2001.11.8
2001年のシーズンサマリー、決勝の4回目は、レースの最高速です。総じて、予選に比べて決勝は最高速が低下します。これは、ワークスチームが予選用スペシャルエンジンを投入していることと、レースでダウンフォースをつけるセッティングの方が多いためのようです。
2001年は前年に比べて2.5%、最高速度がアップしました。エンジン性能のかなりの向上が見られます。
イタリアでアレジ(ジョーダン・ホンダ)が363.2km/hを記録しました。これが2001年の全最高速です。
ワークスエンジン勢ほど、低下の度合が大きくなっています。これは予選用スペシャルエンジンが大きいと見られます。
ザウバーは差がもっとも少なく、決勝は最高速重視でした。
サーキット別では、予選が雨上がりだったベルギーを除いて、ほとんどが決勝で低下しています。
決勝はダウンフォースを削らず、限られた中でライバルより多いか少ないかという違いのようです。
つづく