7.国分駅 ⇒ 志布志
大隅交通ネットワーク(1日4本:1時30分)

大隅交通ネットワーク
国分駅から鹿児島空港〜志布志線に乗って志布志に向かいます。この路線は空港〜国分駅間がノンストップ、国分駅〜牧之原間が普通、牧之原〜志布志間が急行になるというちょっと変った路線です。志布志のバス停は志布志駅からちょっとだけ離れています。 国分駅前は非常に殺風景で、駅にあった地図を見た感じでは京セラやソニーの工場があるので産業の街のようです。

8.志布志 ⇒ 鹿屋
大隅交通ネットワーク(1時間1本:1時間)

大隅交通ネットワーク

志布志駅

鉄道記念公園(工事中)
志布志の街をブラブラして次は大隅半島の中央に位置する鹿屋に向かいます。この路線は国鉄大隅線(志布志〜鹿屋〜国分)の廃止代替路線のようでそれなりの本数も走っています。 志布志は現在南宮崎から日南線が走っていますが、かつては大隅線と西都城から志布志線が走っている鉄道の拠点でした。その為、志布志駅が無駄に広かったり、鉄道記念公園があって当時の車両が残されていたりします。

9.鹿屋 ⇒ 根占港
大隅交通ネットワーク(1日数本:55分)

大隅交通ネットワーク

鉄道記念館

鉄道記念館
意外に立派な街で驚いた鹿屋から大隅半島と薩摩半島を結ぶフェリーが出ている根占港に向かいます。鹿屋バス停は、バスセンター跡とリナシティ前の両方にありややわかり難いですね(この路線は両方に止まります)。 鹿屋市役所の敷地内に国鉄大隅線の歴史を偲ぶ鉄道記念館があります。記念館の中には入れませんでしたが屋外に当時の車両と駅名標が展示されていました。

10.根占港 ⇒ 山川港
山川・根占フェリー(1日数本:50分)

ふーげんびりあ号

船窓から

根占港
フェリーに乗って薩摩半島の山川港に向かいます。車が1台もおらず待合室にも誰も居ないのでフェリーの貸切かと思いきや、後からゲートボール大会に行く団体さんがやって来て、座席がない大部屋のみの船内では完全なアウェー状態でした。 船窓からは開聞岳をチラリと望む事ができます。

11.山川桟橋 ⇒ 山川駅前
鹿児島交通(1時間1本:8分)

鹿児島交通

活お海道

さつまいも上陸地
山川港のフェリー乗り場は駅から少し離れているのでバスを使うのが便利です(今回は時間があったので歩いて行きました)。フェリー乗り場の傍に食堂もある「活お海道」という特産市場があります。 さらにその先に「さつまいも上陸地」を発見しました。「ザビエル上陸地」の方が重要そうな気がしますが小さい表示ですね(苦笑)

12.山川駅 ⇒ 枕崎駅
JR九州(1日6本:1時間5分)

JR指宿枕崎線

西大山駅

山川駅
JR指宿枕崎線に乗って枕崎を目指します。バスを乗り継いで枕崎まで行く事も出来るのですが、日本最南端の駅に立ち寄りたいのでローカル線に揺られて行く事にしました。 日本最南端の駅「西大山」では、昼間の列車に限り2分間見学停車(?)します。乗客の殆どが「鉄」関係なので皆で撮影タイムになりました。山川駅は海と崖の隙間にあります。

13.枕崎駅前 ⇒ 加世田 ⇒ 鹿児島空港
枕崎駅〜加世田:鹿児島交通(1〜2時間1本:40分)
加世田〜空港:鹿児島交通(1日数本:1時間15分)

空港リムジンバス

枕崎港

明治蔵(薩摩酒造)

加世田バスステーション

旧塗装車
枕崎から帰路に着きます。リムジンバスで空港まで行けるのですが時間があったので加世田からリムジンバスに乗車する事にしました。リムジンバスは途中下車不可なので加世田までは伊集院行の通称「南鉄線」を使います。 伊集院〜枕崎間は旧鹿児島交通枕崎線(通称南薩線)が走っていたのですが、バスだと南鉄線という名称になっています。加世田には南薩線の遺産が幾つか残っています。ついでに旧塗装のバスも1台居ました。

枕崎には、港に「お魚市場」があって新鮮な魚料理を食べる事が出来ます。また、時間の都合で見学出来ませんでしたが、薩摩酒造の酒造所?もあり、観光にも力を入れているようです。

■ 旅の感想 ■
今回は鉄分濃い目の旅でしたが九州の未踏の地をぐるりと回る事が出来ました。いわさきグループ(鹿児島交通・大隅交通等)はあまり評判が良くありませんが、私が接した運転手氏は皆さん親切でしたね。たまたまか? にしても、西米良村営バスの運転手氏はとても親切でしたね。やっぱり田舎はいいですね〜



<< 前ページへ MENUへ戻る