△はじめに <表紙> 明治二十七年十一月 非売品 進上 無道藩閥・現社会参考 旧盛岡藩華族南部氏兇悪大略 被害者 花輪正摸(はなわまさのり)述 ※注:本書(写)は、田中幸徳氏からいただいたものです。 <お断りとお願い> 本稿は、明治廿七年十一月十八日発行『旧盛岡藩華族南部氏兇悪大略』(写)を参考にしました。 本稿は、原文のままデータ入力を試みようとしましたが、やむを得ず次のように編集しました。 @旧漢字を新漢字に改めました。 A原文の送り仮名は片仮名であったが、読みやすくするために平仮名に変更しました。 B必要により、句読点を付しました。 本稿中、誤字脱字などお気づきのことがございましたら、誠に恐れ入りますがご一報いただければ、 有難いと思います。<宛先> ところで、佐庄一族が花輪(当該家屋敷)を去った、その元屋敷には、その後何年か経って、 ある商家が新たに住居し商店を構えていた。 その商家に縁ある人の話によれば、 「この屋敷には、佐庄の怨霊がまだ漂っているような気がする……、 あとから転入してきた私共にとっても何となく気になる……、 出来ますれば霊魂鎮斎を……」 と云うようなこともあって、本稿を公開することにしました。 読者の方々の温かいご理解を切に願うものです。[守] |