平成19年6月27日 夜明島渓谷茶釜の滝登山路調査同行記

△モッコ滝だろうか
 川を渡り、川を上り、斜面を進む……。
 モッコ滝だろうか。モッコ滝は逆S字状で、下から五米、五米、三米の三段滝と云う。
 因みに「モッコ」とは普通、稲ワラの縄で編み、中にこんもりと土砂などを入れ、 二人で棒を通して担ぐ、土木工事用の網である。
 
モッコ滝だろうか
 
 鹿角市山岳会の精鋭部隊は、もっぱら被害箇所や要補強箇所の調査をしているので、 解説役を担うのは、出発時に各自に渡された手作り図面のコピーだけであった。
 私共は、精鋭部隊を追い越しては、追いつかれ、追い越されては、追いつく……。
 滝を探したり、図面と照合したりすることは、とてもそんな余裕はない。 ただひたすら、奥へ、上流へと進むのみ……。
 
 Nカメラマン役は、あっちこっちと動き回って、必死に撮影している。 かなりの運動量である。 そのうちに、今回の踏破撮影記録を ホームページ で公開してくれるかもしれない。

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