・・・つれづれなるままに記す野球つれづれ日記。2003年6月29日〜12月27日掲載分です。
12/27(土)
とうとうローズの巨人入りも正式に決まってしまったようですねぇ。梨田監督だったか、「巨人が野球をつまらなくしている」と言った人がいましたが、まさにそんな感じになってきましたね。清原選手の2000本安打達成後は視聴率もさらに悪化の一途を辿るんちゃいますか?今にして思えば松井がいた頃はまだ良かったよな〜。何だかどんどんチーム作りがひどくなってる感じ。
「清原とペタジーニで一塁を争わせる」、「小久保と江藤で三塁を争わせる」、「ローズと清水でレフトを争わせる」・・・。若手同士あるいは若手とベテランの競争ならまだしも、実績のある選手同士を競わせる必要なんてあるんでしょうか。まったく訳の分からないチーム作りです(堀内監督自身もこんなチーム編成を望んではいないと思いますが)。
トレードにしても今季一・二軍を通じて登板ゼロの投手で井出外野手、プロ入り以来一軍未登板の投手で三沢投手を獲得と大名商売と言うか何と言うか、相手球団ももう少し強気に出ればと思うのですがねぇ。相手を増長させるだけなんで、巨人に対して卑屈にならないでほしいです。まあ入来投手だって、肩・ヒジの故障でないようだし10勝前後の期待はあるでしょうけど。
来年はどんなプロ野球になるんでしょうね。早い時期からレギュラーでバリバリ実績を積んだ人は30歳前後でメジャーに行ってしまう時代になりまして、日本で長く活躍するのはプロ入りの遅かった人や遅咲きの選手ばかりになったりして・・・。それでもその時代のスター選手というのは誕生していくのでしょう。新人選手の活躍も楽しみの一つですし、故障からカムバックする選手にも期待したいものです。
12/22(月)
今日は待望のベースボールレコードブック2004を買う事が出来ました。去年より100円値下げ(?)の2400円(税抜き)でしたが、ページ数は全く同じだったので経営努力による値下げでしょうか?それと予告記事になかったので、もしかしてと思っていましたが恒例の巻末企画みたいなものはないようです。ただ、昨年の巻末にあった「ワイド版ライフタイム・各種記録」が若干の縮小を伴いながら載っていました。でも良く考えたら2002年版までもこれは載っていたので元の規模に戻ったというのが正解かも。
で、実は新企画としてその後に球団別ランキングが載っているのです。具体的にはこのサイトの12球団ごとのコーナーで通算記録ランキングとして載せている物に近いです。1球団1ページずつで12ページ使われています。まあこれが巻末企画と言えなくもないですが、特にそう明示していないところを見るとレギュラー記事として今後は定着するのかもしれません。ちなみに打者部門では試合・安打・二塁打・三塁打・本塁打・打点・盗塁・打率の8部門、投手では登板・勝利・敗戦・セーブ・勝率・奪三振・防御率の7部門のベスト20が掲載されています。投手なら投球回もほしかったし、欲を言えば完封・完投なども・・・。
これでこのサイトの球団別ランキングとの正誤チェックや資料不足で20位までは不明なチーム(ヤクルト、日本ハムなど)の追加更新が出来そうです。それと前記8部門のうち二塁打と三塁打は未掲出なので、少しずつ追加していけたらいいなと思います。
さらに記録ファンにはニュースが!かの伝説的書物THE
OFFICIAL BASEBALL
ENCYCLOPEDIA 2004が6年の沈黙を破ってついに発刊されます!!
英語で書きましたがもちろん日本野球機構が発行する日本プロ野球の記録本の事です。これまで91年版(90年まで収録)、94年版(93年まで)、98年版(97年まで)と発行され、今回が第4版となります。2版は中2年、3版は中3年でしたが今回は中6年ですから久しぶりって感じもします。間延びしてもいいですが、ほぼ一定間隔で出してもらった方がいつ頃出るとかわかりやすくていいんですけどね。
ちなみに私は1版は発売当時に買い、その後は発売時には「まだいいや、次で」と見送っていました。ところがなかなか4版が出ず、その間にホームページの立ち上げとかあってさすがに1版では古さを感じて、スポーツ書専門古書店等で探し2版・3版とも今は持っています。3版があれば2版はいらなかったのですが、見つかった順序が2版が先だったので結果的に全部揃ってしまいました。
ところでびっくりするのが今回のお値段。何と16000円です!1版が税込み7800円、2版が税抜き9600円、3版が税抜き9800円でしたから大幅アップです!この6年間の記録が追加になるわけですから当然増ページされているとして、値段に見合う内容のものであってほしいですね。え?16000円でも買うのかって??ハイ!記録本のあるところakichanありですので、当然買わせて頂きます。気になる(?)発売日ですが2004年5月下旬予定とか。これほどの書物になると2003年の記録まで整理して仕上げるのに翌期開幕後になってしまうのですねぇ。まあ気長に待つとしますか・・・。
12/7(日)
松井稼頭央選手ですが、今朝あたりの報道ではもうほとんどニューヨック・メッツで決まりみたいな書き方されていますね。そう言えば去年中村紀洋選手が「先にマスコミに流れた」とかで不信感を持ったっていうのがメッツだったような・・・。今回は大丈夫なんでしょうね。元々メジャー志向の強い松井選手だから、「自分が発表するより早くマスコミ報道された」から移籍取り止めなんて心配はないと思いたいです。て言うか心が決まっているならばさっさと発表してしまった方がいいと思いますが。まだ正式契約が完了していないって段階でしょうかね。
それにしてもメッツならばイチロー・松井秀と違うナショナル・リーグですし日本人選手もいないので、「いろいろな球団の試合中継を見たい」という点からはとても良いと思います。NHKなどは嬉しい悩みでメッツ戦・マリナーズ戦・ヤンキース戦そして野茂・石井が投げる日のドジャース戦をどう放送スケジュールに組み込むか大変かもしれませんが。今年はマリナーズ戦・ヤンキース戦を連続放送というのは当たり前でしたが、来年からは毎日3試合??でもそれには松井稼頭央選手が不動のレギュラーになる事が大事。イチロー・新庄・松井秀は1年目のオープン戦で3割以上の打率を残していますし松井稼頭央選手も最初が肝心。実力でアメリカの野球ファンを唸らせてほしいものです。
11/30(日)
松井稼頭央選手の移籍先は12月中旬位には決まるのでしょうか。ウワサではヤンキースやドジャースの名が挙がっていますね。ヤンキースなら二塁、ドジャースなら遊撃になるらしいですが。今年はア・リーグ中心のテレビ中継だったので、「松井稼頭央出場試合」として中継されるなら、ナ・リーグのチームに入ってくれた方がいろいろな球団を見る機会は増えるだろうからいいかも。ただ、ヤンキースとマリナーズの2球団までなら東西の時差もあって2試合立て続けの中継とか出来ましたけど1日3カードとなると難しくなって結局どこかが切り捨てになったりという可能性はあるかも。それでもハイビジョンチャンネルを使ったりで中継試合の総数は増えるのではないかな?ヤンキースに入ったりしたら今年と同じ事になるし。まあ、別にヤンキースならそれはそれでもいいけど、ドジャースの方が目立てるとは思いますが。
さてさて、今週の週刊ベースボールは待望の2003年記録集計号ですね。それに続いて12/10頃に恒例のベースボールマガジン冬季号(ペナントレース総集編)が出て、中旬にはレコードブック2004と続く訳ですか。ところでトレード大鑑2004に出ていたレコードブックの予告によると去年より100円値下がりして税抜き2400円の様子。恒例のはずの巻末特集の予告がなかったので、それをカットした分安くなったのかな??あれって結構毎年楽しみなんですけど。まあもう少しすれば詳しい予告も出るでしょう。キャンプインまであと63日となりました。12月になると契約更改も本格化しますね。城島・小笠原・谷・福留・今岡といった選手たちがどれだけの年俸を手にするのか、ちょっと気になるところです。
11/22(土)
今日は打点ランキングを更新してみました。119打点の城島選手は70位くらいランクアップしたようです。それにしても松中選手の4.67打数に1打点というペースは出色ですね。500打点以上164人中では王4.21、ペタジーニ4.28、ブライアント4.64に次ぐ4番目の数字で外国人選手を除くと2位。ここ5年で500打点以上マークしていますし、まさに打点の鬼とは松中選手の事ではないでしょうか。もっともカブレラ選手のように4.03打数に1打点と王貞治以上の人もいるのでビックリですが。(ペタも凄いんですね)
さて遅くなりましたが今週の週刊ベースボールに出ていた野球本発売予告について書いてみましょう。
11月26日発売 「2003プロ野球総決算 811のドラマ」 880円
・スペシャルインタビュー 矢野輝弘
・ヒューマンドギュメント 城島健司
・松坂世代2003戦記
・高井雄平インタビュー
・タイトルホルダーの矜持 小笠原、斉藤、ローズ、井川、ラミレス 他
・ヒーローたちのベストシーン 松井、高橋由、黒田、石川 他
・復活を果たした男たちの生き様 鈴木、平井、片岡、金城 他
・今季プロ野球に在籍した選手の成績を一挙に掲載
11月28日発売 「日本プロ野球トレード大鑑2004」 980円
・小久保、電撃トレード
・2003年移籍活躍選手
・落合、工藤、金本、松井秀などFA選手99人のリスト
・球団別トレード変遷史
・トレード年表1936〜2003
12月13日発売 スポーツスピリット21 No.15「プロ野球ドラフト全史 2003最新改訂版」 980円
・歴代ドラフト指名全選手スーパーデータベース
・2003ドラフト指名全選手ホットギャラリー
・ドラフト39年パーフェクトスヒストリー
こんなとこですが、ドラフトとトレードの本は定番ですね。ドラフトは昨年版を買ったので今回は見送り。あとの2冊は内容を見て決めようと思います。プロ野球総決算は今年の個人成績が載っているっぽいので、それが載っていたらすぐ買ってしまいそうなのですが。まあ週ベでも12月最初の発売号あたりは今季の記録総集計号の可能性高いですが、やっばり少しでも早く記録を眺めたかったりするんですよね。
11/16(日)
すっかりシーズンオフとなり、あとは19日のドラフト会議くらいだな〜。オフ更新もあまりはかどりませんが今日は通算二塁打と三塁打ランキングをアップしてみました。ネットの資料をプリントアウトしたものを見ながらなのでやりにくい感じ。でも安打や本塁打と比べても掲載人数がまだ少ない方のランキングなのでましなのですが。レコードブック発売前にあと進めるとしたら長打とか塁打とかかな?掲載人数だけなら打点だって二塁打ランクと同じくらいだからやれば出来るかも・・・。それと小久保選手と川相選手の所属は変えておきました。来シーズン中に見ることを前提にしていますので、数字自体は旧チームで残したものですが便宜上。
阪神とオリックスの間でトレードが成立しましたが、何となくオリックスが損をしたような気がします。葛城選手を出すとは思いませんでした。村松選手を獲れる目途が立ったからなのでしょうか?葛城選手と言えばポスト・イチローだった人なのですが、まあ伸び悩みで数字が残せなかったという部分はありましたけど。それに阪神は現状でもレギュラー級の外野手が4人いるから代打要員に限られそうでもったいない気もします。
11/7(金)
アテネ五輪予選が終りました。終ってみれば日本の3連勝と筋書き通り?問題は本大会をどう戦うかですね。予定では野球は8/15〜25に行われる模様です。もちろんペナントレース真っ盛りですし、先日発表された両リーグの日程を見ても特に五輪に備えた日程などは組んでいません。前回はまばらな日程にしたパ・リーグもプレーオフのために9月中に終了する必要があり変則日程は組めなかったのでしょう。そんな状況の中で各球団が今回のように協力するのかどうかというのが一番の問題です。
この時期に行われた今回の大会でさえ、いろいろと辞退者が出たりしました。シーズン中ならなおさらそんな事が起きる気もしますし。場合によっては予選のメンバーの方が本大会より充実していたなんてケースもありそうです。確かに公式戦も大切ですけど、国を代表して戦う事は大きな財産そして心に残るものになると思いますし、選手達には積極的に五輪を目指してほしいです。いやむしろ障害になるのは球団の姿勢かもしれませんがね。「条件さえ揃えば出たい」というような選手サイドの声はよく聞きますし。まあ、先の事は不透明ですけどとりあえず一段落という事で、日本代表チームおめでとうございました!
