現在この両社山神社は、軽井沢の高台(尾去沢字軽井沢43番地の8)にあります
が、これはダム変災後鉱山で現在地に神社を新築し、昭和13年10月15日に遷座した
ものです。 軽井沢に移る前は、皆さんご存知のように、前の鉱山事務所の上、中沢の貯水池 の所にあり、現在残っている元の分析課(現三菱マテリアル資源開発(株)地科学 研究所)の脇、鉱山のサイレン(平成3年9月の台風19号の被害を受け、吹鳴不能と なり、以後使用されず、現在はスピーカーをのせた鉄骨楼だけ残っている)のあ たりから、峯づたいに石段の参道のあったことはご存知の方も多いと思う。 この古い山神社は、軽井沢に遷座後解体され、笹小屋の稲荷神社が現在の両社山 神社の脇に移転再建されたときに使われたという。 |