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7月24日(水) 

 思い返せば22日は結婚記念日だった。私もすっかり忘れていたが、夫も忘れていたらしい。どちらか片方だけが覚えていると揉め事になりやすいが、ふたりとも忘れていたのでほっとした。それにしても飽きっぽいO型のふたりなのに、13年もよく続いたものだ。

 昨日からは娘の塾の夏期講習が始まった。朝9時から3時半まで、お弁当持参。これが8月2日まで続く。せっかくの夏休みになんで塾なんか行くかな〜、と思っていた。しかもお金もすごくかかるし。でも、これが、ピアノやバレエだったら、きっといくらお金がかかっても、朝から晩まで練習でも、応援するだろう。好きなことをやるんだから頑張れって。それが娘の場合、たまたま勉強だっただけなんだ。塾で今まで解いたことのないような問題を解いたり、知らなかったことを知ったりするのが喜びなんだ、と自分の気持ちを切り替えたら楽になった。
夜は塾の宿題の算数の問題を一緒にやったりしている。それはそれで楽しい(かもしれない)
息子もほったらかしにはして置けないので、こちらは一緒に碁をやってたりする。どちらもヘボ碁だけど。これも、これで楽しいけど、おかげで自分の時間がなかなかとれないのが寂しい。

7月21日(日)

 待ちに待ったこの日。やっと『スタ−ウォ−ズ エピソ−ド2 クロ−ンの攻撃』を観に行った。水曜日に指定席を買っておいたのだ。息子のために吹き替え版。でも、予想していいたほど混んではいなかった。吹き替え版だったからかな〜。
映画はおもしろかった。子供達は始めのほうの元老院がどうの共和国がどうした、というような部分は内容がいまひとつ把握できなかったようだが、後半の戦いのところでは、興奮ぎみだった。
アナキンかっこいい!私のタイプだわ〜(うっとり)それだけでも観たかいがあったってもの。平凡な日常生活ではこんなイケメンとは、すれ違うことすらないもの(笑)
[以下ネタバレ]ヨ−ダとドゥークー伯爵が戦うところでは、サルマンとガンダルフの戦いの場面を思い出してしまった。サルマンじゃなかった、ドゥークー伯爵、今日は杖じゃなくてライトセ−バ−なのね。ヨ−ダはクルクルしないのね、なんて考えながら観ていた。あぁ、ヨ−ダかっこいいじゃん!ヨタヨタ歩いてたけど、さすがに戦いでは強いのね。しかも、ライトセ−バ−、持ってたのね!(笑)
R2-D2は飛べたのね。これも、びっくり。

映画の後は夫に実家へ。義妹の赤ちゃんに会いに行く。本当にかわいい。赤ちゃんというのは存在するだけで、周りを幸せにする力がある。ちょっと笑っただけでも、みんなが嬉しい。昔赤ちゃんだった家の子供達にもそんな力があったはずなのに、今では(ため息・・)
そのまま、夫と子供たちを残して、私だけ帰宅する。今晩は私と母の二人だけだ。(本当は母もいないほうが望ましいんだけどなぁ、仕方がない)



7月20日(土) 海の日

 18日の怒りを引きずりつつも、19日・22日と仕事はお休みなのでほっとしている。
そうこうしているうちに、子供達は夏休みに入り、梅雨も明けた。今年から評価方法が変わった通知表に関しては、まぁこんな感じかな、ということで。変わったといえば、今年の夏休みはやけに宿題が多い。今までうちの学校は自主的に作る作品と、お手伝いをする、などの目標くらいしか宿題がなかったのに、今年は漢字ドリルと計算ドリルを全部やり直すことと、一行日記が宿題に加わった。ドリルを全部やるのは結構な量だ。でも、一学期の様子を見ていると、漢字は授業ではほとんど教えず、宿題でやって覚えていき、テストするという状態だったので、家の息子のように、自主的にきちんとできない子は親がそのたびに、見てやらないとちゃんと覚えられないように思う。私としては週休2日になっていいことは、なにもない。その分、平日の授業は増え、遊ぶ時間も減り、土日の宿題や夏休みの宿題も増えて、結局余裕なんてないような気がする。その上楽しみにしている行事が減ったりするし。担任の先生なども、週休2日になって返って忙しいし、夏休みも休めないのよ〜と言って嘆いていた。週休2日になって得した人は誰?

