ネギぼう冒険記 1章
ここはトキワシティ。
少年「あ、そういえばまだ名前言ってなかったな。俺の名前はブラウン。これから旅することになるけど、よろしくな。
えーっと、ネギぼうの技は・・・」
砂かけ、にらみつける、乱れづき、剣の舞・・・攻撃技は乱れづきしかない。しかもこの技は威力、命中率、PPともに効率の悪い技だ。
ブラウン「え・・・ちょっと待て、こんな技で最後まで行けというのかー?」
ネギぼう「おまえがやりたいって言ったんじゃないかよ・・・」
ブラウン「まぁ、いいや。とにかく出発!」
西へ向かった1人と1羽の前に、見覚えのある人影が・・・
イエロー「あー、ブラウン。こんなところで何してるんだ!おまえのポケモン、少しは強くなったのか?見せてみろよ!」
バトル開始!
イエロー「ゆけぃ、ポッポ!」
ブラウン「行けぇ、ネギぼう!乱れづきだぁ!」
ネギぼうは怠けている
ブラウン「乱れづきっていってんだろ!」
ネギぼうはそっぽを向いた
ブラウン「だから乱れづきだってば!」
ネギぼうは命令を無視して剣の舞!
レベルが高いので、なかなか言うことを聞かない。そうしているうちに砂かけが命中率を奪う。
たまに出る乱れづきも、下がった命中率ではなかなか当たらない。しかし、運良く当たって一発で倒した。
ブラウン「ふう、やっと勝った。」
イエローは、髪の毛を不自然に揺らしながら去っていった。
ブラウン「やっぱレベルの高いポケモンは気まぐれだから・・・」
ネギぼう「何か言ったかい?」
ブラウン「あ、いや別に。それより速くポケモンセンターに戻らないと。だいぶ傷ついてるじゃないか。」
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体力も完全に回復して、いよいよトキワの森へ突入
ブラウン「ここは一気に抜けるぞ!」
ブラウンはトレーナーとは目も合わせずに一目散に駆け抜けた。しかし、最後の方にはどうしても目をそらせないトレーナーがいる。
ブラウン「しょうがない、行けネギぼう。乱れづきだ!」
しかしやはり言うことを聞かない。
虫取り少年「ビードル、毒針だ!」
ネギぼうは毒を食らってしまった
ブラウン「しまった。毒消し持ってなかった。とにかく乱れづきだ!」
ネギぼうは昼寝を始めた
ブラウン「こんな時に昼寝なんて・・・あ、でも毒が直ってる・・・」
ネギぼうは目が覚めると乱れづきでビードルを倒して、戦闘終了!
ブラウン「なんとかトキワの森は抜けたな。」
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ここはニビシティ。岩ポケモン使いのタケシがいる街だ。
ブラウン達は、ポケモンセンタで一休みしている。
ブラウン「よし。回復もしたことだしタケシと対戦だ!」
ネギぼう「ちょっと待て。いきなり?」
ブラウン「うん、そうだよ。別にこの街ほかに見るもの無いから・・・」
ネギぼう「仕方ない。行ってやるか。」
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ニビジム内。ジムの中のボーイスカウトと目を合わせてしまったブラウン。
ネギぼう「なんだよ。あんな奴無視しろよ。全く。戦うのはこっちなんだから。」
ブラウン「しょうがないだろ、目があったんだから・・・」
ネギぼう「こんな奴無視してさっさとタケシ倒して帰ろうと思ったのに。」
ボーイスカウト「・・・・・・おまえら、タケシさんに挑戦するなんて10000光年速いんだよ!」
ネギぼうは何度も怠け、そっぽを向いたが、なんとか倒す。しかしネギぼうの体力はほとんど残ってない。」
ボーイスカウト「しまった。光年は時間じゃない。距離だ・・・」
ブラウン「とりあえずポケモンセンターに戻るか。」
ネギぼう「なんでだよ。」
ブラウン「そんなに傷ついてるじゃないか。しかも訳も分からず自分を攻撃してできた傷だろ。」
ネギぼう「うるさいな、戦ってるときおまえが横でごちゃごちゃうるさいからだろ。」
ブラウン「いいから早くポケモンセンター行くぞ。」
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体力を回復して、再びニビジムへ。
ブラウン「タケシ、勝負だ!」
タケシ「負けるのがわかっていて戦うのはポケモントレーナーの性だな。ゆけ、イシツブテ!」
ブラウン「いけっ、ネギぼう!敵は堅いから剣の舞で攻撃力を上げるんだ!」
ネギぼう「いや、違うな。ここは砂かけで長期戦に備えるんだ。」
ブラウン「だから、今のうちに自分の能力を上げるんだ!乱れづきだけじゃ攻撃力低いだろ!」
ネギぼう「ごちゃごちゃうるさい!オレにはオレの戦い方があるんだ!」
ブラウン「そういっていつの大ダメージ受けるのはおまえだろ!」
ネギぼう「くらえ、乱れづき!」
イシツブテは倒れた。
ネギぼう「ほら、勝てたじゃないか。」
ブラウン「油断するな、もう1体いるぞ!」
タケシはイワークを繰り出した!
ネギぼう「乱れづき!!!」
イワークは倒れた!
ネギぼう「ほら、オレが本気を出せばこの通りだ。」
タケシ「負けた。ほら、グレーバッジだ。」
ネギぼう「グレーバッジゲットだぜ!」
ブラウン「・・・まぁ、勝てたからいいか。」
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次回はお月見山から。というわけで、続く。