メロンボ(スエゾー×ディノ)を教材として、モンスターファームというゲームのシステムについて学ぶコンテンツ。
初代モンスターファーム(PS版)の情報。移植版は仕様が異なるので対応していない。
CD資産を一切使わず、デフォルトモンスターと本作自身のCDのみを利用して攻略する。
以下、年度別にやるべきことを解説。年度とは4月から翌3月までを意味する(念のため)。
現状は覚え書き程度。気が向いたら適当に加筆するかも。
まずはメロンボを手に入れよう。ここでは市場でもらえるスエゾーとディノを合体させて作る。
本来ならレアモン同士を合体させたほうが強くなるのだが、ここではあくまで再現が容易な手段を選ぶ。
ただし、すぐには合体させない。一工夫するだけで合体後の能力値をぐんと高めることができる。
鍵を握るのは「能力の合計を16で割った値」である。詳しくは計算機で調べてみてほしい。
理想的には全ての能力値を最大(この場合は「相性普通」なので10%)まで引き継ぎたいが、それでプレイが遅れれば本末転倒。
デフォルトのスエゾーとディノを合体させる場合、サーカスを1回だけ行う。すると回避が上がって力が下がり、これらの継承率が10%になる。
育てるのはディノでもスエゾーでも構わないのだが、ここはより真面目さが高いディノで行うべきだ。
ファームに連れてきたら餌はじゃがもどきを与えよう。安い上、忠誠値が0の状態で与えると2まで増えるのでちょっとお得。
詳しくはアイテムのページに書いたが「パラメータが下がって0以下になる場合、1になる」という仕様があるのだ。
ショップに挨拶して(ついでに冬美草1個とカララギマンゴー7個を買っておく)セーブ。
ゲーム開始直後でリセットマラソンもきつい。ここでの目標は「4月3週までにディノでサーカスを1回成功させる」としよう。
回避が4〜6ポイント上昇すれば成功とみなす。それより低くても高くても駄目である。なお力の低下量は4で固定。
1週目で失敗しても次に成功すればOKとする。1週目で成功した場合、次は用心棒(丈夫さUP)がおすすめだ。
4月3週、いよいよメロンボを合体で作る。工房にディノを冬眠させたら、忘れずにセーブしよう。
この週なら、スエゾーを先れてディノと合体させれば必ずメロンボが生まれる。ここまでは確実。
力・命中・回避は合計の10%を引き継げるので、生まれたばかりでも結構強いはずだ。
問題は技である。メロンボはディノ派生なので、命中重視技である「テレポート」は必ず覚えている。
そして上手くいけば、親のスエゾーが覚えているガッツダウン技の「なめ回し」を継承できる。確率は50%。
別になくても構わないが、あれば有利なのは間違いないので、ここはリセットして狙いたい。
ファームにつれてきたら最初にすることがある。街への往復10回である。これで忠誠値(恐れ度)が50までタダで上がる。
ここまで上げれば、スエゾー系といえども滅多なことではサボらなくなる(それでもサボったらリセットしよう)。
ただし代償としてストレスがマックスになるので、この状態で週経過させると大変なことになる。
そこで冬美草1個を与え、大会(なのはな杯)に出す。これでストレスはチャラである。
4月3週から育成を開始したのはこれが理由である。もちろん大会に出す前にセーブすること。
育成状況は「スパルタ」から始まる。これは恐れ度が50なのに対し、甘え度が0なので当然だ。
しかし甘え度は週経過や餌(ニクもどき)によって着実に上げられる。恐れ度は原則アイテムでしか上がらないと思ってよい。
育成していると、「スパルタ」から「普通」を通り越して「優しい」に振れるが、マンゴーを与えていればいずれ「普通」になる。
ちなみに、餌は全てニクもどきでも構わない。ここに書いてあるとおりにプレイすれば資金不足に陥ることはない。
ただし仕事失敗や逃亡といったイレギュラーは起こらないことが前提である。念のため月に一度はセーブしよう。
なのはな杯に限らず、Eランクの大会のライバルは忠誠度が低く「意味不明」を連発する。その隙を突こう。
おそらく高確率で勝てると思うが、念のためセーブしてから挑戦しよう。
大会後は必ず褒める。そして週に3個ずつカララギマンゴーを与える。これは疲労回復と忠誠度上昇を兼ねたものである。
トレーニング(仕事)は、ひたすら建設(力↑↑・ライフ↑・回避↓)でよい。
Eランクでは全ての大会に出す。資金稼ぎはもちろん、ストレス解消と忠誠度アップにはうってつけだ。
この間、アイテムはカララギマンゴーだけで構わない(冬美草によるストレスケアは不要)
6月4週の公式戦を目指して、ガンガン勝ちまくっていこう。
無事に公式戦を勝って初段に昇進したらショップへ行こう。お祝いに割引してくれる。
カララギマンゴーを買えるだけ買って3個使い、再びショップに行って冬美草2個とカララギマンゴーを買う。