ところで小久保選手の巨人移籍でただでさえ多いメインページにおける巨人の選手がまた増えてしまいました。来年は清原選手が卒業するでしょうけど、その前に500安打突破の二岡選手が加入予定。このままでは7人になってしまいます。全員レギュラーとか物理的に不可能なのですが、まだ誰がレギュラー落ちとか分からない訳ですしとりあえず来年はその顔ぶれで行くしかありません。2年連続規定打席不足の仁志選手など確かに危なくなってきてはいますが。来年の結果によっては7人が4人くらいになるかもしれませんね。話は変わりますが、井口選手も日本に残るなら今年のハイパフォーマンスぶりを高く評価して、ぜひメインページに載せたいです。
11/3(月)
いや〜、小久保選手の移籍のニュースにはビックリしました!まさに「寝耳に水」ってヤツですな。それにしてもなぜ無償?なぜ巨人?いろいろな疑問が浮かびます。本人も「ダイエーが好きで逆指名で入った」と語っていたようですし、なぜ移籍の道を選んだのかよく分かりません。あえて理由付けをするなら自分が1試合も出ずにチームが日本一になった事で居場所のなさを感じた・・・ぐらいしか思い付きませんが。ステップアップは別に移籍ばかりがその手段ではないと思いますが、住み慣れた場所に留まると確かに甘えとかあるとは思います。一般社会でもそうですよね。居心地がいい場所でそれなりの日々を過ごすのは楽しいかもしれないけど進歩もないような・・・。そんなこんなで敢えて厳しい道を選んだと思うしかないのでしょう。
ともかく来季の劇的復活そしてカムバック賞に輝くような活躍を期待したいです。それにしても巨人とはね。サード・・・だよね?入団時は二塁も守っていたけど膝も故障したし今は苦しいでしょう。あとは一塁だけどここも候補が多いし。こうなったら巨人も江藤選手か仁志選手をダイエーに無償トレードするべきではないかな〜?このままでは宝の持ち腐れだし、間違っても松井稼頭央選手やローズ選手にちょっかい出さないでほしいです。それにしても巨人に入団する他球団の4番打者はここ10年で何人目だろ。広沢・落合・清原・石井・江藤・ペタジーニ・小久保かな?何とも凄いが今回は無償だから金満補強とか言われずに済むかもね(笑)。
11/1(土)
公式戦終了から2週間、すっかり更新に追われる日々からはサヨウナラ状態です。やっぱりホームページなどと言うものは趣味の範囲の活動であり、あまりに大変になり過ぎて苦しいようでは本末転倒なんですよね。まあ、これで生計を立てられて、平日の昼間も更新していればいいという日々ならばもって細かくする事も出来るでしょうけど、本業やら何やら他にある中ではそうそうHPにばかり浸っているわけにもいきませんしねぇ。まあ、来年の事はわからないですけど多少なりとも更新は続ける予定ではあります。あくまでも自分の趣味の範囲の活動である事を念頭に置きながらですけれども。
さて、オフ更新ですが少しずつ進めているようないないような?でもとりあえずいくつかアップしました。ネットにあったデータを印刷した物を見ながらの更新なのでやや不安。安打貯金などはちょっと漏れがあるかもしれません。レコードブックが出るのはまだ1ヵ月半は先ですし。それと12球団のページもとりあえず更新。チームの1試合最多安打や最多得点で今季に更新されたものが洩れているかも。これなどレコードブックがあれば全スコアテーブル付きなので問題ないんですが。
さてさて、アジア選手権兼アテネ五輪予選が開幕しましたが、決勝リーグは5日からですね。しかし日本戦のチケットがかなり売れ残っているそうな。そしてそれ以上に悲惨なのが現在行われている準決勝リーグで昨日はインドネシア−パキスタン戦が観衆219人で中国−フィリピン戦が509人とか。札幌ドームでこれは凄いぞ!売り子さんとか出てたのかな?それぞれの国では観戦ツアーとか組まないのかな??組んでもこのくらいだったのか。昨日は平日だったせいもあるかもしれないけど、今日はもう少し入るといいな・・・。
10/18(土)
ようやく日本シリーズ開幕の日がやって来ました。星野監督の勇退報道でバタバタしましたが。好勝負を期待したいです。
ワールド・シリーズの方もヤンキースが進出するかどうかで日本人の関心度が大違いだったと思うのですが、これで日本シリーズと共にこの先1週間楽しめるでしょう。中には日本シリーズよりワールド・シリーズという人もいるみたいですが。どちらにしても7戦までもつれこんで1試合でも多く楽しめたらいいな〜という思いはあります。特に日本の場合は近年短期で決着が付く事が多いので。7戦まで行ったのは1993年が最後ですしね。
さてさて、ペナントレースも全日程が終了してHP的には平和な日々がやって来ました。今後は日々の更新がない代わりにオフ恒例の記録メンテナンス作業に入るわけですが、やはり原則的には「ベースボール・レコードブック」等の記録本が出てからでないと本格的作業は難しいです。でもそれまで約2ヶ月はあるし、まあ手の付けられる所からちびちびやっていこうかな〜。
そう言えばいつの間にかHP開設5周年となっていました。アクセス数も53万を超えたところですが、そのうち半分は今年です。これは「立浪効果」でしょうか??
トップにも少し載せていますが、各球団とも戦力外通告とか、来季に向けてチーム構成の見直しの時期がやって来ました。西部の宮地選手など昨年は3番打者として活躍していたのに厳しいですね。横浜の森中、中野渡や広島の河野なども「あれ?」という感じです。現役続行希望者も多く、他チームのテストを受けて合格した人も出ているようですが。こうなると「合同トライアウト」の意味がないとは以前から言われてますね。「合同トライアウト」、今年もあるのかな??
10/11(土)
明日の1試合でパ・リーグは閉幕。セもヤクルト−広島戦ばかり4試合を残すのみとなりました。小笠原選手、首位打者当確です。明日の試合で谷選手が10打数10安打しても及びませんから。結局打率.360でフィニッシュ。99年のレギュラー獲得から.285→.329→.339→.340→.360と年々数字を上げる凄いバッターです。来年も期待度120%!ちなみに通算打率は2788打数905安打の.3246で四捨五入して.325。2000打数以上でも.353のイチロー、.337のバースに続く3位。.3245のローズをきわどく抜いています。このペースなら3000打数で2位、4000打数時には1位が期待大!来季もヒルマン監督の言う「全てを出し切るプレー」でファンを沸かせてほしい。
昨日井川投手が20勝して両リーグからの20勝投手誕生は21年ぶり。順当に行けば日本シリーズ第1戦での投げ合いが予想されますが、シリーズでの20勝投手の投げ合いは実に久しぶり。調べてみたら1972年第1戦の堀内恒夫(26勝)-山田久志(20勝)以来になるようだ。20勝投手の息詰まる投げ合いってのも見てみたい。
阪神と言えば昨日今岡選手が久々に出て3-0で打率を2厘下げました。ラミレス選手が残り4試合に1試合4打数とすれば16打数10安打で逆転する。4-3と4-2を2試合ずつなので厳しいのは確かだが、ホームランも1本差だし相手が若手投手主体で来たらパカスカ打ちまくる可能性なきにもあらず。まずは明日の試合の結果が鍵を握るってところでしょうか。明日ノーヒットに終るようなら、首位打者はかなり遠のきそうですが。
10/7(火)
今日は斉藤投手(ダイエー)がついにパ・リーグ18年ぶりの20勝投手となりました。一時は22勝くらいしそうな勢いでしたが、チーム最終戦での滑り込み。しかも防御率・勝率・勝ち星と投手三冠王です。これでMVP争いにインパクト強くなりましたね。
それにしても松坂投手と投球回・自責点全く同じの防御率1位2人とは珍しいです。打率はどこまでいっても.3333333・・・というケースでセ・パ1回ずつ「2人首位打者」がありますが、防御率を分け合ったのは史上初でしょう。
斉藤投手の20勝は.870という高い勝率と、驚異的な16連勝に支えられたもの。やはり大きな連勝をしないと最近は20勝は困難と言う事ですね。前回の20勝投手・上原は15連勝そして今季もう一人20勝候補の井川投手は12連勝と大きな連勝をしています。
そして清原選手は今シーズンの戦いを終えました。通算480号は出ましたが、惜しくも99安打で終了。打率は.290で4年連続.290以上とまずまずでした。来年はあと18本からスタートするので2000本安打は時間の問題。4月中の達成が濃厚です。通算三振の日本記録にもあと4個かな?
