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明けましておめでとうございます。今回はローカル線も絡めて、宮崎・熊本・鹿児島と3つの県を回ります。本州最南端の佐多岬へのバス路線は廃止されてしまったので残念ながら到達できませんでした。 |
1.宮崎空港 ⇒ 西都バスセンター |
宮崎交通(1時間1〜2本:1時間5分) |
宮崎交通(宮崎駅行) |
宮崎県庁 |
宮交シティ |
宮崎空港から山奥行きのバスが出ている西都に向かいます。途中宮崎県庁や宮崎の中心地も通ります。丁度、自衛隊の新田原基地で航空祭をやっていて、上空を戦闘機がガンガン飛んでました。
時間があれば見に行きたかったですね。 東国原知事の効果で一躍有名になった宮崎県の観光スポットの県庁ですが、観光客は沢山いましたが知事の姿はありませんでした。南宮崎駅のすぐ傍にある宮交シティは宮崎交通の一大拠点という感じですね。 ただ宮交は経営再建の一環で株は売却したとの事。 |
2.西都バスセンター ⇒ 村所 |
宮崎交通(1日3本:1時間25分) |
宮崎交通 |
旧国鉄妻駅 |
西都バスセンター |
車窓から |
車窓から |
ローカルバスに乗って山の中にある西米良村(にしめらそん)に向かいます。この路線は西都の市街地を抜けると延々と川沿いの山道を走って行くので車窓の景色は良好です。
1時間半弱の道のりですが始発からずっと貸切でした。 西都は日本最大級の西都原古墳が有名らしいです。昔、国鉄妻線(日豊本線・佐土原〜西都市・杉安)が走っておりバスセンターの向かいに過去の遺産が幾つか残っています。 |
3.村所 ⇒ 湯前駅 |
西米良村営バス(1日2〜4本:1時間) |
西米良村営バス |
村所バス停 |
村所バス停裏 |
村所(むらしょ)からはマイクロの村営バスに乗って鉄道が走る湯前に向かいます。先程のバス同様こちらも終始貸切(^^; 西米良育ちの良く話す運転手氏の観光案内がもれなくついて来ます。 村の中心にある村所バス停は物産センターが同居しています。旧国鉄バスのバス駅だったので建物がそのまま引き継がれ物産センターとして活用しているようです。 |
4.湯前駅 ⇒ 人吉温泉駅(JR人吉駅) |
くま川鉄道(1時間1本:45分) |
くま川鉄道 |
湯前駅から |
KUMAの車内 |
人吉まで産交バスも走っていますが、観光列車「KUMA」(1と2の2両ある)が連結されている時間だったので列車で行く事にします。緑色の車両が「KUMA」で車内も改装されています(写真はKUMA2)。
湯前駅からは薄っすらと雪化粧した山々を見ることが出来ます。 |
5.人吉駅 ⇒ 吉松駅 |
JR九州(1日5本:1時間15分) |
いさぶろう号 |
人吉から観光列車「いさぶろう号」に乗って吉松に向かいます。この列車は、吉松までの間、駅や景勝地で停車時間を設けてある観光客用の列車です。なので殆どが指定席で自由席はごく僅かです。
ただ、元々1日5本しか走っていない超ローカル区間を走る為、一般客の姿を見る事はありませんでした。逆区間は「しんぺい号」という名称になります。 |
【 人吉の風景 】 |
青井阿蘇神社 |
人吉城跡 |
人吉駅 |
人吉の駅弁 |
山に囲まれた盆地で球磨川があり支流も多くある事から冬の晴れた日は100%濃霧になるそうで、私が行った日の朝も真っ白でした。城下町なので駅もお城のようになっています。
人吉の観光には観光地を巡回する「じゅぐりっと号」が便利です。 駅のすぐ横に「汽車弁当」という看板を掲げたお店があり、そこで駅弁を販売しています。普通の弁当も売っていて種類は豊富で、有名なのは栗の形をした容器に入っている写真の「栗めし弁当」です。 |
【 いさぶろう号の風景 】 |
ループ線から見た大畑駅 |
車窓から |
矢岳駅 |
矢岳駅 |
吉松までの間に3つの駅があるのですが全ての駅で停車時間があります。ループ線なので直前に通った所を上から眺める事が出来ます。
また大分高い位置を走るので車窓の景色は良好です。超ローカル区間のせいか駅舎は全く近代化されておらず昭和の雰囲気を残しています。 |
6.吉松駅 ⇒ 隼人駅 ⇒国分駅 |
JR九州 |
はやとの風号 |
嘉例川駅 |
大隅横川駅 |
吉松からは「いさぶろう号」に接続している観光特急「はやとの風号」に乗って隼人に向かい、普通列車に乗り換えて国分まで行きます。この観光特急も何駅かで観光停車しますが、この区間は人吉〜吉松間と比べると列車の本数も多く「町」って感じがします。
車両が車両なだけに特急となっていますが特急っぽくないですね。 |