0202a 茶花一覧(野の花・山の花@ 続き)
シオガマギク(塩竃菊) ゴマノハグサ科 開花期8〜9月 多年草
各地の山地の日当たりのよい草原に生え,茎は直立し,高さ30〜60pです。
葉は対生又は互生し,狭卵形で先が尖っています。
夏から秋に茎の上部に紅紫色の唇形の花が咲きます。
花序が短く花が密集し,巴のように咲く品種は本州中部の高原に多いトモエシオガマ
と云い,また高山帯には花が黄白色のエゾシオガマが咲きます。
シオデ(牛尾菜) ユリ科 開花期7月 蔓性多年草
各地の原野や山林の縁に生え,茎は緑色で蔓となって長く伸びます。
葉は互生し,卵状楕円形で先が尖り,数本の縦脈があり,短い葉柄の基部には巻き髭
があります。
夏に淡黄緑色の花が球状の散形花序に付きます。
秋に黒色の実を結びます。
若芽は食用となります。
シキンカラマツ(紫錦唐松) キンポウゲ科 開花期7〜8月 多年草
各地の山地の湿った草地に生え,高さ1m位,上部で分枝します。
下部の葉は長い柄があり,上部は無柄となって互生,普通紫色を帯びています。2回
3出羽状複葉で,小葉は卵形です。
夏に茎の頂に大きな円錐花序を作り,多数の淡紫色の小花が咲きます。
紫錦は,美しい紫色の花からその名があります。
シソ(紫蘇) シソ科 開花期7〜9月 一年草
中国原産で畑に栽培され,時には道端にこぼれ種子から生えていることもあります。
茎は四角形で高さ30〜50pです。
葉は対生し,先の尖った広卵形で,縁に鋸歯があり,紫色で香りがあります。
夏から秋に淡紫色の唇形の小花を枝先に穂状に付けます。
シダレヤナギ(枝垂柳,イトヤナギとも) ヤナギ科 開花期3〜4月 落葉高木 雌雄異株
中国原産で,各地に広く植えられ,高さは5〜10m,直立して上部で多数の小枝に分枝
し,枝は軟らかく垂れ下がり,樹皮は灰黒色で縦に裂け目があります。
葉は互生して垂れ下がり,長披針形で先が尖って鋸歯があり,表面は暗緑色,裏面は
白色を帯びています。
早春に尾状の花序を出し,黄緑色の花が多数付きます。
シデコブシ(幣辛夷,ヒメコブシとも) モクレン科 開花期3〜4月 落葉低木
中国原産で本州中部に野生化し,庭木としても広く植えられ,高さ3m位です。
葉は柄があり互生,長楕円形又は長倒卵形で先端は鈍形です。
春に小枝の先に淡紅白色の花が咲きます。花は萼と花弁の見分けがつきにくく,合わ
せて15〜18片位あります。
シマカンギク(島寒菊) キク科 開花期10〜12月 多年草
近畿地方以西の日当たりのよい山麓に普通に生え,茎は細く,高さ30〜60pです。
葉は柄があって互生し,洋紙質で深く羽状に5裂し,縁に細かい鋸歯があります。
秋に茎の上部が散房状に分枝して,枝先に黄色い頭花を多数付けます。
シマヨシ(縞葦,チグサ・シマアシとも) イネ科 開花期5〜6月 多年草
庭に観賞用として植えられ,茎は中空で円柱形,高さは30〜80pです。
葉は互生して長い葉鞘で茎を包み,広線形で縦に白い線があり,縁は淡紅色になりま
す。
初夏に茎の頂に紫色がかった淡緑色の小穂を密集して付けます。
シモツケ(下野,キシモツケとも) バラ科 開花期5〜8月 落葉低木
山地に生え,庭にも栽培され,高さ1〜2mです。
葉は互生し,短い柄がある長楕円形です。
夏に枝先に淡紅色の五弁花が多数群がって散房状に咲きます。
栃木県の下野において発見されたので,この名があります。
シャガ(射干) アヤメ科 開花期4〜6月 常緑多年草
各地の山野に生え,高さ30〜50pです。
葉は剣形で,扇のように2列に並び,緑色平滑で光沢があります。
初夏に葉間から花茎を出し,上部で分枝して枝先に白紫色の花を付けます。外花被に
は橙黄色の斑点があり,花柱は三つに分かれ,頭部は糸状に細裂して花弁状になりま
す。
シュウメイギク(秋明菊,キブネギクとも) キンポウゲ科 開花期9〜10月 多年草
各地の山野に生え,また観賞用に植えられ,茎は高さ70p位です。
根生葉は長い柄のある3出複葉で,小葉は茎に付く葉と似て3〜5裂し,縁に鋸歯が
あります。
秋に茎の上部が疎らに分枝して,枝先に菊に似た淡紅紫色の花を咲かせます。栽培種
には白,淡紅色の花の咲くものや,春に咲くハルザキシュウメイギクもあります。
シュロソウ(棕櫚草) ユリ科 開花期7〜9月 多年草
中部地方以北の山地に生え,茎は高さ70p位です。
下半部だけに長さ20〜40pの披針形の細長い葉を4,5枚付けます。
秋に花茎を伸ばした先に円錐花序を付け,濃紫褐色の花が多数付きます。
茎の下部に前年の葉が枯れたまま付き,シュロの毛のように見えるのでこの名があり
ます。
シュンラン(春蘭,ホクロとも) ラン科 開花期2〜3月 多年草
山地や丘陵の乾いた処に生え,栽培もされ,茎の高さ10〜25pです。
葉は線形で縁に鋸歯があり,ざらつきます。
早春に葉の間から花茎を出し,淡黄緑色の花が1個咲きます。
ジョウロウホトトギス(上臈杜鵑草) ユリ科 開花期7〜8月 多年草
土佐・紀伊の深山の崖に自生,また観賞用に栽培され,茎は彎曲して垂れ下がり長さ
30〜50pです。
葉は2列に互生し,長さ7〜13pの先の尖った卵状長楕円形で,基部は丸く茎を抱き,
黄緑色です。
夏に茎の上半分の葉腋に1個ずつ,有柄で鐘形の鮮黄色の花が俯ウツムいて咲きます。
シラヤマギク(白山菊,ウラジロギクとも) キク科 開花期8〜10月 多年草
北海道から九州屋久島までの山地の高原に生え,茎は高さ1〜1.5mです。
根生葉は心臓形で,葉は互生,無性芽のような虫瘤ができることがあり,縁に鋸歯が
あります。
秋に茎の上部で分枝して頭花が散房状に咲き,舌状花は白色で,管状花は黄色です。
痩果は長さ25o程で無毛です。
シラン(紫蘭) ラン科 開花期5〜6月 多年草
関東地方以西の山地に自生し,広く庭にも栽培され,地下の塊茎は白色多肉で連なり,
群生します。
葉は茎の下部に数枚互生し,細長く幅3〜5p,長さ30p位で,両端が尖り,質は硬
く数本の縦襞があります。
春に花茎が直立して高さ50p位になり,上部にも6,7個の紅紫色の美しい花を穂状
に付けます。
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