1998.3.7 文責:倉島
問題:以下の議論を読んで、否定側第二反駁用に、効果的な反駁を考えてください。
論題:日本はサマータイム制を導入すべし
肯定側立論
メリットは省エネです。省エネセンターの試算によれば、サマータイム制を導入することで、原油換算で年間55万Klの省エネが可能です。これは四国全体の年間原油使用量に匹敵します。
否定側第一反駁
肯定側は原油換算で年間55万Klの省エネがさぞ重要であるかの主張をしました。確かに日本の消費量だけを考えればそれなりの量です。しかし、省エネは日本だけの問題ではなく、世界的な問題です。原油換算で年間55万Klというのは、世界の原油消費量のわずか1日分にしか過ぎず、世界レベルから見れば微々たるものです。つまり、世界レベルで見たとき、その省エネ効果は極めて重要性が低いわけです。
肯定側第一反駁
否定側の言うように省エネは全世界的な問題です。つまり、世界的に省エネの要請があるわけです。ですから、この世界的な要請に答えるためにも、サマータイム制を導入して省エネを進めなければならないのです。
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