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鹿角市文化財保護協会「上津野」NO.31

四、平福記念美術館
 青柳家と同じ通りの向いに平福記念美術館がある。平福記念美術館の
名称は、角館町出身で近代日本画の巨匠といわれる平福穂庵・百穂父子
に由来し、町づくり対策特別事業の一環として建設され、昭和六十三年
に開館した。
 設計者は国立能楽堂、法政大学などの設計で有名な大江宏氏である。
 敷地は藩政時代の佐竹北家家臣の屋敷跡で、その後は平福百穂の尽力
によって建てられた旧制県立角館中学校の校舎があった場所という。前
庭の太い樹木など、武家屋敷当時のものがそのまま茂っている。
 当館には平福穂庵・百穂父子の作品の外、日本の洋画の曙光といわれ
る小田野直哉や、穂庵・百穂門下はじめ、郷土画人をも顕彰している。
 展示されている作品を感心しながら観ていたら、白菜のスケッチがあ
った。穂庵のスケッチであったと記憶しているが、ボタニカルアート(植
物画)風に描かれた白菜の絵が、わかりやすく、とても印象に残っている。
 

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