRAVES 11-3 ASTROS】 ブレーブス先発のケビン・ミルウッドが6回3分の1を投げ、リチャード・ヒダルゴとジェフ・バグウェルにホームランを浴びるものの6安打3失点で今季初勝利。昨年から極度の不調に陥り、この日の勝利は昨年9月22日以来である。 打つ方ではアンドリュー・ジョーンズ、チッパー・ジョーンズの両ジョーンズにもホームランが飛び出し、ウェズ・ヘルムズにもホームラン。1番ラファエル・ファーカルも4打数3安打3得点とアストロズをかき回した。いよいよ本命ブレーブスがエンジンをかけ始めたか。 ●延長11回にコナーコがサヨナラホーマー! ▼AL【WHITE SOX 2-1 ATHLETICS】ホワイトソックス先発のデビッド・ウェルズが9回を投げ5安打1失点と好投するが援護はホゼ・バレンティンのソロホームランのみ。アスレティックス先発のコーリー・リドルも7回を5安打1失点と粘り強いピッチング。こちらの援護もテレンス・ロングのソロホームランのみ。 延長戦にもつれ込んだこの試合は11回裏にポール・コナーコの打球がレフトスタンドに飛び込み試合終了。コナーコはここまで4打席凡退だったが、見事に名誉挽回の1発となった。 共に、開幕前の期待を裏切る低調ぶり。早く調子を取り戻してほしいものだ。 ●マリナーズ6連勝で開幕から17勝4敗! ▼AL【MARINERS 7-5 YANKEES】 今シーズンからアレックス・ロドリゲスの抜けたマリナーズのショートを守っているカルロス・ギーエンが4打数3安打3打点。チーム成績も17勝4敗とメジャーリーグナンバー1。A・ロドリゲスの抜けた穴を感じさせないすさまじい勢いである。 ヤンキースの先発はサウスポーのアンディ・ペティット。左投手からの打率が低いと注目されていたイチローだが、そのペティットから2安打2打点。打率も.355と上げた。 昨年までヤンキースのブルペンにいたジェフ・ネルソンが古巣相手に登板。ブーイングと拍手の中、マウンドに上がり、アルフォンゾ・ソリアーノをファールフライに討ち取った。9回はもちろん佐々木主浩。早くも11セーブ目をあげた。 ●その他の試合結果 ▼NL【BREWERS 7-2 METS】 ▼NL【CARDINALS 5-2 EXPOS】 ▼NL【ROCKIES 6-5 CUBS】 ▼NL【REDS 7-5 GIANTS】 ▼NL【DODGERS 6-5 PIRATES】 ▼AL【ANGELS 3-1 INDIANS】 ▼AL【ORIOLES 6-4 TIGERS】 ▼AL【BLUE JAYS 8-5 RANGERS】 ▼AL【DEVIL RAYS 5-3 ROYALS】 |
| ■2001.4.25(現地4.24) |
●疑惑のホームラン!?マリナーズ逆転勝ち! ▼AL【MARINERS 7-5 YANKEES】マリナーズの先発はフレディ・ガルシア、ヤンキースの先発はロジャー・クレメンス。共にエース同士の投げ合いとなった。先に捕まったのはクレメンス。2回にヒットと2つの四球で作った満塁のピンチでカルロス・ギーエンに2点タイムリーを打たれ2点を先制され、3回にはマイク・キャメロンのソロホームランで1点。クレメンスは早々に3失点となった。 追いかけるヤンキースは4回にガルシアを捕らえ、先頭のポール・オニールの今季8号となるソロホームランが飛び出し、デビッド・ジャスティスの四球からホルヘ・ポサダ、ティノ・マルチネス、アルフォンゾ・ソリアーノ、スコット・ブローシャスと4連打が飛び出し、この回に一挙4点を取り、逆転。5回にはバーニー・ウイリアムスのソロホームランでさらに1点追加。クレメンスが復調したことから、5対3と開いた2点の差は追いかけるマリナーズにとってとても大きなものに感じられた。 しかし7回、試合の流れが変わることが起こった。この回先頭のブレット・ブーンがヤンキースのサード、ブローシャスの一塁への悪送球で出塁。1つアウトをとった後、向かえるバッターはトム・ランプキン。トンプキンの打球はレフトへ飛び、レフトのチャック・ノブロックの差し出すグラブに触れ、フェンスのてっぺんに当たり、グランドへ戻ってきた。