0202 茶花一覧(野の花・山の花@ 続き)
茶花一覧(野の花・山の花@)
参考:中央公論社発行「茶花」
[サ]
サギソウ(鷺草) ラン科 開花期8月 多年草
本州・四国・九州の日当たりのよい湿地に生え,観賞用に栽培もされます。根に小さ
い玉があり,地下茎で繁殖し,茎は直立して高さ20から40pです。
葉は広線形で互生し,下部に集まります。
花は1茎に1〜4個,白色の直径3p程の唇弁は大きく3裂し,両側の裂片は白鷺が
羽根を広げたような形になります。
サザンカ(山茶花) ツバキ科 開花期10〜12月 常緑小高木
四国・九州の山中に自生していますが,観賞用に多く庭木として植えられます。
葉は柄があって互生し,質はやや厚く艶があり,楕円形で両端が尖っています。
秋に白色の五弁花を平開し,花弁が1枚ずつ散ります。園芸品種にはいろいろな色も
あります。
サツマノギク(薩摩野菊) キク科 開花期10〜12月 多年草
九州南部の海岸で日当たりのよい処に生え,茎は高さ30〜60pで上部で分枝します。
葉は柄があって互生し,羽状に中裂して表面は緑色,縁は白色で,裏面に銀白色の毛
が密生します。
秋に枝先に白色又は淡紅色の花が咲きます。
サラシナショウマ(晒菜升麻,ヤサイショウマとも) キンポウゲ科 開花期8〜10月 多年草
各地の山中の樹下や草地に生え,茎は直立して高さ1m位です。
葉は柄があり互生,大形の2,3回3出複葉で,多数の小葉は更に分裂し,小羽片は
縁が鋭く尖っています。
秋に茎の先端の疎らに分枝した花軸に総状花序を作り,柄のある白い小花を密に付け
ます。
サルトリイバラ(猿捕茨,ガンタチイバラ・カカラとも) ユリ科 開花期5〜6月 蔓性低木
山野に生え,高さ60〜200p以上にもなり,茎は硬く節毎に曲がり,疎らに棘がありま
す。
葉は円形又は楕円形,3〜5の平行な脈があります。
初夏に葉腋に長い花柄を出し,球状の散形花序に黄緑色の小花を多数付けます。
花後は7o前後の美しい紅色の丸い実になります。
サルマメ(猿豆) ユリ科 開花期5月 落葉小低木
本州中部の山地に生え,茎は直立し,細くジグザグで高さ10〜30pです。
葉は小さい円形又は広楕円形です。
初夏に葉腋から花柄を出し,1〜4個の淡黄緑色の花を総状に付けます。
果実は球状で赤く熟し,サルトリイバラの小形の感じですが,丈が低く,巻き髭も短
いので区別できます。
サワギキョウ(沢桔梗) キキョウ科 開花期8〜9月 多年草
各地の山麓の湿地に生え,茎の高さ50〜100p,茎は太く中空で直立します。
葉は互生し,披針形で先が尖り,縁に細かい鋸歯があります。
秋に茎の先端に総状花序を付け,紫色の唇形の花が多数咲きます。
サワギク(沢菊,ボロギクとも) キク科 開花期6〜8月 二年草
北海道〜九州の山地の湿気のある林の中に生え,高さ1m程で,全草軟らかく特有の臭
気があります。
夏に茎の上部に小形の黄色の頭花を散房状に付けます。
山間の低湿地に生えるので,この名があります。
サワヒヨドリ(沢鵯) キク科 開花期8〜10月 多年草
全国の山野の日当たりのよい湿地,草地に生え,茎は直立して高さ30〜60p,上部に
毛があります。
葉は披針形で対生し,ときに3〜5に全裂して,輪生状となります。
秋に白から淡紅紫色の花が,散房花序に集まって咲きます。
ヒヨドリバナに似て,湿地に生えるので,この名があります。
サンザシ バラ科 開花期4〜5月 落葉低木
原産は中国で,薬用植物として渡来しましたが,庭に観賞用としても栽培され,茎の
高さは1〜2mです。
葉は楔形で上部は浅く3裂し,裏面には毛が密生しています。
春に枝先に散房花序を付け,やや疎らに白色の五弁花が咲きます。
果実は球形で,赤色又は黄色に熟し,薬用になります。
サンシュユ(山茱萸,ハルコガネバナ・アキサンゴとも) ミズキ科 開花期3〜4月 落葉低木
中国原産で薬木として渡来,茎は直立してよく分枝し,高さ4〜7mです。
葉は互生して卵形です。
早春に葉より早く,小枝の先に散形花序を出し,黄色の小花が密集して咲きます。
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