松中選手、2年ぶり大台の30号2ランで打点王当確ですね。8月20日頃でもトップに10打点以上離されていましたから、終盤の追い上げは凄かったです。そしてローズ選手が51号ホームラン!これでカブレラ選手は1本差で2位となってしまいました。カブレラ選手は3割・50本・100打点でも無冠。ちょっと可哀想な感じも。ベストナインは取れるかなぁ。
10/5(日)
今日は福浦選手(ロッテ)が3安打で丁度打率3割としました。残りを休んで3年連続3割達成か!?でも50二塁打も達成してこちらも日本タイ記録まであと2本、新記録まで3本。そう言えば初の全試合出場も継続中なのでした。二塁打の方はあと5試合もあるので十分に記録も狙えると思いますが、さて記録を追うか3割を取るか。昔から「二兎を追う者は一兎をも得ず」という諺がありますが、さてさて・・・。どうも、谷・松井・小笠原・城島ら他球団の「顔」と言われる選手に比べて地味な印象もある福浦選手。首位打者も取っているし通算打率も3割台の優れた打者なのですから、ここらでひとつ日本記録もいいと思います。
カブレラ選手ですが、「昨日の試合前の練習で自打球を当てたので大事を取って休んだ」と新聞に載っていました。今日は代打で結局ライトフライでした。50本で3年目を終えたわけです。
ホームランでは福留選手が今シーズン伸びました。今日の2本で34本。打点も94と立派なものです。昨年まではいつも10本台で中距離打者の印象を拭えませんでしたが、ひと回り大きくなった印象です。いずれ・・・あの松井秀喜選手がそうだったように3番打者から不動の4番打者に飛躍する日が来るでしょう。そしてそれは決して遠い日の事ではないはずです。
阪神の井川投手が19勝目。最終戦となる10日の試合に中4日で投げるのかどうか?今日も中4日だったらしいので、連続中4日になってしまいます。でも20勝のチャンスはそうある事でなし(星野監督の現役時代も77年の18勝が最高)、挑戦するかもしれませんね。ダイエーの斉藤投手はどうかな?先日の先発予定は寝違えとかで回避しましたが。こちらも残り1試合のラストチャンスですが。
10/4(土)
今日は松井稼頭央選手が150本塁打を達成。昨日の城島選手に続いて今季9人目の150号達成です。9人のうち昨年100号を達成して2年連続の記念本塁打となったのが、松中・小笠原・城島・松井・カブレラと5人もいます。来年さらに200号達成ってのはカブレラくらいになりそうですけど、その他の4人には2005年の200号達成争いも楽しみです。
さて、カブレラ選手ですが今日は欠場。昨日の試合でローズ選手がスタメンから外れ代打出場した結果を受けて、カブレラ選手も休んだのでしょうかねぇ。結局50本でタイトルは分け合うって事になるのかな。
消化試合に入って若手選手の起用も目に付きますね。以前にも書いた横浜期待のルーキー・吉村内野手が昨日は初打席二塁打。今日は1号ホームランといいところを見せています。ファームでも12本塁打でしたし、かなり長打力もあるみたいです。村田選手の怪我で三塁に入っていますが元々遊撃手ではなかったでしょうか?来季は二塁・内川、三塁・村田でショートを石井と吉村で争うか?古木選手は守備面の不安定さから打撃も崩した印象もあるので、今日のようにライトがいいのではないでしょうか。センターに金城、レフトに鈴木尚とくれば多村がはみ出してしまうほど。今季は結果が出ませんでしたが、横浜の将来は決して暗くないと思います。このオフは大改革が予想されますが、やはり課題は投手陣の建て直しですね。
広島の栗原選手も今日は4打数2安打と活躍。今季の成績は46打数13安打で.283。ファームでは去年の打点王に続き、今季は本塁打・打点の二冠。まだ21歳ですが、将来の中軸と期待は大きいです。ただ、野村選手と三塁のポジションでかち合うために出場機会が少なかった部分はあります。ベテランを取るか、若手を取るか、監督にとっては難しい選択です。
9/30(火)
ついにと言うか、やっとと言うかダイエーが優勝しました。もう残り3試合ですから結構ギリギリまで来た感じですね。日本シリーズまであと18日ですか。まあ去年よりは短いかな?
今後はタイトル争いやセ・リーグのAクラス争いあたりが注目されますね。ところで数字以外で決まるタイトルはどうかな?まず新人王は木佐貫(巨人)と和田(ダイエー)、MVPは難しいけどフル出場を買って金本(阪神)と城島(ダイエー)でどうだろう。あとカムバック賞は鈴木健(ヤクルト)が有力か。4年間ゼロ勝から11勝を挙げた平井(中日)にも敢闘賞くらいあげたい感じです。パ・リーグは滅多にカムバック賞を選定しないのですが坪井選手(日本ハム)なんかいいですね。
立浪選手がようやく150号本塁打を達成。何と7月12日以来の本塁打。不思議なもので1本出たら次の打席で早速通算151号が出ました。これで区切りの2050安打も達成。打率はちょいと下がってしまったけど、また来年もコンスタントな活躍で通算二塁打記録への挑戦も楽しみ。
その立浪選手と同い年の堀選手が4番を打つ千葉ロッテも最近打線活発です。今日も最後までダイエーを苦しめましたが、福浦選手が49二塁打まで来て谷選手の52二塁打が見えて来ました。福浦選手も3割絶望かと言う時期もありましたが先日の5安打で息を吹き返し、今日も3安打で.296まで来ました。例年終盤戦に強いだけに、ここは石にかじりついても3年連続3割を達成してほしい。堀選手も.295でもうひと踏ん張りです。
9/27(土)
今年はオリックス・石毛、中日・山田、西武・伊原、そして巨人・原と2年目の監督がことごとく退陣となりましたね。まあ伊原監督はまだ正式発表に至っていませんが。そう言えば伊原監督はオリックスの次期監督候補らしい。いいんじゃないでしょうか。間を置かずに他球団の監督をするのも。そういう意味では原監督にもオファーがあれば遠慮なく受けてもらいたいです。このオフに監督交代しそうなチームと言うとロッテですが、ロッテ・原監督大いに結構と思います。サンデースポーツとかのキャスターに復帰するよりずっといい。
ダイエーも阪神同様に優勝目前でもたつき気味。明日は福岡ドームに戻るので結果的にいい形かというと、西武がデーゲームでダイエーがナイターのために先に西武が負けてV決定も有り得る。ダイエーナインとしては西武に勝ってもらって、夜に自分達の勝利でV決定といきたいところ。阪神は相手の結果待ちで「優勝シーン」がなかっただけに今回はそれを見たい野球ファンも多いはず。残り試合も少なくなってきて、斉藤投手の20勝もあとワンチャンスかな・・・。
9/23(火)
今日で残り試合がセ30試合、パ28試合でいよいよ少なくなってきました。6試合あるのも明日が最後。セは既に今日から雨天中止分の日程に入っています。パも優勝はまだ決まっていないのに、もはやバラバラの日程で通常の各カード3連戦というのはありません。今日西武が勝てば10月にもつれ込む可能性もありましたが、週末までには決まりそうです。西武は3番不在の解消に和田選手を3番に据えたら今度は5番不在に泣きました。投手も松坂以外は計算できる先発がいなくて、苦しい終盤戦でした。ここらへんが新生・伊東西武(?)の補強ポイントですね。
さてさて田中幸雄選手、今日も1安打で1899本となりました。区切りの1900安打は明日出るか?。ところで最近の田中選手は眼鏡をかけてプレーしていますね。初芝選手みたいに乱視でも出てきたかな??あるいは近視とか。95年の.291を最後に2割8分以上がありませんが、今季は久々にそのラインを超えそう。眼鏡をかけずにこの数字で来たのですから、来季は眼鏡で初の3割目指せ!ってまずは常時出場するためのコンディション作りが課題ですね。
清原選手は今季16個目の死球を受けて1打席で交代。ちょっと心配ですね。これで通算181死球と日本記録をさらに更新。前人未到の200死球も・・・。
広沢選手がついに引退らしいですね。1962年4月生まれの現役最年長選手でしたが・・・。これで伊東、川相選手に続いてベテランの引退ですか。最年長投手は工藤公康、そして最年長野手はもしかして65年6月生まれの八木選手かな??昭和30年代生まれ(1964年生まれまで)はもうほとんどいなくなりました。1960年代生まれでもかなりのベテランという時代です。65年生まれは他に古田敦也、佐藤真一、山本昌、紀藤真琴、吉井理人など。66年生まれが野村謙二郎、中根仁、吉田豊彦、吉田修司、渡辺正和など。67年生まれが清原和博、初芝清、田中幸雄、デニー、佐々岡真司、西山秀二、河本育之など。
この下の68年になると高津・金本・矢野・下柳・藪・潮崎・緒方・桑田・土橋・飯田などかなり一線の選手も多くなって来ますが、彼らにしたところで選手生活の晩年に差し掛かっているのも事実でしょう。一時代を築いた彼らの活躍を最後まで見守って行きたいですね。
一方の若手に目を転じて高卒ルーキーを眺めて見れば、森岡(中日)、西岡(ロッテ)、長田(巨人)といった右投げ左打ち内野手が注目株でしたが右投げ右打ち内野手も頑張っています。吉村裕基(横浜)がその人で、イースタンで打率.277ながら12本塁打と活躍しています。森岡が.241で3本塁打、西岡が.213で2本塁打、長田が.247で0本塁打というのと比べるとその打力が光ります。数年後は一塁・古木、二塁・内川、三塁・村田、遊撃・吉村なんて布陣が一軍で見られるかもしれません。
また近鉄が1巡目指名した左打ちの坂口外野手は打率.309とベストテン上位をうかがう数字。高卒ルーキーで3割はファームと言えども簡単ではありません。最近でも92年のイチローと00年の田中賢介ぐらいしか記憶にありません。今後が楽しみです。
9/21(日)
清原選手が天井直撃先制打に連日の右打ち24号ソロと活躍して、対阪神3連戦に意地の勝ち越しにつなげました。これで残り7試合で96安打ですか。どうやら14回目の100安打は安全圏になってきたようです。また500本塁打もあと22本となって、こちらは来季の達成がほぼ安全圏となってきました。残り試合であと2本打って480本塁打までは行ってほしいですね。安打数では現在1979本ですか。来季の達成は時間の問題です。4月中に達成できるでしょうが、まだ500本塁打という目標もあるし、その後も頑張ってほしいと思います。
田中幸雄選手は今日の1安打で1898本と1900本目前でなかなか前に進みませんが、今季はもうこんな調子ですね・・・。来季は万全な体調で夏場には2000本達成してほしいです。消化試合での達成ということにならないよう、8月中に決めてほしい。300本塁打、1000打点、1000得点、400二塁打など目標とする記録は多いですし、札幌1年目ということでより高いモチベーションを持ってプレー出来ると思います。来季の巻き返しに期待!
