入賞までできた者、完走までの者、出走までの者、予選までの者、この4者の差について見ていきます。
2001.7.23 Updated
入賞者が平均25レースに出走しているのに対し、完走者は平均5レースに過ぎません。完走率は両者とも46%台で同じです。出走したレース数の差が入賞できたかどうかを分けました。
アレックス・ザナルディ(イタリア)【6位1回】
1991年、24歳でデビュー。1993年初入賞。1997,98年CARTチャンピオン。1999年F1、2001年CARTと転々。出走31回。
レッラ・ロンバルディ(イタリア)【6位1回】
1975年、31歳でデビュー。同年初入賞。女性で唯一入賞したドライバー。1976年引退。出走12回。
ルカ・バドエル(イタリア)【出走49回】
1993年、22歳でデビュー。完走23回。1999年ルクセンブルグGPで4位走行中にリタイヤして泣く。
高木虎之介(日本)【出走32回】
1998年、24歳でデビュー。完走12回。2000年はフォーミュラニッポンで戦う。
井上隆智穂(日本)【出走18回】
1994年、31歳でデビュー。完走5回。1995年引退。モナコ予選中にペースカーに追突され、ハンガリーではペースカーに突きとばされたことで知られている。
出走したが完走できなかった者(出走者)、完走したが入賞できなかった者(完走者)、そして入賞したが表彰されなかった者、この3者の年齢比較です。
初出走の平均年齢では、出走者が33歳と高年齢です。完走者と入賞者に差はほとんどありません。
初完走の平均年齢では、完走者と入賞者に差はほとんどありません。
長谷見昌弘(日本)【出走1回】
1976年、30歳でF1インジャパンに出場し11位完走。ファステストラップを記録。
星野一義(日本)【出走2回】
1976年、29歳でF1インジャパンに出場。一時3位を走行するも交換するタイヤがなくなる。1977年も日本GPに出場、11位完走。
高橋国光(日本)【出走1回】
1977年、37歳で日本GPに出場。9位完走。
ロジャー・ウィリアムソン(イギリス)【出走2回】
1973年、25歳でデビュー。同年オランダGPで事故死。
リカルド・パレッティ(イタリア)【出走2回】
1982年、23歳でデビュー。同年カナダGPのスタートで止まっていたPPピローニに追突し死亡。
野田英樹(日本)【出走3回】
1994年、25歳でデビュー。出場はこの年限り。後にフォーミュラニッポンへ。
ジョバンナ・アマティ(イタリア)【予選落ち3回】
1992年、29歳でデビュー。4戦目でD・ヒルに交替させられる。予選は最下位で1台前より3秒遅れではやむなし。女性ドライバーはこのあと出ていない。
鮒子田寛(日本)【予選落ち2回】
1975年、28歳でデビュー。日本チームのマキより出場したが、体制・競争力が弱く決勝進出ならず。イギリスでは予選最下位で1台前より1.6秒遅れ。
服部尚貴(日本)【予備予選落ち2回】
1991年、25歳でデビュー。コローニではまともに走れず。オーストラリアの予備予選では最下位で、1台前より4秒遅れ。後にCART転向。