効率よくフルパラメータまで育てるためのコツ。
理想としてはトロカチンEX販売後だが、それ以前でも不可能ではない。
賞品として毎年入手し続ければ必要な分は十分に確保できる。探検要員の育成と並行すれば問題ない。
慣れたプレイヤーなら、本命モンスターの合体素材を育てるのと並行しながら進められるはずである。
六段(Sランク公式戦クリア)まで上げて、増築を最大まで行うことは強く推奨する。
急いで名人になる必要はない。むしろ、八段昇格直後のウルトラセールを温存しておいたほうがよい。
最初で最後の半額セールなので、大量にドーピングを行う機会のためにとっておくのだ。
以降はお得なイベントは無いので、さっさとクリアしてしまって構わないし、七段のままでも問題ない。
当たり前だが、まずこれは必須である。手段は2つ、合体で手に入れるか、円盤石(CD)から直接再生させるか。
合体で作る場合、各能力の合計を最大30%引き継ぐことができる。
相性が悪く、なおかつ能力値の合計の16剰余を15にすることが必要(計算機)で、条件は厳しいが見返りは大きい。
特に、ドーピング不可能な賢さを可能な限り高めておくのは種族によっては重要(代表例はナーガ×ピクシーのディアナリパー)。
また相性が普通の場合、10%が上限だが16剰余は12〜15で良いので調整が簡単。
不得手な能力をピンポイントで伸ばしたいのなら相性の悪い合体、全体的にまんべんなく引き継ぎたいなら相性普通の合体がおすすめである。
そして、どうせ賢さを上げるのならば探検で延命アイテム(卵カブリ、黄金モモ)を回収しておくと無駄がない。
これらは同じモンスターでは各1度しか見つけられないので機会があるなら探検に出そう。
ついでに古代神像も手に入れておけば合体時に能力をさらに上乗せできる。
ただ、実際のところは合体後に鍛えたほうが効率的なので、敢えて合体前に能力を伸ばしたほうがいい場合は限られる。
あくまでも「探検のために伸ばした賢さを引き継がせる」くらいの留めておいたほうが無難。
また、潜在能力も上げておきたいが、あまり気にする必要もない。
種族指定CD同士の合体で作れば、少なくとも113までは上がるのでそれで十分である。
まして上げすぎると役立たず化するので注意が必要だ。
もちろん隠し味も忘れずに。上がりにくい能力を優先的に伸ばすようにしたい。
具体的な例を紹介する。例えばエンジェル(ピクシー×ガリ)を育てる場合。
この場合、ピクシー系とガリ系の合体相性は悪いので、そのまま純種またはレア種同士を合体させるだけでよい。
また両種族とも賢さの成長率が高いので、自力で黄金モモなどを発掘することも容易である。
ゲーム開始直後から十数年もあれば達成できるだろう。実践レポートはブログにて。
もう一例紹介する。例えばヴァージアハピ(ハム×ピクシー)を育てる場合。
ハム系とピクシー系の相性は「良い」なので、普通に合体させても能力の引き継ぎは10%が限度である。
そのため、前段階としてセピアリエーヴル(ピクシー×ハム)を合体で作り、それと純種(またはレア種)ピクシーを合体させる。
合体元のサブ系統が合体後のメイン系統に選ばれる週を狙えば、相性「悪い」から生み出すことが可能だ。
これに限らず、メインが同系統同士で合体させると相性は必ず悪くなるので応用範囲は広い。
円盤石を使えば、最初から潜在能力などが高いモンスターを入手できる。
なにより、合体では作れないレア種(サブ:???)を育成したいのならばこの方法が必須である。
レア種は2で石盤再生をすると能力の15%を引き継げる特典があるので、積極的に育てていきたい。
特殊なパターンとして、モノリス(純種)はイベントでラクガキモノになることで、後天的にレア種になれる。
つまり、レア種を再生しなくとも合体などで作った純種を変化させることができるというわけだ。
もちろん2の石盤再生における能力ボーナスもしっかり発生するので覚えておきたい。
フル育成をするにあたって、2通りの考え方がある。
第一に「まずは普通に育てて、寿命が近づいたら(いったん冬眠させて)ドーピングと延命を行い再育成する」という例。
ゲームクリアと並行するのであれば、必然的にこうせざるを得ない。
将来的なドーピングを見越した育成をして、少しでも無駄をなくすのがコツである。
例えばピクシーやハムであれば、いずれタパウリン(ライフ・丈夫さ↑・回避↓)を大量投与することになる。
そのため、回避の育成は最低限にしておくと、ペナルティを軽減できるというわけだ。
他にも、丈夫さと回避が両方とも×のパターン(例えばワームのレア種のタンク等)は事後ドーピングが向く。
賢さ修行+トロカチンで賢さと命中を上げきってから、空走丸(回避↑・丈夫さ↓)→ラロックス(力・丈夫さ↑、ライフ↓)の順にカンスト手前まで投与し、
必要なら延命アイテムを投与したあとに、最後に修行でライフを伸ばすのが良い。
この手のモンスターは、いずれもライフの成長適性は良いのである。
第2に「誕生直後からフル育成を前提にしたドーピングを行う」パターンである。
こちらは、十分な資金やアイテムといった下準備が前提になる。
理想的な順番としてはドーピング→卵カブリ→忠誠度上げとなる。黄金モモは成長期のためにとっておこう。
ここで気をつけるべきは寿命の上限である。400でカンストするので、その状態で寿命を伸ばしても無意味なのである。
初期寿命の最大値はメイン種族のみで決まり、以下の通り(ランダムで最大100ポイント低くなる)
400週:ワーム、プラント、ヘンガー、ラウー
390週:スエゾー
380週:ディノ、ゴーレム、ライガー、ゲル、ニャー、ゴースト