 今日は梅雨が明けたのが嬉しくて、一番暑い時間帯に自転車で飛び出した。太陽も空も雲も「夏だ!!」と主張しているようにぎらぎらしているのが嬉しい。汗と一緒に嫌なことも、悩みも全部流れてしまうようで、夏は大好き。浮かれたせいで、『ヒカルの碁2』のゲ−ムボ−イアドバンスのソフトと、『ヒカルの碁のスタ−タ−セット』という碁のセットを買ってしまった(これはネットで注文中)
しばらく我が家では碁で盛り上がりそうだ。
 

7月18日(木)

 私が勤めている支店では、6月から毎週木曜日の朝8時20分から勉強会がある。今までは無理して出席していたが、来週から子供達も夏休みにはいるし、朝、通常よりも40分も早く出勤するのは、かなり大変なので、(子供の昼食を用意してくる人もいるし、大体朝は5分でも貴重なのだ)、上司に「子供が夏休みに入ると、朝40分早く出勤するのは難しいので、勉強会に出席しなくてもいいか」と今日出勤だったパ−ト3人でお願いに行った。そしたら、上司がキレた。「誰の為に無理して(勉強会を)やってると思ってんだ!!!!完璧にできるというならやってみろ!ミスばっかりしやがって権利ばっかり主張するんじゃない!!!!」と怒鳴られ、あげくに「おめえらの顔なんて見たくもない!!とっとと帰れ!」と大声で怒鳴られた。一緒にいたパ−トさんは泣いてしまい、(私も泣こうか「だったら辞めます!」と啖呵をきろうか迷った)でも、支店長も誰も仲裁には入ってくれない。なんとか更衣室に引き上げ、その場で派遣元に電話した。派遣もとでは、支店長に話してくれるとは言っていたが・・・
 確かにミスはある。それについては反省もしている。でも、私たちパ−トは9時から4時で契約しているのだ。それでも、毎日5時過ぎまでは残業もしている。その上朝も早く来い、ではパ−トでいる意味がない。安い時給で働いているのに。それよりなにより、あの言い方!「おめえら」なんてひどすぎるよ。しかもあんなに怒鳴らなくったって。顔も見たくないのは私達も同じよ!!若い行員さんにはなにも言わないくせに。
 今日は不愉快な日だった。



7月14日(日)

 今日は私の誕生日。昨日、一日早く夫がケ−キを買ってきてくれた。大好きなミルフィ−ユを1本まるごと。しかも、「MAKIさんお誕生日おめでとう」のメッセ-ジつき。ロウソクは年の数には足りなかったけど(笑)
 しかも、『マラ−ホフの贈り物 Bプロ』を観に行くことになっていたので、子供たちは夫が原宿へ連れていってくれた。う〜〜ん、先日、私の機嫌がかなり悪かったので、気を使ってくれたのか?ケ−キといい、子供たちのことといい、うれしいことだ。ありがとう。

 シビックホ−ルへ向かう途中、池袋でニムさんと偶然出会う。ここまで来る電車の中で『樹上のゆりかご』(荻原規子/理論社)を読んでいて、ニムさんのことを思いだしていたところだったので、びっくりした。お互い待ち合わせなどがあったので、数分立ち話をして別れた。

 シビックホ−ルでは大江戸さんと待ち合わせ。幕間などに私が見逃したAプロの話やW杯の話などをする。毎回思うけど同じ公演を観て感動や喜びを話し合える相手がいることは幸せだ。
今日の公演も本当に楽しかった。ルシア・ラカッラ、かわいい!最高!「アド・ギャグ」のコミカルなダンスもよかったし、「椿姫」もよかった。今後を注目したいダンサ−のひとりになった。あとは、「ラ・シルフィ−ド」を踊ったセルゲイ・フィ−リン。キルトを穿いて踊るのは個人的にはキライなんだけど、彼なら許す。
マラ−ホフの「ナルシス」では、スクリ−ンに映し出された巨大な影にうっとり。完璧な肉体だよなぁ。影にばかり目が行ってしまった。

7月11日(木)

 台風一過のいいお天気!と喜んでいたら午後から雲が厚くなってきたり晴れてきたり。気温・湿度が高くて本当に暑い!夏だなぁ。

 昨日、定期預金(130万円くらい)を解約したお客さまと話をしていた時のこと。

客 :「このお金は娘/23歳が10ヶ月バイトして貯めたのよ。自分のお金で留学するの。偉いでしょ?あなたも頑張りなさい、今からでも遅くないわよ」
私 :「いえ〜、私のところは・・・。私よりも子供たちにお金がかかりますから」
客 :「え!子供がいるの?見えないわねぇ、子供はいくつなの」
私 :「上の子が小6です」
客 :「え〜〜〜!うちの娘と同じくらいの年かと思ったわ!」

 この年になって23歳に間違われるとは・・・・。お客さまの目がよほど悪かったのか、制服のマジックなのか。たぶん両方かな。あまりの誤解に若く見られたと喜ぶ気にもなれなかった。(と言いながらもここに書いているってことは、かなりうれしかったに違いない)