インプレーと思われたが、3塁塁審はホームランの判定。結局、同点の2ランホームランとなった。同じような打球は昨年のワールドシリーズ第1戦であった。メッツのトッド・ジールの打球だが、この時はそのままインプレーとなり、中継に入ったショートのデレク・ジーターの好返球もあり、ランナーのティモ・ペレスは本塁で刺される形となった。いわゆるワールドシリーズを象徴するようなプレーのひとつとなった。しかし、この日の当たりはホームランと判定された。ヤンキース側の抗議も受け入れられず、疑惑のホームランとなった。 同点としたマリナーズは8回にジョン・オルルドのタイムリー、9回にイチローの内野安打が投手のマイク・スタントンの悪送球を招き、更に1点を追加。先発ガルシアのタフなピッチングに続き、2番手ノーム・チャールトンが1安打1四球ながら、3奪三振。最後は大魔神こと佐々木主浩。見事に抑え、今季はやくも10セーブ目。この勝利でマリナーズは16勝4敗とし、勝率は8割となった。 ●コロラド名物(?)、花火4発で好調カブスが火だるま! ▼NL【ROCKIES 14-1 CUBS】 カブスの先発は、ケビン・タパニ。今季ここまで3試合に登板し、防御率0.96で3勝0敗と絶好調の内容。迎え撃つのはロッキーズのエース、マイク・ハンプトン。普通だったら投手戦が予想されるところだが、場所がクアーズフィールドであったことがタパニを狂わせたのか。3回3分の1を投げ、11安打で10失点と散々な内容。結局、0.96だった防御率は、この日マウンドに上ってから、約1時間後には4.91にまで跳ね上がった。その中には、ラリー・ウォーカー、ジェフ・シリーロ、トッド・ヘルトンのホームランも含まれる。一方のハンプトンは5回を3安打1失点に抑え、今季3勝目をマーク。 打つ方では、ラリー・ウォーカーが2本のホームランを放ち、今季11号。ダイヤモンドバックスのルイス・ゴンザレスに並んだ。ウォーカーが4月に11本のホームランを打つのは1997年以来。この年はリーグMVPに輝いている。 ●カーブが切れる切れる!カイルが好投! ▼NL【CARDINALS 7-2 EXPOS】昨年の20勝投手、カージナルス先発のダリル・カイルがカモであるエクスポズ相手に7回を5安打無失点に抑える好投を見せた。なにしろ、カイルはエクスポズ相手にここ2年間で23イニングを投げ、23奪三振で2四球、失点はわずか1点。対戦成績は3勝0敗であった。 ルーキー、アルバート・プホルスはこの日も2塁打2本で3打点の大活躍。打率は.377でナショナルリーグの打率部門の2位。また26安打もリーグ2位。打点19はチームトップで、リーグでは4位。ただいま、ナショナルリーグの新人王レースを独走中の21歳である。 ●ショーエンワイスがインディアンズの連勝をストップ! ▼AL【ANGELS 7-2 INDIANS】 エンゼルス先発のスコット・ショーエンワイスは3回までに8安打2失点という内容だったが、4回以降は完全に立ち直った。4回から7回まではパーフェクトの内容。結局、8回を投げ10安打2失点の内容で今季2勝目。一方のインディアンズ先発のバートロ・コロンは、4回にウォーリー・ジョイナーに打たれた2ランホームランが痛かった。ジョイナーはここまで打率が.154の絶不調だった。 ●あのベーブ・ルースに並んだ!ヘンダーソンが通算2062四死球! ▼NL【PHILLIES 12-7 PADRES】その時は6回の裏にやってきた。開幕をマイナーで向かえるという屈辱のスタートを切った42歳のベテラン、リッキー・ヘンダーソンは、メジャー昇格後の打率が.111ということからスタメンからはずれていた。投手のデービッド・リーの打順でヘンダーソンが代打に告げられた。相手投手はフィリーズ2番手のクリス・ブロック。144キロの速球を見送り、四球。この四球がヘンダーソンにとっては通算2062四死球。この記録はベーブ・ルースの持つメジャーリーグ記録に並びものである。彼は通算1371盗塁のメジャー記録を持っているほかに、あと67得点でタイ・カップの持つ2245得点というメジャー記録に並ぶし、あと84本のヒットでメジャー史上25人目の3000安打を記録する。 