遂にMac旋風が、仕事用マシンにも吹きつけてきました(爆)。
VAIOちゃんは使い勝手がよく、とてもグッドなマシンでしたが、仕事でiOS系の開発をすることが多くなり、この景気の悪い中
買い替えを決断しなければならなくなりました(会社で支給して欲しいゼっ!)
Macはデスクトップの「iMac」「MacMini」「MacPro」、ノートタイプの「MacBookPro」(以下MBP)「MacBookAir」(同MBA)、そして
「MacBookPro・レティーナディスプレイモデル」(同MBR)というラインナップになっています。今回デスクトップは除外して、
ノートタイプからの選定となったわけですが…チョー悩みました!
■2012年モデル Macノートパソコン スペック比較表 (<>…カスタマイズ可能項目)
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MBP
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MBA
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MBR
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13インチ
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15インチ
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11インチ
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13インチ
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13インチ
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15インチ
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価格(千円) |
102.8〜128.8
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154.8〜184.8
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84,8〜94.8
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102.8〜128.8
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144.8〜168.8
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184.8〜238.8
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解像度 (pixel) |
1,280x800
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1,440x900
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1,366x768
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1,440x900
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2,560x1,600
(レティナ※)
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2,880x1,800
(レティナ※)
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CPU (GHz) |
デュアルコア
i5 2.5/2.9
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クアッドコア
i7 2.3/2.6
<i7 2.7>
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デュアルコア
i5 1.7
<i7 2.0>
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デュアルコア
i5 1.8
<i7 2.0>
|
デュアルコア
i5 2.5
<i7 2.9>
|
クアッドコア
i7 2.3/2.6
<i7 2.6/2.7>
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メモリ(GB) |
4<8>/8
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4<8>/8
|
4<8>
|
4<8>
|
8
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8<16>
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ストレージ(GB) |
HDD 500/750
<HDD1000/
SSD128〜512>
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HDD 500/750
<HDD1000/
SSD128〜512>
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SSD 64/128
<256〜512>
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SSD 128/256
<512>
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SSD 126/256
<256〜768>
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SSD 256/512
<512〜768>
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光ドライブ |
DVD(RW)
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DVD(RW)
|
なし
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なし
|
なし
|
なし
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有線LAN |
あり
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あり
|
なし
|
なし
|
なし
|
なし
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SDスロット |
あり
|
あり
|
なし
|
あり
|
あり
|
あり
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重量(kg) |
2.06
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2.56
