愛鷹明神初詣祭
令和6年元旦祭は快晴のもとでしめやかにおこなわれました
源頼朝伝説の伝わる愛鷹明神桃澤神社
愛鷹連峰南端 愛鷹山山頂(1188m)にある桃澤神社奥宮では毎年午前10:00〜より初詣祭が行われています。
2018.1.1撮影 元旦祭の様子を語る 桃澤神社神主 興津忠彦氏
(伝統保存行事として特別にインタビューをお願いしました)
2024年令和6年の元旦祭の様子、神主さんは第51代当主 興津忠彦氏
愛鷹山の主峰である愛鷹山(沼津市)では毎年初詣祭が行われています。
主催しているのは今川家の保護を受け、戦国期に沼津城下を武田家が支配していた当時、愛鷹山の管理を任された沼津市青野(おおの)地区にある桃澤神社神代
興津家を中心にした土地の方々です。
興津家では古くから愛鷹山に野生化していた愛鷹野馬を源頼朝によって奉納された九十九頭の神馬に由来するとし保護してきました。
図解…江戸幕府により作られた愛鷹牧を引き継ぎ明治政府が御料牧場として経営している様子。愛鷹牧捕獲馬之図(現 世古明夫氏所蔵) |
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興津家では桃沢神社と愛鷹山南面を管理し累代50代この神社を守っています。
早朝より準備をし愛鷹林道目指して出発、愛鷹登山口を8時半に登り始めました。総勢20名におよぶ地元の方々は幼いころから愛鷹山に入り登山道の整備などに努められているそうです。
昔はこの神社の坂を直接山頂目指して登ったとの事です。
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参加された方々には若い人や子供たちもいて皆さん慣れた様子で登って行きました。
特に登山の装備もしていなくあっという間に頂上に着いたのにはビックリしました。みなさん慣れていますね
山頂までのルートは愛鷹林道経由柳沢道ですが、古くは中宮経由平沼ルートだったようです。
10時より神主の興津さんがお祈りを開始、五穀豊穣、家内安全をお祈りししてもらえます。お守りやお札が用意され令和3年からは人気の登拝御朱印が配布されています。
なお、一般の登山客の方もこの時間に来ていただければお参りできるとの事です。標高が高いだけに祈願も成就されると近年参拝者が増えています。できれば初穂料やお心遣いがあれば幸いです。 |
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2024.1.14更新
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