 『コ−ンウォ−ルの聖杯』(ス−ザン・ク−パ−/学研)読了。これってファンタジ−じゃなかったんだ。なんとなく、ファンタジ−だと思い込んで読み始めたので、「いつになったら(異世界に)冒険に行くんだろう」なんて考えてしまった>おバカな私。冒険は冒険でも、「ひと夏の冒険」の方だった。特に後半のカ−ニバルのあたりからは、一気読み。とても面白かった。「闇の戦い」も読まなくちゃ。

7月10日(水)

 朝から雨が降っていたし、台風が接近しているというので、ヒマかな?なんて淡い期待をして出勤したが、思っていたほどヒマじゃなかった。10日だもんなぁ。相変わらず税金の支払いが多い。やっと自動車税、固定資産税が落ち着いたところで、今度は市民税・県民税や介護保険料など。次から次へと税金の支払いはやってくるのね。自分の家に納付書が届くたびに、支払うことよりも、「また仕事が増える」ことで憂鬱になる。

 6年生になって、いきなり娘が「私立中学を受験したい」と言い出した。半信半疑だった私は軽く受け流していたが、どうも本気らしい。受験勉強のため塾にも行きたい、とも言う。今まで中学受験なんて考えたこともなかったので、どんなものかと思っていたが、とりあえず、塾で話を聞いてみることにして、先日話を聞いてテストを受けた。テストの点はわりとよかった。でも、中学受験をする子は5年生くらいから準備のため塾に通っているらしい。今からでは遅いかもしれない(特に算数)、と言われた。でも、娘はできるだけ頑張りたいというので、とりあえず塾に通うことにした。月曜、木曜の2回と土曜日の補習。お弁当持ちで、帰宅は21時30分〜22時頃になってしまう。はぁ・・・・私もかなり負担だが、娘も大変だ。
しかも、塾の宿題を教えてと言われて見たら・・・・・ちらりと見ただけではわからない!こんなこと小学校でやったっけ?というような内容なのだ。算数はわりと好きだったはずなのに、問題をじっくり読んで、解説も読んで、初めて「あぁ、そうだった、こうすればいいんだ」とやっと理解できるかなという感じ。教科書の内容とはかなり違う。即答できない自分が悔しくて、娘よりも真剣に問題にとりくんでしまう自分だった。
娘のほかにも、息子が苦手な漢字の問題も作ってあげないといけないし、のんびり本を読むヒマもない。

7月8日(月)

 昨日は息子がサッカ−の試合に行った。アンダ−5という試合で、5年生以下が対象だが、ここのサッカ−クラブは5年も4年も人数がすくないので、3年生まで出なければならない。4〜5年に混じって試合に出るのを嫌がっていた息子も、(人数の関係で)出ることが決まってしまい、しぶしぶ出かけて行った。
あまりの暑さか、持たせたお弁当も全然手を付けずへとへとになって帰ってきた。しかも負けたらしい。ル−ルもよくわかっていないのに、試合なんて無謀だよなぁ。
今日も朝から、ヘロヘロになっていた。息子のサッカ−は一体いつまで続けられるのだろう?体力的に無理のような・・・

 朝からかなり暑い。読み聞かせの日。今日の担当は6年生。朝、学校に行くと校庭で遊んでいるのは男の子ばかり。しかも各学年入り乱れてサッカ−をやっていた。これもW杯の影響なのかな。

 6年生での読み聞かせはなぜか緊張してしまう。この学年は入学以来先生やボランティアに読み聞かせをしてもらっている子たちなので、選書にも迷ってしまう。
今日はまず「聞きたくない子は漢字ドリルでもなんでもしていてもいいけど、おしゃべりだけはしないでね」とお願いして始める。聞く権利も聞かない権利もあるということで・・・
読んだのは3びきのこぶたのほんとうのはなし (ジョン・シェスカ&レイン・スミス  岩波書店)。思ったより集中して聞いてくれた。

 今読んでいるのは『コ−ンウォ−ルの聖杯』(ス−ザン・ク−パ−/学研)。まだ半分くらいだけど、一気に読む時間がないのが惜しい。イギリスにいってみたいなぁ。

 青空が見えるとか、雲が白いとか、夏がもうすぐだとか、そんなことで、気持ちが前向きになれる自分が不思議。

7月6日(土)

 今日は夏の訪れが近いことを思わせるいいお天気!久しぶりに布団を干した。
夏が大好きなので、今日のような天気はうれしい。少しだけ気持ちも前向きになりかけている。

 「バナナしんぶん」の発送作業に行く。時間が限られていたので必死で頑張った。大人6人、子供3人での作業。私は息子をサッカ−に送り出さなければならなかったので、途中で帰らなければならなかったので申し訳なかった。あとで聞いたら作業のほとんどは無事に終わったらしい。よかった!

