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JISC JIS List

日本工業規格
EMC(電磁両立性)関係

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  JIS No. 表題 英文名称 国際整合
【整合度表記法】
対応国際規格情報 Top参考情報
  JIS A 8316:2001 JIS A 8316:2001 土工機械 - 電磁両立性(EMC) Earth-moving machinery−Electromagnetic compatibility IDT ISO 13766:1999 序文
 この規格は、1999年に第1版として発行された ISO 13766 Earth-moving machinery - Electromagnetic compatibility を翻訳し、技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。
1. 適用範囲
 この規格は、JIS A 8308 に規定する土工機械の、電磁両立性(EMC)を評価する試験方法及び許容基準について規定する。
 この規格では、次の電磁障害現象を評価する。
- 広帯域及び狭帯域電磁障害
- 電磁界イミュニティ試験
- 電気・電子サブアセンブリの広帯域及び狭帯域電磁障害
- 電気・電子サブアセンブリの電磁界イミュニティ試験
- 静電気放電
- 伝導性トランジェント
  JIS No. 表題 英文名称 国際整合
【整合度表記法】
対応国際規格情報 Top参考情報
  JIS C 1000-4-2:1999 JIS C 1000-4-2:1999 電磁両立性 ― 第4部:試験及び測定技術 ― 第2節:静電気放電イミュニティ試験 Electromagnetic compatibility (EMC)−Part 4 : Testing and measurement techniques−Section 2 : Electrostatic discharge immunity test IDT IEC 61000-4-2:1995;
IDT IEC 61000-4-2:1995/AMENDMENT 1:1998
序文 この規格は、1995年に第1版として発行された IEC 61000-4-2 Electromagnetic compatibility(EMC) - Part 4 : Testing and measurement techniques - Section 2 : Electrostatic dischatge immunity test 及び Amendment 1(1998) を翻訳し、技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格である。ただし、追補(Amendment)についでは、編集し一体とした。
この規格で点線の下線を施してある“参考”は、原国際規格にない事項である。
1. 適用範囲
 この規格は、操作者からの直接の、又は近接している物体への静電気放電に曝される電気・電子装置に
対するイミュニテイ要求事項と試験方法について規定する。また、異なった環境や設置条件に関する試験
レペルの範囲を規定し、試験手順も規定する。
 この規格の目的は、電気・電子装置が、静電気放電を受けたときの性能を評価するための共通の、また
再現性のある基準を確立することである。これに加えて、人体から、動作している装置の近くにある物体
に対して起こる静電気放電も含んでいる。
 この規格が定義するのは、
- 放電電流の典型的な波形
- 試験レベルの範囲
- 試験装置
- 試験のセットアップ
- 試験手順

この規格は、“試験室での試験”と最終設置状態での装置に対して実施される“設置後試験”の仕様を示す。
  JIS C 1000-4-3:1997 JIS C 1000-4-3:1997 電磁両立性 第4部:試験及び測定技術 第3節:放射無線周波電磁界イミュニティ試験 Electromagnetic compatibility (EMC) Part 4 : Testing and measurement techniques Section 3 : Radiated, radio-frequency, electromagnetic field immunity test IDT IEC 61000-4-3:1995 序文
 この規格は、1995年に第1版として発行された IEC 61000・4-3 Electromagnetjc compatibility (EMC) Part 4:Testing and measurement techniques - Section 3: Radiated,radio-frequency electromagnetic field immunity test を翻訳し、技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。
1. 適用範囲
 この規格は、電気及び電子機器の放射電磁エネルギーに対するイミュニティ試験に適用する。この規格の目的は、無線周波電磁界下における電気及び電子機器の性能評価のための基本となる基準を定めることにある。
注 この節で定める試験法は、供試装置に対する電磁放射による影響評価が目的である。電磁放射の模擬方法及び放射レベルの測定は、異なった試験場における評価結果に再現性をもたせることを第一の目的としている。このためイミュニティレベルには不十分な場合がある。
 この節の主たる目的は、各関連製品委員会に対し、一般的な基本基準を提供することにあり、特定の機器又はシステムに適用する規定ではない。供試装置に適用する適切な試験法と試験レベルの厳しさの選択は、製品委員会(又は使用者及び機器製造者)の責任とする。