9/20(土)
今日は松坂投手が9回を6安打9三振1失点と踏ん張りましたが打線の援護なく勝敗つかず。試合も延長の末に落としてダイエーとのゲーム差は3のまま。今日西武が勝っていたらかなり面白くなっていたのですが惜しかった。セが天王山なきペナントレースで終ってしまった分、パ・リーグには終盤のヤマを期待したいので・・・。でも直接対決があと1試合と言うのは惜しい。3、4試合残っていればね〜。
タイトル争いも終盤戦ですが、赤星選手と井口選手のの盗塁王はほぼ決まりですね。ラミレス選手の打点王もアリアス選手が来週一時帰国したりするのを考えると有力。セ・パの本塁打とパの打点王は僅差ですし全くわかりませんねぇ。最多安打はセは現在トップで残り試合も多いラミレス選手が一歩リード。パは180本台の争いになると松井選手は苦しいですね。城島VS谷って感じでしょうか。
注目の首位打者はセは今岡選手が逃げ切りそうですね、矢野選手も試合に出てないですし。それ以下の選手はちょっと追い切れない感じです。パも小笠原選手かな〜。17日の試合で死球を受けて途中交代していましたが、後遺症か今日は欠場でした。
9/15(月)
マジック2のまま停滞していたのに甲子園に戻った途端に阪神の優勝が決まりました。やはり地元では相変わらず強かった。でも打線全体ではやや下降気味かな・・・。苦しい時に引っ張った金本選手もまた2割8分台に下降してしまいました。足を痛めても休まず出ているのですが、やはり影響があるのかもしれません。
これでセ・リーグは明日から消化試合ですか。今週中の数試合は巨人戦の中継もあるのかもしれませんが、視聴率のほうは秋の特番などに押されて悲惨なものになるのかな。でも週末は阪神戦だからそうでもないか。それにしても巨人は8連敗ですか、完全に糸が切れちゃってますね。もしこのまま5位で終ったら実に24年ぶり。まだ2年目とは言え原監督の進退問題も出てくるかも。
セの最多安打争いはついにラミレス選手が今岡選手に並びました。残りもヤクルトの方が3試合多いし、依然として今岡選手は復帰の目途が立っていないようですからこれはラミレス選手がかなり有利なようです。逆に首位打者は今岡選手が下がってこないのでラミレス選手は難しくなりました。猛打賞を何試合か続けるとか爆発的に打たないと三冠王は打率でつまづくでしょう。
パの最多安打は松井・井口・城島が接戦ですね。松井選手より残り試合が4試合多い谷選手がダークホースでしょうか。最後までハイレベルの争いを展開してほしいものです。
今日は福留孝介、松井稼頭央、小笠原道大とセ・パのスラッガーが揃って30本塁打をクリア。その中でも初の30本となった福留選手は今まで20本台もなかったので今後がさらに楽しみな成長ぶりです。昨年は打率のタイトルを取り、今季は本塁打で進境著しいとなれば、これはもう近い将来の三冠王候補ですね。その他城島・和田・二岡あたりにも早いとこ30本に到達してほしいところです。
そういえば注目の早稲田大・鳥谷選手は阪神入りが濃厚だとか。阪神は確かショートのレギュラーを確約したんですよね。藤本の立場は??確約と言っても実際は競争させるはず、と言う評論家の人もいましたが藤本選手にしてみれば面白かろう筈はなし。まあこれをバネに「負けるもんか」で頑張ってくれれば星野監督もニンマリか?阪神が強くなったと言っても競争原理は必要ですし、ベテラン中心のチーム構成を考えても大物野手の補強は黄金時代確立に向けては欠かせないでしょうけど。
9/14(日)
またまた伸びた阪神の優勝。結局甲子園に戻ってしまいました。それにしてもこの1週間で5敗1引き分けとは。まあヤクルトと中日が頑張ったとも言えますが。夏のロードと合わせると4勝16敗1分けですか。でも甲子園に戻ると別のチームになるのは実証済みですしね。まあ展開的には勝ってグラウンドで胴上げがいいと思うのですが明日はヤクルトの試合は阪神の試合より2時間遅れの開始。従って阪神が勝ってもヤクルトの結果待ちになるんですよね・・・。
さて、パ・リーグはダイエーがまたも20点の猛爆。初回で6-0とオリックスが好スタートでしたが、先発が29失点の日と同じマックス鈴木。やはり持ち応えられずKO。オリックスは昨日7点、今日11点でまともな投手陣なら連勝でもおかしくなかった。「何点取れば勝てるんだ・・・」という野手の嘆きが聞こえてきそう。ダイエー戦だけで4度目の20失点だそうですからひどいです。チーム打率はリーグ2位と打撃陣は頑張っています。去年のチーム打率.235から比べると4分も上げているのですから。このオフは投手陣の大補強が必要ですね。
2分以上離れた坪井選手に代わって井口選手が首位打者争いに参戦してきました。昨年までの低打率のイメージから完全に脱出した感じです。規定打席に達した4シーズンの平均三振は108個でしたが今季はまだ71個。逆に四球は76個とこれまでの自己最多61個を大幅に超えています。いまやリーグトップクラスの「怖い打者」となった井口選手。右打者が.350以上打つのはパ・リーグでは1986年の落合・ブーマー以来になりますね。
それと先日、犠打の記録を作った川相選手の引退が発表されましたね。すでに吉永、河本らの戦力外がマスコミ報道に上り、さらには江藤や仁志あたりの去就も注目される中、ある程度予想された人事ではありましたが。先日の山田監督解任に続き、いよいよシーズンも押し詰まってきたなと言う感じです。まだパ・リーグの雨天中止分に関する追加日程が発表されていないのですが、セ・リーグでは現在のところ10/13の広島-ヤクルト戦が最終日程です。
ところで最近気になる選手と言えば多村仁選手(横浜)。この選手には緒方選手(広島)と同じくアスリートとしての力強さ、いわゆる「身体能力の高さ」を感じるんですよね。実際に成績を見ても211打数とレギュラー選手の半分ほどしか出ていないのに16本塁打・13盗塁・打率.289をマークしています。13.18打数に1本塁打は13.21打数に1本のウッズ選手と遜色ありません。つまり常時出場がかなえばキング争いにも参戦出切るし、トリプルスリーも十分狙える選手と思います。
いずれ多村・村田・古木の和製クリーンナップが横浜の看板になる日が来るのが楽しみです。それにしても緒方選手は初めて規定打席到達したのが10年目。そして多村選手は来季がその10年目。身体能力の高い選手は花開くのに時間がかかるものなのでしょうか・・・。
9/13(土)
今日の阪神優勝の条件は、「ヤクルトと広島が負けて阪神が勝つ」というものでした。しかし、この3つの条件が全て逆に出てマジックは2のままです。明日も3つが3つともクリアされるのは難しい気がします。ヤクルト・広島共に相手が調子悪いチームなので、阪神が勝ってもヤクルト・広島のどちらかは勝つのではないかと。でも、どちらにしてもデーゲームで阪神が勝って胴上げというパターンは明日はありません。今日もそうでしたが、「阪神が勝ち、広島が負けた」状態でナイターの結果待ちになるからです。
それならばいっその事15日の広島戦にもつれこめば甲子園球場になりますし、阪神ファンも喜ぶのではないでしょうか。そのためには明日阪神も他チームも勝って「マジック1」とするか、対広島マジックは2のままでもヤクルトが明日負けて対ヤクルトマジックは1となっている事が条件ですね。何だか複雑ですが、18年ぶりの優勝ですし相手の結果待ちVというのは避けたいところです。
今岡選手が打席に立たなくなって9試合、ヒットのないのは11試合。安打数ではかろうじてトップですが安打ペースでは183本ペースで、とうとうラミレス選手の184本ペースに抜かれてしまいました。明日以降も出場の目途は立っておらず、200本どころかリーグ記録も困難ということで今岡選手の「211安打への道」と「53二塁打への道」はあえなくボツ。福浦選手の53二塁打とローズ・カブレラの56本塁打も困難ですがもう少し粘ってみようと思います。
掲示板ですが、ホームページの内容について「ああしろ、こうしろ」とうるさく指図して来る輩がいるため閉鎖せざるを得なくなりました。通常の更新だけでどれほど大変か考えようともせず、赤の他人に余計な労力を平気で強いることが出来る神経には驚くばかりです。善良な書き込みの人もいるだけに残念な事ですね。それとここ数ヶ月は宣伝書き込みも多く、うんざりしていたという点もあります。閉幕まではと思っていましたが、疲労度が増すばかりなので閉めてしまう事にしました。今まで2000本安打への道を歩む選手たちへのご声援ありがとうございました。
9/10(水)
今日は季刊ベースボールマガジンの発売予定日。でも今週の週ベにも予告が載っていなかったので(後で気付いたのですが実は載っていた)何の特集かわかりませんでした。仕方ないので書店で見て買うかどうか決めることに。で、見つけたその本は「奪三振特集」。一も二もなく「買い」です。1995年夏号(表紙がオリックス・野田)以来の奪三振特集。
待ってんたんですよ、これを。「外国人特集」はしばしばあるのに、奪三振ものがなかなか出なくて。これでしばらくは最新データで各記録をあれこれ吟味出来そうです。奪三振記録に興味のある人にはおススメです。
今日はもう1冊、「野球小僧10月号」も発売されました。7月発売号から隔月間10日発売になったのですが、今回は阪神特集ですね。恒例の「ドラフト・スカウティングリポート」も相変わらず充実しています。懐かしい佐野仙好氏のインタビュー記事もありました。
9/7(日)
今日は松坂投手が会心の投球で3割打線のダイエーを完封しました。9回に三振は取れませんでしたが8回まで毎回14奪三振。ようやく、と言う感じで「さすが松坂」というところを見せてくれました。「大事な試合に勝てない」というイメージを払拭するため気合もいつも以上だったようです。シーズン奪三振も192となって次の試合で200奪三振の可能性も大ですね。
これで3.5差ですが直接対決は残り1試合のみ。この9/23の試合に松坂投手が投げるには、9/12日本ハム(中4日)、9/17オリックス(中4日)と来て中5日で行けます。しかし、これですと今日を含めて3回連続中4日になってしまうのですね。13日の日本ハム戦に中5日で投げると、17日に中3日というわけに行かないでしょう。すると18・19と試合がないため次は20日の近鉄戦になってしまいます。そうなると23日のダイエー戦先発は無理。松坂の体力・気力に懸けてフル回転させるのか伊原監督の起用法に注目です。
それに比べて近鉄はロッテに3タテと元気ないですね。ダイエーとの直接対決を7試合も残しながら自滅しかかっています。さらに岩隈投手がコンディション不良のため1回ローテーションを飛ばすとかで登録抹消。明日からの3連戦は全員野球で立ち向かっていくしかなさそうです。
9/6(土)
西武が大逆転で直接対決第1戦を取りました。途中で「ダイエーが6-0とリード」の報を聞いたときには「あ〜あ・・・」と思いましたが、よく粘りました。ダイエーにしてみればいつも自分たちがやっているような大逆転を食ったわけでショックもあるでしょうか。
そして明日の第2戦は松坂投手が中4日で投げます。オールスター後は5連勝していましたが、ここ2試合は連敗。特に8月27日のダイエー戦では4回持たずKOされているのでかなり気合の入ったマウンドになるはず。1つ勝てばいいダイエーと何としても2連勝したい西武と、明日は午後1時開始のデーゲーム。衛星第一で中継もあるようです。
ダイエーでは井口選手が久しぶりの23号本塁打。残り21試合で7本塁打は今までのペースと比べれば厳しいですが、全く不可能な数字でもないのでトリプル3を期待したいです。ただ、今週の週ベのインタビューでも語っていたのですがトリプル3に向けて本塁打狙いをするよりも今のハイアベレージを大事にしたい気持ちがあるようです。.350あるいは.360というところに行けるのか挑戦したい気持ちらしいです。まあ、今年の活躍は見事ですよね。昨年で500安打超えていたのですが、井口=低打率のイメージがあってメインページには載せませんでした。でも今年の活躍を見ると、ようやく青学時代に見せた高い能力が花開いた感があります。オフにメジャー移籍しなければ来年は2000本候補に入れてみようかなと思っています。いずれメジャーに行く日が来るにしても、それまでの井口選手の打撃を楽しみたいです。
セ・リーグは広島が勝って5割到達でしたが、中日が借金1となりました。もし今日の試合に中日が勝っていたら5チームが勝率5割以上になるところでした。4月頃ならともかく9月に入ってそういうケースは恐らく今までなかったと思います。まだチャンス(?)はあって明日、広島と中日が勝てばそれが実現するのですが、横浜にとっては屈辱的な話かな・・・。
9/5(金)
阪神は劇的サヨナラ勝ちですか。横浜は三浦投手が最高のピッチングをしていただけに悔しい敗戦でしょうね。それよのも明日・あさってと横浜の先発投手が心配です。斉藤投手はいないし、下から吉見投手でも上げるとか。ヘタに実績ない若手の抜擢でもすると3タテもありえそう。あまり早く優勝が決まり過ぎるのもつまらないので、あと1週間くらいは・・・無理かな?
