症状に効く
〔シ〕
心臓病
△小豆をゆで小豆にしたり、小豆めしにするなどして、日常食べるようにすると、循
環系、特に心臓機能を強壮にする作用がある。
△玄米は動脈硬化を防ぎ、血行をよくするので、緑色野菜とともに摂ると大きな効果
が期待出来る。
△そら豆を皮つきのまま四つ割りにして油で揚げた塩味のいかり豆は、胃筋を強壮に
して胃腸のアトニー(無力症)に効く。心臓病にも効果がある。
△おろしたにんにくと、水あめを練り混ぜて、毎食後に一さじずつなめる。にんにく
には利尿作用があり、心臓病や動脈硬化、むくみ、皮膚障害などにも有効である。
△はこべの葉一つかみと、とうもろこしの実(又はすいかの種子)を少し加え、五合
の水で半量になるまで煎じて、毎日三回、二〜三週間続けて飲むと効があると云われる。
はこべを陰干ししたものでもよい。
△みつばをおひたしやあえ物にして、沢山食べる。…貧血にも…
△れんこんには心臓機能をよくし、血圧を正常にする作用があるので、常食するとよ
い。…高血圧にも…
△くるみの実の未熟で核が固まらないものを、殻から取り出して塩漬けにし、渋がと
れた頃に取り出す。これを五〜六つの輪切りにしたものを、布袋に入れて袋ごと味噌漬
けにしておく。半年〜一年ほど経ったら、食事の度に食べると大効がある。…脚気にも
…
△びわの葉療法とは、びわの葉に含まれている成分を、皮膚を通して体内に浸透させ
て治療するものである。
その方法は、
@びわの厚い葉(冬葉がよい)を乾いた布で葉の表裏をよくふく。
A二枚の葉の表面を火であぶってから合わせ、14回ほどこすり合わせる。
B一枚ずつを両手に持って、下腹部を、一ヶ所を10回ほど強く押してはこすり、位置
を変えては入念に繰り返す。この間、新しい葉に二〜三回取り替える。
C次は背中の背骨の両側を上から下へと押したりこすったりする。
D更に肩、腰部、臀部などへと移る。個の間、葉を数回取り替える。
E最後に、病気の個所に葉療法する。
この方法は、皮膚病や、ガンにも効くと云われている。
…腎臓・肝臓・胃病にも…
△しいたけの煎じ汁を飲むとよい。…腎臓病・糖尿病にも…
△生じょうゆ盃半杯を湯飲み茶碗に入れ、熱い番茶を注いで飲むとよい。…胃腸にも
…
△梅干しをつぶしたものと生じょうゆを湯飲み茶碗に入れ、熱い番茶を注いでかき混
ぜて飲むとよい(梅醤番茶)。…食欲増進・貧血にも…
△はちみつを常用するとよい(摂りすぎは、のぼせるので要注意)。
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