  JIS C 1000-4-4:1999 JIS C 1000-4-4:1999 電磁両立性 ― 第4部:試験及び測定技術 ― 第4節:電気的ファストトランジェント/バーストイミュニティ試験 Electromagnetic compatibility (EMC)−Part 4 : Testing and measurement techniques−Section 4 : Electrical fast transient/burst immunity test MOD IEC 61000-4-4:1995 序文
 この規格は、1995年に第1版として発行された IEC 61000-4-4 Electromagnetic compatibility(EMC) - Part 4: Testing and measurement techniques - Section 4: Electrical fast transient/burst immunity test を基に作成した日本工業規格であるが、AC/DC電源供給用ポート用結合/減結合回路網の6.2 に我が国で一般的であるTTシステムの電源系における試験回路の接続方法を追加した。
この規格で点線の下線を施してある“参考”は、原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲
 この規格は、繰返しのある電気的ファストトランジェント(高遠の過渡現象)に対する電気・電子機器のイミュニティ要件と試験方法について規定する。また、試験レベルの範囲を規定し、試験手順を規定する。
 この規格の目的は、電源、信号又は制御ポートのいずれかが繰り返しのあるバースト状のファストトランジェントにさら(曝)された場合の電気・電子機器の性能評価について、共通かつ再現性のある基盤を確立することである。
 この試験はスイッチング・トランジェント(誘導負荷の中断、リレー接点のバウンスなど)に由来する過渡的な妨害に対し、電気・電子機器のイミュニティを実証することを意図している。
 この規格では、以下を定義する。
- 試験電圧波形
- 試験レベルの範囲
- 試験機器
- 試験セットアップ
- 試験手順
 この規格は、“試験室で実施する試験”と最終設置状態の装置に対して実施する“設置後試験”の仕様を示す。
 この規格の主な目的は、関連する各製品委員会に対して一般的基準を示すことであり、特定の装置又はシステムに適用する試験の規定を意図するものではない。当該装置に適用する適切な試験と厳しさレベルの選択は、製品委員会(又は利用者及び装置の製造業者)の責任とする。
 製品委員会又は利用者及び製造業者には、整合と標準化の業務に支障のないように、この規格に規定する適切なイミュニティ試験の採用を(将来の作業又は既成規格の改正において)検討することが強く望まれている。
  JIS C 1000-4-5:1999 JIS C 1000-4-5:1999 電磁両立性 ― 第4部:試験及び測定技術 ― 第5節:サージイミュニティ試験 Electromagnetic compatibility (EMC) −Part 4 : Testing and measurement techniques−Section 5 : Surge immunity test MOD IEC 61000-4-5:1995 序文
 この規格は、1995年に第1版として発行された IEC 61000-4-5 Electromagnetic compatibility(EMC) - Part 4: Testing and measurement techniques - Section 5: Surge immunity test を翻訳し、技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格であるが、電源供給回路の容量結合の項(6.3.1.1) に我が国で一般的であるTTシステムの電源系における試験回路の接続方法を追加した。
この規格で、点線の下線の施してある“参考”は原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲及び目的
 この規格は、スイッチング及び雷の過渡現象からの過電圧によって発生する一方向性のサージに対するイミュニティの要求事項、試験方法及び機器に対して推奨する試験レベルの範囲に関するものである。異なる環境及び設置状態に対応して幾つかの試験レベルを定義している。これらの要求事項は、電気機器及び電子機器に対して作成し、かつ適用するものである。
 この節の目的は、電源及び相互接続線が高エネルギーの妨害を受ける場合の、機器の性能を評価するための共通の基準を確立することである。
 この規格は、以下の事柄を定義する。
- 試験レベルの範囲
- 試験装置
- 試験の配置
- 試験の手順
 ここで説明する試験室での試験の役割は、ある危険性をもったレベルのスイッチング電圧及ぴ雷サージ電圧によって、規定された条件で動作する供試装置がどのように反応するかを見いだすことである。
 高電圧ストレスに対する絶縁性能を試験することは意図していない。この規格では、直撃の雷は考慮していない。
 この節の主たる目的は、各関連製品委員会に対し、一般的な基本基準を提供することにあり、特定の機器又はシステムに適用する規定ではない。供試装置に適用する適切な試験レベルの厳しさの選択は、製品委員会(又は使用者及び機器製造者)の責任とする。
