ネギぼう冒険記 2章
なんとかグレーバッチを手に入れたブラウン達。次の目的地は・・・
ブラウン「次のジムリーダーはハナダシティにいる。えーっと、ハナダシティへ行くにはお月見山を抜けるらしい。」
ネギぼう「ふーん。そんでお月見山ってどこだ?」
ブラウン「この道をこのまま歩いていけばいいみたいだ。」
ネギぼう「おい、トレーナーがいるぞ!奴らとはなるべく戦いたくないから目をそらしてくれ。」
ブラウン「わかったわかった。こっちだって早く先に進みたいんだから・・・」
・・・・・・・・
そんなこんなでお月見山へ。
ブラウン「ここがお月見山の洞窟か・・・オレ洞窟初めてだよ。」
ネギぼう「それはこっちも同じだ。それよりここには固い岩ポケモンがうじゃうじゃいるって話だが・・・」
ブラウン「あ、何か落ちてる。『技マシン12』?『水鉄砲』の技が入っているのか。おお!岩に有効じゃないか。」
ネギぼう「いっとくけど、おれはそんな技使えないからな。まぁ、どちらにしても戦わなければいいんだ。」
ブラウン「それもそうだ。こんな洞窟さっさと抜けようぜ。」
ネギぼう「おう!」
・・・・・・・
順調に洞窟を抜けていった彼らの前に、見るからにやばそうな人影が・・・
ブラウン「おい、何かあいつやばそうだぞ。」
ネギぼう「またロケット団じゃないのか?あんな奴ら無視無視。」
ブラウン「いや、違う。いかにも理科系って感じだ。」
ネギぼう「なんだそりゃ。」
ブラウン「どっちにしてもただで通してくれそうにないな・・・ポケモンも持ってるみたいだし。」
ネギぼう「結局オレが戦うことになるのか。なんとか抜けられないか?」
ブラウン「あのー理科系さん。ちょっと通してくれませんか。」
理科系の男「理科系言うな!それにこの化石は僕が見つけたんだ。だから僕の物だ。」
ネギぼう「俺達はそんな物に興味はない。だから通してくれ。」
理科系の男「うるさい、勝負だ!行けドガース!」
ネギぼう「剣の舞!」
理科系の男「くらえ、体当たり!」
ネギぼう「効くか、そんな物。乱れづき!!」
剣の舞で鋭くなった乱れづきで、理科系の男のドガースはあっけなく倒れてしまった。
理科系の男「ベトベター、行け!」
ネギぼう「乱れづき!」
ベトベターは倒れた。
理科系の男「負けた。化石は1つ上げるよ。」
ネギぼう「だからそんな物いらないって。」
ブラウン「まぁ。せっかくだから一つもらおう。どっちの化石がいいかな・・・?」
ネギぼう「うーん。貝の化石の渦巻きなんかいい味だしてるんじゃないか?いかにも何かありそうだろ。」
ブラウン「そういわれてみれば・・・よし、貝の化石に決定!」
ネギぼう「じゃあな、理科系。オレ達急いでるから。」
理科系の男「だから理科系って言うな!」
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なんとかハナダに着いたブラウン達。
ネギぼう「ふーん、ここがハナダか・・・」
ブラウン「よし、早速ジムリーダーのカスミに挑戦してブルーバッジをとるぞ!」
ネギぼう「ちょ、ちょっと待て、何でそんなに急ぐんだ?」
ブラウン「そりゃブルーバッジが手に入ればレベル30までの・・・あ、いや、なんでもない。やっぱり早めにやんないと。ね。」
ネギぼう「・・・何か意味ありげだな・・・まぁいいや。オレもさっさと先に進みたいし。」
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ハナダジムの中。
カスミ「あのね、きみ! ポケモン育てるにもポリシーのある奴だけがプロになれるの! あなたはポケモン捕まえて育てる時何を考えてる?」
ブラウン「カモネギだけでポケモンリーグ制覇を目指している!」
カスミ「私のポリシーは、水ポケモンでせめてせめて攻めまくる事よ!行けぇ、ヒトデマン!」
ブラウン「行けっ、ネギぼう!剣の舞!」
ネギぼう「乱れづき!」
ヒトデマンの体力はあまり減ってない。
ブラウン「だから剣の舞って言ってんだろ!」
ネギぼう「うるさい!乱れづき」
ヒトデマンは倒れた。
ネギぼう「ほら、勝てたじゃないか。」
ブラウン「まだ次のが来るぞ!」
カスミ「行けぇ、Myステディ、スターミー!バブル光線よ!」
ネギぼう「くっ、強い!砂かけ!」
カスミ「水鉄砲!」
ネギぼう「当たるか!剣の舞!乱れづき!」
スターミーは倒れた。
カスミ「私の負けね。ブルーバッジよ。これがあればレベル30までのポケモンが言うことを聞くようになるわ。それから戦ってないときでも
居合い切りの技が使えるようになるわ。」
ネギぼう「なにっ!やはりそういうことだったのか・・・でも居合い切りというのは気になるな・・・オレにぴったりの技ではないか。」
ブラウン「居合い切りか・・・秘伝技の一つって事は聞いたことあるんだけど。ポケモンマニアのマサキなら知ってるんじゃないか?」
カスミ「マサキならこの街の北にすんでるわよ。」
ネギぼう「よ〜し、マサキの家へ向かうぞ!」
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3章へ続く