MI10048 谷内天照皇御祖アマテラススメミオヤ神社先祓舞
 
鹿角市指定無形民俗文化財
昭和61年1月16日指定
所在地 鹿角市八幡平字谷内
所有者 天照皇御祖神社
 
 この舞は江戸時代中期に現在の安代町(岩手県二戸郡)兄川稲荷神社から伝えられた といわれており、兄川舞ともいわれる。明治20頃から中断し、古老たちが酒席で昔を偲 シノぶ程度であったが、昭和22年再び兄川から舞人、太鼓、笛の指導者を招き、復活した。  この芸能は、8月15日、16日の天照皇御祖神社の例祭に行われ、15日の宵宮ヨミヤには神 社から御旅所まで、16日の本祭には神社境内で舞われた後、御旅所から集落内を巡行し て神社まで、神輿ミコシ渡御トギョの先祓いとして舞われる。
 演目は12、このうち「きねとり舞」は若者のみで行われ、そのほかは小中学生男子に よって舞われる。舞い手は、女物の肌着ハダギ、襷タスキ、腰帯、鉢巻、白足袋に草鞋ワラジ で華やかに着飾り、襷に日の丸扇をさし、飾りの棒を持って踊る。
 
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