しかし、試合はというと、フィリーズ打線が爆発した。ボブ・アブレウがホームランを含む4打数3安打の4打点、トラビス・リーが4打数3安打の2打点。ヘンダーソンの記録もかすんでしまう。 ●ツインズを止めた!エバレットがグランドスラム! ▼AL【RED SOX 9-4 TWINS】 強すぎるツインズの勢いをカール・エバレットの満塁ホームランで沈めた。エバレットにとっては通算6本目となる満塁ホームランはフェンウェイパークのグリーンモンスターを越えていった。この1発でツインズ先発のマーク・レッドマンを1回3分の2でKOした。 しかし、それでいてもツインズは12試合で10勝2敗。初回にルイス・リバスのホームランを含み3点を奪取している。好調ツインズの小休止となるか、それとも・・・。 ●その他の試合結果 ▼NL【BREWERS 6-4 METS】 ▼NL【ASTROS 11-6 BRAVES】 ▼NL【DIAMONDBACKS 9-8 MARLINS】 ▼NL【PIRATES 5-1 DODGERS】 ▼NL【REDS 9-5 GIANTS】 ▼AL【ORIOLES 8-3 TIGERS】 ▼AL【BLUE JAYS 7-5 RANGERS】 ▼AL【DEVIL RAYS 4-2 ROYALS】 ▼AL【ATHLETICS 6-4 WHITE SOX】 |
| ■2001.4.24(現地4.23) |
●未来のスターの投げ合い!シーツが投げ勝つ! ▼3A-IL【BREWERS-3A 9-8 METS-3A】マイナーリーグのお話。ブリュワーズの3Aチーム、インディアナポリス・インディアンズとメッツの3Aチーム、ノーフォーク・タイズの対戦。インディアンズ(クリーブランドじゃない!)の先発はベン・シーツ。例のシドニーオリンピックでアメリカ代表に金メダルをもたらした男である。開幕はメジャーで向かえ、ブリュワーズの5番目の先発ローテーションとして2試合に先発したもの、0勝2敗で防御率が6.00。早くもマイナー降格し、この日までマイナーのゲームに1試合登板。レッズの3Aチーム、ルイビル・リバーバッツ相手に9安打3失点の内容で1敗を記録している。一方、タイズの先発はこちらも期待の若手右腕、グラント・ロバーツである。1995年にメッツにドラフト11位で指名され入団。右肘の手術のため遅れているものの、将来的にはメッツのローテーション入りするだろうと言われている投手である。去年後半、メジャーに昇格し、わずかに4試合だけ登板し、防御率11.57という数字を残している。今季はマイナースタートでここまで3試合に先発し、0勝2敗、防御率6.28と決していい内容とはいえない。 タイズのスタメンはメジャー復帰を目前としているティモ・ペレスが1番、ベニー・アグバヤーニが3番、マット・フランコが4番を打つという打線。シーツはこの打線を相手に5回を5安打2失点の内容。対するロバーツは7回を投げ9安打7失点で2ホームランを浴びている。結果はシーツに軍配が上がった。 昨日投げたブリュワーズのエース、ジェフ・ダミーコが右肘に違和感を訴え、メディカルチェックを受けることになった。そのため、ブリュワーズは現地29日のエクスポズ戦でマイナーからシーツを昇格させ、ダミーコの替わりに投げさせるらしい。シーツはこの日のマウンドがマイナーリーグでの最後の登板となるかもしれない。 ●貧打払拭か?ブレーブス、打ち勝った! ▼NL【BRAVES 9-7 ASTROS】 ついに王者の座を転落かといわれているブレーブス。この日は主軸に当たりが出て、9点を取った。ところが頼みの先発グラビンが不安定な内容。5回3分の2を投げ、9安打を打たれ5四球で4失点。特にアストロズの1番、フリオ・ルーゴには3安打の固め打ちをされる3番手のマイク・レムリンジャー、最後のジョン・ロッカーも点を奪われる内容でアストロズに7失点。かろうじて打ち勝ったという形になった。 この日にヒットのなかったクレイグ・ビジオだが、あと10本のヒットで通算2000本安打となる。 ●ジョンソン、10奪三振で今季初完封! ▼NL【DIAMONDOBACKS 9-0 MARLINS】ダイヤモンドバックス先発のランディ・ジョンソンはマーリンズ打線から10三振を奪い、6安打の無四球で完封。これで1試合2ケタ奪三振は152回目で歴代2位。歴代1位はノーラン・ライアンで215回である。この日115球を投げたジョンソンだが、9回になっても160キロをマークしたそうな。今年で38歳という年齢を全く感じさせない。 このジョンソンを援護したのはここまで絶好調のレジー・サンダース。5回に3ランホームランを放っている。 マーリンズ先発はライアン・デンプスターは5安打4四球で8失点という内容で4回3分の2でマウンドを降りている。 ●若い力がはじける!好調首位フィリーズ! ▼NL【PHILLIES 5-3 PADRES】 かつてのパドレスの監督であったラリー・ボーワがフィリーズの新監督としてサンディエゴに戻ってきた。とはいっても、ボーワは1987年にパドレス監督となり、1988年途中で16勝30敗という内容で途中解雇された経験を持つ。1年半のパドレス監督で残した成績はわずか81勝127敗。元々は現役時代フィリーズのショートとしてチームを引っ張った熱血漢。地区首位を走る好調チームを率いての監督としての里帰り(?)である。 この日もトラビス・リー、スコット・ローレンという若い選手にホームランが飛び出し、投げては先発ブルース・チェンが5回を3安打でブッハ・トランメルのホームランによる1点に抑え、7奪三振で今季初勝利。最後はリッキー・ボッタリコが1回3分の1を抑え、こちらも今季初セーブ。フィリーズはナショナルリーグ東地区の首位をいまだ走り続けている。 ●チチローのパスポートが盗まれる! イチローの父のチチローのバッグが盗まれたらしい。そのバッグの中には約4500ドルとチチローのパスポートが入っていたそうだ。 |
| ■2001.4.23(現地4.22) |
●延長10回裏、オニールが同点弾!ジャスティスがサヨナラ弾! ▼AL【YANKEES 4-3 RED SOX】レッドソックスの先発は大家友和、ヤンキースの先発はルーキー左腕のテッド・リリー。リリーは今季初登板でいて、メジャー初先発。緊張感あふれるマウンドだが、2回と6回にマニー・ラミレスにソロホームランを打たれるが、6回3分の2を投げ、7安打2失点の10奪三振と素晴らしいピッチングを披露。大家は5回にホルヘ・ポサダにソロホームランを打たれただけで5回3分の2を投げ、7安打1失点。勝ち投手の権利を残してマウンドを降りた。試合はレッドソックス3番手のリッチ・ガーセスがスコット・ブローシャスからソロホームランを浴び同点。若手投手が先発したこの試合は2対2のまま延長戦に突入した。 9回裏にティノ・マルチネスの2塁打と四球などでランナーを3塁に進めるなど、イケイケムードのヤンキースは9回には得点できなかったものの、延長10回表に抑えの切り札マリアーノ・リベラを投入。しかし、リベラがツーアウトから、ラミレス、トロイ・オリアリー、ジェイソン・バリテックの3連打で1点を奪取。 レッドソックスは満を持して、10回裏のマウンドにはデレク・ロウを送るが、ポール・オニールが同点ホームランを打たれる。1人おいてデビッド・ジャスティスを打席に向かえる。ジャスティスはこの日それまでの4打席全て三振と散々な内容だった。そのジャスティスがサヨナラホームランを放ち、ヤンキースに勝利をもたらした。 ヤンキースとレッドソックスの直接対決第2ラウンドの3戦、計165127人もの客が集まるなど、人気の高いゲームで内容の濃いゲームをしている。ちなみに、この日、4打数2安打のヤンキースの新人王候補、アルフォンゾ・ソリアーノは開幕から82打数でいまだ四球がない。いつまで続くか。 ●フィリーズ、24年ぶりにブレーブスをスウィープ! ▼NL【PHILLIES 3-2 BRAVES】 若手の力で開幕から好調を保っているフィリーズと、得点力不足で低空飛行を続けるブレーブスの差が如実に現れた3連戦となった。フィリーズの先発はエイモリー・テレマーコ。8回を4安打無失点に抑える好投。