(バーゲンは週を送るまで終わらないということを覚えておこう)
次の勝負は9月4週の公式戦だが、それまでは大会に出さずにトレーニングに専念する。
今まで通りカララギマンゴー(3〜4個)で疲労を回復するだけでなく、週末には冬美草を使ってストレスケアする。
なお餌にニクもどきを与えた場合、月ごとの収支は-500Gである。
(餌代-300G、アイテム代-800。仕事による収入が+600G)
計算上は資金不足に陥ることはないはずだが、万が一どこかでミスっていたら餌をサカナもどきにして節約。
トレーニングは相変わらず建設メインだが、どこかで4回だけ郵便配達(賢さ↑↑・命中↑・丈夫さ↓)を4回だけ入れる。
これは探検イベントを見越してのものであり、賢さを40ポイント上げておく必要がある。
順調にいけば、8月末の時点で忠誠度が完全に仕上がる(恐れ度100・甘え度100)はずだ。
以降はカララギマンゴーではなく香り餅を使う。コスト的には割高な場合もあるが、何と言っても楽。
以降は1〜3週目に香り餅を使い、4周目に冬美草を使う(大会前なら香り餅)というローテーションが安定。
10月ごろにバーゲンが開かれる。この頃になったらあまり買い溜めしないでおくとちょっとお得。
Dランク公式戦はEランクよりは手強いが、まあ高確率で勝てるはずだ。もちろんセーブは忘れずに。
突破時の参考パラメータ:ライフ120 ちから255 丈夫さ96 命中177 回避68 賢さ170
Cランクに上がったら、しばらく大会には出さない。目下の目標は1月2週のセキトバ探検である。
ひたすら郵便配達で賢さを上げる。仮に上昇量が10ポイントであっても、1月2週までに確実に300まで上がる計算だ。
(Dランクのうちに4回だけ郵便配達を入れた理由である)
セキトバに着いたら、まずやることは正面にある岩の破壊。そして石碑地下(岩を壊してから左→左→下)での発掘作業。
賢さが300以上なら石碑地下で遭難する確率は0%である
とはいえ、大したものは出ない。ここに来る目的はフラグ立てがメインなので、欲張る必要はない。
出土品は冬美草だけ残して売り払ってしまおう(もしマジンが欲しければ古の鏡を使って作るべきだが)。
次の目標は7月2週のカララギ探検である。やはり、ひたすら郵便配達を行う。
賢さ500が目標だが、これも確実に達成できる計算だ。達成後に余裕があれば、力を伸ばして瓦礫撤去の確率を上げよう。
相変わらず大会には出さず、ひたすら郵便配達を行う。
途中で丈夫さが0になるが、しばらく大会には出さないので気にする必要はない。
なお丈夫さが1だと耐久力が極端に落ち、小技でもカンスト999ダメージを喰らってしまうので要注意。
5月4週に増築を打診される。家は増築するべき(探検で持ち帰れるアイテムが増える)だが、小屋の増築は資金的に厳しいので後回しにしよう。
カララギ探検では正面の瓦礫撤去後、隠し通路は無視して2回目の分岐を左に曲がり、小神殿を掘る。
賢さ500以上なら金目のものが狙える。とりあえず1万Gくらい稼げれば当分安泰なので、リセットしてでもやり直したい。
(なお賢さ550以上なら、瓦礫の次の分岐を右に曲がった「戦士の神殿」がベスト)
カララギから帰ってきたあとは、ひたすら郵便配達である。目標は賢さが800になるまで。
賢さが800以上あれば、探検中に遭難しても翌月末までに帰ってこられるようになる。
なおレマ探検と、2回目のセキトバ探検は見送ってしまおう。
途中、修行の割引が来ていればリューン(命中)に一度出して「サイコキネシス」を覚えさせる。これは以降の主力技になる。
ついでにアルタビスタ(賢さ)で「キッス」を覚えれば、3つの距離での賢さ技が揃う。
順調に行けば年明けあたりで賢さが800になるはずである。
以降は鉱山(ライフ↑↑・丈夫さ↑・命中↓)で耐久力を強化する。
下がりきった丈夫さが100になる頃が、実戦へ復帰する目安である。
余裕があればセキトバ探検に行き、障害物を撤去したり、必要なら古の鏡を回収しておきたい。
ひたすら鉱山で鍛える日々。命中が下がるが、郵便配達で上がった分があるので問題はないはずだ。
5月4週、小屋を増築する。段位が上がっていないので家はまだ増築できない。
7月2週、カララギ探検に出す。今度は戦士の神殿(正面から2つ目の分岐を右)で金目の物を漁る。
丈夫さが270くらいになったら鉱山からサーカスにシフト。回避を伸ばして、耐久力を万全にする。
(ちなみに丈夫さ270まで上げておけば、超必殺技Bをスムーズに覚えられる)
10月2週、レマ探検。モンスター殿堂(左・右・下)で黄金モモを狙いたい。
ただ、どちらかといえば副産物として古代神像・つづらさそり粉をこのタイミングで手に入れることが重要。
12月までに公式戦に出してBランクまで上げておき、1月のトロカチン特別杯に出そう。
