GLN「鹿角篤志人脈」:相馬茂夫

鹿角 八幡平 松館 菅原神社春季例大祭参拝の記:はじめに

盛者必衰
 それにしても、と今度は木の話しになるが、実朝は槐はエンジュでわかったとしても、 シャラ(サラ)とはどんな木だろう。 双樹の双は二ツとか一対とかいう意味があるというが、なんでその花が盛者必衰のことわりをあらわす、 となるのか、小学校で習わなかった。 そこで、先ずキャラの木なら、この辺にもあるので大体わかるとして、 沙(娑)羅双樹とはどんな樹か探してみたら、 印度原産の落葉高木ということで、沙羅双樹の話しがあったので、 そのまゝ受売りということにする。
 
 沙羅双樹、沙羅は梵語シャーラで訳は堅固・高遠など。 インド原産の落葉高木、娑羅樹とも。釈迦はクシナガラ郊外のこの樹の間に臥して入滅したといゝ、 樹は四辺に二本ずつ植えられていた(ために双樹という)。 入滅を悲しんで双樹の一本の方が枯れたと伝説され、これを四枯四栄とか非枯非栄という。 枯れた木は白鶴がとまったように白くなったとし、入滅を鶴林涅槃ともいう。 また東方の双樹を常と無常に、南方のを楽と無楽に、 西方のを我と無我、北方のを浄と不浄とに例える。 葬式のときの紙華(四華)は、この樹を象ったもの。
 
 ということで、花の色は書いていないが、何んでそれが盛者必衰の理りをあらわすことになるのか、 またわからなくなった。 が四枯四栄とか非枯非栄とかいうことは、いゝかえれば栄枯盛衰ということか、 仏教大学に入らなければならなくなった。

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