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1.08
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1.35
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1.62
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2.02
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GPU |
オンボード
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GeForce
GT650M
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オンボード
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オンボード
|
オンボード
|
GeForce
GT650M
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ストレージ&
メモリの増設 |
○
|
○
|
×
|
×
|
×
|
×
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その他 |
非光沢ディスプレイにBTO可能
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ドット解像度は1,280x800
非レティナ時の
スケーリングは
1,680x1,050
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ドット解像度は1,440x900
非レティナ時の
スケーリングは
1,920x1,200
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※レティナは1ドットを縦横2倍のピクセル(4ピクセル)で表現するため、レティナ時のドット解像度はピクセル数の半分になる。 |
選定にあたっての最重要項目は「軽い」こと。これはVAIOの時もそうでしたが、やはり頻繁に持ち運ぶものなので、少しでも
軽いほうが使い勝手が良いと考えてます。私的には「15インチ以上のノートパソコンは【据え置きPC】」だと考えてます。
…しかし!それも今や過去のハナシでして、最近は「ウルトラブック」なる、軽くて高性能な15インチパソコンが主流。
MBAが先駆者ではありますが、Windowsマシンでは市場の中心を担っている、パソコンのメインボリューム・ゾーンなのです。
「時代は変わったなぁ〜」と感慨に耽るのはジジイ化の兆候か!?という一人ボケ・ツッコミは置いといて、ここはやはり、
デビューほやほやの「MBR」にいっちゃうかなっ!という展開に。何と言っても軽くて高性能。そしてアップルご自慢のレティナ
ディスプレイ初搭載モデル。近い将来他のモデルもレティナ化が進むでしょうから、時代を先読みしてチョイスするのは
後から後悔しなくて済むカモ…。しかし、やはり重さが気になります。15インチでも2.0kgなので、持ち運べない重さではないと
思いましたが、当面はVAIOちゃんと共存する必要がありそうなので、2台同時に担いで4kg…これにiPadが加わりますから、
肩と腰にきそう(笑)。MBR13インチは1.6kgでVAIO以下の重さになりますが、15インチからのスペックダウン感がかなり大きく、
「これなら、MBAでもいーんじゃね?」的な考えになります。
確かにレティナディスプレイは魅力的なんですが、同じ13インチだと実解像度がMBAと大して変わらないし、何よりレティナ時の
ドット解像度が1,280x800しかないので、クリエイティブなMacとしては作業スペースが物足りない!かと。CPUクロックは上ですが、
15インチモデルのようにクアッドコアではないので、MBAとのスペック差はそんなに感じられなくなります。
となると、MBAの軽さが俄然輝いてきます。「たかだか0.3kgじゃねーか!!」と思われるアナタ!ぜひ家電店などで実機を
持ち比べてみてください。おそらく数値以上の差を感じます。 両モデルとも外付けドライブが必要になる(ネットワークを
介して共有ドライブ化すれば問題ないですが、それじゃ本末転倒)し、ここは少しでも持ち運びやすいほうを選んでおくべきか!?
とゆーことで、MBAの13インチに決定。レティナを蹴った予算の余りでSSDとメモリをがっちり増設し(購入後は増設不能です)、
オーダーから二週間後、無事MBAちゃんが手元に到着しました。最終的な価格は、約20万円(ド汗)。
因みに、似た仕様でMBR13インチを狙うと、価格差は3〜4万円。これがCPUとディスプレイの装備差になるわけで、これをどう
取るか…。ワタシは価格差ほどの魅力を感じませんでしたが、購入を考えている人は、悩みどころですね。
さて、開封の儀。アップルの梱包はエコロジーかつオシャレな事で有名ですが、MBAも例にもれず、とってもスマート。
厚紙のケースにはスポンジの緩衝マットが敷かれ、丁寧に梱包されています。国産PCはほぼ間違いなく段ボールですから、
オシャレ度は断然アップルに軍配っ!国内メーカーも見習ってほしいなぁ〜。
逸る気持ちを抑えつつ、ACアダプタを装着し電源オン!でっかい「ジャーン!」というMac起動サウンドはiMacで慣れてる
から、もう驚かないぜっ!(皆さんも、最初はびっくりしますよねっ!?)
ボリューム調整を行い、MoutainLion起動。AppleIDの入力など、スカスカとハマる事無く初回セットアップ完了。
ギャラクシーな画面が出てきました!感動ですっ!!
Macがオシャレだなぁと感じるのは、野暮ったさを感じさせないデスクトップデザインと、華やかな照明群。
周囲が暗くなると自動的に点灯するキーボードライトや液晶のバックライトを使用して光らせている背面のリンゴマークなど、
所有欲を満たしてくれます。しかも、これらのギミックはMacBookファミリー共通のフューチャー。廉価的な位置づけのMBA
でもしっかりMacしてて、Appleユーザーを主張できます(^o^)/
「電源コードに引っ掛かり、PCの落下を防ぐ」事が目的で採用された、MagSafeコネクタ。PC側に磁石(結構強力…)が
組み込まれており、パコッという感じに引っ付きます。2012年モデルから形状が変更され、横幅が狭くなった代わりに
奥行幅が増加。またケーブルが横に伸びているので、横にモノを置くと邪魔になったり、引っ掛かって抜ける
ことが多くなりました。アップルさん、これは「改悪」なのでは…(爆)。
そうそう、MBAは有線LANコネクタが存在しません。仕事で使いますので、純正Ethenetアダプタを購入しました。
これからの展開拡大が期待される「Thunderbolt」という規格で、USBでは実現不可能なギガビット接続が行えます。
難点は、これまた使いづらい形状と発熱(コネクタ部にチップが搭載されているためか?)、ヒジョーに高価格(2,800円也)
な点でしょうか。
因みに、MBRも同様に有線LANコネクタが存在しませんので、購入を予定されている方は要注意。しかしMBAは理解
できるのですが、MBPの代替えになろうとしているMBRでドロップアウトされるというのは如何なものかと…。無線LANも
一時に比べれば高速になりましたが、安定度やセキュリティ面ではまだ不安が残りますので、企業でも有線使うのが
当たり前。時期尚早では!?