今岡選手が2試合続けての欠場。左肩を痛めたと言う事ですが、まだ数試合は難しいようですし200本は厳しくなってきました。せめてセ・リーグ新記録は期待したいものですが。
阪神の日程を見ると19日から東京ドームで巨人と3連戦に続き、22・23日は甲子園での巨人戦。1日の移動日を挟み、球場も変わるとは言え同一カードが5試合続くというのはとても珍しいケースだと思います。5試合とも優勝決定後のゲームになるのはまず確実ですが、来季を占う意味でも面白い5試合になる事を期待しています。
8/30(土)
阪神タイガース4連勝といよいよスパートに入りましたね。マジック12ですか。一桁になるのも時間の問題ですし、一桁になるとゼロまですぐでしょうね。パ・リーグでもダイエーのマジックが3たび点灯して19ですか。こちらはもうちょっと時間がかかりそうですし、また消えるかもしれません。
福留選手が今季9本目の三塁打を放って二桁にリーチです。現役では松井稼頭央、野口、村松、小坂が二桁を記録していますが全てパ・リーグで、セ・リーグでは実に久しぶり。1980年に11本打った高橋慶彦以来23年ぶりとなります。また二塁打・三塁打・本塁打全て10本以上ののトリプル二桁となると1967年藤田平(阪神)以来でリーグ36年ぶりの快挙となります。今年はサイクルヒットもあったし、打点と本塁打の自己記録も更新中。この選手はこれからも益々楽しみですね。
昨日、ベースボールマガジン社から恒例の大学野球展望号が発売になりました。今回はヒットマシン特集もあり面白かったです。現役大学生では鳥谷選手(早稲田)が1シーズン残して早くも100安打達成ということで目立っています。現在101安打で歴代20位タイ。あと10本打って111本になればベストテン入りします。リーグのシーズン個人最多四球記録を作った今春でも13安打してますから10傑入りは確実でしょう。19安打打てば史上4人目の120安打達成手です。とにかく注目選手ですね。
8/28(木)
甲子園に戻った阪神タイガース、再加速のようです。前半戦のような戦い方を思い出したかのようですね。8/12(火)以降、13試合を消化する間にマジックは28から15と13減りました。つまり、消化試合数と同じペースと言う事です。このペースを維持するなら胴上げはこれから15試合目の9/14(日)にナゴヤドームで行われる中日戦という事になりますね。9月の日程はこちら。
ちょっとずれ込めばその次の甲子園で、という可能性もありますが昨日・今日のように好調ぶりを見せれば逆に早まって神宮という事もあるかも。18年前も神宮球場でのV決定でしたが。
前回2回KOの井川投手も今日はランナーを許しながら7回無失点で16勝目。阪神で16勝投手は1981年の小林投手以来で実に22年ぶり。週1登板でもあと5回投げられるので4勝1敗で行けば20勝到達ですが、どうでしょうか?
また、防御率でも山本昌投手を抜いてトッブに立ちました。これで防御率・勝利・完封でトップ。勝率が上原.800に次ぐ2位の.762、奪三振が木佐貫158、上原148に次ぐ3位の145。この5部門で1位の「投手5冠王」は沢村栄治・スタルヒン・藤本英雄・杉下茂・杉浦忠・江川卓と過去わずかに6人。江川投手以外は皆野球殿堂入りしています。5冠を達成すれば井川投手もいずれ殿堂入りか?
打線では今岡選手が11試合ぶりのマルチヒットで一息つきました。かろうじて200安打ペース維持ですが、そろそろ猛打賞がほしいですね。まあ200安打でもリーグ新ですし、凄いのですが一時は220安打ペースだったので200本丁度くらいでは物足りなく感じたり・・・。
ところで日本唯一の200安打打者であるイチロー選手が昨年に続き終盤戦失速か?というような不振ぶりです。チームもついに首位陥落だそうで、やはりイチロー選手が打ってチームを元気付けないと苦しいようです。今季は昨年の数字は大きく上回ると思ったのに怪しくなってきました。でもまあもう180安打は超えてるし3年連続200安打は間違いなく打つでしょうけど。
8/22(金)
明日はいよいよ夏の甲子園も決勝戦ですね。東北勢初の優勝か?木内監督が有終の美を飾るのか?今年は中継をあまり見ませんでしたが、明日くらいは見ようと思います。ダルビッシュ投手は投げられるのかな?
さてプロ野球では阪神の連敗が5に伸びました。エース・井川での敗戦は痛いですね。それも内容が悪いです、2回KOとは。今年で1番悪い内容だったのでは。のらりくらりという雰囲気ながら勝ち星を重ねていた前半の井川投手でも、6回2失点とか7回3失点とか、それなりに試合を作っていました。それが今日は2回7失点ですから・・・。
これでロードに出てから3勝10敗ですか。一方最近妙に調子いいのが巨人ですね。阪神がロードに出る前の時点、つまり8/4時点では借金1の4位で首位とは20.5ゲーム差もあったのに、それ以降12勝3敗1分けの快進撃。18日間で8ゲームも詰めて現在12.5ゲーム差まで来ました。もしかして?と思い始めた人もちょっびりいたりするのでしょうか。
でもどうかなぁ、追い上げるにはあまりにも離され過ぎてたしこのへんで目一杯かな、と言う感じもします。過去にも下位から強烈に逆襲して首位に立ったケースとかありますけど息切れする事も多かった。思い出すのは94年の近鉄。5月16日には19勝34敗で最下位に沈んでいましたが、そこから32勝6敗の快進撃で最後は怒涛の13連勝。その13連勝目の8月10日には首位に立ったのでした。しかしそこで息切れ。2日後に負けて2位になると2度と首位に返り咲く事はありませんでした。
また、92年の巨人も思い出しますね。第2次藤田政権最後の年でしたが6月6日には17勝29敗で最下位。ここから23試合で21勝2敗の猛チャージ。10連勝、負け、4連勝、負け、7連勝でその7連勝目でこれまた首位に立ったのです。ところがその翌日からの15試合では5勝10敗と負けが込み、8月2日には4位に転落。結局首位にいたのは7月24日が最後でした。
今週は負け続けの阪神ですが、マジックはしっかり3つ減ったというのもポイントですね。下が負ければ着実に優勝に近付いているわけです。で、今日の結果によりヤクルト・中日・広島の3チームがマジック対象になってしまいました。巨人も差がなくなりつつあるので、今後は4チームがマジック対象として日替わり状態になりそうな感じです。
8/20(水)
今日は平安と東北が凄い試合をしたようですね。服部、ダルビッシュの両2年生投手が奪三振の競演。結果は東北高に軍配が上がりましたが、まったくどちらにも勝たせたいような試合でしたねぇ。また来年、この2人の再戦が楽しみです。しかし勝った東北にしても今後は休みなしの日程ですし、腰に不安があるというダルビッシュ投手の体調も気になるところです。
プロ野球では川相選手(巨人)の犠打世界記録が見事でした。チーム全体で偉大な記録を盛り上げようと言う雰囲気も感じられました。現役では宮本選手(ヤクルト)がシーズン記録こそ更新しましたが、通算記録ではまだ半分にも届きません。この記録は当分不滅でしょうし、868本塁打・3085安打・1065盗塁などと並ぶアンタッチャブル記録と言えるでしょう。川相選手、おめでとうございました!