360週:ハム
350週:ピクシー、ガリ、モノリス、ナーガ、マジン、ラクガキ、ディスク
300週:ドラゴン
卵カブリで増える寿命は25週分なので、オーバーしない程度に与えたい。
実際は寿命が上限になっていることは稀だろうが、育成の優先順位を考える上では意識しておきたい。
このリストの上位のモンスターを育てる場合、先にドーピングを行って寿命を削っておくと無駄がない。
逆に、ドラゴン種であれば誕生直後に卵カブリ4個与えても無駄なく消化できるというわけだ。
ドーピングの基本的な考え方としては、成長適性が最低(攻略本における「×」)の場合、ドーピングで伸ばしたほうが良い。
そうでなければ修行により週に10ポイント前後ずつ伸ばすことができるのでドーピングは必要ない。
力と命中についてはトロカチンがあるので、ここで上げる必要はない。
ライフや丈夫さが上がりにくければタパウリン(回避ダウン)、回避が上がりにくければ空走丸(丈夫さダウン)。最初に上限まで上げてしまったほうが良い。
(技を覚えるために修行に出す予定の場合、少し手前で止めておけば無駄がない)
能力は1未満にはならないので、低下のペナルティを無視できるのである。
いずれにせよドーピングには大金が必要なので、バーゲンを狙うべきである。
ここで注意したいのは誕生直後のモンスターを初めてファームに連れて行くとバーゲンが終了してしまうこと。
月頭にエサを与える処理のため、部分的に週が1週分戻ってしまうのが理由のようだ。
隠し味消失バグを回避する意味も込めて、生まれたモンスターは必ず一度はファームに連れてくる癖をつけたい。
トロカチン以外のドーピングアイテムは通常バーゲン時に1400G。90個使うなら126000Gが必要。
八段昇格時限定のウルトラセールなら90000Gで済む。
さて、卵カブリを生まれた直後に与えるべき理由は、忠誠度-100(甘え-50、恐れ-50)というペナルティを踏み倒すためである。
アイテムで相殺はできるが、つづらさそり粉5個をストックするにしても、カララギマンゴーを50個与えるにしてもプレイヤー負担が大きいので、無視するに限る。
延命アイテムのベストな使用タイミングは成長期の引き伸ばしだが、その役割はデメリットのない黄金モモに任せればよい。
理想はつづらさそり粉10個だが、真面目さがある程度高いならそこまでしなくても良い。
おすすめは、恐れ度だけでも100まで上げておくこと。例えば街往復10回の後につづらさそり粉5個。
粉が足りなければホッカイマムシで代用可能。併用する場合は必ずマムシから先に与える(甘え度を下げてしまうため)。
スパルタ状態のときは2週おきに冬美草を使う必要があるが、早い段階で「普通」になるはずである。
探検で手に入れたアイテムを消化するため、この段階で待機しているモンスターは多いと思われる。
卵カブリとつづらさそり粉は、それぞれ何個与えたのかメモしておくべきである。
街往復で忠誠度を上げた場合、ストレスがカンスト付近まで上がっているのでそのままだと即脱走する。
冬美草2個で打ち消すか、あるいはすぐに大会に出してストレスを解消させること。
(大会でのストレス減少は50らしいので、この場合も冬美草1個は必要)
ゲーム開始直後などで資金に限りがある場合、「厳しい」で留めておくのもよい。
育成スタイルが「優しい」に傾いてきたら、疲労回復には香り餅ではなくカララギマンゴーを使って恐れ度を上げていこう。
人気(クリティカル率)は大会で勝たないと上がらない。
裏技に抵抗がなければ格上挑戦(公式戦などで、下+◯の同時押し)がおすすめだ。飛び級はできないが戦闘回数を稼げるので人気が上がる。
ランクそのものは強さとは関係ないが、Cランクになれば探検に出発できる。
実は探検で寿命は減らない(迷子の遭難中も含め)ので、送り出しても損はしないのである。
自信および後続のためのアイテム&資金稼ぎとして、積極的に送り出すべきである。
たとえホッカイマムシのみで忠誠度を上げていても、積極的に大会に出して優勝後に褒めてやれば、早い段階で「普通」になるはず。
ここまで来たら、いよいよ修行メインで能力を上げていく。
やることをやったらひたすら強化。まずは自力で上げるのが必須の賢さからだ。
賢さが低いと修行で迷子になる確率も高くなるので、まずは500以上に上げる。
郵便配達で丈夫さが下がるのは痛いので、基本的には修行で上げていく。もちろんトロカチンEXも使う。
小屋を最大まで拡張していれば、ストレスはニクもどきで解消できる。毎月香り餅2個で疲労さえ取れば良い。
能力の上がり具合と余命を考慮して、必要そうであれば黄金モモを食べさせよう。
成長特性によっては仕事も有効活用できる。大事なのは「下がった能力を容易に取り返せるか」という点。
ただし疲労とストレスの蓄積が大きいのでこまめなケアが必要。手間を考えると修行のほうがいいかも。
全ての能力が984のモンスターと、全ての能力が999のモンスターを合体させると、
合計(1983)の16剰余が15となり、相性次第で最大の引き継ぎが実現する。
このためだけにオール984調整は面倒なのだが、例外がいる。ワーム種である。
羽化直前の状態でオール984にしておけば、ワーム自身及び羽化後の7種族
(ゴーレム・ピクシー・ゲル・ハム・ガリ・モノリス・ナーガ)のオール984を調達できる。
(もちろん、羽化前の時点でデータはコピーしておくこと!)
これだけあれば、ほとんどの種族(ディノ・マジン・ラクガキ以外)に対して「相性の悪い合体」が可能となるのだ。
能力調整は手間がかかるが、やってみる価値はあるといえるだろう。