  JIS C 1000-4-6:1999 JIS C 1000-4-6:1999 電磁両立性 ― 第4部:試験及び測定技術 ― 第6節:無線周波電磁界によって誘導された伝導妨害に対するイミュニティ Electromagnetic compatibility (EMC) −Part 4 : Testing and measurement techniques−Section 6 : Immunity to conducted disturbances, induced by radio-frequency fields MOD IEC 61000-4-6:1996 序文
 この規格は、1996年に第1版として発行された IEC 61000-4-6 Electromagnetic compatibility(EMC) - Part 4: Testing and measurement techniqus - Section 6: lmmunity to conducted disturbances, inducd by radiofrequency fields を翻訳し、技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格であるが、電源線用の結合/減結合回路網の項(6.2.2.1) に我が国で一般的であるTTシステムの電源系における試験回路の接続方法を追加した。
1. 適用範囲
 この規格は、9kHzから80MHzまでの意図された無線周波(RF)送信機から到来する電磁妨害に対する電気、電子装置の伝導性イミュニティ要求事項に関するものである。装置に妨害RF電磁界を結合させる伝導ケーブル(例えば、電源線、信号線又は接地線)を一つももたない装置は除外される。
注 電磁放射によって誘導する伝導妨害信号が関連装置に及ぼす影響についての試験方法がこの節の中で定められている。これらの伝導妨害のシミュレーションと測定は、影響の定量的な測定のためには適切で正確なものとはいえない。影響の定性的分析のために、各種の設備での結果の適切な再現性を確立することを主要な目的として規定の試験方法が構成されている。
 この規格の主な目的は、関連する各製品委員会に対して一般的基準を提供することであり、特定の装置又はシステムに適用する試験の規定を意図するものではない。当該装置に適用する試験及び厳しさレベルの適切な選択は、製品委員会(又は、装置の利用者及び製造業者)の責任である。
  JIS C 1000-4-7:1997 JIS C 1000-4-7:1997 電磁両立性 第4部:試験及び測定技術 第7節:電力供給システム及びこれに接続する機器のための高調波及び次数間高調波測定方法及び計装に関する指針 Electromagnetic compatibility (EMC) Part 4:Testing and measurement techniques Section 7:General guide on harmonics and interharmonics measurements and instrumentation, for power supply systems and equipment connected thereto IDT IEC 61000-4-7:1995 序文
 この規格は、1995年に第1版として発行された IEC 61000-4-7 Electromagnetic compatibility(EMC) - Part 4: Testing and measurement techniques - Section 7: General guide on harmonics and interhamlonics measurements and istrumentabn,for power supply systems and equipment connected thereto を翻訳し、技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。
この規格で点線の下線を施してある箇所は、原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲
 この指針は、直流から2,5OOHzまでの範囲の周波数をもち、電源周波数の電圧又は電流に重畳された電圧又は電流成分の測定用計測器に適用する。
 この指針はまた設備の個々の項目が、規格で与えられるエミッション限度(例えば、IEC 60555-2 に与えられる高調波電流限度)に合致しているか否かの試験、及び実際の供給システムにおける高調波電圧及び電流の測定の、計装に適用可能である。電源システムの高調波調査は、特別な対象である。
 測定のための試験手順及びエミッション試験のための試験条件は、この規格では取り扱われない。これらの要求事項は、特定の規格に含まれる。
 電源周波数の高調波は、特別な対象であるが、他の周波数(次数開高調波成分)における成分もまた測定されなければならない。
 周波数領域型及び時間領域型計装のいずれも、この規格で取り扱われる。
 結果の比較を容易にするために、暫定的な勧告が電源での高調波測定の統計的解析の目的で与えられている。
 変動するもの及び高速変化高調波の場合には、相対的に小さな時定数による測定工程とし、測定データを指定された限度値、許容値又は基準値と比較するために、定められた方法による評価工程によって識別しなければならない。
  JIS C 1806-1:2001 JIS C 1806-1:2001 計測・制御及び試験室使用の電気装置 ― 電磁両立性(EMC)要求 Electrical equipment for measurement, control and laboratory use−EMC requirements IDT IEC 61326-1:1998 序文
