ゲームボーイ その他

(斜字は投稿者名)


遊戯王デュエルモンスターズ4 コナミ まっちゃん

これは、遊戯王OCG(カードゲーム)のゲーム化と思いきや全くの別物です。
原作漫画の中のカードゲームを再現したものだと思えば大体あってます。
特にモンスター効果は凄く思い入れたっぷりにプレイできます。
OCGのカードの説明の多くは意味ないけど、このゲームでは、かなり効果に反映されてます。
融合も多く、パターンではなく系統で想像がつきやすくなってます。
数は無限といっていい程です。<攻略本なければ全くわからないだろう!!
原作好きにはたまらないと思います。
まさにデュエルすればするほど、カード知れば知るほど、強くなっていけます。
でも僕はこのゲームをあえて「偉大なるクソゲー」といいたいです。

理由その1
まずは素晴らしいとこからいきます。
罠が1枚しかセットできない。でもセットしたら破壊するまで残ります。
これは、OCGより簡単なので初心者でも直ぐに始められます。

理由その2
総カード900枚と豊富な罠・魔法カード。属性攻撃。
デッキ構築は無限だと思います。
あと、属性攻撃があるので強いモンスター出したら勝ちなんてこともありません。
凄く神経つかいますが。

理由その3
遊戯&城之内&海馬デッキ。
デッキによってカードの使用が制限されるので多くの戦略&経験が必要。
通信によるカード交換が複数枚でできます。あと、通信対戦。

理由その4
次は不満点。
カードの引きが大問題。・・・・これには、怒れます。
僕が最大のクソゲーと思う点です。(5では改善されてます。)
デッキ構築の時、続けてカードをデッキに入れると必ず続けて引いてしまいます。
シャッフルが何枚か単位で行われてる模様です。(推測です。)
ただ、これには色々ありまして。
多分コンボが決まりやすい配慮かなぁ、なんて思ってます。<さすがコナミ??
ですが、回避方法は、あります。デッキに適当にカードをバラしていれることです。
これによりデッキ構築が不便でしょうがないです。

理由その5
カードコンプリートが至難の技。
はっきいいって、普通にやってたらできないし運にも左右されます。
まぁ、その為にパスワード入力(OCGカードに記載)があるんでしょうが。

まとめ
以上色々書きましたが、コナミが作っただけあり出来は一定以上あります。
いろんな意味で、これだけ、はまるカードゲームはないと思います。
「誰にも負けないカードを信じる心を持って戦え!!」・・遊戯談
このキャッチコピーが、ゲームの本髄を表していると思います。
まさに、やればやるほど、はまっていくゲームだと思います。

追伸
アドバンス版の遊戯王5はシャッフルも問題無いし、
コンプリートもOCGと同じくパック単位で手に入るので狙い易いし、
はっきりいって最高の出来です!!
・・ちょっと本題からずれてしまいました。すみません。

 


カエルの為に鐘は鳴る 任天堂 土良君

一番初めにLoppiのゲーム書き換えサービス(2002年8月末で終了)の
カタログでこのタイトルを見たときは正直「なんだこりゃ」と思ったが、
インターネット上でかなり評判がよかったので書き換え終了前に書き込んだ。
一応アクション・アドベンチャーということになってはいる。
ただし、RPGやパズルの要素も強いためジャンルわけは難しいが、
任天堂の書き換えソフト一覧表に倣い「その他」に分類しておいた。

王子様がライバルと協力しながら悪に囚われた姫を救いに行く。
基本的に剣で戦い、魔法使いも登場する。
これだけ聞くとファンタジーもののように思えるが
決してそれに捕らわれないゲームだ。

このゲームでは大きく分けてRPGのような鳥瞰型フィールドと
2Dアクションのような横スクロール型ダンジョンに分けられる。
フィールドでもダンジョンでも基本的に戦闘システムは変わらず、
ダンジョンで敵に触れたとしても一発アウトというわけではない。
逆にフィールドでもランダム出現ではなくMOTHER2のように
あらかじめ表示されていて、それに接触すれば戦闘となる。

そして、このゲームの最大の特徴として戦闘システムがある。
このゲームではランダムやプレイヤーの介入をほとんど排除している。
アイテムを使うことはできるが、回復アイテムはひとつしか持てない上
一部イベント戦を除いてはアイテム無しでも倒せる。
経験値等は得られず、あちこちにあるパワーアップアイテムや
装備などでステータスが変化するので、主人公の強さは
ゲームの進行状況によって変化する。

シナリオは基本的に一本道で、次に何をすればいいかはわかりやすい。
しかし、そのために同じ敵と戦った場合のダメージはほぼ同じになるため、
「いかに敵に触れずに先に進むか」が重要となってくる。
それに加えて後述する変身の使い方や、岩の動かし方など
「考えて行動する」パズル性も備えているため、
一本道シナリオにありがちな「やらされている」感覚はあまりない。
パズルも、一晩寝れば気づく程度の難しさで、
アクションは少々難しいがいつでもセーブができるので
アクションゲームが苦手な人でも大丈夫。

主人公の王子は人間なのだが、紆余曲折あってカエルやヘビに
変身できるような身体になってしまった。
カエルになれば敵にあうと攻撃もできずにやられてしまうが、
虫だけは無条件で食べてしまうことができる。
一方ヘビになればジャンプは高くはないが這えば狭い隙間にも
潜りこむことができるなどそれぞれ特徴があり、
それに変身しないと進めない場面も出てくる。

また、あちこちで言われていることだがシナリオや
細かいセリフなどがコミカルで飽きさせない。
(金に任せて半ば強引に船を買っていく主人公がこれまでにいただろうか(笑))

ギャグの要所要所で縦横2倍の4倍角文字が使われていたり
完全に感情移入させるような要素を排除しているために
かえってマンガを読むような感覚で進めていける。

一方、個人的にもうちょっと…な点もいくつかある。
まず、シナリオがちょっと短めなところ。早い人なら多分一日でクリアできる。
ただし、このゲームはシナリオやギャグのバランスが絶妙なので
引きのばしてもこれ以上面白くなるとは限らないのだが。
二つ目は、回復だ。このゲームで回復は病院でお金を払い行なう。
ハート(体力2つ分)1つ単位で回復できる。
料金もそう高くはないし、多くの人は全回復させると思うのだが、
なぜか選択肢のデフォルトが1個なのでいちいち最大まで
手動で上げなければならない点はどうにかしてほしかった。

そういうところを除いてもやっぱり面白いゲームには違いない。
ただし、このゲームはこの名前のせいで(^^;あまり売れず、
さらに買った人はあまり手放さないので市場に出回っている量は少ない。
そのためROMカートリッジ版の入手は困難である。
ただし、GBメモリカートリッジを任天堂に送れば書き換えてもらえるので
ぜひ書き換えてみよう。\800-の価値はあります。

ちなみに、真偽はともかく続編のシナリオは出来上がっていて
あとはスタッフがそろってプログラムするだけという情報もある。
もし続編が出たらいたい、そう思わせるゲームだ。