鹿角 八幡平 松館 菅原神社春季例大祭参拝の記:はじめに |
笏(しゃく)さて、何んとなく仏さまに関することばかりになってしまったが、 神さまも拝む身として申し訳ないような気がして、神さまに敬意を表して、 今も神主さんが神さまを拝むときに持っている細長い板(笏)のことだが。 笏は宮廷などの高位者が礼服や束帯を着用のときに、右手に持って威儀を整えた細長い板、 中国では「コツ」と読み、周代から使われていたが、日本では「コツ」は骨を連想するとして嫌い、 長さがほぼ1尺なので「シャク」と読んだ。 元来は裏にメモの紙を貼り儀式次第など書き記して備忘に役立てたもの。 五位以上は牙(ゲ)笏(牙製)と定められていたが、入手困難なため、 延喜式(後述)では白木が許された。イチイ、柊(ヒイラギ)、榊、桜、杉などで作る。 「サク」ともいう、と。長さ1尺3〜5寸、巾上2寸2〜3分、下1寸5分、厚さ2〜3分。 延喜式。律令(きまり・おきて)の施行規則。平安初期の禁中の様式や制度などのことを記したもの。 全50巻、延喜5年(905)醍醐天皇(885〜930)(930年6月、清涼殿に落雷、多くの犠牲者が出た。 この天変に醍醐天皇の受けた恐怖と衝撃は大きく、菅原道真の怨霊としわざと無噂され、 9月22日譲位、29日46歳で死去)の命により、藤原時平らが編纂に着手、延長5年(927)に完成、 康保4年(967)に施行。この巻1より10までが神祇関係で、巻9・10が神名帳になっている。 よく式内社ということを聞くことがあるが、 それはこの神名帳に記載されている神社ということである、と。 |