ブレーブス先発はジョン・バーケットは、立ち上がりを攻められ、1点を奪われ、5回にダグ・グランビルに2ランホームランを浴びる。7回を4安打3失点に抑えるもののバーケットに打線の援護はなかった。 結局、フィリーズはブレーブス相手の3連戦を3連勝。フィリーズがブレーブス相手に3連戦、4連戦というセットで全勝するというのは1977年以来である。昨年はチームの勝率がやっと4割に乗るのがやっとだったフィリーズは、今年見事に生まれ変わり、現在は地区首位を走っている。 ●アスタシオ、8回を2安打1失点の好投! ▼NL【ROCKIES 2-1 DIAMONDBACKS】ロッキーズ先発のペドロ・アスタシオが2回にスティーブ・フィンリーのヒット1本に抑える素晴らしい内容で8回まで零封。あわや、1安打完封かと思われたが、9回にルイス・ゴンザレスに死球、マット・ウイリアムスにこの日2本目のヒットを打たれ、マウンドを降りる。残したランナー1人がダブルプレーの間にホームインしたため、1失点となったが、アスタシオは今季3勝目をマークした。 初回にラリー・ウォーカーの今季9号となるソロホームラン、8回にジェフ・シリーロの犠牲フライのよる1点と計2点をアスタシオが守りきったことになる。 ●シーリー、好投でマリナーズがエンゼルスをスウィープ! ▼AL【MARINERS 5-0 ANGELS】 投げてはアーロン・シーリーが6回を5安打無失点、打ってはここまで打率.118と当たりの出ていなかったアル・マーチンがホームランと2塁打をそれぞれ放ち、4打数2安打2打点と大活躍。同地区のライバルチーム、エンゼルス相手に4連勝した。 注目のイチローは5打数2安打1打点1得点。また、7回から1イニング、長谷川滋利がマウンドに上った。四球を1つ出したもののセカンドゴロ2つにセンターフライと抑えたもののチームの勝利には結びつかなかった。 ●13奪三振!ミラーが奪三振でリーグトップ! ▼NL【ASTROS 4-3 CARDINALS】メジャー2年目の24歳、ウェイド・ミラーがキャリア初となる13奪三振を奪う好投。ここまで4試合の登板で計40三振を奪い、39奪三振のランディ・ジョンソン、38個のカート・シリングを抜いてリーグ1位に躍り出た。ミラーはアルバート・プホルスの2本のホームランによる3失点だけに抑えた。 カージナルス先発のダスティン・ハーマンソンも7回を7安打3失点に抑えたものの、2番手のジーン・ステックシュルトが四球のあと、ランス・バークマンの2塁打を打たれ、ランナーを3塁に進ませてしまい、リチャード・ヒダルゴの犠牲フライで1点を奪われる。勝ち越したアストロズは最終回にミラーを引き継いで切り札、ビリー・ワグナーがマウンドへ。ワグナーは1本ヒットを打たれるもの、2三振を奪い今季5セーブ目をマークした。 ●不調アルフォンゾ、今季初ホーマー! ▼NL【METS 5-1 REDS】 開幕から3試合の登板で2完投を記録しているメッツ先発のリック・リード。昨年から続いていた連続イニング無四球記録は初回にドミトリー・ヤングに四球を与えてしまい、32イニング連続で無四球はストップした。しかし、リードは6回3分の2を投げ、ルーベン・リベラの1本のホームランだけに抑えた。なお、このリベラのホームランによる1点は、レッズが継続中の連続試合完封負けなしの記録を181試合までに伸ばした。 ここまで打率が.143と絶不調だったエドガード・アルフォンゾに今季初ホームラン。新庄にも今季2号ホームランが飛び出している。 ●強いツインズ!11試合で10勝! ▼AL【TWINS 4-2 WHITE SOX】 2対2で向かえた8回、デビッド・オーティスの2ランホームランが飛び出し、勝ち越し。最後は抑えのラトロイ・ホーキンスが今季5セーブ目をあげ、またまたツインズが勝った。なんとここ11試合で10勝。開幕前に誰がこのツインズの躍進を予想できたか。ツインズ先発のジョー・メイズは6回3分の1を投げ、5安打2失点。 昨年の地区優勝チームホワイトソックス相手に3連勝と完全にスウィープ。ツインズのホワイトソックス相手のスウィープは1985年の6月以来のことである。 ●その他の試合結果 ▼NL【EXPOS 6-2 MARLINS】 ▼NL【PIRATES 4-3 CUBS】 ▼NL【GIANTS 6-4 BREWERS】 ▼NL【PADRES 7-6 DODGERS】 ▼AL【INDIANS 11-3 TIGERS】 ▼AL【ORIOLES 10-8 DEVIL RAYS】 ▼AL【ROYALS 5-1 BLUE JAYS】 ▼AL【RANGERS 11-2 ATHLETICS】 |
