三、 人にはそれぞれ個性がある 「物」を創造するということは、人には生まれつきの「天性」が備わ っていること、少なくともプロの陶芸家になるためには、十代の頃から 始める必要があることが要件とされる。しかし、ある年齢に達しても、 まだ不可能ではないと思う。市内毛馬内の田原トヨさんのような美術工 芸家的素養を備えている人は別として、普通の人なら誰でも、十分に楽 しく作れることに、陶芸の魅力がある。 手の器用な人は上手に作ればいい、絵心のある人は作品に美しい絵を 描けばいい、そして普通の人は、それなりに……、個性的に……作れば それで満足なのである。 |