1個目はメロンボ自身に使う。これで下がった力や命中を十分に補うことができる。
順番は前後するが、レマから持ち帰ったアイテムを使って2匹目のモンスターを仕込みたい。
個人的におすすめするのはモノアイ(ライガー×スエゾー)である。
「モンスターファームのCDから再生したライガー」と「市場のスエゾー」の合体で、賢さ初期値が221になる。
もちろん合体の隠し味にアイテムを使うのを忘れずに。理想は古代神像だが、円盤石のかけらでも無いよりはマシだ。
誕生したらつづらさそり粉で忠誠度を高めるのだが、すぐに使わずに、まずはファーム往復とホッカイマムシで恐れ度を高める。
たとえばつづらさそり粉が3つなら、まずファーム往復10回&ホッカイサソリ2個で恐れ度を70まで高めてから、つづらさそり粉を使う。
つづらさそり粉は恐れ度と甘え度を両方増やすが、ホッカイマムシは恐れ度アップと引き換えに甘え度を下げてしまうのだ。
2匹目を育てる目的はトロカチン特別杯に出すためである。
格下挑戦すると忠誠度などが大幅に下がってしまうので、Bランク止まりのモンスターを用意する必要がある。
トロカチンの販売が始まるまでは可能な限り毎年出しておきたい。
忠誠度をしっかり高めたら、忘れずに冬美草でストレスをケアして冬眠させておく。
タイミングとしては、メロンボでトロカチン特別杯をクリアした前年度2月から育てるとよいだろう。
モノアイの場合、まずはサーカスで回避と賢さを育てるのがベター。
育成状況が「スパルタ」以上なら、偶数週に冬美草を使う。「きびしい」以下なら4週目だけで十分。いずれも大会があるなら省略可。
ひとまずの目標は3月の公式戦を勝ち上がり、翌年度6月のトロカチン杯に勝利することである。
ここでまたメロンボに戻す。目標は年度末(3月)までにSランクの公式戦をクリアすること。
パラメータ的にはもはや楽勝だと思われる。丈夫さ修行で超必殺技「歌う」を覚えさせれば完璧。
あとはひたすらサーカスで回避と賢さを伸ばしておこう。
Sランク公式戦クリア時の参考パラメータ:ライフ562 ちから287 丈夫さ313 命中349 回避232 賢さ996
すでにメロンボで4大大会制覇は楽勝だと思うのだが、急いでクリアする必要はない。
六段になったらメロンボを冬眠させ、再びモノアイの育成を再開しよう。
6月のトロカチン杯を勝ったら、そのまま9月と12月の公式戦を勝ち上がり、1月のトロカチン特別杯を目指す。
5月4週の増築イベントを忘れないように(修行に出しているNG)。この時点で上限まで増築できる。
特に、小屋を2段階増築するとストレス解消効果が発生し、修行オンリーなら冬美草を与える必要すらなくなる。
賢さと回避の修行に出し、各距離別の特殊攻撃を覚えておこう。
トロカチン(EXじゃないほう)はモノアイに使う。
モノアイでトロカチン特別杯クリア時の参考パラメータ:ライフ174 ちから136 丈夫さ114 命中366 回避438 賢さ396
以降は探検のため、せっかくなのでモノアイの賢さを600までは上げておこう。
延命アイテム(卵カブリ・黄金モモ)は同じモンスターでは各1個ずつしか掘れないので探検要員はいればいるほどよい。
せっかくなので、メロンボがどこまで育つか検証する。
鉱山と砂漠修行でライフと丈夫さを優先的に上げていく。もちろんトロカチンEXはモノアイで毎年入手する。
黄金モモを2回使ったものの、8歳5ヶ月で最初の引退勧告が、9歳2ヶ月で最終勧告が出た。
参考パラメータ:ライフ999 ちから793 丈夫さ990 命中678 回避644 賢さ999
ここからMAXに育てるには、延命アイテムを複数投与する必要がある。
はっきり言って最初に育てるモンスターでそのまま完全育成を目指すのは効率が良くないのだが、一つの例として。
(実際は合体を活用したり、誕生直後に苦手な能力をドーピングで一気に上げたりすると効率がよい)
実際に、ここから完全育成(次回作への引き継ぎは端数切捨ての10%なので、990が目標)することをシミュレートしてみよう。
まず必中丸(命中+20・ちから-10)を4個使い、ちから753、命中758にする。
ここからトロカチンEXを3回使えば計240ポイント上がり、990を超える。
回避は自力で上げなければならない。
目標は350。修行に出して毎週平均で7ポイント上がると仮定すると50週が必要となる。
トロカチンによる寿命減算(計24週)を考慮すると、黄金モモ2個(または卵カブリ4個か、黄金モモ1個+卵カブリ2個)が追加で必要になる計算である。
探検要員については、(CDを他に使用しない前提であれば)やはりモノアイがベストであろう。
アイテムの発掘を終えたら、再びスエゾーと合体して(合計値を調整して能力を引き継がせて)再生産させる。