GLN「鹿角篤志人脈」:相馬茂夫

鹿角 八幡平 松館 菅原神社春季例大祭参拝の記:はじめに

キャラの木
 沙羅双樹の話しが葬式の話しになってしまった。 先にキャラの木ならこの辺りにもあるがと書いたが、 シャラとキャラでは、門ちがい、シャレにもならないが。 実は私は、「キャラ(伽羅)」も「オンコ」も同じような、違うような、その区別がわからなかった。 それで(尾去沢の)山神社に百歳のオバーさんに植えてもらうときに、植木やさんに健康第一、 長寿をお祈りする樹として植えるんだから、 キャラでもオンコでも駄目だ、とにかく「一位」の樹だ、とお願いしたが……。 とにかく沙羅の樹は一応わかったことにして、今度は伽羅の樹に決着をつけなければならない (ご存知の方には笑われるが)ということで、探してみた。先ず、
 
 「イチイ」(一位)。(笏の材料としたので一位の位(くらい)に因み「一位」になった) イチイ科の常緑高木、わが国北部の深山に自生、幹は直立して約15米に達する。 樹皮は赤褐色、葉は針葉で尖り、羽状につく。雌雄異株、3〜4月頃葉腋に開花、実は9月頃熟し、 橙赤色で甘く食べられる。材質は密暗紅色、細工しやすいので器具・装飾品・鉛筆に使用。 古来飛騨国(今の岐阜県の北部)位山(くらいやま)のものは笏(しゃく)の材料として有名。 庭木生垣などにも利用。スダオノキ・アララギ・オンコ(アイヌ語)、紫松。
 
 「イチイ科(一位科)、裸子植物、マツ目の一科 − イチイ・キャラボク・カヤなど。
 
 榧(カヤ)の木は碁盤をつくるので有名だが、この一位の木(オンコ)を平成8年6月、 山神社境内、社殿に向かって右側にある大きい石が亀の姿にも見えるので、 幸運を祈る亀石として、その後ろに百歳になるオバーさん二人の長寿にあやかって、 健康長寿をお祈りする樹として植えてもらい、以来毎年この石と樹にお神酒を上げて拝んで、 丁度サツキの花が咲く頃なので、さつき祭りと称して花見(自由参加)をやっておりますが、 この一位の木はさっぱり大きくならない。元々百年たてば大樹になると植えてもらったものだから、 それはいゝとして、桜などの木の真下になるので、そのせいで枯れもしないが元気がない。 お医者さんに診てもらおうと思っている。 それにひきかえ、山神社の大鳥居(一の鳥居)の石段をのぼったところに、 同じ頃クラブの後ろにあったものを小笠原所長さんがくれるというので、二本もらってきて植えたのは、 葉の色も青々と元気で、だんだん大きくなってきた。 去年あたり赤い実がなったような気がしたので、今年は確かめてみたいと思っている。
 
 キャラ木(伽羅木)、イチイ科の常緑針葉低木、イチイ科の変種、形はイチイに似るが、 幹は地に伏して直立しない。庭園・生垣に栽植。
 
 となれば、またこんがらかるが、それにしてもオンコの木とこゝでよくいうが、 アイヌ語とは知らなかった。 これに限らず、知らないことだらけで、そんなことも知らないのかと笑われることは承知の上で、 これからも恥の上ぬりを重ねてゆく。 その恥の上ぬりだが、スダオノキというのは聞いたこともないし、どこかでそういっているだろうから、 それでいゝとして、問題はというほどでもないが、アララギだ。 よく聞く言葉と言っても、俳句雑誌の名前くらいとしてだが、アララギとは何んのことなのか、 何んだのかなどと考えてみたこともなかった。 それで「イチイ」の木のことだとは、テレビの番組じゃないけれども、 アッそうなのか合点、といったところだ。

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