仕事で使うにも、周りはWindows環境。やはり何かと不便ですので、仮想PCソフト「パラレルズ」でWindowsXpを導入。
因みに、MacOSには「ブートキャンプ」というアプリケーションが標準インストールされており、これを使えばWindowsの
デュアルブート化が可能になります。何でこれを使わなかったかと言えば、「Windows7以降しか入らない」から(爆)。
まだまだXpが現役なんですよぅ〜アップルさん。なお、手元にあるのが32ビット版だったのでそれを入れましたが、
64ビット版もインストール可能。メモリが3GB以上使えるので、持ってる人は64ビットOSがオススメです。
さて肝心の使い勝手ですが、なんせWindowsばっか使っていたので翻弄されまくり(笑)。特に仮想PC環境では
Windowsキー(巷では「ゲイツキー」と言うそうです)が無いのは当然として、「INS」キー、「HOME」や「END」キーなど、
無いものがいっぱいありすぎ!漢字変換キーも違うし、右側に「ctrl」キーが無いなど、慣れるまで大変です。更に
致命的なのは、「NumLock」キーが無いこと。ワタシはそこまで不便ではありませんが、多用する人は、外付けの
テンキーを買いましょう。
Mac側はとても便利(当たり前か)。特にトラックパッドによるマルチジェスチャーコントロールは秀逸で、デスクトップ
の切り替えやSafariのブラウジングなど、iOSデバイスのようにPCを操作できて快適です。マウス要らずで楽ちん(笑)。
カーソルキーがやや小ぶりなのが気になるくらいで、その他は特に不満はありません。
また、気になる液晶画面の綺麗さですが…MBPやMBRとは「並べて比べなければ気にならない」と思います。
確かにレティナは綺麗ですが、MBAの液晶もそんなに悪くは無く、むしろVAIOよりは良い!と感じるほど。視野角は
狭いのでプレゼン用途には向きませんが、ひっくり返せば「覗きこみ防止」にも一役買っています(ちょっとムリヤリ?)。
真正面から見ている限り、何ら問題ないと思います。解像度も1440ピクセルありますから、一般的な作業を行ううえでは
不自由は感じません。
懸念された「MBAのスペック不足感」ですが、動画編集ソフトを何重にも立ち上げたり、動画を見ながら写真編集したり、
同じく動画見ながらxcodeでプログラムを書いたりしなければ問題ないです。確かにCPUはひ弱なのですが、高速な
SSDのお陰でOSやアプリの起動も早く、シングルタスクなワタシではノープロブレム!です。
まぁ…メモリを8GB積んでるのが大きいかも。でも仮想化ソフトを使う場合はメモリ4GBでは辛いと思いますので、ここは
僅か数万円の出費をケチらず、倍の8GBにすることを推奨しておきます。
傷つきやすいアルミボディを擁護するため、パワーサポート製の「AIR JACKET」を装着。
やや高価ですが、ポリカ製でMBAの美しいボディラインを崩すことなくカバーしてくれる逸品。
ただ一つ問題は、付属の滑り止めラバーチップが剥がれやすいこと…。足部分までカバーしなくても良かったのに(涙)。
「MBAはモバイルPCだから、ソフトウェア開発はダメ!」というのは、もう過去のハナシ。ファーストマシンとしての実力を
備えていますので、仕事用PCとしてもオススメです〜(^o^)/
<MBA+WindowsXp(32Bit)で、CrystalBench2004を計測>
当然ですが、VAIOと比べても圧倒的です(笑)。SSDが効いています。64Bit版だともっと伸びそうです。
内蔵GPUの性能の高さも光ります。ドラクエX程度であれば何とかプレイ可能です。
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