| ■2001.4.22(現地4.21) |
●マダックス、連続イニング無失点ストップ!貧打に泣くブレーブス! ▼NL【PHILLIES 4-1 BRAVES】今シーズンいまだ無失点を続けていたグレッグ・マダックスが4回にトラビス・リーにホームランを打たれ、今季初の自責点となる失点。連続イニング無失点は23イニングでついにストップした。7回を投げ4失点ながら、自責点はわずか2。特筆すべきはマダックスは開幕からいまだ四球を出していないところ。しかし、この日もチームの貧打に泣き、今季初黒星。 両チームがいるナショナルリーグ東地区の首位といえば、ブレーブスの指定席だった。開幕から不調が続いているブレーブスに対して、フィリーズは地区首位に立つ好調ぶり。この日のフィリーズの先発はロバート・パーソン。6回を6安打無失点で7奪三振。ブレーブスもランナーを出しながら14残塁と散々な内容。マダックスが投げた4試合では計14点の援護しかない。ブレーブスとしても、マダックスにしても耐え時だ。 ●絶好調カブス!1975年以来の開幕好スタート! ▼NL【CUBS 4-3 PIRATES】 開幕から好調を続けるカブス。この日はトッド・ハンドリーの2本のホームランで逆転勝ち。開幕から12勝5敗という数字はカブスにとって1975年以来の好スタートである。カブス先発のケリー・ウッドは7回を5安打2失点の8奪三振と好投したが、降板後にチームが逆転したため、勝ちはつかなかった。 ちなみに、1975年のカブスは4月を18勝8敗の好スタートを切ったが、終わってみれば75勝87敗に終わった。当時は今とは違う2地区制でナショナルリーグの東地区にいたカブスは結局5位に終わっている。 ●トーミ、自らの不調を吹き払うサヨナラホーマー! ▼AL【INDIANS 5-4 TIGERS】延長11回までもつれたこの試合。延長11回表にタイガースがホセ・マシアスのタイムリーで1点を奪い、延長11回裏には当然タイガースの抑えの切り札、トッド・ジョーンズがマウンドに上った。 エリス・バークスを四球で歩かせた後、バントで送り、向かえるバッターはここまで絶不調のジム・トーミ。開幕から37打数5安打。打率にすれば.125しかない。しかし、そのトーミがジョーンズからサヨナラ2ランホームラン。このホームランをきっかけに上昇線を描けるか。チームは好調だが、ツインズがその上を行っているため、現在地区2位である。 ●ペニー、4安打8奪三振で完封勝利! ▼NL【MARLINS 5-0 EXPOS】 マーリンズ先発はメジャー2年目のブラッド・ペニー。このペニーが素晴らしいピッチングを見せた。エクスポズ打線をホセ・ビドロの3安打、ブラディミール・ゲレーロの1安打の計4安打に抑えた。打線もアレックス・ゴンザレスの2ランホームランで援護。ペニーは今季初勝利。 マーリンズも1997年の世界一という輝かしい歴史から時が流れ、徐々に優勝を狙えるメンバーが揃ってきた。先発投手陣も今日投げたペニーに、ライアン・デンプスター、マット・クレメント、ブラディミール・ヌネス、ジェイソン・グリリというメンバー。この他にも潜在力を秘めた選手はいるだけに今後が楽しみである。 ●ルーキーが活躍!ムシーナをKO! ▼AL【RED SOX 8-3 YANKEES】野茂英雄を打ち砕いて勝ったヤンキースは、今日はレッドソックスのルーキー、シェア・ヒレンブランドにしてやられた。ヤンキース先発のマイク・ムシーナから、ホームランと2点タイムリー2塁打を放ち、ムシーナを4回でマウンドから引きずり下ろすことに成功した。