 気心知れた人たちと、同じ空間で一緒に単純作業をしているだけで、かなりほっとすることを発見。昨日はいろいろ書いてしまったけど、今日はかなり落ち着いている。
洗濯物がパリっと乾くとか、干した布団がフカフカになったとか、食事をおいしいいと言って食べてくれたとか、そんな些細なことで気持ちが浮上したりする。もちろん根本的解決になっているわけではないのだけど。

 『真世の王』(妹尾ゆふ子/エニックス)読了。心にずっしりとくる読後感だ。胸に響くことばがあちこちにあって、先にすすめなくなることもあった。

7月5日(金)

 最近、仕事でも、家庭でも多くのことがいっぺんに押し寄せてきて、気持ちも体力もいっぱいいっぱいって感じ。はぁ、心安らかに過ごせる日はやってくるのだろうか・・・・

 3日、今日と学校の保護者会。どちらも出席者は3分の1くらいだった。いつも決まった人たちしか集まらないんだよね。仕事を休んででも来る人、仕事をしていなくても来ない人、いろいろだ。娘のクラスでは、「親が仕事で来れないから」とおじいちゃんが毎回来ている子がいる。ただ聞いているだけではなく、自分の意見も言うし、先生のことも立ててるし。本当にすてきなおじいちゃんだ。
 話のメインは成績表の改訂のこと。同じような3段階評価だが、各段階の意味が違ってくるらしい。今まで一番左側が目標到達点だったのが、今度は真中が目標に到達していることになるようだ。左側は「よくできる」場合だけになる。実際に現物を見てみないとわからないけど、うっかり「なんで真中と右しかないのよ〜〜」なんて怒ってしまいそう(笑)さすがに今までは一番右の「もっと努力しましょう」は見たことがなかったけど。さて、今回は?

 最近、家族がいることや母親であることが、苦痛でならない。母との同居、夫のこと、子供のこと、どれもが私には手に余る。どう対処していいのかわからない。
例えば、自分の子供時代などがモデルケ−スとしてあれば、イメ−ジしやすいのかもしれないが、自分の子供時代は「家族」なんていないも同然だったし、私にとって親とは「ある日突然引越しさせられたり、親戚に預けたり、勝手に離婚したりして私の人生の邪魔をする人たち」という思いが強かった。それも幼稚園時代からずっとそう思っていた。だから、なるべく自分で出来ることは自分ひとりでやろう、親にはなるべく頼らないようにしよう。それが一番の目標だった。特に両親が離婚した小5からは、食事だってほとんど自分で作っていたし、高校に行くために奨学金とアルバイトで学費も稼いだ。衣食住こそ母親に頼らなければならなかったが、精神的には頼ったことはないし、母も私が何を考えどんな気持ちでいたかは知ろうともしなかった。私にとって母はただの同居人でしかなかった。
 そんな私が今「人生の邪魔をする人」と思っていた母親と住んでいる。しかもかなり頼ってしまっている部分があって、とても複雑な気持ちだ。

 自分の子供に対して、私がしてもらえなかったことを何でもしてあげたい、という気持ちがある反面、心のどこかで、「私はそんなことしてもらえなかったのに」という嫉妬がある。(我が子に嫉妬してもしょうがないのはわかっているんだけど)。また、自分にはいなかった分、子供たちには父親と仲良く、楽しく過ごして欲しい、と思っているのに、現実には話もろくにしない、ということに怒りを感じたり。でも、大人になってしまった夫を私の力で変えることもできないので、無力感を感じたり。
 私が結婚なんかして、母親になったのは間違いだったのかもしれない。私には荷が重すぎる。でも、後戻りはできないんだよね・・・。もちろん、子供達を不幸にしたくはない。かわいいと思っていることは嘘じゃない。でも、私なんかが母親ではかわいそうな気がすることも確か。

7月1日(月)

 昨日はちょっと精神状態が不安定だったようで、愚痴を書き散らしてしまった。ジメジメした梅雨の天気のせいかも。でも、7月は大好きな月だからなんとか頑張ろう。

 バレエのチケットは無事引き取り手が見つかった。インタ−ネットのおかげだ。もしネットがなかったら、身近ではチケットを譲る相手もいなかっただろう。本当にありがたいことだ。
ということで、7月は2回のみ観に行くことになった。でも、実は9月も3回公演を観に行くんだよね。これはどれも絶対行きたい公演だから、なにがなんでも行く。

 『真世の王』(妹尾ゆふ子/エニックス)上巻を読了。先が全然読めない展開なのでおもしろい。