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01 松館天満宮三台山獅子大権現舞

 神楽舞第一番目「御幣(幣束)舞」
 この舞は、御幣舞、または幣束舞という。御幣(幣束)とは、葦の串に
紙垂を着けたものである。御幣は、神に捧げる物(衣服など)のことを意
味する。
 御幣(幣束)舞とは、御幣一対を両手にそれぞれ捧げ持って、神域や舞
処を清浄にする舞である。
 舞の曲は「権現舞の曲」で、四拍子である。白装束(白衣白袴)を着け
た似鳥治男は、清浄な白紙を切って作った御幣をひらひらさせて舞い廻る
のである。
 舞の曲が奏で始まると、舞人は神域の御前に進み出て正座し、これから
舞を奉納する旨、二拝二拍手一拝の作法による拝礼をする。
 続いて、舞人は左右の木杭の許に挿し立ててある御幣を持ち上げ、舞処
の中央に進み出て直立し、両手に御幣を捧げ持って一礼する。
 
 舞い方は、まず一度目は右手の御幣を前方上空に差し上げて右回りに舞
い廻る。このとき左手は腰に置く。次に左手の御幣を前方上空に差し上げ
て左回りに舞い廻る。このとき右手は腰に置く。これを三回繰り返す。足
は手に合わせて舞い運ぶが、膝ごと高く持ち上げる。
 二度目は右手の御幣を前方上空に差し上げ、それに左手の御幣を添える
ようにして交互にひらひらさせ右回りに舞い廻る。次に左手の御幣を前方
上空に差し上げ、それに右手の御幣を添えるようにして交互にひらひらさ
せ左回りに舞い廻りる。このとき足は手に合わせて舞い運ぶが、膝ごと高
く持ち上げる。これを三回繰り返す。
 三度目は、一度目と同じ舞い方である。
 すなわち舞い廻り方は、一度目は右廻りして後左廻りし、これを三回繰
り返す。二度目も右廻りして後左廻りし、これを三回繰り返す。三度目も
右廻りして後左廻りし、これを三回繰り返して舞い納める。この舞い廻り
方は、本神楽舞の各舞に共通する基本となる舞い廻り方である。また足の
運びも同様である。
 
 なお、天候や時間の関係で、やむを得ず舞い廻る回数の一部を省略する
こともあるという。
 舞を納め終わると一礼し、御幣を元の位置に戻す。
 御前に正座して無事舞い納めたことを謝すべく拝礼する。
 やがて舞の曲も終わる。

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