この他にもメジャーに上がってきたばかりの2番手のエイドリアン・ヘルナンデスからマニー・ラミレスが今季第4号となるホームランを打った。レッドソックスは打線の活躍で先発フランク・カスティーヨに2勝目をプレゼントした。 この日ヤンキースタジアムに集まったのはなんと55483人。このゲームへの注目度がいかに高いかを示しているといえる。 ●オルルドにグランドスラム!イチローはヒット打てず! ▼AL【MARINERS 5-2 ANGELS】 イチローはこの試合ヒットを打てず、記録は15試合で止まったもののマリナーズの勢いはまだ止まらない。3回に飛び出したジョン・オルルドの満塁ホームランを、先発ジェイミー・モイヤーを始めとして、ライアン・フランクリン、アーサー・ローズ、ジェフ・ネルソンの継投で守りきった。佐々木主浩の出番はなし。モイヤーは3勝目、ネルソンにセーブが付いている。 ●L・ゴンザレス、4月で11号!リーグタイ記録! ▼NL【DIAMONDBACKS 10-5 ROCKIES】開幕からもの凄い勢いでホームランを量産しているルイス・ゴンザレスが早くも11号。なんと17試合で11本というのはナショナルリーグ記録である。1971年のウイリー・スタージェル、1976年のマイク・シュミット、1996年のバリー・ボンズとゲーリー・シェフィールド、1997年のラリー・ウォーカーに並ぶものだ。なお、メジャー記録は1997年のケン・グリフィー・ジュニアの13本である。 このゴンザレス以外にも、レジー・サンダースの2本のホームラン、ロッド・バラハスのホームランが飛び出し、ダイヤモンドバックスが打ち勝った。 ●その他の試合結果 ▼NL【METS 5-2 REDS】 ▼NL【CARDINALS 9-2 ASTROS】 ▼NL【BREWERS 6-3 GIANTS】 ▼NL【DODGERS 4-2 PADRES】 ▼AL【TWINS 4-3 WHITE SOX】 ▼AL【DEVIL RAYS 6-5 ORIOLES】 ▼AL【ROYALS 5-4 BLUE JAYS】 ▼AL【ATHLETICS 7-6 RANGERS】 ●グウィンがDL入り! 昨日の試合で途中退場したトニー・グウィンが故障者リスト入りすることになった。自身のキャリアでは10度目の故障者リスト入りとなる。昨年痛めたのが左膝、今回が右足の膝の裏の腱である。 |
| ■2001.4.21(現地4.20) |
●デルガド3発!モンデシー2発!ブルージェイズ絶好調! ▼AL【BLUE JAYS 12-4 ROYALS】カルロス・デルガドがメジャー史上14人目の今季2度目の1試合3本塁打を記録。同じくチームメイトのラウル・モンデシーも2本塁打し、この2人で9打点を記録し、ブルージェイズが大勝した。デルガドはこの3発で今季10号の大台に乗せた。4月での10号到達は、ブルージェイズの球団記録である。 ブルージェイズは、昨日はトロントでのヤンキースとのゲームで延長17回という激闘を戦ったばかり。この日、カンザスシティのホテルに着いたのは朝5時のことだった。しかし、その疲れを見せないほどの猛打の爆発。現在のチームのいい状態の象徴のようだ。 ロイヤルズの先発はマック鈴木。マックは6回を投げ、8安打4失点で今季初黒星。デルガドとモンデシーにもそれぞれ1本ずつ本塁打を打たれた。 ●新「40−40」クラブ入りも、グウィン、途中退場! ▼NL【DODGERS 3-1 PADRES】 この日のパドレスは1番がリッキー・ヘンダーソン42歳、2番がトニー・グウィン40歳。40歳代の選手がスターティングメンバーに共に名を連ねるというのは、1945年のタイガース、ドク・クレイマーとチャック・ホステトラーの2人以来のことである。しかし、このうちの1人、グウィンが試合中に右足の膝の裏の腱を痛め、途中退場。10日間は安静にしなければいけないとのこと。グウィンは過去首位打者8回、15回のオールスター出場といわゆる大スター。昨年は左膝の故障でわずか36試合の出場にとどまっていた。復帰をかける今季、この退場が選手生命に関わるものではないことを祈る。 