8/17(日)
今日はついにダイエーにマジックが点灯しました。西武の自力優勝は既に消えていて、あとは近鉄だけが粘っていたのですが今日の引き分けでM30となりました。和田投手も7回までは、いや8回二死まではほぼ完璧だったのですがそこから連続ホームランを浴びました。これにより9回は救援投手が登板しましたが、リードを守れなかった訳です。でもまあ和田投手もよく頑張っています。斉藤投手が16勝もしているのてで今ひとつ目立っていませんが、12勝3敗は他球団なら文句なしのエースです。さすが大学時代から騒がれただけの事はあります。逆指名制度以後、上位で獲得した投手が活躍出来なかったダイエーでしたが今年は実にいい投手を獲得したものです。
先日、二岡選手(巨人)が通算500安打を突破。1年目の成績からすると遅かったですが、プロ入り5年で500安打ですからまあまあでしょう。これで来季メインページ入り当確と。ここ3年のメインページ入りは5人、6人、5人という人数でしたが来年はこの二岡選手と福留選手(中日)の2人だけになりそう。この2人はプロ入り同期で1年目の成績も似たような数字。その後低迷したところまで似ています。ポジションも当初はショートで同じでしたが、今は違ってしまいました。まあ、苦しい時期を過ごした二人だけに試合に出られない辛さも味わっていますし、これからもバリバリ打ってくれるでしょう。
来年で500安打到達は、今季不振ですが新井選手(広島)が昨日まで387本でほぼ確実。阿部選手(巨人)は今年・来年と140本ずつ打てば到達でしたが現在315本で、今日抹消になったそうですし難しくなりました。赤星選手も340本ですので来季中には500本行くでしょうが、年齢的にどうかがポイント。浜中選手(阪神)は来季500安打が有望でしたが現在295本でリタイア中で500本は早くても2005年になりそう。445本の金城選手は来季早々に届きそう。昨年のようなスランプがなければ面白い存在です。こうしてみると2004年終了後もメイン入りは2人か3人になりそうです。
イチロー選手が日米通算2000本まで残り二桁になっています。まだ29歳9ヶ月ですから超スピードです。ヘタすると清原選手より先に2000本に届くかもしれません。清原選手はようやく残り50本というところまで来ました。今季開幕時点の残り117本はすでに半分以下になっています。これから閉幕までにもかなり減るわけですし、足に不安がある状況のままでも来季の達成は確実でしょう。一方の田中幸選手はちと心配ですね。あと165本で今季がスタートしたので、せめて半分は打ってほしいのですが。
また、古田選手は1800本を突破。残りが100本台になると何だか急に少なくなったような気がします。38歳とは思えぬ活躍を見せている古田選手にとってもここまで来たら、「2000本安打」という目標が励みや支えになっているのは間違いないでしょうね。
8/16(土)
雨に泣かされている甲子園ですが、今年は結構地区予選で話題校が敗退した事もあり、「怪物」とは言わないまでも大スター不在の大会と言う感じ。かろうじて東北・ダルビッシュと広陵・西村がお馴染みの顔として勝ち残っていますが。ダルビッシュは体調不良もあって評判倒れの可能性もあり、完封スタートの西村投手が今後どれだけの凄さを見せてくれるかが唯一の興味になってきました。スラッガーとして注目していた愛工大名電の堂上選手も初戦負けでしたし、羽黒工も同様。
さて最近プロ野球を見ると中日・森岡選手がデビューしたり、西武・中島選手がホームランを打ったり若手ホープの活躍が楽しいです。でも、開幕前にポスト松坂世代として1981年以降生まれの期待の打者を羅列した事がありましたが、全体的には伸びて来ていないな、という印象です。レギュラーを取ったのはダイエー・川崎選手ぐらいですし。
松坂世代の80年生まれも含めて「レギュラー定着期待の選手(将来性を含めて)」を改めて書いてみると、中島・高山・大島・中村(西武)、田中賢(日本ハム)、吉本(ダイエー)、今江・西岡(ロッテ)、栗原(広島)、畠山(ヤクルト)、長田(巨人)、森岡(中日)、内川・吉村(横浜)など。他に阪神の桜井、中日の桜井、日本ハムの尾崎などもいますがまずはファームで上々の成績を残して注目株として売り出してほしいです。この中では西武の大島選手がかなりレギュラーに近付いてきました。田中賢や高山は今までチャンスがありながら、なかなかそれを生かしきれていない印象です。ただ、こうしてみると西武には期待の若手野手が多いので将来期待できますね。中村剛也選手などイースタンで既に16ホーマーしてますし、高校時代は「浪速のカブレラ」と呼ばれたスラッガーぶりが一軍で見られる日が楽しみです。
8/13(水)
昨日は桑田投手が8回1失点と好投して勝ち投手になりましたが、それでも防御率6.23ですから今までいかに打たれまくっていたか分かります。この防御率を見ると1試合くらい好投しても(前回も5回くらいまで良かったが)、「さすが桑田」とか言えませんねぇ。何しろ昨年の防御率1位ですし。しかし、去年と今年の桑田投手を比べると、「野球選手も悪い年ばかりじゃない」から「野球選手もいい年ばかりじゃない」という感想に180度変わってしまいそう。
ところで、通算167勝目となった桑田投手ですが現役100勝投手は多い順に工藤189、桑田167、山本昌157、佐々岡122、西口104とわずか5人だけ。これって少な過ぎないでしょうか?追う選手は38歳の加藤伸一90勝、00年以来一軍登板なしの川崎憲次郎88勝、そして斉藤隆と高村祐の81勝。80勝以上でも9人とは寂しい感じがしますね〜。
20年前の1983年の記録が出ている「ペースボール・レコードブック」を開いてみました。この年で引退した投手も含めて100勝投手は池谷公二郎102勝、加藤初104勝、小林繁139勝、野村収117勝、平松政次200勝、堀内恒夫203勝、松岡弘190勝、三沢淳102勝、稲葉光雄104勝、江夏豊205勝、鈴木啓示296勝、高橋一三167勝、高橋直樹160勝、東尾修187勝、村田兆治156勝、山内新一135勝、山田久志227勝と出るわ出るわで17人もいます。他に80勝〜99勝の投手も浅野・井本・江川・北別府・新浦・西本・古沢・山本和・水谷・柳田と予備軍も10人。やっぱり時代が違うのかな〜。野茂・伊良部・吉井・石井がメジャーに行ってしまったというのも減少要因の一つですが、それにしても100勝自体が困難な時代であると思わざるを得ませんね。今後は100勝は通過点でなく、プロ野球人生での大目標となってくるかもしれません・・・。
さて、優勝当確の阪神ですが以前からちょっと気になる部分があります。それは30代のベテランが主体過ぎないか?という点です。1950年代生まれの現役選手は既にいなくなっており、60年代生まれがベテランと呼ばれている現況で阪神には60年代生まれの選手が13人もいます。セの他球団では広島9、ヤクルト・横浜8、巨人・中日7と言ったところです。(開幕後に移籍・退団した阪神・橋本投手と巨人・ペドラザ投手は除いた数)
そして阪神の13人にはレギュラークラスが多いのです。桧山34歳・金本35歳・片岡34歳・矢野34歳・伊良部34歳・藪34歳・下柳35歳と主力にゾロゾロ。これまでは彼らが揃って活躍していてそれが好成績に結び付いていましたが、来年以降を考えた時に一抹の不安も感じるのです。1年きりの栄光で終った1985年の轍を踏みはしないかと。星野監督自身、中日で2度優勝しながら連覇はなく黄金時代の確立には至っていません。阪神を常勝軍団にするならば、勝ちながらも若手の育成も欠かせないはず。今季はかなり優勝決定後に試合が残りそうなので、そこで若手に経験を積ませてほしいところ。
例えば関本健太郎選手など、今年あたりはバリバリ試合に使うべきところが昨年より大きく試合数も打席数も減りそう。ウエスタンで3割をマークしてベストテン入りしている斉藤や梶原康もまったく出番なし。2年目を迎える藤原・喜田・桜井や大物打ちと期待される新井など次代を担う選手にも目を向けないと。85年に日本一の阪神は2年で最下位、98年に日本一の横浜は4年で最下位。でもダイエーのように久々の優勝からずっとAクラスを維持しているケースもあり、阪神もこちらを手本にしてもらいたいところです。
8/9(土)
昨日・今日と台風の影響で中止が相次ぎました。日本ハムなど移動日も絡んで4日間も試合なし。早い時期の復帰を目指す田中幸雄選手には試合が残って朗報かも。明日は久しぶりに6試合行われそうです。
ロードに出た阪神ですがいきなり3連敗。今岡選手がやや下降気味で、それがチーム成績にも反映しているような感じです。今までの好調のツケか、故障者も目に付くようになって来ましたし。まあ、それでも下が負ければマジックはじわじわ減っていきますし優勝は間違いないでしょうけどね。
さて、近鉄のローズ選手が2本塁打でカブレラ選手に並びました。現在のチーム試合数で見るとカブレラ選手が100試合で36本、ローズ選手が98試合で36本です。昨年の40号はカブレラ選手が8/20にチーム101試合目、ローズ選手が8/24にチーム102試合目で到達しました。2人とも去年よりは少しペース遅めです。でも3年連続40号は確実でしょう。この2人以外に外国人選手で2年連続40号はソレイタ(日本ハム)、バース(阪神)、ブーマー(阪急)がいますが3年連続は初めてですね。
夏の甲子園が開幕。こちらも雨にたたられていますが、今日は春の覇者・広陵が完封スタート。さすがという感じです。明日は第1試合で左右の2枚看板を揃える羽黒高校が登場するので見ようかな〜と思っています。第3試合のPL学園、夏の大会連覇を狙う第4試合の明徳義塾の戦いぶりも気になるところです。
8/6(水)
今日、と言うかつい先ほど気が付いたのですが8/4の日記を書き込んだあとアップロードされておらずネットで見た場合に8/2までになっていました(汗)。
さて、今日は昨年夏の甲子園でも活躍した中日の黄金ルーキー・森岡良介選手がデビュー。初打席でツーベースヒットと見事なスタートを切りました。これで2000本安打まであと1999本です。初安打がツーベースというあたり、まさに「立浪2世」。21世紀のプロ野球を背負う俊英の活躍が今後も楽しみですね。
ダイエーの柴原選手が5打席立って規定打席到達。ベストテン6位に顔を出しました。これで規定打席以上の3割打者がダイエーには井口.344、城島.342、柴原.336、村松.319、松中.313、川崎.303と6人。さらに大道.299、バルデス.297と続くのですからたまりませ〜ん。
ちなみにチーム3割打者数の記録は1949年阪神・87年巨人・96年広島の5人が最高のよう。となると5人でもパ・リーグ新記録で、6人なら日本新記録となりますね。ダイエー打線の破壊的攻撃はどこまで続くのでしょうか??
