2001.12.1
2001年のシーズンサマリー、決勝の9回目は、日曜朝のウォームアップ走行です。ウォームアップは決勝の速さに結びついているでしょうか。
GP別に、予選・ウォームアップ・ファステストラップを、PPタイムと全ドライバーの平均であらわしました。
マレーシアは土曜がドライで、日曜はウェット。ベルギーはその逆でした。
ウォームアップは、予選の4秒落ちが相場で、レースのファステストラップとそんなに差がないことが分かります。
ウォームアップは、レースの速さを占うことができると言えます。
PP | ウォームアップ最速 | ファステストラップ | 優勝 | ウォームアップがレースの速さと関係 するといっても、ウォームアップ1位の 優勝やFLは少ない。 ウォームアップの最多1位は、 PPがウォームアップ1位だったのは、 ウォームアップ1位が優勝したのは、 ウォームアップ1位のファステストラップは、 3強6人はわずかな差で争っており、 あるいは、M・シューマッハが余裕で |
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オーストラリア | M・シューマッハ | クルサード | M・シューマッハ | M・シューマッハ | |
マレーシア | M・シューマッハ | バリチェロ | ハッキネン | M・シューマッハ | |
ブラジル | M・シューマッハ | M・シューマッハ | R・シューマッハ | クルサード | |
サンマリノ | クルサード | クルサード | R・シューマッハ | R・シューマッハ | |
スペイン | M・シューマッハ | バリチェロ | M・シューマッハ | M・シューマッハ | |
オーストリア | M・シューマッハ | ハッキネン | クルサード | クルサード | |
モナコ | クルサード | クルサード | クルサード | M・シューマッハ | |
カナダ | M・シューマッハ | パニス | R・シューマッハ | R・シューマッハ | |
ヨーロッパ | M・シューマッハ | バリチェロ | モントーヤ | M・シューマッハ | |
フランス | R・シューマッハ | ハッキネン | クルサード | M・シューマッハ | |
イギリス | M・シューマッハ | クルサード | ハッキネン | ハッキネン | |
ドイツ | モントーヤ | R・シューマッハ | モントーヤ | R・シューマッハ | |
ハンガリー | M・シューマッハ | クルサード | ハッキネン | M・シューマッハ | |
ベルギー | モントーヤ | M・シューマッハ | M・シューマッハ | M・シューマッハ | |
イタリア | モントーヤ | M・シューマッハ | R・シューマッハ | モントーヤ | |
アメリカ | M・シューマッハ | バリチェロ | モントーヤ | ハッキネン | |
日本 | M・シューマッハ | M・シューマッハ | R・シューマッハ | M・シューマッハ |
ウォームアップは予選の4秒落ちで、ファステストラップはウォームアップから0.6秒速くなる傾向があります。
PPタイム比率平均においても、クルサードがウォームアップの最速を示しています。
しかし、多くのドライバーがレースのファステストラップでタイムが速くなるのに対し、クルサードは横ばいです。クルサードは、決勝でポケット(余力または秘策)を持っていなかったのではないでしょうか。
同じことはジョーダン、ジャガー、アロウズにも言えます。
ウィリアムズはウォームアップが苦手のようです。
ウォームアップは30分しかなく、いろいろなセッティングを試すため、連続周回数が多くありません。ミシュランは10周以上走らないと速くならないため、ウォームアップは良いタイムが出ませんでした。
これらの傾向が2002年のウォームアップでどうなるか、気をつけるポイントになるでしょう。
つづく