06a 日本産薬用植物W
チガヤ(ツバナとも イネ科/多年草)
北海道〜九州の丘陵地や草地などに自生 乾燥根茎(茅根ボウコン・白茅根)は利尿・止
血
チクセツニンジン(トチバニンジンとも ウコギ科/日本特産 多年草)
各地の山林樹陰地に自生 白色の花 根茎(竹節人参チクセツニンジン・竹参・土参)は健胃・
解熱・去痰・ニンジンの代用
チクマハッカ → イヌハッカ(外国産)
チコリー → キクニガナ(外国産)
チシャ(外国産)
チャ(外国産)
チャンチン(外国産)
チャンパギク → タケニグサ
チューインガムノキ → サボジラ(外国産)
チョウジ(外国産)
チョウジソウ(キョウチクトウ科/多年草)
河岸の原野に自生 夏に集散花序に紫色の花 全草毒草
チョウセンアサガオ(外国産)
チョウセンアザミ(外国産)
チョウセングルミ → テウチグルミ(外国産)
チョウセンゴミシ(モクレン科/落葉樹 雌雄異株)
本州中部地方以北の山地に自生 帯黄白色の花 乾燥果実(五味子ゴミシ・北五味子)は
鎮咳・収斂・滋養・強壮薬
マツブサ(松藤)も似る
チョウセンニンジン → オタネニンジン(外国産)
チョウセンマツ(マツ科/常緑高木)
本州北部に産 種子(海松子カイショウシ)は滋養強壮剤・炒って食用・菓子材料
チョレイマイタケ(チョレイタケ・オニノカナクソ・ハギホドとも サルノコシカケ科)
深山のブナ・ミズナラなど(ブナ科)やモミジ類の枯れた根に寄生 乾燥菌核(猪苓チョレイ)は解
熱・消炎・止渇利尿
チレッタソウ(リンドウ科)
苦味健胃剤
ツウダツボク → カミヤツデ(外国産)
ツガ(トガとも マツ科/常緑高木)
本州関東地方以西に産 樹皮は漁網強化染料
コメツガも同じ
ツガサルノコシカケ(ツガタケとも サルノコシカケ科/多年生)
マツ・ツガ・モミなどの針葉樹の生・枯木に寄生 乾燥菌核(胡孫眠コソンミン)は解熱・
心臓疾患治療
ツキヨタケ(マツタケ科)
日本特産でブナの枯幹に寄生(有毒)
ツタウルシ(ウルシ科/蔓性落葉低木 雌雄異株)
各地の山野に自生 初夏に円錐花序に黄緑色の小五弁花 分泌樹液は有毒(皮膚炎)
ツチアケビ(ヤマシャクジョウ・ヤマトウガラシとも ラン科/多年生腐生植物)
深山陰地に自生 初夏に総状花序に多数の黄褐色の花 果実(土通草ドツウソウ)は強壮
・強精薬
ツヅラフジ → オオツヅラフジ
ツナソ(インドアサ)(外国産)
ツバキ(ツバキ科/常緑高木)
本州〜沖縄に自生 晩秋から春に赤色の五弁花 種子(ツバキ油)は軟膏基剤・頭髪用
・食用・燈火用,材は細工物,枝葉の灰は紫染媒染料
ヤブツバキ・ヤクシマツバキ・ユキツバキも同じ
ツバナ → チガヤ
ツユクサ(ツユクサ科/一年生草本)
湿った草地などに自生 初夏に可憐な鮮青色の花 乾燥根茎は利尿剤・咽喉痛,花の
搾り汁は乳幼児の胎毒下し
オオボウシバナは青花紙オオバナガミ(友禅などの下絵用)
古来の植物染色「草木染」
ツリガネタケ(サルノコシカケ科/多年生)
北半球に分布 広葉樹(主にブナ科・カバノキ科・シナノキなど)の枯木・倒木に寄生
肉は外科綿・ほくち(火口)・黒褐色染料
ツリガネニンジン(キキョウ科/多年生草本)
各地の山野に自生 夏から秋に円錐花序に淡紫色又は白色の鐘形花 紡錘形根は食用,
乾燥根(沙参シャジン)は去痰薬・強壮薬
トウシャジン(マルバノニンジン)・ツルニンジンも同じ
ソバナは解毒(腫毒・蛇・虫毒)・去痰薬
ツルクビ → オオニンニク(外国産)
ツルドクダミ(外国産)
ツルナ(ハマジシャとも ザクロソウ科/多年草)
北海道西南部〜九州などの海岸の砂地に自生 夏秋に黄色の五弁花 全草は食用,花
期の全草(番杏バンキョウ)は胃ガンに効くと云われる
ツルレイシ(外国産)
ツワブキ(キク科/常緑多年草)
本州石川・福島県以西〜沖縄の海岸付近に自生 秋から初冬に黄色の頭状花 生花(トウ
ゴ)は腫物・湿疹・切傷,茎葉煎汁はフグ・カツオなどの魚類中毒解毒,葉柄は食用
カンツワブキも同様
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