8/4(月)
今日、夏の甲子園ガイドが出ていたので買いました。週刊朝日増刊で表紙に「甲子園」と大きく書いてあるヤツです。毎年恒例になったこの本を買うのも1983年以来だからもう21冊目になってしまいました。83年は1年生KKコンビの活躍でPLの優勝に終りましたが、大会前は池田高校一色といった感じでKKもまだまだ無名って感じでしたっけ。もう20年前の話になるのですね。
さて、今日は大会の組み合わせ抽選もありました。広陵の初戦は平日なので見られませんが、東北・平安・PLなどの試合が見られそうです。その他、双子バッテリーの長野工、左右の2枚エースを擁する羽黒、木内監督最後の夏に優勝を懸ける常総学院、スラッガー堂上の愛工大名電など気になるところです。
ところで、常総の坂遊撃手は攻守の要、右投げ左打ちの好プレーヤーらしいです。甲子園展望号でも巻頭カラーを飾っていました。どんなプレーを見せてくれるか注目ですね。
8/2(土)
今日も井川投手が完封で連勝を伸ばしました。これで12連勝の14勝目。確か斉藤投手(ダイエー)も12連勝で14勝だったような。共にリーグ最強打線をバックにしているうえに、その打線と対戦することはないという二重のアドバンテージを背負っています。この打高時代に20勝ペースで不思議な現象のようですが、そういう裏付けもあるのですね。もちろん2人の力量が球界トップクラスなのは言うまでもないですが。ここまで来たら二人とも是非20勝ラインに到達してほしいものです。パ・リーグでは18年ぶりの20勝ですし、両リーグからとなれば実に21年ぶりです。
新垣投手が7月以降調子が良かったのですが、足を痛めて序盤に降板したとか。ちょっと心配ですね。松坂・和田との奪三振王争いも楽しみだったのですが。阪神のムーア投手もヒジの調子が思わしくないとかで登録抹消です。
降板といえば野茂投手も降雨中断の関係で2回で交代しました。もっとも相手がマダックスでは貧打ドジャースには重荷でした。結局完封負けでしたので野茂投手が続投していてもどうだったか・・・。
ところで、また野球ワールドカップの構想が伝えられていますね。メジャーリーグが主導権を握って推し進めているようですが、五輪には公式戦終了後の予選にすら出場を認めなかったのに自らが企画する大会には各国メジャー選手の出場を予定とは何とも勝手な話だなという気がしなます。でもまあ実際に大会が行われれば、それはそれで野球ファンとしては楽しい事ですが。あとはどれだけ真剣勝負が繰り広げられるか、ですけどね。
7/30(水)
MLBでは1試合左右両打席満塁本塁打というとんでもない記録が誕生したようですね。まったく、まだまだ世の中には驚くべき出来事がありますね〜。今日は松井選手に久々の11号本塁打、イチロー選手にはメジャー通算600安打と明るい話題が多かったですね。でも、かつては野茂のそして今季は松井の同僚で知られるモンデシー外野手がダイヤモンドバックスにトレードとか。メジャーは主力でもあっさりトレードされてしまうのですよねぇ。
4試合ノーヒットだった清原選手がいきなり3本も打ってくれました。これであと57本。開幕時の残り本数の半分をようやく超えました。イチロー選手が1950〜60本くらいで今季を終えそうなので清原選手が20本くらい残すと来季いい勝負になるかもしれません。野村謙二郎も3安打で打率も3割台をキープ。今年中に最低でも1850本は超えてほしいところです。
ダイエーの斉藤投手が14勝目ですね。しかもわずか2敗で貯金12です。貯金10でもエースの資格十分ですが、この調子なら貯金15も狙えそう。15以上となると現役では99年上原投手の貯金16が唯一の例ですね。ここ20年間では他にも85年石本貴昭、90年斎藤雅樹ぐらいでしょう。セの井川投手も既に貯金10なので15を狙えるペースですね。
松坂投手も先発復帰いきなり無四球完投。奪三振は少なかったですが、ブランク明けではまあこんなところでしょう。これから斉藤投手を追撃してペナント争いそして最多勝争いも盛り上げてほしいです。
7/28(月)
高校野球の地区予選も大詰めとなってきました。秋田経法大付の木村投手、浦和学院の須永投手、そして遊学館の小嶋投手と評判のサウスポーが次々と敗退して残念な感じです。でもまだ選抜優勝の広陵・西村投手、都No.1と評判の二松学舎大付・小杉投手、春の北信越大会で21奪三振の福井・藤井投手など楽しみな投手が勝ち上がってきています。それに、全国大会までは無印だった選手のあっと驚く大活躍などというのも高校野球ならではの楽しみだったりしますので、隠れた豪腕投手の出現も期待。
さて本日のダイエーVS近鉄戦は4時間半を超えるロングゲームでしたが、二転三転して首位攻防らしい白熱した試合でした。最後は同点ランナーが本塁寸前タッチアウトでゲームセットと、ラストまでどうなるかハラハラドキドキの展開でした。あまりゲーム差が開くとセに続いてパ・リーグまで白けてしまうので、ここは近鉄にパ・リーグの灯を消さないよう頑張ってもらいたい心境です。
ところで昨日6安打の城島選手、今日は4三振でした。やはりどこかでバランスがとれるものなんでしょうか?
そしてローズが打てばカブレラも33号と併走。8月・9月に10本ずつと考えても今月末で35号くらいに出来ればベストなんですが残り2試合で2発。簡単ではないが、不可能でもなし。8月10本と書いたけど、夏休み時期でフルに試合があるし月間記録に迫るくらいは打ってくれると嬉しいですねぇ。
7/27(日)
今日はダイエーの猛打にビックリしましたが、今シーズンのビッグイニング現象や大量得点試合の多さから考えれば、「いつか来る日」だったのかもしれません。それんしてもオリックスにとってはまたもつらい日曜日となってしまったようで。オリックスも13安打7得点でしたから、通常なら勝ちゲームでもおかしくないくらい打っていたんですよね。投手陣の整備は大きなテーマとなりそうです。
ロッテの福浦選手が2本の二塁打で35二塁打としています。カブ・ローズの本塁打数VS福浦の二塁打数というのも面白い勝負になりそう。今季40二塁打は当確ですが、達成すれば史上初の2年連続40二塁打となるわけで、そうなれば日本記録保持者の谷選手を押しのけて「ミスター・ツーベース」襲名かな?まあ、その日本記録も今季終了時には福浦選手のものになっている可能性も十分ですけど。
清原選手、3試合連続ノーヒットで打率も.270まで下降。明日はいい休養になると思いますが、8月は夏休み時期ということで6連戦がビッシリ組まれています。たまにはスタメンから外れて適度に休ませながら起用したほうがいいのかもしれませんね。オールスター後のヒットは全てホームランですが・・・。
7/26(土)
後半戦が始まった時の阪神のマジックは46。それが試合が行われたのは7日間なのに10も減って昨日迄で36となりました。凄い減り方ですね。他球団には強いヤクルト・中日も阪神の前には借りてきた猫状態になってしまうのは、阪神の勢いの為せる技でしょうか?今日も今岡選手が今季6本目の先頭打者本塁打。10本のうち6本が初回先頭弾とは集中力の賜物でしょうか。こちらの記録も8本がタイ記録で何人もいるので、ぜひ9本の日本新記録を作ってほしいものです。
松坂投手がリリーフで復帰登板を果たしましたが、タイムリーあり押し出し四球ありと本調子には程遠いようです。西口・石井貴がいないなど苦しい投手事情もあるでしょうが将来ある大器だけに無理はさせないでほしいですね。ダイエーと比べても西武は意外と投手陣の駒が足りないようです。このオフの補強は投手中心にした方がいいかもしれません。
7/20(日)
昨日は何と言っても岩村選手の復活が明るいニュースでした。復帰初打席で今季初安打、そして続く打席の今季初タイムリーが決勝打となる勝負強さを見せました。今まで順調に来ていただけに初の試練という感じでしたがまだ24歳。今シーズンも残り半分を切りましたがこれからの巻き返しに期待。ベッツ・鈴木とのポジション争いも厳しいものがありそうですが、チャンスに結果を出してスタメン定着を目指してほしいです。そして今日はセンターで先発。この手がありましたか。でも巧打者・真中選手が控えに・・・。もったいないけどポジション数は限られてるし、しゃあないですかねぇ。
それと2ホーマー4安打の高橋由伸選手も目に付きました。今季の横浜スタジアムは場外本塁打が何本も出ているそうですが、やはり目の当たりにすると強烈ですね。オールスターから5試合で5本塁打とホームラン付いている感じ。去年の17本塁打は軽く超えそうな勢いです。高橋選手と言えば98年前半のローズ選手(横浜)と三冠争いをしていた時のイメージが強烈ですが、昨日の打撃はその頃を彷彿とさせるものがありました。
腰の張りとかで昨日・今日と欠場していますが、谷選手(オリックス)が968安打で1000本安打にじわじわと近付いています。今季中の達成は当確と思いますがプロ入り7年目の達成は榎本喜八・長嶋茂雄・野村謙二郎に次いで4人目と思います。外国人選手ですと7年目までにローズ1107本、ブーマー1087本、リー1018本、レオン1006本と4人いますね。ちなみに日本人選手の7年目までの安打数では長嶋茂雄1070本、榎本喜八1013本、野村謙二郎1005本となりますね。谷選手は今季133安打で野村選手を抜き、141安打で榎本選手を抜きます。198本打てば長嶋選手を抜けますが無理っぽいですね。結論として、7年目終了時の安打数はローズ・ブーマー・長嶋に次ぐ日本歴代4位になりそう。日本で4位です、凄い選手なんですよね谷佳知選手は。
ついでに書くと年数ごとの比較ではその谷選手のペースを上回っているのが上記の高橋由選手で、今季も長期欠場がありましたが152本以上打てば6年目終了時点で谷選手を上回る事になります。
今日も横浜花火大会は豪勢でした。3連戦で合計19発、しかし内訳は横浜が打ったのが6本で打たれたのが13本。「肉を斬らせて骨を断つ」と言うけれど、骨まで断たれてしまってますよこれでは。確かにチーム本塁打数急増でインパクトありましたが、投手陣の悲惨さを考えると、来季はM社製の飛ぶボール(いや、飛びやすいボールか?)はやめた方がいいと思うのだが・・・。
7/15(火)
オールスター第1戦は全得点が本塁打と言う、ある意味オールスターらしい展開でした。それにしても近鉄のホームなのにセ・リーグが後攻でしたね。2試合ともパ・リーグのフランチャイズ球場だから1つをセのホームゲームに、という事なんでしょうがちょっとしっくり来ない感じでした。各球団のホーム球場のうち一番開催から遠ざかっているのが広島球場で1995年が最後。大阪は97年、千葉は98年に開催されているのだから、今年は広島を入れても良かったのでは?地域バランスで東と西にしたいなら広島&千葉で良かったではないですか。去年は2試合制なのに松山で開催しましたが、まさかそれが広島球場の代わりなんて事はないだろうなぁ。
7/13(日)
今日はナイトゲームが全て中止で、はからずもオールスター休みに突入となりました。更新しない日の予告として7/14・17を掲げてありますが7/15・16もオールスターネタを「ニュース」のところに書くくらいしかやることないですね。記録男の清原選手も出ないし、古田選手ぐらいですか記録的な注目選手は。あと4安打で安打数10傑入りしますし、通算打率記録への挑戦も興味深いですが。まあ、ネタがない分のんびりしたいと思います。
今日のダイエーは1回表にいきなり7得点。終ってみれば23安打14得点と昨日・一昨日の阪神−巨人戦を連想させる内容でした。それにしても両リーグ防御率No.1の松坂投手が1イニング持たないとは・・・。プロ入り最短KO記録となったそうです。最多勝争いは実績ある松坂投手が2差で追いかける展開は面白くなったと思いますが。もう2、3人絡んでくると白熱して来るんですけどね。
セ・リーグは今岡・矢野(阪神)、パ・リーグは小笠原・坪井(日本ハム)と両リーグとも同一チームの選手が打率1位・2位を占めています。過去セ・リーグで6回、パ・リーグで4回あるようです。特にパ・リーグでは1980年のリー兄弟が最後ですから小笠原・坪井の2人がワン・ツー・フィニッシュすれば23年ぶりの快挙です。またセの場合、赤星選手が頑張って3位まで独占も有り得ます。これは2リーグ制後は1960年の大毎ただ1チームですね。戦前には巨人が4位まで占めた年もありますが。
7/12(土)
金本選手が今月絶不調と書いた途端に3安打。ビックリしたなぁ、も〜(笑)。今日も連日の14得点と強過ぎる阪神の優勝はこの調子なら8月中に決まるかもしれませんねぇ。近来稀に見る、消化試合の多いシーズンになりそう。阪神以外は観客動員ダウンしてしまうガッカリの1年になるんでしょうね。各チームとも悔しかったら巻き返さないといけません。
近鉄が今日は1試合8ホーマーで球団新記録らしいです。そして球場は「本塁打量産球場」として名高い東京ドーム。なるほど、東京ドームなら記録も出るだろう、などと言われてしまうのが悲しいところ。直線的な作りの左中間・右中間をもう少し深くしてみたらどうでしょう。投手は大喜びやね。
ところで今日、両リーグトップとなる7本目の三塁打を打った川崎選手(ダイエー)。オールスター落選は残念です。両リーグの打撃成績上位を見ても今季の新星・新レギュラーと言えるのはこの選手くらいなのに。同じショートで規定打席不足の阿部選手(近鉄)が選ばれたのはチームバランスもあるのでしょうね。松井選手がメジャー移籍したならば、この川崎・阿部選手がリーグナンバーワン遊撃手を争って火花散らす時代が来るかもしれません。
7/10(木)
日付が日曜からずれているのに今気が付きました(笑)。さて、阪神の金本選手ですが最近めっきり下降気味ですね。現在17打席ノーヒットで打率も.279まで落ちてしまいました。連続フルイニング出場も継続中と思いますが、やはり鉄人と言えど35歳という曲がり角に差し掛かっていますし疲れも相当あるのでしょう。ここは「休む勇気」、「休ませる勇気」も必要なのではないでしょうか?今季はオールスターにも選ばれているし、この先もこんな調子のまま試合に出続けるのが最善の策なのかどうか?
