六、 陶芸用粘土 陶芸に用いる粘土は粘りがあるが、弾力性はない。大方の窯元では、 その土地の土と、市販の粘土とを混ぜて用いている。 粘土は焼くと隙間が出来る、これは粘土の中のバクテリアや不純物が 燃えてなくなるからである。したがって土器など八〇〇℃程度で焼いた 素焼きのものは、小さな隙間が無数にあるので水が漏れる。この隙間が あることで、素焼きした作品に釉薬を掛けると、いわゆる乗りが良くな るので、陶芸では素焼きをすることが普通となっている。 なお、作品が焼成されて出来上がると、一〇〜一五パーセント収縮す るので、作るときはこのことを念頭におく必要がある。 |