 この規格は、1998年に第1.1版として発行された IEC 61326-1 Electrical equipment for measurement,control and laboratory use - EMC requirements を翻訳し、技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。
1. 適用範囲
 この規格は、交流1,000V未満、直流1,500V未満又は測定する回路からの電源で動作する、専門分野・工業プロセス分野・教育分野での使用を意図した、以下の装置及び計算機器を含む電気装置のための電磁両立性(EMC)に関するイミュニティとエミッションのための最低限の要求事項を規定する。
- 制御と試験
- 制御
- 試験室用
- 工業・非工業地域のいずれでも使用可能で、上記と一緒に使用することを意図した付帯設備(例えば、サンプルを取り扱う装置)
 情報技術装置(ITE)の適用範囲内にあって、適用可能なITEのEMC規格に従っている計算機器とその組合せ及び類似装置は、追加試験をしないで使用することができる。
 適切な専用のEMC規格がある場合は、その規格がこの製品群規格より優先する。
 以下の装置には、この規格を適用する。
A) 電気計測・試験装置
 電気計測・試験装置とは、ある電気・非電気量を電気的手段によって計測・指示・記録する装置、及び信号発生器・測定用標準器・電源・トランスデューサのような非計測装置を示す。
B) 電気制御装置
 電気制御装置とは、手動設定、ローカル又はリモートのプログラミング、又は一つ以上の入力変数によって決定される個々の設定値により、一つ以上の出力量を特定の値に制御する装置である。
 以下の装置で構成される工業用プロセス計測・制御(IPMC)装置を包含している。
- プロセスコントローラとレギュレータ
- プログラマブルコントローラ(PC)
- 装置とシステムの震源ユニット(集中形又は個別形)
- アナログ/ディジタル指示計・記録計
- プロセス計測器
- トランスデューサ、ポジショナ、インテリジェントアクチュエータなど
e) 試験室用電気装置
 試験室用電気装置とは、物質を測定、表示、監視、分析する装置、又は材料を調合するために使用する装置である。
 この規格は、以下の装置に適用可能である。
- 工業地域で使用する装置
- 電磁環境が管理された試験室又は試験・計測区域で使用する装置
- 携帯用であって、電池又は計測する回路から給電される試験・計測装置
 この装置は、試験室以外の区域において使用されることもある。
  JIS No. 表題 英文名称 国際整合
【整合度表記法】
対応国際規格情報 Top参考情報
  JIS T 0601-1-2:2002 JIS T 0601-1-2:2002 医用電気機器 ― 第1部:安全に関する一般的要求事項 ― 第2節:副通則 ― 電磁両立性 ― 要求事項及び試験 Medical electrical equipment -- Part 1: General requirements for safety -- 2. Collateral standard: Electromagnetic compatibility -- Requirements and tests IDT: IEC 60601-1-2:1993 【未確認】 【未確認】
  JIS T 9206:2001 JIS T 9206:2001 電動車いすの電磁両立性要件及び試験方法 Requirements and test methods for electromagnetic compatibility of electrically powered wheelchairs and motorized scooters IDT: ISO/DIS 7176-21:1999 序文
 この規格は、1999年に発行された ISO/DIS 7176-21 Wheelchairs - Part 21: Requirements and test methods for electromagnetic compatibility of electrically powered wheelchairs and motorized scooters を翻訳し、技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。
なお、この規格で点線の下線を施してある“参考”は、原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲
 この規格は、身体障害者用で、最高時速 15km以下の、屋内用及び屋外用電動車いす並びに電動スクータの電磁エミッション及び電磁イミュニティに関する要件と試験方法について規定する。また、手動車いすに動力装置を取り付けたもの、及び一人乗り用として設計されたものに適用する。さらに、内蔵のバッテリ充電器をもつ電奮車いすの、電磁エミッション及び電磁イミュニティについての追加要件も規定する(内蔵されないバッテリ充電器には適用しない。)。
  JIS No. 表題 英文名称 国際整合
【整合度表記法】
対応国際規格情報 Top参考情報
  JIS W 7005:1984 JIS W 7005:1984 航空宇宙システムの電磁適合性通則 Electromagnetic Compatibility Requirements for Aerospace Systems [ MIL-E-6051D ] 参考
 この規格の内容は、MIL-E-6051D Electromagnetic Compatrbility Requirements,Systems に相当する。
1. 適用範囲
1.1 この規格は、航空宇宙システムの電磁環境、落雷防護、静電気、ポンディング及び接地の管理を含むシステムの電磁適合性に関する総合的要求事項について規定する。また、この規格は、関連するすべてのサブシステムや機器を含む完全システムに適用するものである(6.1参照)。
