神楽舞第十番目「獅子権現による霊力授与」 前述した神楽舞の合間を勘案して、参拝者に対して、学業成就や無病息 災等をこうむらんと、獅子権現による霊力授与を行う。すなわち、舞人佐 藤正孝は獅子頭を奉持し、尾絡み役田中昌市は尾を持ち、幼稚園児、氏子、 崇敬者に対して、各人ごとにその頭部を獅子頭の歯で噛み震って霊力を授 与し、そして歯を二回打ってそれを成就させるのである。 泣き叫ぶ幼児 もいれば、驚いて逃げまどう園児もおり、境内は騒々しい中にもあちこち で微笑ましい笑い声が起こるなど、参拝者たちが互いに和み合うひととき である。 |