試合はドジャース先発ケビン・ブラウンが6回と3分の1を6安打1失点に抑え、ゲーリー・シェフィールドの2打点、ショーン・グリーンの1打点で、ドジャースが勝った。 ●ラーキン、キャリア初のグランドスラム! ▼NL【REDS 9-5 METS】レッズのチームリーダー、バリー・ラーキンがキャリア初となる満塁ホームランを放ち、レッズが勝った。ラーキンの満塁ホームランはメジャーデビュー後、6734打数目で初めてのこと。打たれたのはメッツのエース、アル・ライター。ライターは今季4試合目の登板でいまだ勝ち星のない0勝3敗。ラーキンの満塁ホームランに続き、アーロン・ブーンにも2ランホームランを打たれている。 ちなみに、この日ラーキンが満塁ホームランを打ってしまったため、今現在、長くメジャーでプレーしていながら満塁ホームランを打っていないのはマリナーズのマーク・マクレモアの4910打数ということになった。 なお、ここのところ当たりの止まっているメッツ、新庄剛志は2打席凡退すると、同じく元阪神のマーク・ジョンソンと交代している。 ●ティノ・マルチネスが野茂からグランドスラム! ▼AL【YANKEES 6-1 RED SOX】 延長17回を戦い終えたばかりのヤンキースが本拠地ヤンキースタジアムで宿敵レッドソックスを迎え撃つ。先週と同じく、ヤンキースの先発はアンディ・ペティット、レッドソックスの先発は野茂英雄。ペティットは立ち上がり、ヒットと四球でピンチを迎えるが見事にしのぐ。一方、野茂は初回から捕まった。四球3つで満塁とした後、ティノ・マルチネスにライトスタンド上段までぶち込む満塁ホームラン。2回はスコット・ブローシャスにヒットを打たれた後、チャック・ノブロックに死球を与え、続くデレク・ジーターにタイムリーを打たれ、2回までで6失点。この回でマウンドを降りた。3回以降、立ち直ったペティットは9回まで投げ、あわや完封と思われたが、最後にマニー・ラミレス、トロイ・オレアリーに連続2塁打を浴び、1失点。完封は逃したものの9回を6安打1失点の7奪三振で今季3勝目をマークした。 ●絶好調カブス!ソーサもグランドスラム! ▼NL【CUBS 8-2 PIRATES】パイレーツの先発は契約したばかりのラモン・マルチネス。ラモンは初回に、四球、四球、死球、四球で押しだし、内野ゴロ、犠牲フライで3失点。無安打で3失点は大きい。好調カブスを象徴しているかのようだ。ラモンはその後も四球を出しながらバックの守備で助けてもらうという不安定な内容で、3回でマウンドを降りた。3回を2安打3失点5四死球という内容で今季初黒星。 4回にケビン・ヤングのホームランでパイレーツが1点差に追いつくが、最終回、サミー・ソーサの満塁ホームランでカブスが突き放した。 ●イチローがチーム引っ張る15試合連続ヒット! ▼AL【MARINERS 4-1 ANGELS】 連続試合ヒットを継続中のイチローが初回に2塁打を放ち、あっさり記録更新。好調マリナーズを引っ張っている。また、そつなく得点を重ねるマリナーズの攻めが目立った。 マリナーズ先発のジョン・ハラマが7回を6安打1失点。2番手のジェフ・ネルソンが完璧な内容で佐々木主浩につなぐ。佐々木も期待通り抑え、早くも今季9セーブ目。 エンゼルス先発のパット・ラップが8回を投げ6安打4失点。打線の援護がないのが非常につらい。エンゼルスとしてはせめて、セットアッパー長谷川滋利までつなぐ展開にしたいところだ。 ●その他の試合結果 ▼NL【PHILLIES 8-3 BRAVES】 ▼NL【MARLINS 5-1 EXPOS】 ▼NL【ASTROS 10-1 CARDINALS】 ▼NL【DIAMONDBACKS 3-2 ROCKIES】 ▼NL【GIANTS 3-1 BREWERS】 ▼AL【INDIANS 5-4 TIGERS】 ▼AL【ORIOLES 6-3 DEVIL RAYS】 ▼AL【TWIN 4-1 WHITE SOX】 ▼AL【RANGERS 9-6 ATHLETICS】 |
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