  JIS No. 表題 英文名称 国際整合
【整合度表記法】
対応国際規格情報 Top参考情報
  TR B 0001:1997 TR B 0001:1997 産業用マニピュレーティングロボット - EMC(電磁的両立性)試験方法と試験評価基準 - 指針 Manipulating industrial robots - EMC test methods and performance evaluation criteria - Guidelines [ ISO TR 11062 ] 序文
 この標準情報(TR)は、1994年に第1版として発行された ISO TR 11062 (Manipulating industrial robots - EMC test methods and performance evaluation criteria - Guidelines) を翻訳し、技術的内容を変更することなく標準情報(TR)として公表するものである。
1. 適用範囲
 本標準情報(TR)は、電磁妨害が産業用マニピュレーティングロボットの性能に与える影響を試験するために、既存のEMC国際規格を適用する上での手引き書である。
 既存のEMC規格は、産業用ロボットの試験方法を規定しているわけではないので、本技術報告書は@産業用ロボットを通常の動作環境に置いて作業させるときの適切な試験手順を規定することと、A試験結果の評価の手引きを提供することを目的としている。
 さらに、本手引き書は産業用ロボットか電磁妨害を受けたときの安全性を評価するのにも有用である。
  JIS No. 表題 英文名称 国際整合
【整合度表記法】
対応国際規格情報 Top参考情報
  TR C 0007:1997 TR C 0007:1997 電磁両立性 第1部:一般 第1節:基本的な用語と定義に関する適用と解釈 Electromagnetic compatibility (EMC) Part 1: General Section 1: Application and interpretation of fundamental definitions and terms [ - ] 【未確認】 【未確認】
  TR C 0008:1997 TR C 0008:1997 電磁両立性 第2部 環境 第5節:電磁環境の分類 Electromagnetic compatibility (EMC) Part 2: Environment Section 5: Classification of electromagnetic environments [IEC 61000-2-5 ] 序文
 この標準情報(TR)は、1995年度第1版として発行された IEC技術報告書 IEC 61000-2-5 (Classification of Electromagnetic Environmeents) を翻訳したものである。なお、この標準情報で提示したIEC報告書の内容のほとんどが欧州の実績などに基づいたたものであり、必ずしも、日本の国情に一致しないが、電磁環境の分類に関する国際的な情報を早期に提示することによって、関係者の幅広い意見を集め、今後の日本工業規格(JIS)制定のための前提とコンセンサスの形成・促進を目的として公表する,
1. 全般事項
1.1 適用範囲と目的
 IEC 61000-2 のこの節は、規格としてではなく、ガイドラインとして位置付けられる技術報告書であり、装置やシステムのイミュニティ規格を作成する責任者に提供することを前提としている。この技術報告書の目的は、電磁環境を分類し、電気・電子部品を含む各種の装置/システムのイミュニティ要求条件に対する什様の改善を援助し、その結果、電磁両立性を達成することである。また、この技術報告書では、イミュニティレペルの選択方法に関する基本的なガイドラインを提供する。この技術報告書のデータは、電磁エネルギーを利用し、かつこの報告書で定義した特定の環境で動作するいかなる装置、サプシステム若しくはシステムに対して適用可能である。輸送関係システム(自動車、電車、船、飛行機)の中に存在する環境は、この報告書では取り扱っていないが、周囲の環境における各種の効果は含まれている。
 装置/システムに対して選定されるイミュニティレベル要求値は、それらの設置環境に依存するばかりでなく、適用条件(例えば、信頼性や安全性に対する)にも関係することを認識すべきである。その場合は、通常より厳しい要求条件になる。これらのレベルは、共通(ジェネリック)規格とか製品規格のように、より一般的な形で設定される場合もある。その場合は、ある適用領域での共通的な経験則ばかりでなく、統計的な観点や経済的な側面が考慮される。
  TR C 0009:1997 TR C 0009:1997 電磁両立性 第2部:環境 第6節:産業プラント内の電源における低周波伝導妨害に関するエミッションレベルの評価 Electromagnetic compatibility (EMC) Part 2: Environment Section 6: Assessment of the emission levels in the power supply of industrial plants as regards low-frequency conducted disturbances [ - ] 【未確認】 【未確認】
  TR C 0012:1999 TR C 0012:1999 電磁両立性 第2部:環境 第1節:環境の説明 ― 一般電気供給系統における低周波伝導性の妨害及び信号の電磁環境 Electromagnetic compatibility (EMC) Part 2: Environment Section 1: Description of the environment -- Electromagnetic environment for low-frequency conducted disturbances and signalling in public power supply systems [ IEC 61000-2-1 ] 序文