7/9(水)
岩村選手(ヤクルト)がイースタンの試合に出始めました。昨日はセカンドで先発して途中からサードに回っていました。一軍のシフトを見ると前半戦の功労者である鈴木健、そしてここへ来て絶好調のベッツ。どちらも外すに外せない存在になって来ましたし、唯一の穴?がセカンドと言う事でそこへ岩村選手を当てはめる構想があるのかもしれません。まあオールスター後とウワサされる復帰ですが、当初は代打要員かもしれませんけど。将来ある大器ですし、無理だけはしないでもらいたいものです。
清原選手が今季50安打に到達していますが、イチロー選手の安打数はその約2.5倍です。となると机上の計算ですが清原選手があと67本打って2000本になる頃にはイチロー選手は67×2.5=167本くらい上積みしている事になります。現在1857安打ですからトータル2024本くらいになる計算。早い話が「イチローは清原より先に2000本安打に到達する」のではないかと言う事です。
でもまあ清原選手は今季前半だけで18試合休んでますし、今後はコンスタントに試合に出続ければ丁度いいタイミングでの争いになるかもしれませんね。いい勝負を期待します。
7/6(日)
不定期と言いながら3日連続になってしまいました(笑)。そろそろ高校野球の地区予選が始まりますねぇ。アッと驚く凄い選手が現れないかな〜。春の選抜では遊学館の小島投手に注目していたのでしたが期待外れでした。好投手ではありましたが、凄みという点でちょっと・・・。春の地方大会でも三振の山を築いたそうですが、ラストシーズンにどれだけ成長したかは見てみたいですね。
他には秋田経法大付の左腕・木村投手も評判がいいらしいです。浦学の須永、横浜の成瀬など左腕に好素材が多いようですね。高校野球だとどうしても打者より投手に目が行ってしまうのはなぜでしょう?
7/5(土)
立浪選手の2000本安打達成にホッと一息。時間の問題とは言え、早く打ってほしかったし結果的には全国中継の巨人戦で達成出来て良かったと思います。
さて本日気になるその他の件ではやはり「セ・リーグの3割打者が20人」でしょうか。ベッツ、鈴木尚、井端が3割台に突入し、切り上げ3割の斉藤(巨人)を含めてついに20人の3割打者が!最近になって高橋由と木村拓が規定打席到達したのも影響しているのですが、それにしても凄い。規定打席到達者29人中20人ですからね。
過去の3割打者最多記録は1977年セ・リーグの18人。6チームからきっちり3人ずつで18人でした。でも今季はさらに他にも3割候補はいるのです。今季ずっと3割台で現在.294の金本選手とか、規定打席不足で.306の稲葉、.300の真中などの「陰の3割打者」が控えています。
そう言えば阪神のチーム打率も3割にギリギリ乗ったみたいです。ここまで来ると華々しいのを通り越して、ちょっと悲惨かも。投手救済対策が必要かもしれませんね。
7/4(金)
今日は清原選手が18年連続二桁本塁打、江藤選手が13年連続二桁本塁打と現役1位・2位の通算本塁打を誇る2人が揃って区切りの本塁打を打ちました。まあ遅いと言えば遅いのですが。
清原選手は歴代10位に並ぶ通算465号。あと1本で単独10位、あと9本で9位の田淵幸一474本に並びます。ペース的には475〜480ぐらいのところまで今季中に行きそうな感じですね。打点では1381として歴代10位の土井正博1400打点まであと19。今季中のベストテン入りは確実でしょう。その上は衣笠祥雄1448打点なので、こっちは来年ですね。塁打では3675で14位の大島康徳3716まであと41塁打。こちらの10位は大杉勝男4030塁打なのでベストテン入りはまだ先の事になりそうです。
江藤選手もだいぶ復調して現在の打率は.273と昨年までの通算.274と比べても遜色ないところまで来ました。また各通算記録では1500試合にあと10、1000得点に71、1500安打に93、350本塁打に22、1000打点に71、600長打に25など射程距離に捉えているものが多いですね。試合数以外は来季に持ち越しになりそうなものが多いのですが、今日の大ホームランを見ているとまだまだパワーも健在ですし、これからさらに調子を上げてほしいところです。
田中幸雄選手が今月3試合で10打点と凄い勢いですね。これで打率も3割に乗りまして、たぶん今季初の3割台だと思います。オールスターまでに50安打達成も行けそうな感じが出て来ましたね。先の事はわからないですし、今季1本でも多く打って2000本に近付いてほしいです。
野村選手が久々にスタメン復帰しましたが3四球と歩かされて1打数ノーヒット。う〜ん、「四球はいらない、ヒットがほしい!」のです。明日はヒットのまとめ打ちに期待!
オールスターの出場選手が決まりました。清原選手、残念ながら落選ですね。ちょっと阪神の選手入り過ぎた感じですよねぇ。2000本業界からも古田・今岡・立浪・高橋由・城島・小笠原・松井・松中・小坂・谷と10人が選出。常連の中村ノリが出ないのは寂しいですが(打診があったが本人が断ったとの事)、和田・木佐貫など新世代の活躍も楽しみです。和田VSウッズとか木佐貫VSカブレラとか、面白そうです。
7/2(水)
今週の週刊ベースボールは恒例の松坂世代特集でした。この松坂世代、特にルーキーに関してですが「予想通りの活躍」か、「前評判からすれば物足りない」か、どっちでしょうねぇ。確かに活躍しているルーキーを見るとほとんど松坂世代です。セ・リーグでは村田、木佐貫、久保、永川。パ・リーグでは後藤武、長田、和田、新垣、加藤。最近は阪神の久保田もよく登板してますね。彼ら以外のルーキーだと2勝している高井投手くらいかな。マックはちょっと特別ですし。
最近で黄金ドラフトと言われたのは90年入団組ですね。与田と野茂が新人王でしたが、他にもセでは佐々岡投手が13勝17セーブ、西村投手が10勝1セーブ。パでは潮崎投手が7勝8セーブ、酒井投手が10勝、石井選手が22ホーマーと新人王レベルの成績の人が結構いましたっけ。その時と比べてもまだちょっと物足りない感じはします。でもまあ、ルーキーが活躍し過ぎてもプロのレベルが疑われたりするし微妙なところですけど。
6/30(月)
更新休みの日だけどこっそり日記だけ書くとしよう(笑)。松井選手(ヤンキース)、丁度折り返しで100安打。それもホームランで飾りました。出来れば前半で二桁本塁打してほしかったですが、20本台も見えてきた最近の調子は嬉しい限りですので贅沢は言いますまい。新庄選手が1年目に10本塁打したのが日本人選手の最多記録ですが更新は時間の問題になってきました。
打点は01年イチローの69打点ですが、こちらも時間の問題。どちらもオールスター前に軽〜く更新してほしいところです。
さて2000本安打まであと5本の立浪選手ですが現在1871試合で、1875試合の藤田平を上回れるか微妙なところ。明日からの阪神3連戦のうちに打たないと。
6/29(日)
昨日は古田選手の4ホームランに驚きましたが、他にもいろいろな出来事がありました。そのヤクルトでは高井投手が5回までに10奪三振の力投で先発初勝利。高卒ルーキーの二桁奪三振はセ・リーグではほとんど記憶にないですね。ここ20年でも86年に桑田真澄、89年に川崎憲次郎が1回ずつ記録しているぐらいでしょうか?通算でも36回2/3で38奪三振と将来が楽しみです。
ヤクルトでもう一人目立っているのがラミレス選手。昨日で半分の70試合消化。今の数字を単純に2倍すると198安打、38二塁打、42本塁打、374塁打、146打点、86長打。安打が歴代2位、塁打が2位、打点が3位、長打が2位に相当します。また史上初の「40二塁打・40本塁打」の期待もありますね。
打率トッブに立った矢野選手。捕手の最高打率は90年古田選手の.340だと思いますが、これを超えそうな勢いですね。また年齢的にも35歳で.350以上打てばかなり珍しいと思います。ちょっと調べてみましたが76年張本勲.355と89年クロマティ.378があり、それぞれ36歳での記録でした。「35歳以上の.350」は3人目の貴重な記録となるのかな・・・。
その矢野選手を上回る打率.352で隠れ首位打者の高橋由選手。6/28時点で規定打席に2打席不足。今夜の試合で5打席立てば上位に顔を出しますね。さらにタイトル争いが白熱化しそうです。
横浜が70試合目で50敗ですか。丁度100敗ペースですね。今日も負けて51敗、阪神は50勝1番乗り。
メジャーリーグでレッドソックスが初回先頭打者から四球を挟んで10連続安打とか。1番・デーモンはこの回に何と1イニング3安打したそうです。日本では未記録ですが、特に大きな記事でないところを見ると、メジャーでは何度目かになるのでしょうか。
ここからは本日のトピックス。今日の松井秀喜選手はダブルヘッダーで7打数6安打6打点3四死球と大活躍でした。9打席連続出塁と6打数連続安打が継続中ですね。打率も2ヶ月ぶりに3割に乗ってますます今後が楽しみです。これで60打点到達。この時期に60打点ならば当然タイトル争い・・・と思うところが、トップの選手が88打点も挙げているので全くお話になりません。いや〜、上には上がいるものだとビックリです。
・・・さてさて本日のデーゲームを振り返ると。古田選手は四球の後に三振で連続本塁打ストップ。またしても4打数連続でストップと、「5打数連続本塁打」の壁はかくも厚いものなり。注目のラミレス選手はまたも3打点を追加して71試合で76打点と149.8打点ペース。ほぼ150打点ペースって事ですね。打率もデーゲーム終了時でトップなのですが、22号を放った本塁打部門でウッズに23号を打たれて2位変わらず。でも限りなく三冠に近付いてきた感じです。
カブレラ選手が延長11回に試合を決める24号決勝ソロ。これがあるから先日のロッテのように無走者敬遠も出てくるのでしょう。でも、さすが4番て感じです。これで本塁打でついにローズに追い付きました。打率が8厘差の3位で打点・本塁打でトップ。今年も「カブレラ三冠王への道」が注目されますね。
オリックスの日曜日の連敗はさらに伸びましたか。でも二桁失点でなかったのが救い?