 この標準情報(TR)は、1990年第1版として発行されたIEC技術報告書 IEC 61000-2-1 (Description of the environment - Electromagnetic environment for low-frequency conducted disturbances and signalling in public power supply systems) を翻訳し、一般電気供給系統における低周波伝導性の妨害及び信号の電気環境について、国際的な情報を早期に提供することを目的として公表する。
1. 適用範囲
 この標準情報は、最高10kHzまでの周波数範囲の伝導性の妨害を扱うが、磁力線搬送信号システムについては最高周波数を拡張して扱う。他の標準情報で、いろいろな系統電圧レベルに対する数値的な両立性レベルを規定している。
 この標準情報では、周波数の関数としてのインピーダンスといった他の系統パラメータも考慮しなければならないので、例えば、特定の機器や設備からの許容し得る妨害エミッションを評価するための両立性レベルの適用法については取り扱わない。さらに、この標準情報では、製品委員会によるイミュニティレベルの仕様をあらかじめ判定するのではなく、単に一つの指針を提供することにある。
 考察する妨害現象は、次のとおりである。
- 高調波
- 次数間高調波
- 電圧変動
- 電圧ディップと短時間停電
- 電圧不平衡
- 電力線搬送信号
- 周波数変動
- 直流成分
 この標準情報は、一般電気供給系統で予想し得る種々の形の妨害についての情報を与えることにあり、両立性レベルの値を規定する関連部門のための引用文書である。
  TR C 0013:1999 TR C 0013:1999 電磁両立性 第2部:環境 第2節:一般低電圧電力系統における低周波伝導性の妨害及び信号に適用する両立性レベル Electromagnetic compatibility (EMC) Part 2: Environment Section 2: Compatibility levels for low-frequency conducted disturbances and signaling in public low-voltage power supply systems [ IEC 61000-2-2 ] 序文
 この標準特報(TR)は、1990年に第1版として発行された IEC 61000-2-2 Electromagnetic compatibirity(EMC) - Part 2: Environment - Section 2: Compatibility levels for low-frequency cunducted disturbances and signalling in public low-voltage power supply systems. を翻訳し、一般低電圧系統における低周波伝導性の妨害及び信号に適用する両立性レベルについて国際的な情報を早期に提供することを目的として公表する。
1. 適用範囲
 この標準情報では、最高10kHzまでの周波数範囲の伝導性妨害を扱うが、電力線搬送信号システムについては最高周波数を拡張して扱う。この標準悄報では、公称周波数50 Hz又は60 Hzで、公称電圧が単相240V又は三相415Vまでの低電圧系統に適用する数値的な両立性レベルを規定する。
 この標準情報では、周波数の関数としてのインピ一ダンスといった他の系統パラメータを考慮しなければならないので、例えば、機器や設備の特定品目からエミッションの許容値を評価するための両立性レベルの適用方法については扱っていない。さらに、この標準情報はイミュニティレベルの仕様を事前に考慮するのではなく、単こ指針を提供するだけである。
 考察する妨害現象は、次のとおりである。
高調波
- 次数間高調波
- 電圧変動
- 電圧ディップと短時間停電
- 電圧不平衡
- 電力線搬送信号
- 周波数変動
- 直流成分
 この標準情報の目的は、次のa)、b) の参考のために、一般低電圧系統で予想される種々のタイプの妨害レベルに関する情報を示すことにある,
a) 電力系統における妨害のエミッションの限度を定める専門家や電力供給機関
b) 一般電力系統の妨害に対する機器のイミュニティレベルを規定する各種の製品委員会
  TR C 0014:1999 TR C 0014:1999 電磁両立性 第3部:限度値 第5節:定格電圧が16A超過の機器に対する低圧電源系統における電圧変動とフリッカの限度値 Electromagnetic compatibility (EMC) Part 3: Limits Section 5: Limitation of voltage fluctuations and flicker in low-voltage power supply systems for equipment with rated current greater than 16 A [ - ] 【未確認】 【未確認】
  TR C 0015:1999 TR C 0015:1999 電磁両立性 第3部:限度値 第6節:中圧及び高圧系統におけるひずみ負荷に対するエミッション限度値の評価法 Electromagnetic compatibility (EMC) Part 3: Limits Section 6: Assessment of emission limits for distorting loads in MV and HV power systems [ IEC 61000-3-6 ] 序文
 この標準情報(TR)は、1996年度第1版として発行された IEC技術報告書 IEC 61000-3-6 Electromagnctic compatibility(EMC) - Part 3: Limits - Section 6: Assessment of emission limils for distoring loads in MV and HV power syslems を翻訳したものである。
 なお、この標準情報で提供したIEC技術報告書の内容は欧州の実績などに基づいたものであり、必ずしも、日本の国情に一欲しないが、中圧及び高圧系統におけるひずみ負荷に対するエミノション限度値の評価に関する国際的な情報を早期に提示することによって、関係者の幅広い意見を集めることを目的として公表する。
1. 適用範囲
 この標準情報(TR)は一般電力系統に(高調波及び/又は次数高調波を発生する)大きなひずみ発生負荷を接続するための要求事項を決定するための基礎として用いられるべき原則の概要を述べたものである。最大の目的はすべての需要家に適切な電力品質サービスを確かなものにする技術的方策のためのガイダンスを提供することである。
 この文書によって述べられているガイドラインは、ある単純化した仮定に基づくことか必要なため、このアプローチが常にすべての高調波問題に最適な解決をもたらすとは眠らない。推奨されたアプローチは、全部にしろ一部にしろ与えられた評価手続を適用するときこは柔軟性と技術的判断をもって使用されるべきである。
 ひずみを発生させる負荷の接続に関する最終決定は常に電気事業者にある。
 高調波に関する問題は二つの基本的な分類に分けられる。
- 高調波電流は変換器や他の高調波源から電力系統に注入される。高調波電流もそれによる電圧ひずみも伝導性の現象と考えられる。この文書の目的は電力系統の実際の高調波電圧を、敏感な機器に障害をもたらさないレベル(両立性レベル)に制限することである。高調波電圧は高調波電流とインピーダンスによる結果現れるから、これは電力系統に注入される高調波電流の制限を含んでいる。
- 50Hzから5kHzの範囲の高調波電流は通信システムに妨害を発生させる。この現象は回路同士の結合が大きいこと、可聴レンジで通信回路が敏感であることから、より高い高調波周波数でよく言われていたことである。
 この標準情報は主として高調波電圧とその影響を制御又は制限することに焦点を当てているが、通信妨害を述べている箇所もある。
  TR C 0016:1999 TR C 0016:1999 電磁両立性 第3部:限度値 第7節:中圧及び高圧系統に接続される変動負荷に対するエミッション限度値の評価法 Electromagnetic compatibility (EMC) Part 3: Limits Section 7: Assessment of emission limits for fluctuating loads in MV and HV power systems -- Basic EMC publication [ IEC 61000-3-7 ] 序文
 この標準情報(TR)は、1996年10月に第1版として発行きれた IEC技術報告書 IEC 61000-3-7(Assessment of emission limits for fluctuating loads in MV and HV Power Systems) を翻訳し、中圧及び高圧の電力系統に接続される変動負荷に対するエミッション限度値の評価法について、国際的な情報を早期に提供することを目的として公表する。
1. 適用範囲
 この標準情報は、大容量の変動負荷(フリッカ発生源)を公共の電力系統に接続する場合の必要条件を決定するための基礎資料として用いられることを意図している。第1の目的は、関係するすべての需要家に対して適切なサービス品質を確保するために、エンジニアリング手段のガイドラインを提示することである。
 この標準情報が示すガイドラインは、一般化のために検討の前提か単純化されているので、すべてのフリツカ問題に対する最適解を与えるとは限らない。この標準情報に示された評価法を部分的にしろ、適用する場合には、実行上の問題を踏まえて柔軟に対処すべきである。
 変動負荷の接続に関わる最終決定は、常に電気事業者が行なう。
 電圧変動に関する問題は、基本的に次の2つに分類される。
- 光源のちらつきによる影響
- 許容範囲を外れた電圧変動による誤動作
 原則としてこの標準情報は、ちらつき(フリッカ)を制限または抑制することを主たる目的としている。しかし、電圧変動とそれによる影響についても、弟9項に述べられている。
  TR C 0024:2002 TR C 0024:2002 電磁両立性 第2部:環境 第4節:産業プラントにおける低周波伝導性妨害に対する両立性レベル Electromagnetic compatibility (EMC) Part 2: Environment -- Section 4: Compatibility levels in industrial plants for low-frequency conducted disturbances MOD: IEC 61000-2-4:1994 序文
 この標準情報(TR)は、1994年に第1版として発行された IEC 61000-2-4 Electromagnetic compatibility(EMC) Paft 2: Environment - Section 4: Compatibilitv levels in industrial planls for low-frequency conducted disturbanes を翻訳したものである。
 なお、この標準情報で提示した内容は、欧州の実状などに基づくものが多く、必ずしも日本の国情に致していないが、電磁環境の両立性レベルに関する国際的な情報を早期に提示することによって、関係者の幅広い意見を集め、今後の日本工業規格(JIS)制定のための前提とコンセンサスの形成・促進を目的として公表する。
 この標準情報で点線の下線を施してある箇所は、原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲
 この標準情報は、産業用及び自家用電力系統のための電磁両立性レベルを規定する。これらのレベルは、通常の運転条件において電源に生じる妨害波に関連するものである。
 この標準情報は、50/60Hzの低圧と中圧の交流電源に適用される。船舶、航空機、海上作業船及び鉄道はこの標準情報の適用外である。
 この標準情報は、産業プラント又はその他自家用電力系統内での構内結合点(IPC)で予想される理想的な正弦波電圧からの誤差バラメータ(振幅、周波数、位相平衡、波形)を取り扱う。
 両立性レベルは、それぞれ異なる電磁環境クラスに対して示される。ここで考察する妨害は電源に関するものたけであり、クラスは電力系統の物性によって決まる。この標準情報は、事実上産業用及び自家用電力系統に関する交流電源の分類である。
  TR C 0025:2002 TR C 0025:2002 電磁両立性 第4部:試験及び測定技術 第15節:フリッカメータ ― 機能及び設計仕様 Electromagnetic compatibility (EMC) Part 4: Testing and measurement techniques -- Section 15: Flickermerter -- Functional and design specifications MOD: IEC 61000-4-15:1997 序文
 この標準情報(TR)は、1997年に第1版として発行された IEC 61000-4-15 Electromagnetic compatibility(EMC) - Part 4: Testing and measurement techniques - Section 15: Flickermeter - Functional and design specifications を翻訳したものである。
 なお、この標準情報で提示した内容は、欧州の実状などに基づくものが多く、必ずしも日本の国情に一致していないが、電磁環境の両立性レベルに関する国際的な情報を早期に提示することによって、関係者の幅広い意見を集め、今後の日本工業規格(JIS)制定のための前提とコンセンサスの形成・促進を目的として公表する。
1. 適用範囲及び目的
 この標準情報のこの節は、フリッカ測定装置のための機能と設計に関する仕様を定めるもので、実用上のすべての電圧変動波形に対して正しいフリッカ知覚レベルを指示する計測器を意図して作成されている。そして、このような計器を製作するための情報を提供するものである。この標準情報に適合したフリッカメータの出力によって、フリッカを評価する方法が示されている。
 この節は、国際電熱連合(UIE)の“ディスターバンズ”作業班で作成され、1992年に発行された仕様に基づいている。この節のフリッカメータの仕様は230V、50Hz入力専用の測定に対するものであり、その他の電圧や周波数に対しては検討中である。
 この節の目的は、アナログ式又はディジタル式フリッカ測定装置の設計と計器の仕様に関する基本的な情報を提供することである。フリッカ評価値の許容限界値を与えることではない。
  TR C 0026:2002 TR C 0026:2002 電磁両立性 電磁両立性(EMC)に関するIEC刊行物作成のためのガイド Electromagnetic compatibility (EMC) -- Guide to the drafting of electromagnetic compatibility publications IDT: IEC GUIDE 107:1998 序文
 この標準情報(TR)は、1998年こ第2版として発行された IEC Guide 107 Electromagnetic compatibility(EMC) - Guide to the drafting of electromagnetic compatibility publications を翻訳したものである。
 なお、IEC Gujde l07 は、IECにおける電磁両立性に関する刊行物が総合的に調整のとれたものになるように、その刊行物の生成にかかわるIECの委員会間の役割とIECの各種委員会で電磁両立性刊行物を作成する場合のガイドを示すものであるため、この標準情報で提示した内容は、必ずしも日本の国情に一致していないが、電磁両立性刊行物の作成にかかわる国際的な情報を早期に提示することによって、関係者の幅広い意見を集め、今後の日本工業規格(JIS)制定のための前提とコンセンサスの形成・促進を目的として公表する。
1. 適用範囲
 この標準情報は、電磁両立性(EMC)の全部又は一部に関連するIEC刊行物を作成するための手順について述べている。この手順は現行の刊行物を改正するときばかりでなく、新しくEMC刊行物又はEMC関係の項目を作成するときにも適用する。
 完成した刊行物が、お互いの刊行物同士において及び現在実施中の事柄と決して矛盾しないようにするため、並びに、文書の適用範囲の重視を避けるために、ここに述べる手順に従うことが求められる。
  JIS No. 表題 英文名称 国際整合
【整合度表記法】
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